あなた(5cm)「彼方さん助けて!」彼方「おやおや」
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あなた(5cm)「うっ、か、彼方さん突っつくのはここまでで」
果林「驚いた。仕掛けのされたドールじゃないわよね」
彼方「間違いなく生身だよ〜すごいねえ、どうやったんだい」
あなた「たぶんそこの水差しの中身のせいかな……」
果林「とんでもないものを置いた人がいるものね……とにかく彼方、これを機に長椅子もないところに寝ころぶのは控えるのがいいわ」
彼方「なにを言うか〜、彼方ちゃんがごろ〜んしたからこの子が見つかったんじゃないかあ」
果林「……せめて床がまっさらだと確認してからよ」
あなた「正直死を覚悟したね」 彼方「どうも彼方ちゃんが夢を見てるわけじゃないらしい……となると」
彼方「なんだ簡単だ〜、あなたが夢を見てるんだよ」
あなた「私が?」
彼方「そうとわかれば、さっそく彼方ちゃんと一緒に寝よっか〜」
果林「なんでそうなるのよ……」
彼方「ほら、彼方ちゃんが超特大ベッドになってあげるよ〜」
あなた「わわ、ち、ちょっと……あ、すっげこれ」ボインボイン
彼方「こういうののお決まりじゃない。夢の世界で眠った時、それが向こうのあなたが目覚める時なのだよ」
彼方「ということで、おやすみ〜」
しずく「待ってください彼方さん!」バン しずく「扉越しに聞きました、ここが夢の世界だと」
果林「そうなのよ、こんな状況で彼方ってば寝たいために」
しずく「普通なら冗談と聞き流すのでしょう。彼方さんの言うことならなおさらです」
しずく「けどおかしいんです……いま夢と聞いた瞬間から、頭の中を白いもやが覆っていくのを感じるんです」
果林「しずくちゃん?」 しずく「演劇に打ち込んだ日々」
しずく「同好会で先輩たちと一緒に過ごした日々」
しずく「それ以外も全てです。私の記憶として残ってる、私の人生すべてがぼかされていくんです」
しずく「この感覚は、私を納得させるのに十分でした」
彼方「……ありゃりゃ、しずくちゃん」
彼方「お行儀が悪いから、聞いちゃいけないことも聞いてしまうんだよ〜」 しずく「彼方さんは、いいんですか」
しずく「先輩が眠れば……いえ目覚めれば、一晩の夢のなかの存在に過ぎない私たちは」
彼方「ん〜そうだねえ」
彼方「消えてなくなっちゃうかな」
果林「え」 しずく「私嫌です、そんなの」
彼方「うろたえるな〜。おそらく一瞬だ、痛みはない」
しずく「そういうことじゃないんです!」
しずく「聞けば先輩、どうやら夢を見ている自覚はなかったご様子」
しずく「ならば当然、現実世界の記憶は持ち合わせていません。ですよね」
あなた「……うん」
しずく「私が怖いのは、向こうに私たちはいないのかも知れないこと」
しずく「そして目覚めた先輩は、私たちを覚えていないかも知れないことです」
あなた「しずくちゃん……」 しずく「眠らないで、ずっとこっちで起きていて先輩」
彼方「哀れなしずくちゃん。聞き耳を立てたりしなければそのような苦悩もなかったというに」
彼方「怖いのは彼方ちゃんも一緒さ〜、だからさんざん意地の悪いことも言わせてもらった」
彼方「せめてもの償いに、最大級の慰めを贈らせてもらおう」
しずく「彼方さん……?」
彼方「約束しておくれ、彼方ちゃんとしずくちゃんに。目覚めてもふたりを絶対に忘れないと」
しずく「!!」
あなた「そんなことでいいの?」
彼方「うむ」 あなた「……当たり前だよ!私、忘れたりしない!ふたりのこと」
あなた「たとえ同好会が全部夢でも、またみんなを捜して集めて、同じ同好会をやってやる!」
あなた「私がみんなを大事に思う気持ちは、同好会の存在と一緒に消えたりするような紛い物じゃないもん!」
しずく「……」
彼方「どうだい?後にも先にもこんなくっさいセリフは聞けないぞ〜」
彼方「世界の真実に気づいた者の特権さ」 しずく「ありがとうございます、簡単なことでした」
しずく「先輩が約束を反故にしたことなんてないですもんね」
あなた「しずくちゃん……!」
しずく「私、失礼させていただきます」
彼方「なんだ、行ってしまうのかい」
しずく「はい。別れは笑顔で、が信条のひとつですが……自信がないのでその前に」
しずく「さようなら、先輩」
バタン 彼方「……ふあ〜」
あなた「彼方さん……ふぁ」
彼方「さて、あなたもいよいよおねむだね」
彼方「最後にもうひとつ、彼方ちゃんのお願いを聞いてよ〜」
あなた「いいよ、なにかな」
彼方「向こうにも彼方ちゃんがいたら……夢の世界の彼方ちゃんから伝言〜……」
彼方「遥ちゃんを……よろしく……頼む……と」
あなた「……うん。おやすみ、彼方さん」
彼方「…………………………すやあ」
果林「」(蒼白)
しずく「先輩方、お付き合いいただいてどうも」ガチャ しずく「ところで声だけ聞こえてましたが、先輩はどこに?」
果林「寝ないでよ!私まだ覚悟終わってないわよお」ブンブンブンブン
あなた「ああああああああああああああああああああ」
しずく「果林さん、その人形どうしたんです」
果林「私からも伝言!伝言……特にないわね」
果林「うああああああんしずくちゃんどうしよおおおお」
あなた「」
しずく「お、落ちついてください全部ウソですから!彼方さんたちノリがいいのでときどきエチュードを演じさせてもらってるんです」
しずく「そこに置いてあった水を注いできました。飲んで落ちつきましょう?」
果林「ありがとう」
果林(5cm)「あっ」 〜間〜
かすみ「先輩ちっちゃくて軽〜い♡」
歩夢「だめだよかすみちゃん、そんな高いところから落ちちゃったら大変」
歩夢「ねえ覚えてる?小さい頃に無茶な木登りをして降りられなくなった私を、あなたはこんな風に手のひらに載せて助けてくれたよね」
愛「ウッソ!?小さい頃のぶちょーデカすぎ!」
かすみ「ええーかすみんも小さい頃の大きい先輩になでなでしてもらいたかったですう」
あなた「小さい頃なのにデカ……ぶっ、クキキキw」
エマ「果林ちゃん大変だったねよしよ〜し。それで、この水差しは誰が用意したのかな?」
しずく「みなさんいました……おそらく彼女です」
璃奈(5cm)「……」
愛「!!!!!」 しずく「璃奈さん、まさか」
しずく「不思議の国が題材の演劇のことで、少しでも練習の時間を長めにと小道具の調達を引きうけてくれていたけど」
璃奈「うん。それは飲むと身体が小さくなる小瓶……に入れる液体」
しずく「もう!本当に小さくしてしまう必要なんてないんだよ」
かすみ「肝心の小瓶そのものは見当たらないし」
果林「みんなもっと気にするべきところがあると思うんだけど……」
エマ「果林ちゃん離れちゃだめだよ、おいで〜♪」
果林「あっ、うん♡」 璃奈「効き目をたしかめようと液体を飲んだら、縮んだ拍子にボードの下敷き」
璃奈「意識がもどってから大きくなる薬も服用したけど、不幸にもこちらは失敗作」
しずく「あえなく救助待ちに……ということ」
璃奈「うん。ありがとう、ごめんなさい」
かすみ「り、りな子!じゃあ三人ともずっとこのままあ!?」
果林「私は……それでも別にいいかしら」
エマ「ええ〜こまっちゃうよ〜♪」
あなた「私もまあ」
歩夢「ふふっ」
しずく「そうして乳房にはりついている間だけですよそんな考えでいられるのは」 愛「なにがこのままさ!薬を今度こそ完成すればオッケーなんでしょ」
愛「愛さんりなりーの手足になるから。ほら乗ってりなりー?」
璃奈「愛さん、すき」ヨジヨジ
愛「うっひょおおおおおおおそれじゃりなりーの家入るために合鍵作ろうね愛だけに」
璃奈「鍵はカバンに入れてたから無事」
愛「そっかあ」 しずく「ドタバタしたので今日は解散ですね……せつ菜さんにはメッセージ送りましょう」
しずく「ほらオフィ彼方さん起きてください」
あなた「私は作曲進めなきゃいけないや」
歩夢「うちで一緒にやろう?PCを使えるよ」
かすみ「明日はかすみんに先輩お持ち帰りさせてくださいよお」
歩夢「もちろん。独り占めはなしだよ」 〜間〜
あなた「今日はこんなところかな」
歩夢「相変わらず曲を考えるあなたの集中力には驚くよ」
あなた「そうかもうこんな時間……ごめんね、PCを操作するのは歩夢ちゃんなのに」
歩夢「大丈夫。私姿勢には気をつかってるから」
あなた「でも念のため手首をしっかり休ませてね?」
歩夢「……あなたは小さくなっても優しいね」
あなた「どういう意味?こんなになっても、中身が入れかわりはしないよ」
歩夢「そうじゃなくて……まわりの全部が大きくて危険なのに、こわくないのかなって」
あなた「みんなは危険じゃないもん」
歩夢「そう。……うれしいな」 あなた「はー……」ポカポカ
歩夢「お茶碗風呂なんて、気分は目玉おやじさんかな」
あなた「気持ちいいよ歩夢ちゃん。上からじっと見られながら入るのは少し恥ずかしいけど」
歩夢「ところで。すごいよね、あの液体」
歩夢「色が透明で、あれじゃ飲んでおかしなことになるなんてわからないよ」
あなた「そうだねー……私もしずくちゃんも、ただの水と間違えちゃって」 あなた「飲んでみても無味、無臭。苦ければ演技の妨げになるとでも考えたかな璃奈ちゃんは」
歩夢「あはは、そうなんだ……例えば」
歩夢「あれをこっそり水筒に持って帰って、温めて……お茶碗にはっても」
歩夢「目玉おやじさんは、気づかないまま肩までつかっちゃうのかな」
あなた「…………え?」 あなた「歩夢ちゃん、これって」
歩夢「ねえ。私めずらしく好奇心がはたらいてるの」
歩夢「あれをもっと飲むとしたら、あなたはそれだけ更に小さくなっちゃう?」
あなた「歩夢ちゃん?」
歩夢「もしそうなっても、あなたは私の大きな大きな指をこわがらないで抱きついてくれる?」
歩夢「気になるなあ」
あなた「……」 あなた「……私、そろそろあがろうかなー」
歩夢「」ムンズ
あなた「むぐっ」
歩夢「…………………………だめ♡」
ボチャン
あなた「────!!?」 あなた「!!……〜〜〜!!」バシャバシャ
歩夢「私の言うこと、聴こえる?聴こえないよね」
あなた「〜〜〜〜〜!!」
歩夢「…………ずるいよ」
歩夢「すぐけらけら笑うし、そのうえ私が運ばなきゃいけないくらい何もできない」
歩夢「いまのあなた、ほんとに赤ちゃんみたいで」
あなた「……!!…………!!」 歩夢「けどいつも私があてにしている優しさとか、熱心ぶりはそのまま」
歩夢「私も普段どおりでいなきゃ、って思ってた」
あなた「…………!!……」
歩夢「無理なんだよ……こんなに小さいあなたはやっぱり、普段と違ってかわいすぎるの」
歩夢「だから私もいつもと少しくらい違ったって、あなたは許してくれるよね」
あなた「…………」
歩夢「ううん……許さないとだめなの」
あなた「………………ごぼ」 ザバ
あなた「っ!!げほっげほ、はあ…………あ……ああっ」
歩夢「飲んじゃった?」
あなた「ひ……い……いやだ……」
あなた「歩夢ちゃん、なんで」
歩夢「じゃあ私も飲んじゃおう」
あなた「へ……」
歩夢「ん……ごく……ごくっ」
歩夢「ふう」
あなた「………………」
歩夢「言ったでしょ?例えばって」
あなた「……………………は、ははは」
歩夢「ふふっ」 〜間〜
あなた「ワン、ツー、ワン、ツー」パンパンパンパン
果林「ここで決め!……眺めていないで、みんなも練習に行ったら?なんだかくすぐったいわ」
しずく「だ、だって三人がちょこちょこ動くのを見ると」
エマ「かわいくって目がはなせないよ〜」
彼方「ボードのない璃奈ちゃんもレア映像だしねえ」
璃奈「あうう、あまり見ないで」
かすみ「みなさ〜ん、本日はかすみんの日ですよお」
エマ「かすみちゃんのパン差し入れだね!そんな気がして今日はお昼控えめにしたんだ♪」
かすみ「な!大した勘ですね……かすみんだってほどほどにしてきたんですけど!」 かすみ(にひひ……悪魔のコッペパン作戦、いまの小さい二人には特にクリーンヒットのはず)
かすみ(巨大コッペパンはまさにカロリーの鬼!さあ、りな子に果林先輩よ遠慮なくぜい肉を蓄ええっ食べきれないんですかあ!?」
愛「そこ驚く〜?りなりー曰くみんなの体長はもとのおよそ30分の1で質量は30の3乗分の1、胃袋の容量も当然同様」
果林「うれしいけど、ひと欠片ちぎるのが精一杯ね」
かすみ「そんな〜〜」
歩夢「あなたが食べた残りは私がいただくよ」
あなた「ヒッお願い歩夢ちゃん」 璃奈「薬、明日には完成品を持ち込めそう」
エマ「本当?よかったあ今朝物騒なものが出たって報道があったから小さい三人が心配なんだよ〜」
璃奈「注意してほしいのは、作ってるのが元に戻る薬じゃくて大きくなる薬ってこと。私たち以外は絶対に飲んじゃだめ」
愛「逆算じゃなくて別の解き方で無理やり突破するっていう地頭いい人がやりがちなヤツ!愛さんにも覚えあるよ〜」
しずく「えっじゃあ今朝リスみたいな熊が出たって話は」
愛「あー実験に協力してくれたリスだね」
彼方「ミミズみたいな熊が出たって話は〜」
愛「そりゃミミズだ」
エマ「ギャルみたいな熊が出たって話は……」
あなた「明日戻れるのかあ……ねえ今夜だけどかすみちゃんとエマさん取っかえっこしない?」
果林「嫌よ」 〜間〜
かすみ「せんぱ〜い、これどうやるんですかあ」
あなた「はは、かすみちゃん。さっきから全問私を頼ってるじゃない」
あなた「使う公式までは教えるから、次は自力で……」
かすみ「それにしても〜ちっちゃい先輩はかわいいなあ、かすみんほどじゃないですけど」
かすみ「明日は先輩のこと虫かごに入れてえ、見せびらかしながら登校しちゃおうかなあ」 あなた「も、もう、そういうことはやめてって。……ここはね」
かすみ「や〜ん、先輩だいすき〜♡」
あなた「けっきょく私の宿題みたいなものだよ……」
かすみ「パワーではりな子に次ぐドベ2のかすみんも、ちっちゃな先輩に負ける道理はありませんからねえ」
かすみ「観念して、いまはかすみんのしもべでいてください♡」 かすみ「よくできましたあ〜ごほうびに頬ずりしちゃいます♡」
あなた「うわっぷ!」
かすみ「……苦しいですか?」
あなた「いや……かすみちゃんの手も、ほっぺたもすごく柔らかくって安心する」
かすみ「はあ〜♡先輩ほんとにすき♡卑怯ですよお」
かすみ「かわいすぎますう……ふう、ふう」
あなた「か、かすみちゃん?なんだか赤く」 かすみ「先輩。かすみん……三人がずっとこのままかと思った時、すごーく焦ったんですよ」
かすみ「これじゃ、先輩たちにかわいさで負けちゃうかもって思ったからです」
かすみ「それで今日、先輩とふれあっていてかすみん感じ取りました……ちっちゃな先輩はやっぱりかすみんを脅かす悪い子です」
かすみ「むう」
あなた「……」
あなた「今日はもう寝よう?」
あなた「明日には私たち元に戻るんだから。かすみちゃんの不安もそれでおわりだよ」
かすみ「……そうですね。かすみん、着替えますね」 あなた「じゃあ、今日はありがとう。おやすみだね」
かすみ「そうそう。先輩の寝床、って渡してあげたハンカチですけど」
かすみ「これは没収です♡」ヒョイ
あなた「え」
かすみ「にひひ」ムンズ
あなた「わっ……かすみちゃん?」
かすみ「さっきはごほうびをあげたんです。今度は悪い子に、一晩かけておしおきタイムといきましょう」 かすみ「ということで先輩には……ここで寝てもらいます!」グイツ
あなた「は……ち、ちょっと、それどういう」
かすみ「かすみんのパジャマの中で、遭難しちゃってくださ〜い♡」
ポイッ
あなた「わーーーー!?」
かすみ「さーてかすみんはベッドにゴー♪」 ドクン……ドクン
あなた「あ、暑……かすみちゃん出してよ!」
かすみ「ふふふ、ぜんぜん聞こえませーん♡」
かすみ「かすみんは動いたりしないので、かってに這い出てきたっていいんですよ?」
あなた「そんな!真っ暗で右も左も」
かすみ「出られませんかあ?ならおとなしくかすみんの体温で暖まりながらおねんねしましょう♡」 あなた(まいったなもう。歩夢ちゃんといい、小さくなってからどうもおかしなことばかりだよ)
あなた(ここちょうどおなかの辺りだよね……くすぐってやればかすみちゃんも頭が冷えるかな)
あなた「……それ、こちょこちょこちょこちょ!」カサカサカサカサ
かすみ「ひゃ……」 かすみ「……………………もう」
ギュウ
あなた「う!?」
かすみ「むだですよ」
かすみ「かすみんそういうの効かないって、言いませんでした?」
あなた(あ、そういえば……)
かすみ「いたずら好きな先輩にはペナルティです。おててで押さえつけてあげれば、もう動けませんね」
あなた「……はい、降参です」 おもしろいしかわいいぞ
歩夢ちゃんの展開にちょっとビックリしたw ドクン……ドクン
あなた(…………あ……でもこうして全身包まれながら)
あなた(心音に揺られてると、なんか落ち着く……)
あなた(こういうの……なんて言うんだっけ)
あなた「……くう」
かすみ「……………………♡♡」 かすみ「んう……先輩おはようございます」
あなた「はあ……はあ……」クテエ
かすみ「!?ああー先輩のぼせきってるうう!!ごめんなさああああい」
あなた「…………あ」
あなた「おはよお…………まま」
かすみ「へ」
あなた「は……」
かすみ「〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡!!」ギュウウウウウウウ
あなた「ぐええ!?」 〜間〜
璃奈「薬、なんとか完成した。愛さん、すき」
愛「エヘヘ……さあはじめはりなりーだ」
愛「元の姿を見せて、これから来るみんなを安心させたげようじゃん」
璃奈「うん。……!?」
愛「りなりーどしたの!?」
璃奈「うう、なんか、ヘン」
ボンッ
璃奈(149cm)「きゃあっ」
愛「戻った!薬もなしに……ってどわあ!?」
ゴチン ???「ハアハア……なんとか部室の前まで戻りました」
ボンッ
???「わ!?元の大きさに戻っちゃいました!効果に時限があったのでしょうか」
???「しかし……くうっ、縮んでからの苦悶の日々」
???「涙なしでは振り返れません。早く同好会のみなさんと共有したい!」
???「優木せつ菜、帰還いたしました!長き不在によりご迷惑を……」バン
愛「」
璃奈「」
???「……???」 あなた(???cm)「薬を飲むまでもなく時間で戻れちゃうなんて、色々と杞憂だったね」
歩夢「びっくりしたよ。突然かすみちゃんの衣服が弾けとんであなたが現れるんだもん」
果林(167cm)「何も考えなくていい時間はもう終わりなのね……なんだかさびしい」
エマ「さびしいことないよ〜。小さくなくたって、いつでも飛びこんできていいんだよ」
果林「エマ……!」
しずく「先に縮んだ璃奈さんも戻っているでしょうし、これで元どおりの活動ができますね」
ガチャ
せつ菜「あ、みなさん!お姿が見られてうれしいです!」 しずく「せつ菜さん!メッセージに返事がなくて心配したんですよ」
せつ菜「それには筆舌に尽くしがたいわけが……まあ尽くすんですけど」
せつ菜「無人の部室に置いてあった飲み物をいただくなり身体が縮んでしまい」
せつ菜「助けを求めなんとか部室を脱出───待っていればみなさんがいらしたのでしょうが何しろ気が動転しまして」
せつ菜「それ以降は苦難の数々。野良犬に追われ、下水道をさまよい」
せつ菜「こごえるような冷蔵室で明かした夜もありました……そして命からがらこの部室まで舞い戻ったというわけです!」 せつ菜「もっと時間をかけて詳細を伝えたいところですが、手短に話させていただいた理由はこちらの通りです」
せつ菜「まずはこの昏睡されている愛さんと璃奈さんを保健室に運ぶのが先決でしょう」
せつ菜「え?ふむふむ……命からがらこの部室まで舞い戻ってそうそう肉体労働などをして大丈夫なのかって?」
せつ菜「いい質問ですね。それに関しては心配ご無用です!」
せつ菜「そこに水差しがございますでしょう?失礼ながら、その中身をいただいたのです」
せつ菜「これまたはしたないことと恥じるべきですが、喉がかわききっていましたのでこのとおり大半を飲み尽くしまして」
せつ菜「お陰で元気モリモリ!!空腹もまぎれたので人ひとりを背負うなど造作もありません!」
せつ菜「私は愛さんをかつぐので、どなたか璃奈さんをお願いします!」
せつ菜「……みなさん、なぜ黙っているんです?」 せつ菜「え!待ってください!なぜみなさん寄ってたかって私のことを!?」
果林「この薬、効果が出るまでに猶予があるの!?どれくらい!?」
しずく「わかりません!とにかく全力で広い場所まで運ぶんですよ!」
歩夢「飲み干したって、三人が飲むはずだった分をまとめて!?どれくらい大きくなるの!?」
しずく「わかりませんって!!」
せつ菜「かつぐのは私ではなくそこのおふたりで!あー!あー!!あー!!!」
バタン カッ
せつ菜(5000m)「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
幸い死人は出ませんでした 〜間〜
歩夢「作曲お疲れさま。はい」
あなた「ありがと……今日せつ菜ちゃんは?」
歩夢「またビル解体のバイトに行ってるよ」
あなた「どうりで静かなわけだ……ごくごく
あなた「…………う」
歩夢「……ごめんね、あの時は例えばって言ったけど」
歩夢「水筒に持って帰ってって部分、あれは本当なの」
かすみ「……えへへ♡先輩、また」ヒョコ
かすみ「かわいくなりましたね♡♡」
おわり 歩夢「せつ菜ちゃーん、どうしてそんなにおっきくなっちゃったのー?」
せつ菜「なんででしょう...?」
あなた「真面目にやってきたからだよ」
せつ菜「ははは」
あなた「ね!」
三人「あははははは」 昔pixivでss書いてた人がいたけど最近は全く見ない 5000mはさすがにやり過ぎだ…
人間なんて微生物サイズだろそれじゃ ざっくり歩幅を身長の3割程度としても一歩で1.5kmだぞ
東京からだと100歩もかからないぞ かすみんパート、何故目の前にあるはずのふたつのお山に向かわんのだ! 5000て富士山より高いやん
ビルの解体なんて小さすぎてできん
>>70
なだらかな丘陵だし… ちょっと待って!
薬飲んだら体だけに作用する筈だから、小さくなったときや大きくなった時はすっぽんぽん!?参考画像ください! 5000mならピンセット使えばビルの組み立ても出来るのかな
問題はどこで組み立てるか 5cmあなたちゃんをおま○こに入れて胎児出産プレイはやらんのか!? 俺も誰かひとりは口に入れてぺろぺろコロコロするかと思ってた あなた(5cm)「助かるよ愛ちゃん。今日はこのまま隠れてていい?」
愛「もち!まったく君も罪づくりな女だね〜」
あなた「あれから歩夢ちゃんもかすみちゃんもエスカレートする一方で」
あなた「小さくなる薬は切らしたみたいだから、これをやり過ごせば安心だよ」
愛「小さい部長も見納めかあ……あ、でもりなりーに薬頼めばまた」
あなた「愛ちゃんっ」
愛「アハハ、じょーだんじょーだん」
歩夢「誰と話してるの?」 歩夢「どうして逃げるの愛ちゃん」
愛「歩夢こそ、かけっこなんていつもは柄じゃないって言う癖に熱心だね」
歩夢「かすみちゃん行ったよ!」
かすみ「にひひ、挟みうちでふぎゃあ!?」
愛「ごめんかすかす!」
かすみ「あ、愛先輩は森へ逃げました……がくっ」
歩夢「うん、見てた……」 愛「愛さん器用だし、隠密行動もいけるよ。歩夢に諦めがつくまで……」
あなた「あ、愛ちゃん、あれ」
🐻「……」
愛「ひえっ」 あなた「引き返そう?私を歩夢ちゃんに渡せば解決だよ」
愛「そんなこと……」
🐻「…………」ブツブツ
あなた「?何か言ってる」
🐻「……チョリース……テンアゲ……ソクサリ……ミドクブッチ」
愛「!!」
エマ『ギャルみたいな熊が出たって話は……』
愛『え?なにそれ』
愛「……アタシ、話してみる」 🐻「テンサゲ?」
愛「ぴえん。かまちょ」
🐻「……トッポギ」
愛「のき。このこ、ヤグった」
🐻「ヤババ」
🐻「ワカリミガフカイ」
愛「ま?よいちょまる」
歩夢「見つけたよ愛ちゃん」
🐻「……」クルッ
歩夢「え?」
歩夢「きゃあ!?あ♡それ、や、だめえ♡……ちゅ、んぷ」
あなた「やったあ!」 🐻「っ、っ」チュッチュッ
歩夢「ひ、やあ♡」
🐻「〜〜〜〜」ペロペロ
歩夢「んっ♡うう……このままじゃ」
歩夢「せ、せつ菜ちゃんっっ」
ズウウウウン…ズウウウウン
せつ菜(5000m)「はい、なんのご用ですか!」ゴゴゴゴゴ
🐻「」
歩夢「!今のうちに」ダダッ せつ菜「んん?よく見れば……熊じゃないですか!好物なんです!」
せつ菜「森のみなさん、失礼しますね!」グオオオオ
ズドドドドドド
あなた「ああ……熊が辺りの地盤ごと上空へ」
愛「く、熊あああ!!」
🐻「……」クルッ
あなた「!こっちを見て……」
🐻「フロリダ」
せつ菜「ぱくっ!」 せつ菜「ん〜数いる猛獣のなかでも、熊のこの独特の臭みはクセになります」
せつ菜「ではまた!わずかでもお腹の足しになるものを見つけたら呼んでくださいね!」
ズウウウウン…ズウウウウン
愛「熊めえ……胃液のお風呂にドロンなんて、粋なギャグ遺してくれるじゃん」グスン 〜間〜
あなた「小屋があって助かったね」
愛「もう暗いし、深いところまで来ちゃったし。森を出るのは朝にしよーね」
あなた「私のために、ごめん」
愛「なに言うのさ!愛さん君と二人になってテンション上がってんだよ?」
愛「見せたいものもあるんだ!小さいりなりーの写真たくさん撮ってさ……あれ」
愛「ケータイ、ガッコに置いた荷物の中だった」
あなた「朝まで娯楽なしかあ。今どきの女子高生には試練だ」
愛「うん……でも君がいるからへーき♪」
グ…キュルルル
愛「!」カア
あなた「……それは私がいても仕方がないね」 あなた「愛ちゃんもしかして、お昼も食べてない?」
愛「へへ……実は」
あなた「ダラダラ起きてるより、寝ちゃった方がいいよ」
愛「そだね、横になることにするよ」
グウウ……クウウ
愛「……はあ、はあ」
愛「!なんだもう、情けないぞアタシ」
愛「…………っ」キュッ
あなた「…………」 あなた「愛ちゃん」
愛「は!?ぶちょーなんで脱いでんの!」
愛「……愛さん乱暴されちゃう?」
あなた「それはちょっと無理かな」 愛「……」
愛「それマジで言ってる?」
あなた「私のせいでこんなことになったのに」
あなた「熊と意志疎通を図って歩夢ちゃんを撒くのも、暖まるために火をおこすのも、全部愛ちゃん」
あなた「だからどんなことでも、私に少しは責任を取れることがあるなら」
愛「ハア……あのね」
愛「部長はこんななんだから、いまはおとなしく守られてりゃいーの!」
愛「いつまでもこのままじゃあるまいし」
愛「自分からソンゲン捨てるようなマネしてたら、そのうち心ん中までネズミとかとおんなじに……」
グウウ
愛「ひう」
あなた「まくし立てるとお腹が泣くよ?」
愛「………………」 愛「アタシも、あんまり寝つけないとちょっとはイライラするんだから」
愛「冗談言ってても、ホントにやるよ?」
あなた「うん」
愛「どうなっても知らないから」
あなた「くどいなあ」
愛「……」ズイッ
あなた「わっ、……やっぱり顔が近づくのはまだ慣れないや」 愛「れろ……」
あなた「んぶっ」
愛「くさかったら言ってよ」
あなた「言わないよ」
愛「……ん」チュッ
あなた「へへ」
愛「あむっ」パクッ 愛「…………〜〜///」モゴモゴ
愛(しばらく舌にのせたまま戸惑ったあとで、そのちっぽけな裸体を転がしてみる)
愛(汗をかいて少ししょっぱい肌。髪の毛をなめると、いつも漂わせている刺激感がなくやさしい香りを思い出す……コンディショナーの味だろう)
愛(これが部長の味……)
愛(唾液がたくたくと分泌される。あっという間に口腔を満たしてしまいそうな勢いだ)
愛「……ん、こくっ、こく」
愛(いったん部長を舌の裏へ避難させ、膨大な量の唾液を二回に分けて嚥下した) 愛(そういえば、舌の裏って少しグロテスクなんだよね)
愛(恥ずかし……ぶちょー灯りなんて持ち込んでないよね?)
愛(落ち着かない。横になってはまた居直ってを繰り返す。そうしている間も唾液はあふれ、舌は漫然と矮躯を這い回った)
愛(唾液の分泌は一定の満腹感を得させる。部長が身をなげうったこの奇策も、着々と功を奏しつつあるのだったが)
愛(空腹を忘れてゆく原因は、明らかにもうひとつあった)
愛「もご……フー……フー///」
愛(ぶちょー……なに考えてんのかな) あなた(あ、暑いな……そこまではかすみちゃんのアレと似たようなもんだから平気だけど)
あなた(あんまり濡れるのはやっぱり慣れないや)
舌「」ドゥルルルルル
あなた(……!?身体がひっくり返されて)
ドプン
あなた「!!……ごぷっ」 愛(玄関とはいえ、そこは人体の内側だ)
愛(体温が夜の森によって冷やされた身体を癒す。寝床にだってなってしまうかも知れない)
愛(けどそれは、アタシが静かにしてればのハナシ)
愛(舌が暴れ、部長の頭を下に向けてしまえばたちまち唾液が口や鼻を覆い、とても眠るどころではない)
愛(部長がなにを考えていようが関係ない。舌先ひとつで彼女の生死は意のままだ───いっそなにもしなくても、唾液が増えるのを放っておくだけで)
愛(本当はすでに解放してあげてもいいはずが、そんな征服感がアタシを引き止めている) 愛「!」
愛(そうだ、まだ試していないことがある)
愛(まだ使っていない場所……)
舌「」グルン
あなた「わ……!?なに、どうなったの」
愛「♪」
ガチッ
あなた「!!」
愛(歯だ) 愛(針金のように細い腕と脚を一本ずつ、左の第二大臼歯と第一小臼歯にそれぞれ挟みこんだのがわかった)
愛(舌に彼女の呼吸がかかるを感じるので、おそらくは右腕と右脚だろう)
愛(あとは一瞬だ、一度の咀嚼で部長の身体は砕ける)
愛(もちろんそんなことはしない。想像して愉しむだけ) 愛「───〜〜〜〜//////」ゾクゾク
愛(たまらず口は開き、よだれが垂れ)
愛(いよいよ、手が股間に伸びようとする)
ガシッ
愛「!?」
歩夢「…………」 歩夢「あの子はどこ?」
愛「」フルフル
歩夢「首を振るだけじゃわからないよ」
歩夢「……なにか食べてるの?」
愛「…………」
愛(考える力がすっかり減退していたアタシは、あっさり観念して口の中を見せた) あなた「へ……!?」
歩夢「!………………そうなんだ」
歩夢「愛ちゃんもガマン、できなくなったんだ」 歩夢「ふふっ」
あなた「わっ!?」
愛「!?あ……」
愛(歩夢はアタシの口の中に指をつっこみ、部長を抜き出すと)
歩夢「あーー……んっ」
愛(アタシがやったのと同じように口に含んだ)
歩夢「はー……おいひ♪」 愛「な、なにを……」
歩夢「んー?ふふ、それはへえ」
愛(歩夢は容赦なく声を出す。中の部長は表情こそ見えないが動きから明らかに苦しそうだった)
歩夢「……♡」
愛(そして唇が結ばれ)
ポキッ
愛(中から小気味のいい音が聴こえた) 最初の方は読めてたけどここまで来ると特殊性癖すぎるな
痛いのはかわいそう 歩夢「べえ……」
愛「……あ、ゆむ?」
歩夢「この世の終わりみたいな顔しないで」
歩夢「私はただ、愛ちゃんの背中を押してあげようってだけだよ」
歩夢「ほら見て♡」
愛「─────っ!!」
あなた「…………っ、う……ぐうう」
愛(部長の右腕は、肘から先でもう一度折れ曲がっていた)
愛(橈骨と尺骨をまとめて砕かれた証拠だ) 歩夢「こういうこと、しようとしてたんでしょ?」
愛「…………はっ、はあ……もう…………」
愛(抱いていた想像を現実に目の当たりにし)
愛「あゆむ……さいこお♡」
愛(アタシの欲求は完全にたがを外した) 歩夢「愛ちゃん」
歩夢「ううん、加虐性癖の変態さん」
歩夢「次はあなたの番だよ♡」
愛「うん……♡」
あなた「ま……待って」
愛(部長を口に含み、ためらいなく)
ポキッ
愛(左腕も、反対側と同じようにしてやる)
あなた「────〜〜〜!!」
愛「〜〜〜♡♡」キュンキュン
愛(声にならない悲鳴が脳を刺激する)
愛(手はとっくに先ほど目的にした股間へ到達した) 歩夢「仕上げの時間だね……歓迎を込めて」
歩夢「一番おいしいところも譲ってあげる♡」
愛「…………あは」
愛(歩夢の言っている意味は考えるまでもなかった)
愛「〜〜〜〜……んっ」
愛(声の出なくなった部長を奥へ押しやり、喉を広げ───)
愛「ごくっ……ん───くっ……───♡♡♡♡」ビクンビクン 〜間〜
愛「……はあ、はあ」
歩夢「大変。手遅れになる前に吐き出さないとね」
愛「うん、そだね……その前に」
愛「ケータイ、貸してよ」
プルルルル
愛「もしもし……りなりー?アタシ。……あの薬だけどさ」
愛「増産。頼める?」
歩夢「……やった♡」 愛「うん……うん。……じゃあね」ピッ
愛「…………ねえぶちょー、聞こえてる?…………ごめんね」
愛「アタシも……ハマっちゃったみたいでさ♡」
愛(自分のお腹に喋りかけていて、またイけそうだと思った)
おわり 下の口でも食べてられて苦しんじゃうあなたちゃん見たい
痛くはないけど強烈な臭いで性癖捻じ曲げられたり かすみ「先輩。腕、大丈夫ですか?」
あなた(???cm)「はは、両方とも板で固定なんて、窮屈でならないや」
かすみ「歩夢先輩たちここまでやるとは……かすみんも、ふつうにどん引きです」
あなた「さすがに冷静になると反省したみたいだよ。私にはもう治るまで手を出さないって言ってくれたし」
かすみ「……先輩も先輩でタフすぎません?」
あなた「なにが?……あ、階段」
あなた「この腕じゃ少しバランス取りづらいんだよね」
かすみ「かすみんが肩お貸ししますよあっ」ツルッ
かすみ「わっー!?」ガラガラドシーン
かすみ「いたた……ん?なにかおしりに違和感が」
???「か、かすみさん……どいてえ」 しずく(5cm)「助かりました……」
あなた「なんでしずくちゃんが縮んでるの?」
しずく「私、例の不思議の国の演劇で主役を賜ってまして」
しずく「ずっと考えてたんですが……やはりめったにない変身の機会」
しずく「あの主人公のように小さくなった者の気持ちは味わっておかねばと、璃奈さんにお願いを」
あなた「だからってひとりでウロウロしちゃ危ないじゃない」
しずく「猛省中です。かすみさんの下着で圧死なんて、……笑えません」
あなた「くんくん……ちょっとおしっこくさいね」
かすみ「かがないでくださいよお!」 〜間〜
あなた「ぐへへ、その肩の上の人間をいただいていくぞ」
彼方「怪獣アナタゴンめ、しずくちゃんは渡さないぞ〜。ウルトラ彼方ちゃんが相手だあ」
しずく「やめて!私のために争わないでください」
果林「ウルトラ彼方ちゃん、ヤツの弱点は前腕部よ!」
あなた「え」
彼方「御意っ」バキイ
あなた「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!??!?!?!?………─────っっっっぐうううううウルトラ彼方ちゃん……侮っておったあああああ」 しずく「闘いが終わり、ビル街には黄色が射しはじめます」
あなた「完敗だ。その人間のことは諦めよう……あとは煮るなり焼くなり」
彼方「待ってよ。勝ったからには彼方ちゃんの方があなたから奪っても、文句はないよね?」
あなた「……ハッ、私からなにを奪うというのか」
あなた「故郷の星では孤独に生きてきた……失うものなどないからこそ貴様とこんな死闘を演じにここへ」
彼方「」チュッ
あなた「…………!///」
彼方「まずうるさいそのお口、奪っちゃったよ♡」
しずく「海に沈む夕日の光が、新たな恋の門出を祝うように二人を温かく包むのだった───」
しずく「おふたりとも最高の演技でした」
エマ「いいお話だったよ〜」
かすみ「しず子がそっちのけなのはいいんだ……」 果林「キミはケガの治りが遅れるといけないし、はしゃぐのもほどほどにね」
あなた「へへ、返す言葉もない」
かすみ「先輩記憶が……」
彼方「かたや彼方ちゃんは、ひさびさのアクションでなんだか身体があったまったよ」
彼方「いまならステップ練習にもいっそう集中できそうだ〜」ピョンピョン
果林「か、彼方!しずくちゃんが肩に乗ってるの忘れてな……」
しずく「きゃあーーっ!」ポーン
彼方「あ……」
エマ「ひゃあっ♡」スポッ
あなた「」 しずく「ーー!!んーー!!」バタバタ
エマ「やだ、しずくちゃんが……私の、胸にっ♡」
かすみ「不公平……不公平」ブツブツ
果林「もう……私もまたやってもらいたくなっちゃうじゃない〜」
しずく「ぷは!……は、私なんてところに」
エマ「ご、ごめんね!苦しいよね、すぐに出して」
しずく「…………いえ、しばらくこのままでお願いします」
あなた「は?」 しずく「女性の胸に囚われるなんて二度あるかわからない経験ですから。糧にしたいんです、演技に役立つかも」
あなた「そんなわけないでしょ」
エマ「えっと……そういうことなら」
あなた「しずくちゃんそれはいけないよ」
しずく「あと時々寄せてもらえると助かります」
あなた「いけないよしずくちゃんそれは」
エマ「う、うん。こう?」
しずく「むぎゅ……そうでふ」
あなた「…………アッ…………アッ」キョロキョロ
彼方「探してもここに薬はないよ〜」 〜間〜
あなた「……」
しずく「……」
あなた「しずくちゃんさあ」
しずく「はい」
あなた「エマさんあまりああいうことわからないんだからさ」
しずく「はい」
あなた「変なことお願いして、エマさんがおかしな遊び覚えたらいけないじゃない」
しずく「……それは果林さんも」
あなた「ん?」
しずく「はい」
あなた「例えばだよ?みんなを癒してあげる〜って、イベントに来たファンのみんなのこと縮めておっぱいに閉じ込めたり!そんなことされちゃったら、私……私……!」
しずく「先輩?」 あなた「……今日は無理に連れて帰ってきちゃってごめんね。ちょっとカッとなっててさ」
しずく「あ、いえ……」
あなた「私の腕こんなだから、不便をかけると思うけど許して」
あなた「しずくちゃんが寝るまでは見てるから。用があったら言ってよ」
しずく「どうも、ありがとうございます」 あなた「……でも小さいしずくちゃん、すごく可愛いらしいよ。私はずっとそっち側だったから新鮮な気分」
しずく「ふふ、そうですね。……」
あなた「うん。……」
しずく「……」
しずく「それだけでおわり……ですか」ボソ
あなた「え?」 しずく「」スウ
しずく「なんということでしょう。ウルトラ彼方ちゃんは健闘むなしく敗れさり」
しずく「ヒロインしずくは、アナタゴンの本拠へと拐われてしまいました」
あなた「し、しずくちゃん?」
しずく「孤独の半生ゆえに愛を知らぬ怪獣が、お茶請けや布団を用意するはずも当然なく」
しずく「暴虐の限りをはたらくのです……逃げだす手立てのないヒロインにできるのは」
しずく「ウルトラ彼方ちゃんの再起か、あるいは……一刻も早い救いを祈ることだけ」
あなた「…………」
しずく「先輩……私の求めていることがわかりますか」 あなた「……もしかして今日言ってたことって」
しずく「はい。……主役をもらったなんてウソなんです」
しずく「それで、その前に私、階段の下にいたでしょう」
しずく「ほんとうは、階段で足を滑らすのはかすみさんじゃないはずでした」
しずく「彼方さんに振り落とされてとんでいく先も、エマさんじゃないはずでした」
しずく「───まあただ、先輩の表情を見てこれはしめたと思い直し……結果こうして家に転がりこむことができたわけですが」
しずく「私の目的は、ずっとひとつだったんですよ?」 あなた「…………がおー……」
しずく「そうです。……いいんですか」
あなた「私の方こそ」
あなた「私、おしりも胸も、そんなに大きくないよ」
しずく「それのためにここまでやったんです」
あなた「はは……愚問だったか」
あなた「…………」スル、スル…
しずく「その腕でどうやって脱いでるんですか?」
あなた「聞かないで」
あなた「……下着は」
しずく「構いません」
あなた「じゃあ……ベッドまで運ぶね」 あなた「…………いくよ」
しずく「はい」
ズン………ズシッ
しずく「あ…………っ♡」 しずく「はっ、はあ、パンツ越しに先輩の温もりが、重みが、伝わってきますっ」
あなた「……しずくちゃんは変態だね」
しずく「あ♡……もっとくださひ」
あなた「先輩のおしりに圧迫されて喜ぶどうしようもない変態だって、言ってるんだ」
あなた「Yo!」グリ、グリイ
しずく「や、あああっ♡」
あなた「おしりに飽きたらず、この次はおっぱいときたもんだ……まったく、恥ずかしくないのかなっ」ギュウウウ
しずく「ひゃい♡ごめんなさいい♡♡」 あなた「もう、ほとんどないような胸を一生懸命寄せてるこっちの気にも、なってよね」ムニュ、ムニュ
しずく「ぐ♡……ふきゅっ♡」ギュウギュウ
しずく「そんなことないです……とっても大きいですう」
しずく「……ああ」グッタリ
あなた「ふう……苦しくなかったかな」
しずく「苦しいのが……いいんですよ」
しずく「はあ、……先輩、すきです……」
あなた「………………満足いった?」
しずく「…………くう」
あなた「ふふ…………」ナデナデ あなた「寝ちゃったか……枕元に置いておくのは危ないかな」
あなた「でものしかかっちゃっても喜ぶんだろうし、いいのかな」
あなた「私も寝よう……」
あなた「………………すう」
しずく「………………♡」ムクリ あなた「…………………………!?」ビク
しずく「はっ♡先輩、私が圧されたい場所……もうひとつ、あるんですよっ」ニュ、ツプンッ
あなた「し、しずくちゃ……///そこは」
しずく「ね♡先輩、いいでしょうっ」トプ…クチュ
あなた「ひ♡あっ、く」
しずく「……いれてください」チュクチュクチュク あなた「っ♡♡………………うう、もう」
あなた「どうにでもなれっ♡」
ズプンッ
しずく(ああーーー♡♡♡) あなた「う、ひうっ、ん♡」ズポッ、ズポン
しずく「〜〜〜〜っ♡♡」
しずく(息苦しい、真っ暗……)
しずく(すごい、自慰の道具になるって、こんな気持ちなんだ♡)
しずく(でも私、ただの棒きれじゃないので)
しずく(こんな抵抗もしちゃいます)
しずく「あーー……」
カプッ
あなた「ぁぐ─────っっっ!!??♡♡♡」ビクビクビクビクッ
しずく(〜〜〜〜♡♡♡♡♡)ギュウウウウウウウウウ
しずく(す、すごい……締めつけ♡) あなた(な、なに、これ♡ま、まさかなかで、壁をかじって……)
あなた「し、しずくちゃ……そのままだと、死んじゃ」
カプッ
あなた「は───♡♡」ビクビク
あなた「あ、駄目♡もう……とまんないよ」ギュウウウ
しずく(なら早く……早く♡わかるでしょう?)
しずく(ナカで暴れる私を手っ取り早く解放する方法なんか、ひとつだけです♡) あなた「は、ひぐっ、く♡」ギュウウウウウ
しずく(……とどめ♡)
ガッ、…ガブッ
あなた「あ────────────」
あなた「っ────〜〜〜♡♡♡♡♡♡」プッシャアアアア
しずく「んきゃあっ」ドシャア 〜間〜
あなた「はあ………………はあ……♡」
しずく「へ……えへへ」
あなた「…………………………私」
あなた「ちょっとだけ、歩夢ちゃんや愛ちゃんの気持ち、わかったのかも」
しずく「先輩たちの仲、取りもっちゃったんでしょうか?少し、不本意です」
あなた「なんで」
しずく「いえ…………それより」
しずく「腕。だいぶ使ってましたけど……大丈夫なんですか」
あなた「へ………………─────!!?」
あなた「あだだだだだだだだだ」
しずく「……そこまでさっぱり忘れていられるものなんですか?それ」
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