璃奈「29本の『ありがとう』」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ピンポーン
お兄さん「こんにちはー、お届け物でーす」
璃奈「来た来た、はーい」ガチャッ
お兄さん「天王寺……璃奈さんですか?こちら、注文の品になります」
お兄さん「重いですよ、大丈夫ですか?」
璃奈「それじゃ、家の中に入れてもらおうかな。お願いします」
お兄さん「―よいしょ、ではサインをください」スッ
璃奈「はぁい」サラサラ
お兄さん「どうも、ありがとうございました」
璃奈「こちらこそありがとうございました」
璃奈「改めて見るとすごい数、壮観だな」
璃奈「う〜ん、いい匂い」
璃奈「あとは明日、これを持って行く訳だけど……」グッ
璃奈「お、重い……けどなんとか持てる、かな」
璃奈「こんな事するの初めてだからちょっと緊張する……」
璃奈「でも、明日が楽しみだなぁ。うふふ」 >>1-100
#検察庁法改正案に抗議します
でツイートして抗議しよう、安倍晋三の暴走を止めるんだ! 次の日 学校 部室
璃奈「よいしょ……よいしょ……」
璃奈「―ふぅ、学校まで持って来るのは大変だったな……」ドサッ
璃奈「あ〜腰が痛い」トントン
璃奈「さて、誰から渡して行こうかな」
璃奈「わかりやすく順番通りでいいかな」
璃奈「渡す前によく確認しておかないと……違う物渡したら台無しだからね」ジーッ
璃奈「……」
璃奈「……よし、大丈夫。忘れない内に渡しに行こう」
璃奈「昨日勉強した言葉のメモも持ったし、準備は万端」
璃奈「さっそく渡しに行こう‼」 璃奈「あ、いた。ダイヤさん」
ダイヤ「あら璃奈さん、どうしましたか」
璃奈「あのね、ダイヤさんに渡したい物があって」
璃奈「これ、あげる」スッ
ダイヤ「おや、これはプリムラジュリアンの花ですわね。キレイですわぁ」
ダイヤ「しかし、なぜわたくしに?」
璃奈「ダイヤさんにはこの前お勉強を教えてもらったから」
璃奈「そのお礼、ありがとうを伝えたくて」
ダイヤ「まぁ、そんな事でわざわざお礼だなんていいのに」
ダイヤ「ですが嬉しいですわ、ありがたくもらいますわね」
璃奈「うん、よかったらまたお勉強を教えてね」ニコッ
ダイヤ「もちろん、頼りにしてくださいまし」ニコッ
璃奈(ダイヤさんの誕生花はプリムラジュリアン、花言葉は『若き日の躍動と輝き』) 璃奈「お、あそこにいるのは」
璃奈「花陽ちゃん」
花陽「あ、璃奈ちゃん」クルッ
璃奈「ちょうど探していたの。これ、花陽ちゃんに」スッ
花陽「これは、お花?セントポーリアだね」
璃奈「流石花陽ちゃんよく知ってる。花陽ちゃんと一緒にやった折り紙、すごく楽しかった」
璃奈「花陽ちゃんに教えてもらった猫は宝物、折り紙の楽しさを教えてくれてありがとう」
花陽「そんな、私の方こそ楽しかったよ。折り紙なんて一緒にやってくれる人いなかったから」
花陽「このお花、大切に育てるね。ありがとう」ニコッ
璃奈「花陽ちゃんならきっと長持ちさせてくれるね、また一緒に折り紙やろうね」ニコッ
璃奈(花陽ちゃんの誕生花はセントポーリア、花言葉は『小さな愛』) かすみ「り〜な子」ツンツン
璃奈「ん?かすみちゃん?」クルッ
かすみ「ばあっ‼」
璃奈「うわぁっ‼なにそのおばけのお面!?ビックリしたなぁ……」
かすみ「ぷぷぷ、どっきり大成功〜」ニヤニヤ
璃奈「まったく、かすみちゃんは相変わらずだなぁ」
璃奈「せっかくプレゼント持って来たのに」
かすみ「私にプレゼントぉ?なになに?」
璃奈「これ、かすみちゃんにはわからないかも」スッ
かすみ「なにこれ?見た事ないお花……」
かすみ「でもなんだかかすみんみたいに可憐でかわいいね〜」
璃奈「かすみちゃんのいたずらには正直うんざりしてるところもあるけど」
璃奈「それもないと少し寂しい、だからこれからもほどほどにお願いしたい」
かすみ「りな子からいたずらを求めてくるなんて変なの〜」
かすみ「ま、このお花はありがたくいただくよ。りな子からお花をもらうとは思わなかった」
璃奈「ふふ、どっきり大成功、かな」
璃奈「かすみちゃん、いつもありがとう」ボソッ
璃奈(かすみちゃんの誕生花はセツブンソウ、花言葉は『光輝』」 璃奈「さてと、エマさんは……いた」
璃奈「エマさーん」
エマ「璃奈ちゃん、私になにか用?」
璃奈「うん、これをエマさんに」スッ
エマ「わぁ、お花だ。面白い形してるねぇ」
エマ「これ、もらってもいいの?」
璃奈「エマさんはいつも私を抱き締めてくれる、お母さんみたいに優しく」
璃奈「これはそのお礼、エマさんのおかげでお母さんといる気分になれるから」
エマ「嬉しいなぁ、わたしの方こそ璃奈ちゃんを抱き締めると故郷の妹弟達を思い出すよ」
エマ「ありがとう璃奈ちゃん」ギュウッ
璃奈「この感触……やっぱり落ち着く、エママぁ〜」ギュウッ
璃奈(エマさんの誕生花はカンガルーポー、花言葉は『不思議』) 果南「やっほー璃奈ちゃん」
璃奈「あ、果南さん。ちょうどいい所で会えた」
璃奈「このお花、果南さんにあげる」スッ
果南「お、キレイでかわいい花だねぇ」
果南「でもどうしたの急に?私なにかしたっけ?」
璃奈「果南さんには星を見に連れて行ってもらったから」
璃奈「色々な星座を教えてもらって勉強になったし楽しかった」
果南「それでこの花を?ありがとう、今まで花なんてもらった事ないからなんだか照れ臭いな」
璃奈「果南さんとそのお花はよくお似合い、また星を見に連れて行って欲しいな」
果南「いいよ、星空ってその日によって違う姿を見せてくれるからさ」
果南「きっとまた新鮮な気持ちで見られるはずだよ」ニコッ
璃奈「それは楽しみ、約束だよ」ニコッ
璃奈(果南さんの誕生花はヒマラヤユキノシタ、花言葉は『秘めた感情』」 璃奈「次は歩夢さん、歩夢さんっと……」キョロキョロ
歩夢「呼んだ?璃奈ちゃん」
璃奈「あ、歩夢さん。今探していたんだ」
璃奈「あのね、歩夢さんに渡したい物が」
璃奈「これ、よかったら」スッ
歩夢「これは、お花?私にくれるの?」
璃奈「うん、私がお弁当を忘れた時に歩夢さんが自分のお弁当を分けてくれて」
璃奈「あの時食べた卵焼きの味が忘れられない、すごくおいしかったから」
璃奈「これはほんの少しだけど私の気持ち、受け取ってもらえると嬉しい」
歩夢「あはは、そんなにあの卵焼きが気に入ってくれたんだ」
歩夢「ありがとう璃奈ちゃん、よかったら今度またお弁当作ってきてあげる」
璃奈「本当?わ〜いやったぁ‼」ピョンピョン
歩夢「うふふ、かわいいなぁ璃奈ちゃん」
璃奈(歩夢さんの誕生花はハクモクレン、花言葉は『慈悲心』) 璃奈「花丸ちゃんは……きっと図書室かな」
ガラッ
璃奈「やっぱりいた、花丸ちゃん」
花丸「……」ペラ……ペラ
璃奈「おっと、読書中か。集中してる……声かけちゃまずかったかな?」
花丸「―ん?璃奈ちゃん?」
璃奈「ごめんね、読書の邪魔しちゃって」
花丸「ううん、いいよ。いつでも読めるし」パタン
花丸「図書室になにかご用?」
璃奈「図書室じゃなくて花丸ちゃんに、はいこれ」スッ
花丸「わぁ、チューリップ。かわいいねぇ〜」
璃奈「花丸ちゃんには面白い本をたくさん紹介してもらったからそのお礼に」
璃奈「赤川次郎の『三毛猫ホームズ』、あれは本当面白いね。すっかりハマっちゃった」
花丸「でしょ〜本はいいよね〜」
花丸「まだおすすめの本はいっぱいあるんだよ」
璃奈「どれどれ?教えて教えて」
花丸「えっとぉ、これと、これと、これと〜」
璃奈「じゃあこれ借りて行こうかな、家でゆっくり読もう」
花丸「うん、お花ありがとう。またいつでも遊びに来てね」フリフリ
璃奈「バイバイ花丸ちゃん」フリフリ
璃奈(花丸ちゃんの誕生花はチューリップ、花言葉は『永遠の愛』) 海未「すぅ……」キリキリキリ……
海未「―ふっ」シュッ スターンッ‼
海未「うふっ、やったぁ♪」パチッ
璃奈「おぉ〜海未さんお見事」パチパチパチ
海未「り、璃奈!?見ていたのですか!?」
璃奈「うん、決めのウインクまでバッチリ決まってたよ」
海未「見られてしまいましたか、恥ずかしい……」カァァ
海未「どうしたのですか弓道場まで来て?」
璃奈「これを海未さんに」スッ
海未「これはビオラの花ですね、しかしなぜ私に」
璃奈「海未さんには練習の時私がケガをして手当てをしてもらったから」
璃奈「家にまで送ってくれてありがとう」
璃奈「海未さんは鬼みたいに厳しいって聞いてたから意外だったよ」
海未「誰ですかそんな事を言ったのは……」
海未「私は当たり前の事をしただけですよ、このようなお花までいただいて逆に恐縮です」
璃奈「私、あの時泣きそうだったけど海未さんが慰めてくれて心強かった」
璃奈「また一緒に練習する時はよろしくね」
海未「ふふ、なら今度はビシバシいきますからね」
璃奈「お、お手柔らかに……」
璃奈(海未さんの誕生花はビオラ、花言葉は『揺るぎない魂』) しずく「あぁ、旅に出てしまわれるのですね」
しずく「ならばその前にもう一度だけ抱き締めて……」
しずく「―ん?璃奈さん?」
璃奈「お疲れ様、今日も踊り場で練習してたんだ」
しずく「うん、ここだと集中して演技が出来るから」
璃奈「そんなしずくちゃんにプレゼント」スッ
しずく「わぁ、いい香り。ジャスミンの花だね」
しずく「ありがとう、これはリラックスして練習出来るなぁ」
璃奈「しずくちゃんと見に行った『キャッツ』あれすごく面白かった」
璃奈「役者さんの情熱がひしひしと伝わってきて感動したよ」
璃奈「ミュージカルに連れて行ってくれてありがとう」
しずく「璃奈ちゃんにも演劇の素晴しさが伝わってよかったよ」
しずく「よかったら練習に付き合ってもらってもいいかな?」
璃奈「私でよければ……なにをするの?」
しずく「今やっているのは抱き合ってキスをするシーンかな」
璃奈「ふえぇっ!?キスぅ!?」カァァ
しずく「大丈夫だよ、やる振りだから」グッ
璃奈「はわわわ……振りでもドキドキしちゃうよぉ〜」
璃奈(しずくちゃんの誕生花はジャスミン、花言葉は『誘惑』) 曜「そぉれっ‼」バッ ドボーンッ
曜「―ぷはぁっ、あ〜気持ちいい〜」
璃奈「曜さん」
曜「あ、璃奈ちゃん。ちょっと待っててね」スイースイー
曜「よっこいしょ」ザバァッ
璃奈「キレイな飛び込みだったね、見とれちゃった」
曜「あはは、ありがと」
璃奈「はいタオル、それとこれも」スッ
曜「ん?これはお花?私に?」フキフキ
璃奈「うん、曜さんには泳ぎを教えてもらったから」
璃奈「曜さんのおかげで私、25メートルまで泳げるようになったんだよ」
曜「すごいじゃない!!璃奈ちゃんの努力があればこそ達成出来た訳だね」
璃奈「そんな、曜さんの指導のたまものだよ」
曜「そう言われると照れるでありますなぁ」
璃奈「もっともっと泳げるようになりたい、またご指導よろしくお願いします」
曜「よーし、それじゃ今度は50メートル目指して。全速前進、ヨーソロー‼」ビシッ
璃奈「ヨーソロー‼」ビシッ
璃奈(曜さんの誕生花はオステオスペルマム、花言葉は『心も体も健康』」 ポロン……ポロンポロロン……
璃奈「あ、ピアノの音が聞こえる」ソーッ
真姫「……」ポロン…ポロン…
璃奈(真姫ちゃんのピアノ、いつ聞いてもいいなぁ)
真姫「……ん?ヴエェ!?」ピタッ
ガラッ
真姫「あなた、廊下から盗み見るなんてどういうつもり?びっくりしたじゃない」
璃奈「あ、ごめんなさい。そんなつもりはなかったんだけど」
璃奈「真姫ちゃんのピアノの音が聞こえてつい立ち止まっちゃった」
真姫「もう、そんな所に突っ立ってるなら中に入りなさいよ」
璃奈「いいの?ありがとう」
璃奈「そうだ、これを真姫ちゃんに」スッ
真姫「なにこれ?花なの?変わってるわね」
真姫「て言うか、どうして私に花なんか」
璃奈「真姫ちゃん、なんだかんだ言っても優しくてこうやってピアノを聞かせてくれるから」
璃奈「そのお礼だよ、ふふふ」
真姫「な、なによそれ……」カァァ
璃奈「ね、またピアノ聞かせて」
真姫「……しょうがないわね、特別よ」
璃奈(真姫ちゃんの誕生花はアマランサス、花言葉は『粘り強い精神』) 廊下から璃奈ちゃんボードに見つめられてるって想像したらちょっと怖いけどかわいい 愛「おーっす、りなりー!!」
璃奈「愛さん、いたいた」
愛「ん?私の事探してたの?」
璃奈「うん、愛さんに渡したい物があって」
愛「お、りなりーからのプレゼント?なんだなんだ〜?」
璃奈「これだよ、はいどうぞ」スッ
愛「おぉ〜明るい色の花、愛さんにピッタリだね」
愛「ありがとりなりー!!」ギュウッ
璃奈「愛さんには本当に色々お世話になってるから」
璃奈「璃奈ちゃんボードも作ってもらって、一緒に帰ったり遊んだり」
璃奈「ひとりっ子の私にはお姉ちゃんが出来たみたいで嬉しい」
璃奈「愛さん、これからもずっと私のそばにいてね」スリスリ
愛「り、りなりー……」ジーンッ
愛「任せとけって!!一生かわいがって面倒見てあげちゃう‼」スリスリスリスリ
愛「なんならうちの子になるかぁ!?なんつってぇ‼」
璃奈「……それも悪くない、かも。なんちゃって」ボソッ
璃奈(愛さんの誕生花はオリエンタルポピー、花言葉は『妄想』) 璃奈「えっと、次は……」キョロキョロ
ドンッ
璃奈「わ、ごめんなさい」
璃奈「あれ、この柔らかい物は」ムニュムニュ
希「璃奈ちゃ〜ん、出会い頭に胸を触るなんて大胆やね」ニヤニヤ
希「よそ見しながら歩いたら危ないよ」
璃奈「あ、希さんだったのか。失礼しました」
希「いいよ、うちのクッションのおかげで助かったねぇ」
璃奈「うん、助かった。お礼にこれを」スッ
希「おや、これはアスターの花。かわいい花やね」
璃奈「希さんにはおうちに招待してもらっておうどんさんをごちそうになったから」
璃奈「あの暖かくて優しい味は忘れられない、また食べたい」
希「それならお安いご用、またうちの家においで」
希「今度は焼肉も食べようか。焼肉奉行の腕、見せてあげる」
璃奈「焼肉まで……そんなにいっぱい食べられるかなぁ」
希「璃奈っちは小さいんだからもっと食べないと、いっぱい食べて大きくなろ」
璃奈(いっぱい食べれば希さんみたいに胸も大きくなるの、かな)ジーッ
希「ん?なぁにうちの胸ジロジロ見てぇ?」
璃奈「な、なんでもない!!」カァァ
璃奈(希さんの誕生花はアスター、花言葉は『信じる心』) 璃奈「鞠莉さんは理事長室かな」コンコン
鞠莉「はぁい、どうぞ〜」
璃奈「お邪魔します」ガチャッ
鞠莉「あら璃奈じゃない、チャオ〜」
璃奈「チャオ鞠莉さん、今忙しい?」
鞠莉「ちょうど今一段落ついて落ち着いたところ、どうしたの?」
璃奈「あのね、この花を鞠莉さんに」スッ
鞠莉「Oh、どこかで見た事あるような花ね。なんだったかしら」
鞠莉「う〜ん、思い出せないわね。まいっか」
鞠莉「璃奈からのプレゼント、嬉しいわ。ありがとう」
璃奈「鞠莉さんにはヘリコプターに乗せてもらったから」
璃奈「2人で見た街の夜景はとてもキレイでロマンチックだった」
鞠莉「それでこの花を私に?」
鞠莉「うふふ、璃奈も随分ロマンチックなプレゼントをしてくれるわね」
璃奈「お花をあげるのはロマンチック?」
鞠莉「そう、海外ではよく花をプレゼントするの。日本じゃあまりやらないけどね」
璃奈「それじゃ、お花をあげて正解だったんだ」
鞠莉「プリティーな璃奈からこんなキレイな花をもらって、私のハート射抜かれちゃったわ」
鞠莉「また一緒にヘリコプターでデートしましょう、今度はもっと素敵な絶景を見せてあげる」
璃奈「私もヘリコプター操縦してみたいな」
鞠莉「NO、それはだめデース」
璃奈「ちぇ〜」
璃奈(鞠莉さんの誕生花はベニバナ、花言葉は『特別な人』) 果林「う〜ん……」ジーッ
果林「このポーズは、なんかイマイチね」
果林「このポーズは……」クネッ
果林「うふ、これはいいわね」
璃奈「果林さん、鏡に向かってなにしてるの?」
果林「あら璃奈ちゃん、今度モデルの撮影があってね」
果林「カメラ映えするポーズを考えていたのよ」
璃奈「そっか、いつも熱心だね」
璃奈「あの、これあげる」スッ
果林「キレイなお花ね、髪飾りになりそう」
璃奈「果林さんはいつも私の話を聞いてくれて」
璃奈「親に会えない気持ちもわかってくれるからそのお礼にと思って」
果林「後輩の話を聞くのは先輩として当然よ」
果林「私も璃奈ちゃんと話していると寂しいのは自分だけじゃないってわかるから」
果林「私の方こそありがとう、またお話しましょうね」
璃奈「うん、モデルって私もなれるかな?」
果林「モデルに興味があるの?それなら今度一緒に撮影してもらいましょうか」
果林「お姉さんが手取り足取り優しく教えてあげる」ボソッ
璃奈「果林さん……距離が近いよ……」ドキドキ
璃奈(果林さんの誕生花はアメリカフヨウ、花言葉は『しとやかな恋人』) 善子「ほ〜らはんぺん、ご飯よ」
はんぺん「にゃ〜ん」カリカリ
善子「でへっ、かわいいわねぇ〜」ニヘラ
璃奈「あ、善子ちゃん。はんぺんにご飯くれてたんだ、ありがとう」
善子「り、璃奈!?」
善子「と、当然よ。リトルデーモンの世話をするのは堕天使としての勤め」ギランッ
璃奈「今にやけてたよね善子ちゃん」
善子「はぁっ!?この私が猫ごときに心奪われるなんてそんな事」
はんぺん「にゃあ〜」スリスリ
善子「おほ〜にゃあ〜ん」デレデレ
璃奈「いつもありがとね。これ、お礼だよ」スッ
善子「なにこの花、まるでこの世の物とは思えない形」
璃奈「はんぺんがどこかに行っちゃった時も一緒に探して見つけてくれたよね」
璃奈「あの時はもう見つからないと思った、本当に感謝してる」
善子「いや、あの、もういいから……」カァァ
善子「花、ありがと。家には花があまりないから部屋にでも飾っておくわ」
璃奈「うん、喜んでもらえてよかったよ」
璃奈「善子ちゃんにご飯もらえてよかったね〜はんぺん」ナデナデ
はんぺん「にゃん♪」
璃奈「善子ちゃんの誕生花はホタルブクロ、花言葉は『忠誠を尽くす心』) 璃奈「あ、あそこでポーズ取ってるのは」
にこ「にっこにっこにー♪」
にこ「か〜んぺき♪今日もかわいいぞ♪」
璃奈「にこさん」
にこ「あら璃奈、もしかして今の見てた?」
璃奈「うん、今日もキャラ作り頑張ってるね」
にこ「ふふん、かわいいを磨く為には努力を惜しまないのよ」ドヤァ
璃奈「にこさんのアイドルにかける情熱はとても参考になる」
璃奈「いつも色々教えてくれるお礼に、これを」スッ
にこ「かわいい花ねぇ、まるでにこみた〜い」
にこ「アイドルに花を贈るなんてあんたもわかってるじゃない」
璃奈「あはは、ちょっと古臭いかもしれないけどね」
にこ「そんな事ないわ、どんな物でもプレゼントをもらう事はアイドルにとって大きなアドバンテージのひとつ」
にこ「これでまた一歩、宇宙ナンバーワンアイドルに近づいたわね」
にこ「璃奈も私みたいにファンからプレゼントをもらえるようなアイドルになりなさい」
璃奈「いつの間にかにこさんのファンという事に……まぁいいか」
璃奈「これからも色々教えてね、にこさん」
にこ「いい覚悟ね、ならしっかりついてきなさいよ」
にこ「まずは一緒ににっこにっこにー」
璃奈「それはやらなくてもいいかな」
にこ「ぬぁんでよ!?」
璃奈(にこさんの誕生花はバーバスカム、花言葉は『臨機応変な態度』) 璃奈「千歌さん、どこにいるのかな……」
璃奈「あ、中庭にいるあのみかん色の髪は」
璃奈「千歌さん、やっと見つけた」
千歌「ほえ?璃奈ちゃんどうしたの?」
璃奈「千歌さんに渡したい物があって探してたの」スッ
千歌「わ、お花だ。私にくれるの?ありがと〜」
璃奈「千歌さんには体育の課題の卓球を教えてもらったから」
璃奈「それで課題も難なくクリア出来たからそのお礼に」
千歌「いや〜私の隠れた特技が役に立ってよかったよ」
千歌「卓球って地味だしさ、卓球が得意って言っても自慢にならないし」
璃奈「そんな事ない、スマッシュを決めた千歌さんはすごくかっこよかった」
璃奈「あの時は基本的な動きしか習わなかったから今度は私もスマッシュを打ってみたい」
千歌「璃奈ちゃ〜ん……」ウルウル
千歌「ありがとう‼そう言ってくれるのは璃奈ちゃんだけだよ〜!!」ギュウ〜
璃奈「く、苦しいよ千歌さん……」
千歌「また一緒に卓球やろうね璃奈ちゃん」
璃奈「うん、私も千歌さんみたいに上手になりたい」
璃奈(千歌さんの誕生花はアルストロメリア、花言葉は『小悪魔的な思い』) 穂乃果「はぁ〜むっ」モグモグ
穂乃果「いや〜今日もパンがうまい‼」
穂乃果「もう1個食べちゃおうかな」
穂乃果「あ〜ん」パクッ
璃奈「穂乃果さん」
穂乃果「んぐっ!?」
穂乃果「〜〜〜〜!!」ドンドンッ
璃奈「えっ!?穂乃果さん、大丈夫!?」サスサス
穂乃果「―はぁ〜死ぬかと思った」
璃奈「ごめんなさい、私が急に声をかけたから」
穂乃果「璃奈ちゃんのせいじゃないよ。あ、璃奈ちゃんもパン食べる?」スッ
璃奈「ありがとう、私からもこれ」スッ
穂乃果「あ、これよく街中で見かける花だ」
璃奈「穂乃果さんのお店で買ったほむまん、とてもおいしかったから」
璃奈「お母さんとお父さんもおいしいって言ってよく買って来てくれたねって褒めてくれたの」
穂乃果「それはなにより、今新商品の試作やってるから完成したら買いにおいでよ」
穂乃果「璃奈ちゃんにだけ特別におまけしてあげる」
璃奈「本当?絶対買いに行くよ」
穂乃果「発売する時は1番に声かけるから」
璃奈「それは楽しみ、私が1番に買うから」
璃奈(穂乃果さんの誕生花はキョウチクトウ、花言葉は『たくましい精神』) 璃奈「これは重い……うわわっ」フラフラ
せつ菜「璃奈さん!!大丈夫ですか!?」ガシッ
璃奈「あ、せつ菜さん。助かった」
璃奈「これ、あげる」スッ
せつ菜「おっと、これは……スイレンの花ですね」
璃奈「意外、せつ菜さんが花の名前を」
せつ菜「失礼な、このくらい知ってますよ」
せつ菜「どうしたんですかこの花、高級そうな鉢まで付いて」
璃奈「せつ菜さんはいつも元気で見ている私も元気になってくる」
璃奈「せつ菜さんを見ていると悩んでるのがバカらしくなって悩みがなくなるから」
璃奈「励ましてもらっているお礼、重いから気をつけて」
せつ菜「なんだか引っ掛かる言い方ですが……」
せつ菜「私が少しでも璃奈さんの助けになれているのならよかったです!!」ペカーッ
せつ菜「お花、ありがとうございます‼家宝にさせていただきますね‼」
璃奈「そうそうその笑顔、そのテンションを見てると本当励みになる」
璃奈(せつ菜さんの誕生花はスイレン、花言葉は『繊細過ぎる心』) ことり「あ、璃奈ちゃん。ちょうどいいところに」
璃奈「ことりさんもいいところに」
ことり「かわいいお洋服作ってみたの、璃奈ちゃんに似合うと思って」バサッ
璃奈「すんごいフリフリ……私に似合うかな」
ことり「やぁ〜ん、あてがっただけでもピッタリ似合ってる〜」
璃奈「そ、そう?ありがとう」
璃奈「ことりさんにこの花を」スッ
ことり「やだぁ〜この花かわいい〜ん‼もらってもいいの?」
璃奈「ことりさんにはこうやってかわいいお洋服いっぱい作ってもらってるから」
璃奈「私のボードの事も考えたデザインは秀逸、よく着させてもらってる」
ことり「そんな、ことりの役得なのにお花までもらっちゃって」
ことり「嬉しい、ありがとう璃奈ちゃん」ナデナデ
璃奈「えへへ、この服試着してみてもいい?」
ことり「もちろん、実際に着たところも見てみた〜い」
璃奈「ところでそのカメラは……?」
ことり「あぁ、気にしないで。なんでもないよ」
璃奈「……まぁいいか」
璃奈(ことりさんの誕生花はディアスキア、花言葉は『私を許して』) 璃奈「梨子さんがいるのはきっとあそこだな」
梨子「……」ペタペタ…
梨子「……ふぅ、こんなものかな」
梨子「あぁ〜」ノビー
璃奈「梨子さん、やっぱりここで絵を描いてたんだね」
璃奈「なんの絵を描いていたの?」
梨子「あ、璃奈ちゃん。ここから見える外の景色をね」
璃奈「相変わらず上手だねぇ」マジマジ
梨子「ちょ、まだ描き終わってないから見ないで……」ハワハワ
璃奈「あ、ごめんなさい」
璃奈「これを梨子さんに持って来た、受け取って」スッ
梨子「サンダーソニアだ。これを私に?」
璃奈「梨子さんには私の絵を描いてもらったから」
璃奈「梨子さんの絵の中の私は満面の笑顔で、私はいつもあの絵の私みたいに笑顔になれるよう練習してるんだ」
梨子「そうなんだ、それは絵描き冥利に尽きるね」
梨子「あの絵のように笑顔になれる日はきっとそう遠くないよ」
璃奈「梨子さんにそう言ってもらえると本当にそんな気がする」
璃奈「いつか本当に笑顔を見せる日が来たらまた絵を描いて」
梨子「いいよ、のんびり待ってるからあせらないで」
璃奈「ふふ、ありがとう梨子さん」
璃奈(梨子さんの誕生花はサンダーソニア、花言葉は『共感』) ガタガタガタ……
璃奈「家庭科室からミシンの音が、もしかして……」
ガラッ
璃奈「ルビィちゃん、なにしてるの?」
ルビィ「璃奈ちゃん」
ルビィ「今ね、新しい衣装を縫っているの」ガタガタ
ルビィ「璃奈ちゃんはどうしてここに?」
璃奈「これ、ルビィちゃんに」スッ
ルビィ「わぁ、小さなお花がいっぱい。かわいい〜」
璃奈「前に、ポシェットを縫って私にくれたよね」
璃奈「遅れちゃったけど、その時のお礼」
ルビィ「あり合わせの布で作った簡単な物だったのに……」
璃奈「あのポシェット、今じゃ1番のお気に入りになったよ」
璃奈「私もなにか作ってみたい。ねぇ、私にもお裁縫教えて」
ルビィ「ルビィ、ちゃんと教える事出来るかなぁ」
璃奈「なにがあってもついていきますから、ルビィ先生」
ルビィ「る、ルビィ先生……」カァァ
ルビィ「わ、わかった。そこまで言うなら今度教えてあげる」
璃奈「やったぁ〜ルビィちゃんとお裁縫楽しみ〜」
璃奈(ルビィちゃんの誕生花はサルビア・スプレンデンス、花言葉は『燃え上がる思い』) 絵里「さてと、なににしようかな」
璃奈「おーい、絵里さ〜ん」
絵里「!!」ビックゥ ポチッ
絵里「あ……」ガコン
絵里「おでん缶……亜里沙にあげようかしらね」
絵里「璃奈、なにか用?」
璃奈「うん、あのね」
璃奈「これ、バレンタインデーの時にもらったチョコのお返し」スッ
絵里「たくさんもらい過ぎたのを分けただけだからお返しなんていらなかったのに」
絵里「でも、ありがとう。テロペア・スペキオシッシマね、私の誕生花だわ」
璃奈「すごい、長い名前を噛まずにスラスラと。誕生花だって知ってたんだ」
絵里「私、花が大好きでね。それで色々調べているの」
璃奈「へぇ、私も少し勉強したけどまだまだ知らない花がいっぱいある」
璃奈「絵里さん、今度一緒に花のお勉強しよ。私に花の事教えて」クイクイ
絵里「そうね、私にもわからない花はあるからこの機会に一緒に勉強して覚えましょうか」
璃奈「うん、私頑張って覚える」
璃奈(絵里さんの誕生花はテロペア・スペキオシッシマ、花言葉は『どこにいても目立つ人) 璃奈「校庭で走ってるのは、凛ちゃんかな」
凛「にゃにゃにゃにゃーん!!」ダダダダッ
凛「ゴールッ‼」
璃奈「凛ちゃん、陸上の練習?」
凛「あ、璃奈ちゃんだ。そうだよ、今度の体育祭で選手に選ばれてね」
凛「なに持ってるの?」
璃奈「そうそう、凛ちゃんにこれを」スッ
凛「わ、キレイなお花〜凛にくれるの?ありがとにゃ〜」
璃奈「凛ちゃん、足が速いのにいつも練習の時に私のペースに合わせて一緒に走ってくれるから」
璃奈「私に付き合ってくれるお礼だよ」
凛「お花なんてもらったの初めて、女の子みたい」
璃奈「凛ちゃんは女の子じゃないの」
凛「凛、あまり女の子っぽくないって思ってるから……」
凛「璃奈ちゃんからお花をもらって嬉しい、うふふ」
璃奈「凛ちゃんは立派な女の子だよ、私よりかわいいと思う」
凛「かわいいだなんて、そんな……」テレテレ
璃奈「これからも練習する時は一緒に走ろうね、よろしく」
凛「うん‼よーし、もう1周走って来るにゃー‼」
璃奈「あ、花は置いて行った方がいいよ」
凛「あ、そうだね。あははは……」
璃奈(凛ちゃんの誕生花はスプレーマム、花言葉は『気持ちの探り合い』) 璃奈「彼方さんがいる所は簡単にわかる」ガラッ
璃奈「ふふ、やっぱり保健室にいた」
彼方「すやすや……」
璃奈「案の定お昼寝してる。どうしよう、起こすのはかわいそうだけど一応」
璃奈「彼方さ〜ん」
彼方「ん……?んん〜」クシクシ
彼方「ふぁ……ふわぁ〜」ムクリ
璃奈「おはよう、彼方さん」
彼方「おや璃奈ちゃん、璃奈ちゃんもお昼寝に来たのかな?」
璃奈「違うよ、彼方さんに渡したい物があってね。はいこれ」スッ
彼方「ん〜?これは花?なんで彼方ちゃんに?」
璃奈「私が寝不足で悩んでた時に一緒にお昼寝してくれたりよく眠れる方法を教えてくれたから」
璃奈「彼方さんとお昼寝すると本当によく眠れて疲れも取れるんだ」
彼方「なるほど〜それでね、お礼を言いたいのは私の方なのに」
彼方「璃奈ちゃんを枕にするとよく眠れるんだよね、この花も安眠効果が期待出来そうだ」
彼方「ちょうどいい、もうひと眠りするから彼方ちゃんと一緒にお昼寝しよう」
璃奈「こうなるのはなんとなく予想してたよ」モゾモゾ
璃奈「私もお昼寝したかった、おやすみ彼方さん」ギュウッ
彼方「素直でよろしい、やっぱり最高の抱き心地だねぇ璃奈ちゃんは」ギュウッ
彼方「それじゃ、おやすみなさ〜い」
璃奈(彼方さんの誕生花はクリスマスホーリー、花言葉は『清廉潔白』」 璃奈「さて、いよいよ最後。部長さんだ」
璃奈「あちこち探したけどいないからきっと部室にいるんだろうな」
ガラッ
あなた「やぁ璃奈ちゃん」
璃奈「ここにいたんだね、よかった」
璃奈「これ、部長さんに」スッ
あなた「私に?キレイな花だね、嬉しいなぁ」
璃奈「部長さんには同好会に誘ってもらったから、部長さんのおかげで感情も少しづつ出せるようになった」
璃奈「本当に、こんな物じゃ返せないくらいに感謝の気持ちでいっぱい」
あなた「なに言ってるの、私のした事なんて大した事じゃないよ」
あなた「私はただ、背中を押しただけ。歩き出したのは璃奈ちゃん自身の力だよ」
あなた「それに、この花私の為に選んでくれたんだよね」
あなた「花もだけど、1番は璃奈ちゃんの気持ちが嬉しいよ」
あなた「ありがとう、璃奈ちゃん」ニコッ
璃奈「……あなたには敵わないなぁ」
璃奈「だからこそ、ついて行こうと決めたんだけどね」
璃奈「私、これからもスクールアイドル活動頑張るから。応援してください」
あなた「もちろん、ずっと璃奈ちゃんと一緒にいるよ。頑張ろうね!!」
璃奈(部長さんの誕生花はコデマリ、花言葉は『努力家』) 璃奈「ただいま。―って言ってもお母さんもお父さんもいないんだけどね」
璃奈「せめて花だけでも飾ろうかな」スッ
璃奈「お母さんには赤いカーネーションと、まだ早いけどお父さんには白いバラ」ゴソゴソ
璃奈「―これでよし、と」
璃奈「お母さんとお父さんに渡せないのは残念だけど、学校の皆には渡せたからいっか……」
璃奈「……」
璃奈「今日はあちこち歩き回ったから疲れたな」
璃奈「……寝よ」
翌朝
璃奈「ふわぁ……」トコトコ
璃奈「あれ?テーブルにご飯が」
璃奈「それにこれは、手紙?」カサッ
『璃奈へ、カーネーションと白いバラありがとう。あなたにお礼が言いたかったけどぐっすり眠っていたから起こすのもかわいそうだと思って。朝ご飯作ったから食べてね、今度の週末にはお父さんと一緒に家に帰るから。あなたは最高の娘よ。お母さん、お父さんより』
璃奈「……なぁんだ」
璃奈「帰ってたなら起こしてくれればよかったのに。もう、本当しょうがないんだから」
璃奈「でも、今度の週末にはお母さんとお父さんが帰って来る、2人に会える」
璃奈「ふふふ、またひとつ楽しみが増えた」
璃奈(赤いカーネーションの花言葉は『母への愛』白いバラの花言葉は『純潔、私はあなたにふさわしい、深い尊敬』) 2日後
ピンポーン
お兄さん「こんにちはーお届け物でーす」
璃奈「あれ、花はもう注文してないんだけどな」
璃奈「はーい」ガチャッ
お兄さん「あ、どうも。また会いましたね、璃奈さんにお届け物ですよ」スッ
璃奈「あ、ありがとうございます」グッ
璃奈「差出人は……仲間一同?誰だろ」
璃奈「なにが入っているのかな」パカッ
璃奈「こ、これは……」ガサッ
璃奈「確か、アンスリウム……私の誕生花……」
璃奈「箱の底にカードが」スッ
『璃奈ちゃん、私達にお花のプレゼントありがとう!!これからも一緒に練習頑張ってスクールアイドル活動を盛り上げていこうね‼皆璃奈ちゃんの事が大好きだよ‼μ's、Aqours、虹ヶ咲スクールアイドル同好会一同』
璃奈「あ……」ジワァ
璃奈「なにこれ……私なにも聞いてない」
璃奈「こんなのズルい……不意討ちだよぉ」ポロポロ
璃奈「もう、内緒にしてるなんて皆人が悪いんだからぁ……うっ、うぅ……」
璃奈「皆……ありがとう……このお花、宝物にする。大切に育てるから」
璃奈(私の誕生花はアンスリウム、花言葉は『強い印象』) 終わりです、母の日にちなんで花をあげる話を書いてみました。あなたちゃんの誕生日はわからなかったので自分の誕生花にしました。最後まで読んでいただきありがとうございました。 乙でした
普段誕生花とか自分じゃ調べないからいい勉強になったよ 感動した(☍ᵕ⁰)。
良きSSでした!从[˶˃ᴗ˂˵]从 乙でした!みんながあなたちゃんだから、作者の誕生花選んだのも納得や……
璃奈ちゃんの気持ちが伝わってきて良き…… 意外と誕生花の意味もキャラにあってるのかも?
素敵なSS 知らない花もあって勉強になった
ほっこりしてよかったよ これ、公式のキャラクター作りの際、花言葉を逆引きして誕生日に設定した説ない? 赤松健「ネギま」の登場人物の誕生日はガンダム占いから逆引きして設定してるよ 璃奈ちゃんが他のメンバーとこんなに交流してることにもジーンとくる >>51
>>53
実際のところは知らないけど
物語のキャラクターとかの誕生日とか考えるときは割りとある手法だよ
何人も適当に決めるんじゃキリが無いから何か理由を持たせたくなる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています