かすみ「ドッキリでしず子に告白します!
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講堂
しずく「…歩夢さん。私、これからどうすればいいんでしょう……?」グスッグスッ
しずく「かすみさんに嫌われて、同好会に居づらくなって…私、もうどうしたらいいか…」
歩夢「しずくちゃん…あのね、私はかすみちゃんはそんな子じゃないと思うの」
歩夢「だから…」
バタンッ!
エマ「しずくちゃん!!」
しずく「え…エマさん?それに、彼方さんにせつ菜さんまで…ど、どうしてここに…」
せつ菜「…日曜日にあったことは全て、かすみさんから聞きました」 しずく「!!」
エマ「まず最初に謝らせて欲しいの。しずくちゃん、本当にごめんね」
エマ「しずくちゃんがそんなにかすみちゃんのことを気に病んでたなんて知らなかった…」
エマ「私たちがもっとしっかりしていれば、こんなことにはならなかったかもしれない…」
エマ「本当にごめんなさい!」
しずく「あ、謝らないでください!ここまで事を拗らせたのは私です!!」
しずく「こちらこそ本当にごめんなさい!!」
彼方「うんうん。これで双方謝罪は済ませたし、こっちはこれでOKかな」 せつ菜「私たち、かすみさんも含めてですが…決めたことがあるんです」
せつ菜「しずくさん、私たち5人…また、やり直しませんか?」
しずく「やり直す?」
せつ菜「はい。私たち5人は色々な行き違いや、負い目の存在から素直な気持ちでお話が出来ていませんでした…」
エマ「この出来事だって発端は小さな相談をしなかったり、コミュニケーションを取らなかったことが原因…だから」
彼方「もう一度ゼロから関係を作り直して、今度こそ仲良しチームを作り上げようという作戦なんだ〜」
しずく「…いいんですか?私…」
せつ菜「いいも何も、また作り直せばいいだけなんです。それは…彼女も望んでいることですから」
??「しず子!」
しずく「か、かすみさん!?ど、どうして…」 かすみ「しず子!聞いて!!私、しず子と…みんなとやり直したい!」
しずく「!」
かすみ「私、バカだった…しず子のこと、いっぱい傷つけて…虫のいい話だってわかってる。でも!」
かすみ「しず子といつまでもギクシャクしたままなんて嫌!だから…!」
しずく「かすみさん…うん!私も、かすみさんと、みなさんとやり直したい!!」
せつ菜「しずくさん…はい!これからもっと仲良くなれるように頑張りましょう!!」
果林「うんうん。ハッピーエンドね」
愛「まぁ、まだ第一段階みたいなところあるけどねー」
しずく「…第一段階?どういうことですか?」
璃奈「…しずくちゃん、大事なこと忘れてる。かすみちゃんからまだ返事もらってないでしょ?」 しずく「…あっ……」
かすみ「……………………」
せつ菜「…かすみさん……」
しずく「そ、それはいいよ…だって、もう答えは聞いたようなものだし…」
璃奈「ううん。かすみちゃんは聞いた感じ告白はウソだったとしか言ってない」
璃奈「それは答えじゃない。改めて、ちゃんと答えてもらうべき」
しずく「……それでも、いいよ。だって、私それだけで満足だから」 璃奈「えっ……」
しずく「私はね。かすみさんともう一度こうやってやり直せる…それだけで…」
かすみ「……………それ…」
しずく「…どうかした?かすみさん」
かすみ「何それ。それで満足って…それで本当にいいの!?」
かすみ「しず子のかすみんを好きって気持ちはそんなもので済まされちゃうものなの!?」
しずく「…かすみさん…でも、私は…」
かすみ「…もういい。返事だけで済ませるつもりだったけど…しず子がそう言うならこっちにも考えがある!」 しずく「か、かすみさん…一体何を」
かすみ「いい!?しず子!1回しか言わないから…絶対に聞き逃さないで!」
しずく「は、はい…」
かすみ「私は…しず子のことが、しずくのことが好き!私と…付き合ってください!!」
しずく「え………えっ?」
かすみ「…何、かすみん何かおかしなことでも言った?」
しずく「…そっか。何だ、また冗談?2回目はちょっと私もどうかと…」
グイッ
かすみ「…これが冗談を言ってるような顔に見えるの?」 しずく「か、かすみさん…一体何を」
かすみ「いい!?しず子!1回しか言わないから…絶対に聞き逃さないで!」
しずく「は、はい…」
かすみ「私は…しず子のことが、しずくのことが好き!私と…付き合ってください!!」
しずく「え………えっ?」
かすみ「…何、かすみん何かおかしなことでも言った?」
しずく「…そっか。何だ、また冗談?2回目はちょっと私もどうかと…」
グイッ
かすみ「…これが冗談を言ってるような顔に見えるの?」 かすみ「…これが冗談を言ってるような顔に見えるの?」
しずく「………ど、どうして…かすみさんは先輩のことが好きだったんじゃ…」
かすみ「…確かに好きだったよ。でも、さっき…かすみん、先輩に告白したの」
しずく「!!?」
かすみ「まぁ、愛先輩とりな子にさせられたみたいなものだけど…」
愛「えへへ…」
璃奈「璃奈ちゃんボード『👍』
かすみ「それで…断られた。好きな人がいて、その人の方が大事だからって」
しずく「そ、そうなんだ…」
かすみ「…勘違いしないで欲しいんだけど。フラれたからしず子に告白してるってことじゃないから」 しずく「………えっ?」
かすみ「先輩に告白して、私やっと気づいた。先輩も好きだったけど…私が本当に好きなのはしず子の方なんだって」
かすみ「しず子、言ってくれたよね。どんな時でも一緒にいて、かすみんを寂しくしないようにしてくれるって」
かすみ「私、それが嬉しかった。それで、私…しず子のことを好きになったんだと思う」
かすみ「今思えば、だけどね」
しずく「で、でも…」 かすみ「それでも信じれない?だったら…」
チュッ
しずく「!!!」
かすみ「…ちなみに、これはかすみんのファーストキスですから。返品は受け付けませんよっ」プイッ
しずく「か、かすみさん……う、うぅ…かすみさ〜ん!」ウワァーン
ダキッ!
しずく「私、私もかすみさんのことが好きぃ…!」
かすみ「…うん。私も好きだよ…しずく…」 せつ菜「うぅ…お二人が結ばれて本当に良かったですぅ…」
果林「…えぇ、本当にそうね」
エマ「とってもエモエモで嬉しみが深くて草だよー」
彼方「エマちゃんなんかそれ、言葉の使い方間違ってない?」
愛「やっぱりこういう話の終わりはハッピーエンドじゃなきゃ!ね?りなりー?」
璃奈「正直親友の二人の思いが通じ合って感無量…璃奈ちゃんボード「(つд⊂)」」
彼方「璃奈ちゃんも良かったね〜」ナデナデ
エマ「璃奈ちゃんも頑張ったね〜」ナデナデ 愛「…むっ。りなりーを可愛がるのは愛さんの役なのに…」
果林「…そういえば…歩夢はどうしたの?」
果林「さっき、声をかけていたのが見えたけど…」
愛「えっと…それはね。ぶちょーに頼まれたんだ!」
果林「あの子に?」
愛「うん!多分今頃…」 ガチャッ
歩夢「あの…あなた。来たよ」
歩夢「話があるって…その」
あなた「…ねぇ、歩夢ちゃん。私ね。かすみちゃんに告白されたんだ」
歩夢「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ビビクンッ!
歩夢「そ、そうなんだ…それで、その…付き合うことにしたの?」
あなた「ううん。断ったよ」 歩夢「…!」パァッ・・・
あなた「私、好きな人がいるんだって。そう言って、断らせてもらったの」
歩夢「そ、そうなんだ…」シュン
あなた「私がそう言ったら…かすみちゃん泣いてた」
歩夢「…そう、だよね。私にもその気持ち、なんとなくわかる気がするよ」
あなた「私、どうしたらいいかわからなくて…そんな時、かすみちゃんがね…言ったの」
あなた「歩夢ちゃんはかすみちゃんが…なんて言ったと思う?」
歩夢「…ごめん、わからないかな」
あなた「…涙が出て嬉しい、私はちゃんと先輩のことが好きだった…それがわかって嬉しいんだって」 歩夢「…かすみちゃん…」
あなた「…すごいよね。告白を断られたばかりなのに、そんなこと言えちゃうなんて」
あなた「しかも、先輩のことが好きで良かったです。ありがとうございました!なんて言われちゃった」
あなた「…ホント、かなわないよね」
歩夢「…強いね。かすみちゃんは」
あなた「…うん。本当に、そう思うよ…おかげで……」
あなた「私も、勇気を出さないとって思わされちゃったもん」
歩夢「………えっ」
あなた「…歩夢ちゃん。私ね…歩夢ちゃんに伝えたいことがあるんだ」
あなた「聞いてくれる…?」 エピローグ
かすみ「…ごちそう様でした。しず子、お弁当美味しかったよ!!」
しずく「お粗末さまでした。かすみさんのコッペパンサンドイッチもとっても美味しかったよ?」フフッ
かすみ(あの日から数週間が過ぎ、いい思い出にならなかった初デートをやり直すべく私たちはデートに来ていた)
かすみ(ちょうど、今はこの日のためにお互いのために作り合ってきたお弁当を食べ終わったところで…)
かすみ「ふぅ…お腹いっぱい。お腹いっぱいになったら何か眠くなってきたかも…」
しずく「…もう。かすみさんったら彼方さんみたいなこと言って…」 かすみ「だっていい天気だし、暖かいし…こんな状況下で眠くなるなっていう方が無理だよ〜」
しずく「この後は公園の敷地内でやるフリマに行くんじゃなかったの?」
かすみ「果林先輩のオススメだからいい店も出店してるんだろうけど〜今はむりぃ…」
しずく「まったくもう…少しだけだからね…」
かすみ「やった!しず子…膝枕して!!」ゴロンッ
しずく「はいはい。かすみさんったら、甘えんぼさんなんだから」
かすみ「………………」
しずく「………‥……」
かすみ「何だか、幸せだねぇ…」 しずく「…かすみさん。何だかおばあさんみたい」クスクス
かすみ「むぅ…15歳の女の子に何てこと言うのしず子!」
しずく「ふふっ…ごめんなさい。だって、しみじみしながら言うんだもん」
かすみ「だって実際いろいろあったじゃん?今となってはいい思い出だけど」
しずく「…そうだね。あの後すぐに先輩が歩夢さんに告白したって聞いた時、びっくりしなかった?」
かすみ「そりゃしたよ〜私が告白して散ったばかりなのにさーって」
しずく「でも、感謝されてそんな悪い気もしなかった。と…」
かすみ「…そりゃ、かすみんのおかげで勇気が出たーとか歩夢ちゃんと付き合えるのはかすみんのおかげって言われたら…ねぇ」
かすみ「元々、好きな人だったわけだし」 しずく「…………………」
かすみ「おっ。しず子ってば…先輩に妬いてる?」ン?
しずく「…うん。そうだよ…先輩が羨ましいな」
かすみ「…そこは嘘でも『や、妬いていませんっ!』とか言ってくれないと弄りがいがないんだけど」
しずく「事実だしね。かすみさんは私のものだーって、私思ってるから」
かすみ「…ホント、よく恥ずかしいセリフを臆面もなくポンポン言えちゃうよねしず子は…」
しずく「演劇で慣れてるから…かな?私からすれば本音をただ漏らししてるだけなんだけど…」
かすみ「…まったくもう。こっちの気持ちにもなってよ…」
かすみ「こんな歯の浮くようなセリフを他の子に言ってないか、心配してるこっちの身にも」 しずく「言わないよそんなこと…それに、心配してるのはこっちも同じだよ?」
しずく「かすみさんはとっても可愛いから…他の誰かが言い寄ってこないいっつも心配で…」
かすみ「ふっふ〜ん!かすみんはぁ…宇宙一カワイイスクールアイドルだからぁ…それは当然かなっ☆」ブリッコ
しずく「あっ、なんか久しぶりだね。そのぶりっ子スタイル」
かすみ「ぶりっ子じゃあーりーまーせーんー!アイドルモードですぅ〜!」
しずく「はいはい可愛い可愛い」ナデナデ
かすみ「撫で方も誤魔化し方も雑すぎ!!」
しずく「ふふっ…ねえかすみさん」
かすみ「何?しず子」
しずく「私たち、これから先もずっと一緒だよね?」 かすみ「…何?しず子はかすみんのことを手放す気があったりするの?」
しずく「そんなのないよ。…でも、かすみさんはどう考えてるのかなって」
かすみ「う〜ん…っていうか、しず子がそれ聞くの?」
しずく「うん。私だから聞くんだよ」
かすみ「…一生側にいてくれるんでしょ?」
しずく「うん」
かすみ「だったら、答えは一つじゃん」
しずく「うん。それを言って欲しくて今聞いてるんだよ?かすみさん」ニコニコ
かすみ「…はぁ。想像以上にめんどくさいよねしず子って…」 しずく「オフィーリアにまで嫉妬するかすみさんに言われたくないなぁ」
かすみ「そっ、そのことは忘れてってば!」
かすみ「はぁ…私も、しず子と一生一緒にいたい」
かすみ「大好きなしず子と一緒に歳をとって、しわくちゃのお婆ちゃんになってもずっと大好き同士でいたい…」
かすみ「いつか、死が私たちを引き裂いても…ずっとしず子のことを好きでいるよ」
かすみ「だから、安心していいよ。しず子?私も…しず子のこと、大好きだから」
しずく「…///////」
かすみ「な、何照れてるのしず子!?さっきのあれの方が…って、なんか周りから見られてる?!」
|c||^.-^|| メノ^ノ。^リ しずく「…ホントかすみさんったら予想の斜め上をくるんだから…!////」
かすみ「あぁもう!私もなんか恥ずかしいこと言ってたような気がしてきた!!!」
かすみ「恥ずかしいからもう行こう!!しず子!!」バッ!
しずく「あっ…う、うん!」
かすみ「ねぇ、しず子…」
しずく「どうしたの?かすみさん?」
ギュッ
かすみ「これからもずっと…よろしくね?」
しずく「…うん!」 終わり
あまりにも長すぎて反省しきり
読んでくれた人ありがとうございました 乙!想像よりも丁寧でめっちゃよかった!!
次回作も楽しみにしとるで!! よくないな
まず全員出す必要は微塵もない
説明口調が多すぎる
しずかすが楽しみで読んでたのに他CP*をいれられるとモヤモヤする
もっとイチャイチャしてイチャイチャチューをしてほしい
以上をふまえて次回がんばれー あなぽむとか全くいらねえだろ
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