千歌「修羅場を作るよ!」 2
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あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ 訂正です
桜内はママ呼びじゃなくてお母さん呼びでした…
>>247
背中トントン
梨子(あっ…)
梨子(…心地いいリズム…)
梨子(私も昔お母さんにやってもらったこと…あったなぁ…)
梨子(あれ…なんだか…意識が…)
梨子「………」ウトウト
トン
トン
トン
ダイヤ「ルビィが寝付けない時…よくこうしていたのを思い出しますわね」フフッ
梨子「………」ス-ッス-ッ
ダイヤ「おやすみなさい、梨子さん」
ダイヤ(梨子さんは眠りにつくことができたようですわね)
ダイヤ(問題はこの後…何もないと良いのですが…) 梨子「そういえば…ダイヤちゃん、さっき部屋の外にいたみたいだけど…どこにいたの?」
ダイヤ「昨日梨子さんのお母様に台所は好きに使って構わないと言われましたので」
ダイヤ「一泊の御恩にご家族分の朝食を作らさせていただいていたところです」
梨子「えっ…!ダイヤちゃんもしかして……」
ダイヤ「ご安心ください。梨子さんがちゃんと眠れたのを確認してからわたくしも眠りましたから」ニコッ ホクロポリポリ
ダイヤ(梨子さんに負い目を感じさせるわけにはいきません…これは必要な嘘…)
梨子「そっか…私は今日までは謹慎だけど…ダイヤちゃんは学校だし…無理、しないでね…?」
ダイヤ「お心遣い、痛み入ります」
ダイヤ「わたくしは今日も学校ですので…朝ご飯をいただいたらお暇しようと思います」
梨子「うん、ごめんね、バタバタさせちゃって…本当にありがとう」
ダイヤ「お気になさらないでください」
ダイヤ「可愛い寝顔をたっぷり見ることができたので満足ですわ♪」フフッ
梨子「も、もうっ!ダイヤちゃんっ!」 ダイヤちゃんのお姉ちゃんスキルが存分に発揮されてるな
依存先が変わってるだけとはいえ、修羅場が見たいからと身近な友人達で実践しちゃう
狂人相手よりはずっとましだろうから、ある意味最善に近いのかもしれない |c||^.- ^|| ダイりこ!尊み秀吉ですわぁ〜♡ ダイりこに目覚めそう
俺、この作品を読み終わったらダイりこのSSを探すんだ… まさか、千歌以外にも修羅場ドラマに影響を受けてドラマの真似事しようと考えてる人が三年の中に、、、、 1です
みなさん読んでいただいてありがとうございます!相変わらず展開遅くてすいません
申し訳ないのですが、3連休は更新できないかもしれませんので保守をお願いできたらと…
保守のついでにでも要望、感想、予想などもありましたら、励みになりますのでぜひお願いします! |c||^.- ^|| 心待ちにしておりますわ。ご緩りと。 こういう内容だから前スレでもこのスレでも色んな要望とか展開予想とかあるけど、とりあえず好きに書いて欲しいな
ここから、というか話の発端からしてみんなが納得する展開やエンドというのはすごく難しいだろうしw 1です
保守ありがとうございました!
明日の朝か夜から続きを書いていきますのでよろしくお願いします! ーーーーー
梨子「美味しかったぁ〜!ご馳走様でした」
ダイヤ「ふふっ、お粗末様でした」
梨子「旅館の朝ごはんみたいでびっくりしちゃったよ」
ダイヤ「朝ごはんは1日の活動の源ですから、しっかり食べた方がいいですわよ?」
梨子「朝ごはんは毎日食べるんだけど…やっぱりパンとか軽食が多くなっちゃって」
梨子「今度ダイヤちゃんに和食教えてもらいたいなぁ…」チラッ
ダイヤ「わたくしでよろしければ喜んで」ニコッ
梨子「やったぁ!ありがとうダイヤちゃん」 ーーーーー
ダイヤ「片付けも終わったのでそろそろお暇しますわね」サッ
梨子「あ、待って!バス停まで送るよ」
ダイヤ「そんな気を遣わないでくださいまし」
梨子「えー…じゃあせめて玄関までは送らせて?1人になっちゃうの寂しくて…」
ダイヤ「わかりました、では玄関までは…お願いしますわ」ニコッ
梨子「うんっ!」
テクテクテクテク
ハキハキ
ガチャッ
ダイヤ「では…お邪魔しました。ご両親にもよろしくお伝えください」
梨子「あっ、ちょっとだけ待って…」 ダイヤ「?」
ギュッ!
ダイヤ「えっ、梨子さんっ!?」
梨子「またこの後1人になっちゃうから…少しだけ…少しだけこうさせて…?」
梨子「少しこうすれば1人でも大丈夫だと思うから…」フルフル
ダイヤ「………」
ダイヤ「わかりましたわ」ニコッ
ナデナデ
ダイヤ「梨子さんは1人じゃありません、わたくしがついていますから」
ダイヤ「わたくしにできることならなんでも言ってくださいね?」フフッ
梨子「本当…?じゃあ少しだけわがまま言ってもいい…?」
ダイヤ「ええ、もちろんですわ」
梨子「今日も一緒に寝てほしいの…ダメ、かな…?」
ダイヤ「喜んでお供いたしますわ」ニコッ
梨子「ありがとうダイヤちゃん…」ギュッ
ササッ 梨子「よしっ…もう大丈夫…!ごめんね、呼び止めちゃった上にわがまま言っちゃって…」
ダイヤ「お気になさらないでください」ニコッ
ダイヤ「ではそろそろ行きますわね」
梨子「うんっ、行ってらっしゃい」ニコッ
ダイヤ(昨日はどうなることかと思いましたが…梨子さんがいつもの笑顔を見せてくれるようになって本当によかった…)
ダイヤ(このまま梨子さんの不安を取り除ければよいのですが…まだまだ千歌さんに囚われている状態…気は抜けませんわね)
ダイヤ(来週には謹慎も解けて否応にも千歌さんと対面してしまいますし…)
ダイヤ(それならば…)
ダイヤ(来週までに千歌さんからの呪縛を解いてみせます…!梨子さんをこれ以上苦しめさせはしません…!) ーーーーー
千歌部屋
千歌「うーん…むにゃむにゃ…」スヤスヤ
梨子『いやぁぁぁぁぁぁ!!!!』
千歌「わわわっ!!?え、何ごと…?」
千歌「せっかくいい感じに眠れてたのに…」
ダイヤ『梨子さん!!安心して!!あなたはわたくしが守るから!!』
千歌「ん…?んん…?ダイヤちゃんの声…?どういうこと…?」
カ-テンシャ-ッ
千歌(暗くてよくわからない…2人は今一緒にいるってこと…?寝ぼけてて聞き間違いな気もするし…)
……………
千歌(静かになった、気のせいだったかな?梨子ちゃんがあんなに激しい寝言うなんて…人は見かけによらないんだなぁ) パシ-----ン!!
千歌「!?!?」ビクッ
ダイヤ『…あっていいと思っているのですか!?』
千歌(やっぱりダイヤちゃんの声だよねこれ…めちゃくちゃ怒ってるし…)
千歌(てことは今の音は…梨子ちゃんを叩いたってこと…?なんで…?)
千歌(もしも喧嘩とかになるんだったら止めなきゃ…だよね…少しだけ様子見しないと…)
…………
千歌(また静かになった…?)
千歌(なんでこんなことになってるんだろう…心配だなぁ…梨子ちゃん…)
千歌(今梨子ちゃんのところに行ってもいいけど…夜に押しかけるのはダメだし…)
千歌(明日の朝早めに家出て梨子ちゃんの様子見てから行こうかな) ーーーーー
AM6:45
千歌「よしっ」
千歌(予定よりも15分遅いけど…ちゃんと起きれた!我ながらえらいのだ)
千歌(梨子ちゃんの様子を見に行かないと
千歌(だけど………)
千歌(ダイヤちゃんが本当にあんな風に怒ってるなら…はぁ…急に憂鬱になってきちゃったなぁ…)
ハァ
千歌(でもそうも言ってられないよね…暴力は良くないもん、曜ちゃんと梨子ちゃんだけじゃなくてダイヤちゃんも喧嘩しちゃうとか嫌だし…)
千歌(Aqoursを元に戻すためには…やらなきゃ!)
千歌「行ってきまーす!」 千歌「よしっ、梨子ちゃんまってて…ね…?」
千歌「!?」
ササッ
コソコソ
ギュッ!
ダイヤ「えっ、梨子さんっ!?」
梨子「またこの後1人になっちゃうから…少しだけ…少しだけこうさせて…?」
梨子「少しこうすれば1人でも大丈夫だと思うから…」フルフル
千歌(えっ!?どういうこと…?喧嘩してたんじゃなかったの…?)
無音カメラカシャッ
ダイヤ「………」
ダイヤ「わかりましたわ」ニコッ
ナデナデ
ダイヤ「梨子さんは1人じゃありません、わたくしがついていますから」
千歌(え…?え…?梨子ちゃんもなの…?梨子ちゃんも曜ちゃんと同じなの…?)
無音カメラカシャッ
千歌(千歌…反省しようと頑張ってたのに…なんでみんなこんな酷いことするの…?)
●REC
ダイヤ「わたくしにできることならなんでも言ってくださいね?」フフッ
梨子「本当…?じゃあ少しだけわがまま言ってもいい…?」
ダイヤ「ええ、もちろんですわ」
梨子「今日も一緒に寝てほしいの…ダメ、かな…?」
ダイヤ「喜んでお供いたしますわ」ニコッ
梨子「ありがとうダイヤちゃん…」ギュッ
ササッ
REC終
千歌(梨子ちゃん…梨子ちゃんは信じてたのに…)
千歌(2人とも付き合ってる人がいるなら……なんで私と付き合うなんて言ったの…?バレないと思ったから?だから私は悪くないってことだったの…?浮気はお互い様だからって…?)
千歌(もうわからないよ…)ポロポロ
タッタッタッタッ 自分は二人とも好きだから二股でもいいけど相手にはそれを許さないというクズっち ーーーーー
部室
AM8:00
千歌「うぅっ…くすん…ひっく…」メソメソ
ガララッ
果南「よっし、朝練終わり…って…千歌?」
千歌「が、がなんちゃん…」ヒック
果南「千歌!?どうしたの!?」
タタタタッ
千歌「あのね…あのねっ…りこちゃぁが…ようちゃぁが……っひっく…」ポロポロ
果南「あーもうっ、一回落ち着いてからでいいから!ほら、まず深呼吸!」
ス-ッハ-ッ ヒック
果南「私のスポドリも飲んでいいから」
千歌「あ、ありがどかなんちゃ…」
果南「汗拭くようのタオルしかないけど…これで涙拭いて」
千歌「うん…」ゴシゴシ ーーーーー
AM8:15
果南「それで…なにがあったの?もうあんまり時間ないから詳い話しは後で聞くけど…」
千歌「私ね…果南ちゃんに言われてから反省しないとって思って…謝りに行こうとしたんだけど…」
果南「うん、それで?」
千歌「曜ちゃんも梨子ちゃんも…うぅっ…うぅっ…」ポロポロ
果南「あーもうまた…落ち着いてゆっくりでいいから」ヨシヨシトントン
千歌「ありがと果南ちゃん…」
果南「もう話せそうかな?」トン トン
千歌「うん…」
千歌「謝らないとって思って家に行ったんだけどね…」
千歌「2人がね…うぅっ…浮気してたの……」クスン
果南「えっ?」
果南「ええええ!?」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
千歌「あっ、予鈴が…教室戻らないとだね…」
果南「えっ、ちょっと待って!行く前にその話を詳しく…」
千歌「後でまた相談させてもらうから…また放課後…お願いできるかな…?」
果南(放課後はダイヤと鞠莉とで報告会があるんだけど…これの真相を知るのが優先…かな…)
果南「わかった、放課後に千歌の部屋に行くよ」
千歌「うん…ありがと、果南ちゃん…」
果南(ダイヤと鞠莉はこのこと知ってるのかな…?いや、まだ言うわけにはいかないよね、真偽がわからないし…このことはまだあの2人には言わないでおこう…) はたして果南ちゃんは友人の人間性を信じるのか、それとも千歌ちゃん(証拠映像付き)を信じるのか ーーーーー
3年教室
ガララッ
ダイヤ「果南さん、おはようございます」
鞠莉「グッモーニンッ果南!」
果南「ん、おはよ」
ダイヤ「ふわぁぁ…」
果南「珍しいね、ダイヤがそんな欠伸するなんて…」
ダイヤ「!!わたくしとしたことが…失礼しました」
果南「もしかして昨日寝てないの?」
ダイヤ「実はいろいろありまして…」
ダイヤ「徹夜で学校に来たのなんて初めてです…」
鞠莉「あんまり無理しないほうがいいわよ?理事長権限で保健室自由に使わせてあげちゃうから」
ダイヤ「お気持ちは嬉しいのですが生徒会長のわたくしがそのようなこと…」
果南「ダイヤは意地でもちゃんと起きてそうだからね、本当に体調崩しちゃわないか心配だよ」
ダイヤ「あまりにも辛かったら無理はしないようにいたしますわ、ご心配ありがとうございます」ニコッ ーーーーー
昼休み
果南「あ、2人ともご飯食べるついでに」
鞠莉「?」
ダイヤ「どうなさったんですか?」
果南「今日私千歌のところに行くから放課後集まれなそうなんだよね、だから今聞いておきたいなって」
ダイヤ「千歌さんの…」
鞠莉「OK、そしたら生徒会室で食べましょうか」 ーーーーー
生徒会室
果南「まずは私からだけど…昨日はなんもできてないんだよね、千歌と話そうと思ってLINEしたんだけど無視されちゃってねぇ」
鞠莉「千歌がスルーなんて珍しいわね」
ダイヤ「それで今日会いに行くというわけですか」
果南「まぁそんなところかな」
鞠莉「私は昨日も一昨日と同じ感じ。だけどだいぶ心を開いてきてくれてるわ」
鞠莉「ただ千歌離れさせるのはなかなかハードね…」
鞠莉「ちなみに今日も行って来る予定よ」
ダイヤ「わたくしもほとんど同じですわね」
ダイヤ「ただ梨子さんの方は千歌さんへの思いとみんなに迷惑をかけた自責の念との板挟みで精神をやられている様子でしたので…」
ダイヤ「今日もできるだけ一緒にいてあげたいと思っています」
果南「梨子ちゃんそんなことになっちゃってたんだ…」
果南(もしも千歌の話が本当だとしたら…自責の念もそりゃあ強くなるよね…ってことはやっぱり千歌の話は本当…?)
鞠莉「梨子もダイヤに負けず劣らず真面目だからね…梨子のこと頼むわね、ダイヤ」
ダイヤ「お任せください。曜さんのことはおまかせいたしますね鞠莉さん」
鞠莉「オフコース!マリーに任せて!」
果南(この2人の頑張りを無駄にしないためにも…曜と梨子ちゃんの浮気の真偽を確かめないと…!) 前スレでも最後まで千歌のことを信じたいとかで戦犯になってたし、基本的に千歌寄りなんだろうな
今回もそうなってしまうのか ーーーーー
放課後
十千万
ガララッ
果南「お邪魔しまーす」
志満「いらっしゃいま…あら、果南ちゃん!千歌ちゃんに何か用だった?」
果南「うん、もう帰ってきてる?」
志満「ごめんねぇ、千歌ちゃんまだ帰ってなくて…部屋で待っててもらっていい?」
果南「それじゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」
タッタッタッタッ
ガララッ ーーーーー
千歌部屋
果南「千歌の部屋に1人ってなんか新鮮だなぁ…」
机チラッ
歌詞ノートVOL.8
見ちゃダメ!見たらみかんの刑
果南(千歌の歌詞ノート…いつのまにか増えてたなぁ…)
果南(歌詞作りもリーダーも頑張って誰よりもスクールアイドルが好きで…)
果南(そんな頑張ってる千歌がみんな好きだった)
果南(なのに…本当になんであんなことやっちゃったんだか…)
果南(まぁそれは今更言っても仕方ないか、失った人望は千歌自身が取り戻すしかないしね)
果南(それよりも私は2人に仲直りしてもらう方法を考えないと…Aqoursをなんとかするために!)
果南(そのためには…まずは…)
ガララッ
千歌「ごめん果南ちゃん、遅くなっちゃった!」バタバタ
果南「いいよ、部屋見て待ってたから」
千歌「えー!!変なものとかないけど恥ずかしいからやめてよー!」ウガ-ッ
果南「まぁまぁ。それよりも今朝の話、詳しく聞かせてよ」
果南(この話の真相を確かめる…!) ーーーーー
コトッ
千歌「はい、お茶とみかん」
果南「ありがと」
千歌「今朝の話なんだけどね…」
果南「うん、ゆっくりでいいから話してみて?」
千歌「信じてくれる…?」
果南「まぁまだなんともだけど…浮気ってどういうことなの?」
千歌「昨日曜ちゃんのところに謝りに行こうとしたらね」
千歌「鞠莉ちゃんがいたの」
果南「うんうん…」
千歌「それで梨子ちゃんの
果南「えっ、いや、ちょっと待って、曜のことはそれだけ?」
千歌「え、う、うん…」
果南(それだけで浮気!?自分はがっつり浮気してたのに2人で会うだけで浮気認定なの!?)
果南(しかも鞠莉は曜の気持ちを少しでも和らげようとして行ってるのに…)
果南「それは間違いなく…千歌の勘違いだよ」
千歌「曜ちゃんと鞠莉ちゃんのこと?」
果南「うん」 千歌「でも…写真があるんだけど…」
果南「どんな?」
千歌「これ」
スマホスッスッ
鞠莉と曜が抱き合う写真
果南「あー…」
果南(まぁ事情を知らなかったら勘違いしちゃっても仕方ないかぁ…普段曜が胸に顔埋めて抱きつくなんてなかなかないし…)
果南(でも事情を知ってるとさすがに…これは千歌の間が悪かった感じだなぁ…)
果南「謹慎になった曜を慰さめてるだけとかだと思うけど…」
果南「鞠莉が曜のところに行くってのは私聞いてたしね」
千歌「でも…それも鞠莉ちゃんが浮気しやすくするためかもしれないよね…?」
果南「そんなことないって」
千歌「でも…じゃあこれは…?」 自分に非があったゆえに起こったこととは考えられないのか... さすがに千歌ちゃんのいうことを鵜呑みにすることはなさそうか。ないよな?w スマホスッスッ
ダイヤと梨子が抱き合う写真
ダイヤが頭を撫でる写真
果南「いや、だからこれも同じだと思うけ
スマホスッ
動画
ーーーーー
ダイヤ『わたくしにできることならなんでも言ってくださいね?』
梨子『本当…?じゃあ少しだけわがまま言ってもいい…?』
ダイヤ『ええ、もちろんですわ』
梨子『今日も一緒に寝てほしいの…ダメ、かな…?』
ダイヤ『喜んでお供いたしますわ』
梨子『ありがとうダイヤちゃん…』
ーーーーー
果南「!?」
千歌「これでも…?」
果南(これは…何がどうしてこうなったの…!?) 果南(いやいや、ダイヤがまさかそんなことするわけ…ない、よね?)
果南(でもたしかに…今日のダイヤは珍しく寝不足だった…ってことは本当に…?)
果南(一緒に寝てたから寝られなかったってこととなのかな…ましてやあのクソ真面目なダイヤが身体を許すって…実はずっと付き合ってるとしか…)
千歌「ダイヤちゃんは真面目だし、そういう関係になるのに…長い期間が必要だと思うんだよね…だから千歌と付き合う前からずっと…」
千歌「って…果南ちゃん、聞いてる?」
果南「あー、ごめんごめん」
果南(いや、ダイヤに限ってそんなことは絶対にない…!)
果南(けど一応このことは確認してみる必要があるかな…適当なことを言うわけにもいかないしね)
果南(ひとまずここは千歌をなだめるのが先決かな、何をするかわからないし) 果南「たしかにこの動画はびっくりだけど…これで浮気したってことにはならないんじゃないかな?」
千歌「浮気だよ…2人とも私のこと好きって言ったのに…他の女の子と抱き合ってるんだもん…」
果南「まぁそうだけど…」
果南(千歌はもっと酷いことしてるけどね!?)
果南「でもこの写真と動画だけじゃ浮気とは決められない気がするなぁ」
果南「それに、さっきは濁しちゃったけど…鞠莉とダイヤは2人の心のケアで行ってるだけだから」
果南「千歌の一件でかなり精神的にきてると思うからって」
千歌「そうだったにしても…こんな関係にはならないよね…?それに私ちゃんと謝ろうとしたんだよ…?」
果南「だけど梨子ちゃんが」
果南「!!」
果南(危ない危ない…ダイヤに他言無用って言われてるの忘れてた……梨子と曜の状態は言だちゃダメだ…!) >>315
果南「たしかにこの動画はびっくりだけど…これで浮気したってことにはならないんじゃないかな?」
千歌「浮気だよ…2人とも私のこと好きって言ったのに…他の女の子と抱き合ってるんだもん…」
果南「まぁそうだけど…」
果南(千歌はもっと酷いことしてるけどね!?)
果南「でもこの写真と動画だけじゃ浮気とは決められない気がするなぁ」
果南「それに、さっきは濁しちゃったけど…鞠莉とダイヤは2人の心のケアで行ってるだけだから」
果南「千歌の一件でかなり精神的にきてると思うからって」
千歌「そうだったにしても…こんな関係にはならないよね…?それに私ちゃんと謝ろうとしたんだよ…?」
果南「だけど梨子ちゃんが」
果南「!!」
果南(危ない危ない…ダイヤに他言無用って言われてるの忘れてた……梨子と曜の状態は言っちゃダメだ…!) 千歌「どうしたの?果南ちゃん」
果南「いや、なんでもないよ」
果南「2人のやってることに関しては私も内容を詳しく聞いてないからわからないんだけど」
果南「とりあえずまだ浮気だと確定するにはちょっと早すぎると思うな」
果南「千歌がやった浮気に比べれば可愛いもんだしね」
千歌「そうかもしれないけど…でも私は本当に2人が好きだったのに…2人は適当な気持ちで私と付き合ってたのかなって思うと…」
果南(いやいや…千歌が言えたことじゃないでしょ…)
果南「まぁそんなに気になるなら少し聞いてみるよ、なんのわだかまりもない状態にしたいしね」
果南「だから確認取れるまでは余計なことしないように、わかった?」
千歌「余計なことって…」
果南「今の千歌は何やるかわからないからね、謝りに行こうとしたのはいいことだけど、浮気だと思って先走られたら大変なことになるかもしれないし」
千歌「……わかった」
千歌「わかったら教えてね…?」
果南「うん、ちゃんと教えるから」
果南(さすがに2人に限ってそんなことはないと思うけど…明日確認してみないとだね) 2人は適当な気持ちだったのかみたいにいってるけど、そもそもの発端は修羅場が見たいとかいう
適当な理由で2人に手を出したからなんだけどなw千歌ちゃん的には適当じゃないんだろうけど SSとはいえまさか千歌ちゃんをぶん殴りてえと思う日が来ようとは… 腐ったみかんは周りをどんどん腐らせるというのは正しかった ーーーーー
翌日
AM7:28
理事長室
ガララッ
ダイヤ「おはようございます…遅くなって申し訳ありません」
鞠莉「グッモーニンッ!ダイヤが最後なんてめずら…!?」
果南「えっ、ダイヤ大丈夫?目の下すごいクマが…」
ダイヤ「お気になさらないでください、少し寝つきが悪かっただけですから」ポリポリ
鞠莉「ダイヤ…無理はダメよ?」
ダイヤ「ありがとうございます」
ダイヤ「それで…朝の内に話しておきたいこととはなんなのですか、果南さん?」
果南「え、あ、うん…」
果南「実は昨日ね…」
ーーーーー ーーーーー
果南「って感じのことを言ってたんだよね」
ダイヤ鞠莉「「………」」
果南「まぁ私は2人がそんなことするとは思ってないから安心して」
鞠莉「千歌は本当に反省する気があったのかしら?なんでわざわざ写真を撮るようなことをしたの?」
ダイヤ「仮にわたくしたちがそのような関係になったとしてもそれは千歌さんの蒔いた種な訳ですし…」
果南「えっ」
果南「え、いやいや、ちょっと待って」
果南「千歌が悪いのは間違いないし写真もなんで撮ったんだろって感じだけどさ、とりあえず2人にそんな意思はないってことの確認だけしたいんだけど」
鞠莉「……ごめん」
果南「!?」
鞠莉「曜の気持ちが最優先だけど…否定はしきれないわ」
鞠莉「付き合いたい…とはまた少し違うような気がするけど、少なくともただの後輩仲間以上には思ってる」
ダイヤ「わたくしも同じくです…」
果南「ダイヤも!?」
ダイヤ「もちろん自分の意思を優先にしたりすることはありませんが…」
果南(え、じゃあ千歌の浮気ってあながち…いや、でもまだそう言う関係なわけじゃないからまだ…) 酒井おじさんこれ見たら絶対やりかねん
千歌のアホ
お前の姉ちゃん売れ残り〜
夢オチ 果南「まさか2人がねぇ…」
鞠莉「ごめんなさいね、果南…もちろん解決させるのが最優先だから余計なことはしないわ」
ダイヤ「申し訳ありません…」
ダイヤ「ケアをしている一時の気の迷いかもしれませんので…解決するまではわたくし自身もこの気持ちが正しいのかわかりませんが…」
果南「まぁわかった」ハァ
果南「ただ…今曜と梨子は千歌と付き合ってる状態だからね?わかってると思うけど…浮気にならないように」
鞠莉「ええ、私は曜が幸せになってくれればいいから…それこそ、万に一つもないだろうけど千歌が心の底から反省して曜だけを選んで、曜が幸せになれるならそれでも構わないと思ってるわ」
ダイヤ「わたくしはそういう風に思うことはできませんが…梨子さんの幸せが一番だというのは同じですわね」
ダイヤ「今のまま進んでも余計に苦しめるだけですから、そんな真似は致しません」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
果南「…予鈴か、放課後はまた2人のところに?」
ダイヤ「そうするつもりです」
鞠莉「私もよ」
果南「わかった、私は千歌と話に行くから、また明日の朝に集まろうか」
果南(大変なことになったなぁ…この状況千歌になんて伝えよう…) 鞠莉ちゃんもこのクズっちが改心するとは全く思ってないけど、もし真剣に相手と向き合って選択するなら
そこは個人の意志として尊重しようという感じで、ダイヤちゃんはこの時点で取り返しのきく段階はすでに
過ぎてると見限ってる感じなのかね。それぞれの判断が二人のキャラに合ってるかも
ようりこはそれぞれ違う方向でおかしくなってるけど、梨子ちゃんの方がパッと見で深刻に見えるというのも
あるのかもな。何か大変なことをやらかしそうな病みは曜ちゃんの方っぽいけどw ーーーーー
放課後
梨子宅
ガチャッ
ダイヤ「お邪魔いたします」
梨子「あっ、ダイヤちゃん!今日も来てくれたんだね、ありがとうっ!」
ダイヤ「いえいえ、わたくしも早くお会いしたかったですわ」
ダイヤ「梨子さん、もしかしてずっと玄関でわたくしを待っていられたんですか?」
梨子「うんっ、そろそろ来るような気がして…」ニコッ
ダイヤ「ありがとうございます」ニコッ
ダイヤ(梨子さん…こんなに自然に笑顔が出るようになって…)
ダイヤ(あとはやはり…悪夢…千歌さんの呪縛をどうにかしないとですわね…)
ダイヤ(昨夜もやはり2度ほど眠りの浅い時にうなされていましたし…わたくしがしっかりしなくては) 梨子「あっ、ダイヤちゃん!ちょっとリビングに来てもらってもいいかな?」
ダイヤ「ん?どうしたのですか?」
梨子「いいからいいから」フフッ
ダイヤ「あっ、梨子さん!引っ張らないでください」
タタタタッ
ガチャッ
テーブルの上に日本食
ダイヤ「!!これは!」
梨子「昨日ダイヤちゃんが教えてくれた和食を実践してみたの、ダイヤちゃんに食べて欲しいなぁって」ニコッ
ダイヤ「梨子さん…!ありがとうございます」
梨子「こちらこそ、ありがとうダイヤちゃん」ニコッ Aqoursって基本的にあんまり仲良くなさそうだよな
学年間もわりとバラバラだし
だからこそこういうssはすんなり受け入れられる
つまりこのssはめっちゃいい ーーーーー
ダイヤ「ごちそうさまでした」
梨子「お粗末様でした、どうだったかな?」
ダイヤ「とても美味しかったですわ、梨子さんは飲み込みが早いのですね」
ダイヤ「味もそうなのですが、特に盛り付けが綺麗で…わたくしが教わりたいくらいですわ」フフッ
梨子「そ、そうかな?えへへ…ダイヤちゃんに褒められると嬉しいなぁ」エヘヘ
ダイヤ「後片付けはわたくしに任せて梨子さんは少しお休みになってくださいな」
梨子「えっ、いいよ!一緒に片付けよ?」
ダイヤ「ですが…」
梨子「いいからいいから!私お皿洗うからダイヤちゃん食器持ってきてもらっていい?」
ダイヤ「…わかりましたわ、ありがとうございます」フフッ ーーーーー
梨子部屋
ダイヤ「来週から復学になるので…勉強を、と思ったのですが…」
チラッ
梨子机 文字いっぱいのノート
梨子「?」
ダイヤ「もしかして…今日の日中は自習を?」
梨子「うん、学校の範囲遅れちゃうとまずいかなって思って…自分だけだとわからない範囲もあったんだけど」
ダイヤ「本当にしっかりしていますわね、梨子さんは」ニコッ
梨子「ううん、ダイヤちゃんならこうするかなぁって思って」
ダイヤ「わたくしですか?」
梨子「うん、ダイヤちゃん」ニコッ 梨子「ちょっと恥ずかしいんだけど…ね」モジモジ
ダイヤ「…?」
梨子「私…ダイヤちゃんみたいになりたいなって思ってて//」
ダイヤ「わたくしみたいに…?」
梨子「うん、しっかりしてて優しくて思いやりがあって、真っ直ぐで…私もそんな風になりたくて」
ダイヤ「そんなことありませんわ、わたくしなんて…」
ダイヤ(現にわたくしは千歌さんとの関係を断ち切ろうと考えていますし…優しくなんてありません…)
梨子「もーっ…なんて、なんて言っちゃダメ、じゃなかった?」ム-ッ
ダイヤ「!…わたくしとしたことが…」 梨子「ふふっ、でもそんな謙虚なところもやっぱりダイヤちゃんなんだよね」フフッ
梨子「始めは少し怖い人だなぁとか、話しづらいなぁとか思ってたんだけど」
ダイヤ「梨子さん…そんな風に思ってましたの?」ジ-ッ
梨子「ま、前の話だよっ!」アワワ
手をギュッ
梨子「今は…憧れの人で…私のお姉ちゃんみたいな存在だと思ってる」ジッ
ダイヤ「梨子さん…」
梨子「こんな風に思われたら迷惑だったかな…?」
ギュッ
ダイヤ「迷惑などではありません」
ダイヤ「ありがとうございます、梨子さん」
ダイヤ「梨子さんにそう思い続けていただけるようにわたくしも頑張っていきますわね」ニコッ ーーーーー
放課後
曜宅前
テクテクテク
ピタッ
タッタッタッタッ
ガチャッ
曜「おかえり鞠莉ちゃん!」
鞠莉「チャオ、また今日も外見てたの?」
曜「学校終わってからだけね!日中は身体が鈍らないようにトレーニングしてるかな」
鞠莉「ならいいけど…」
鞠莉(トレーニングしてるってことはAqoursを続ける意志はあるってこと…よね?)
曜「上がって上がって!今日はプリンとパウンドケーキ作ってみたんだ!」
鞠莉「Wow!それは楽しみね!」 ーーーーー
曜部屋
パクッ
鞠莉「んーっ!さすが曜ねっ、お菓子も上手に作れるなんて!」パァッ
曜「あはは、喜んでもらえてよかった」
曜「毎日来てもらってるから、何かできないかなぁって思ってて」
鞠莉「そんな気を使わなくてもいいのに」パクッ
曜「そんなこと言いながらもあったら嬉しいでしょ?」ニコッ
鞠莉「もちろんよ、Thank you」ニコッ
鞠莉「でも私が来たいから来てるんだから、本当に気にしなくていいのよ?」
曜「じゃあ私も作りたいから作ってるだけだからおあいこだねっ」アハハ
鞠莉「ふふっ、そうね」 鞠莉「ご馳走さま、うちのシェフが作るものより美味しかったわ」
曜「ええっ!それは言いすぎだと思うけど…」
鞠莉「全然そんなことないわ!お嫁さんに来て欲しいくらいよ!」
曜「!!」ピクッ
鞠莉(!?え…っ?私何かまずいこと言った…?)
鞠莉「どうしたの…?」
曜「ん、あ、あぁごめんごめん、鞠莉ちゃんがお嫁さんとか突拍子もないこと言うからびっくりしちゃって」
鞠莉「本当にそれだけ…?」
鞠莉「何か別の…
曜「何でもないっ!だからこの話は終わりっ!」
鞠莉「…Sorry、何か気に障ったのよね」
曜「ううん、本当になんでもないから、気にしないで」アハハ
鞠莉(曜……) でもこれ鞠莉もダイヤも、傷付いて心が荒んだ状態につけ込んで都合よく後輩を寝取ってるだけでしょ? 結果的にそうなるかもしれないけど、とりあえず二人をクズっちから離すことが重要だろうしな 曜「あっ、そうだ鞠莉ちゃん」
鞠莉「ん?What's happen?」
曜「最近Aqoursはどう?」
鞠莉「あー…」
鞠莉「Aqoursはあなたたちの謹慎が終わるまで活動停止だからみんなバラバラに行動してるわね、1年生たちは毎日一緒にいるみたいだけど」
曜「そう…なんだね」
鞠莉「正直に言って今後のことはどうなるかはわからないわ…」
曜「そうだよね…ごめんね、ありがとう」
曜「あともう一つなんだけど」
曜「ち、ちかちゃんは…なにかいってた……?」
鞠莉「ごめんなさい、千歌と会ってるのは果南だけで私はなんとも」
鞠莉「けど果南が言うには謝りたいって言ってたっていうのは聞いたわよ」
鞠莉(あのことを言うわけにはいかないわよね…)
曜「!!そ、そうなんだ!ありがとう」
曜「実は千歌ちゃんにLINEしてもまったくお返事くれなくて…」
鞠莉「そうだったのね…」
鞠莉(返事がない…?まさか…)
鞠莉「少しだけスマホ借りてもいい?」
曜「いいけど…なんで?」
鞠莉「千歌に送った文がよくなくて返事がこないのかもしれないでしょ?だからマリーがcheckしてあげる!」
曜「!たしかに!私変なこと送っちゃってたのかも…鞠莉ちゃんお願い!」
スマホスッ 鞠莉(まさか千歌…そんなことまでするとは思いたくないけど…)
スマホスッスッ
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鞠莉(やっぱり…!!)
曜「どうかな…?変なこと送ってたかな…?」
鞠莉「えっ、あ、あぁ!Little wait!もう少し考えさせて」
鞠莉(いや、まだよ!たまたまな可能性もあるし…」
スマホスッスッ
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鞠莉(あぁ…)
鞠莉(間違いない…ブロックしてる…) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています