聖良「おや、あなたは…….」果林「?」
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聖良「もしかして虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の朝香果林さんでは?」
果林「あなたは……(どこかで見覚えが…)」
聖良「ああ、失礼しました。私北海道でSaint Snowという名でスクールアイドル活動をしている鹿角聖良です」
果林「Saint Snow……あ!そうだわ!北海道のすごいスクールアイドル!(前にせつ菜に見せてもらったのと同じだわ)」
聖良「ありがとうございます。東京の方にも知っていてもらえて光栄です」
果林「けど今日はどうして東京に?」
聖良「今日は理亞……妹が秋葉原でお友達と遊ぶというのでついてきたんです」
聖良「しかし理亞には秋葉原まではついてこないでと言われてしまったので私も私で東京観光をしようかと」
果林「それでお台場に……でもお友達と遊ぶために東京だなんて大変じゃない?」
聖良「私たちはわりと頻繁にAqoursさんに呼ばれて静岡行ってますしもう東京くらいなら誤差ですよ」
果林(Aqoursの子達も中々エグいわね……いや、私たちの部長もしょっちゅう東京呼び出してるしあまり人のことは言えないわね) 聖良「先日のAqoursやあのμ'sとの合同ライブ見させてもらいました。新設のグループなのにとても素晴らしいパフォーマンスでしたよ」
果林「ふふ、ありがとう。強豪のSaint Snowにそんなこと言われるなんて嬉しいわ」
聖良「しかしそれだけに惜しい」
果林「え……?」
聖良「果林さん、あなたは今何かに悩んでいませんか?」
果林「!!」
聖良「あなたの整った身体と滑らかなダンスが合わさったパフォーマンスはとても素晴らしいです」
聖良「しかし自信溢れているパフォーマンスの筈なのにどこか迷いが生じている……私はそう感じました」
果林「そう……やっぱり、わかる人にはわかっちゃうのね」
聖良「ええ、しかし私がわかったのはおそらく私とあなたが……」
聖良「同じタイプのスクールアイドルだからだと思います」 果林「私自身も、迷いがあることはわかっているつもりなんだけどやっぱり上手くいかなくて……」
聖良「……もしよかったら私、力になりたいです」
果林「えっ……でも、そんな……」
聖良「同じスクールアイドルとして時に助け合うことも大事です」
聖良「スクールアイドルフェスティバル、開催したいんですよね?」
果林「……!!ええ……」
聖良「だったら、私に任せてください」
果林「聖良……」 聖良「立ち話も身体に良くないので……どこかでお茶しながら話しませんか?」
果林「そうね、だったらお台場のいいカフェを紹介するわ。この時間だったらお昼も一緒に済ませられるところがいいわね」
聖良「ふふ、それは楽しみです」
ブ-ブ-
聖良「と……すみません、妹から連絡が来たので少し失礼します」
––––––––––––
❄︎理亞❄︎:姉様、お昼どうするの?
❄︎理亞❄︎:一人でぶらぶらしてるんでしょ?
❄︎理亞❄︎:姉様のこと話したらお昼一緒でもいいって言われたけど
❄︎理亞❄︎:スタンプを送信しました
聖良:大丈夫。お昼は食べてくる
❄︎理亞❄︎:えっ、一人で?姉様一人だと牛丼屋くらいしか……
聖良:今日はお台場のカフェに行こうと思っています
❄︎理亞❄︎:か、カフェ!?本当に大丈夫なの?
聖良:心配しないでください、私ももう大人なんですから
❄︎理亞❄︎:姉様がそう言うなら……私も私たちだけで遊びたいし
❄︎理亞❄︎:けど何かあったら連絡してね、東京は危ないから
聖良:了解です
❄︎理亞❄︎:スタンプを送信しました 聖良「すみません、お待たせしました」
果林「妹さんどうしたの?」
聖良「まだ理亞も一年生ですから……色々と不安なこともあるようです」
果林「難しい年頃よね……じゃあ行きましょう」
聖良「はい」 お台場某所のカフェ
果林「……ということなの」
聖良「……なるほど、本当の自分というものにコンプレックスを抱いている、ということですね」
果林「ええ、周りのみんなには完璧な私が求められている。そんな期待の中で本当は全く何もできない私を見せるわけにはいかないの」
果林「けどそんなかっこいいこと言っても結局は同じスクールアイドルの子達に助けてもらっていて……このままじゃダメだって思ってるのに……」 聖良「私も分かります。周囲からの期待というものは時に残酷なものですから」
果林「聖良……」
果林「不思議だわ、本当の私のことなんて人に話すことは滅多にないのに……聖良相手だとつい話しちゃう」
聖良「ふふ、それは嬉しいです」
果林「誰かに話すというのも大切なのね……これで少しは良くなるかしら」
聖良「それは難しいと思います」
果林「え……」 聖良「確かに、相談というものは大事です。ですが結局それは他人任せになりがちになってしまう」
果林「……そうよね、毎回誰かに相談に乗ってもらうというのも……」
聖良「しかしこのまま一人で溜め込むのはもっと危険です」
聖良「溜め込みすぎていずれ取り返しのつかないことになってしまうかもしれません」
果林「八方塞がりね……」
聖良「しかし、私にいい考えがあります」 聖良「私も壁にぶつかっていました。あのままだったら私はとっくに壊れていた」
聖良「ですがそんな時、Aqoursに……そして彼女に出会った」
果林「彼女……?」
聖良「衝撃的でした、曇っていた世界が今では光で満ちています」
果林「……」ゴクリ
聖良「果林さん、あなたにもお教えします」
聖良「ルビィさんごっこ≠……」ドン 果林「る、ルビィさんごっこ…?」
聖良「はい。ルビィさんごっこです」
果林「その……あれよね、ルビィってAqoursの黒澤ルビィちゃんよね?」
聖良「はい。Aqoursの黒澤ルビィさんです」
聖良「ですが間違ってもルビィちゃんごっことは言ってはいけませんよ。ルビィさんごっこです」
果林「え、ええ……」
果林(どういうことなの……?)
聖良「分かりやすくいうとルビィさんごっこはいわゆる……魂の解放≠ニでも言いますか」
果林「分かりやすく……?」 聖良「やはり言葉だけでは通じませんか……」
果林「ごめんなさい。私そういうことに疎くて……」
聖良「分かりました。では実際に私がやるので見ていて下さい」
果林「え」
シュルシュル
キュ
果林(あ、髪型を……)
聖良「……」
聖良「ぅゅ……」
果林「!?!?!?」 聖良「ぅゅゅ……ど、どうかな果林さん。これがりゅびぃさんごっこだよ」
果林「え、ええ……よ、要するにルビィちゃ……ルビィさんになりきるってことなのね」
聖良「ち、違うよ……なりきるんじゃなくてりゅびぃはりゅびぃなの!」プンプン
聖良「それでね?これを使うとおねぇちゃぁとお話できるんだ」
ポチ
『あらルビィ、またですの?』
聖良「ぅゅ…ごめんおねぇちゃぁ、けどりゅびぃ、どうしてもおねぇちゃぁとお話ししたくて」
ポチ
『もう……仕方なのない妹ですわね』
聖良「おねぇちゃぁ……」ぅゅぅゅ 数時間後
聖良「––––––––と、以上がルビィさんごっこの大まかな内容です」キリ
果林(本当にさっきまでのルビィちゃんと同一人物なの?)
聖良「戸惑うのも仕方のないことだと思います。実際私も行動に移すまでにだいぶ躊躇った記憶があります」
聖良「ですがそれを乗り越えた先に、きっとあなたの求む答えがあるはずです」
果林「私の……答え」
聖良「私も無理強いはしません。全ては果林さん次第です」
スッ
聖良「これはお試しセット用の音源です。気が向いたら使ってみてください」 聖良「それでは私はそろそろ妹のところへ戻ります。あの子も不安がっていると思いますし」
果林「あ、うん。今日はありがとう……誰かに話せてスッキリしたわ」
聖良「それはよかった。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の次のライブ、楽しみにしていますね」
果林「ええ、頑張ってみせるわ」
果林「あ、ところで聖良」
聖良「はい、なんでしょうか」
果林「そのお皿のブロッコリー食べないの?」
ビクッ
聖良「ぅゅ……おねぇちゃぁ……ブロッコリーはだめだよ……」
果林「え……?」
聖良「……はっ!いえ、なんでもありません!取り乱しました!それは果林さんにあげます。それでは」
スタスタ
果林「……」ポカ-ン その夜 学生寮
果林「はぁ……どうしましょう、これ」
💿(聖良の手書きで入門編と書かれている)
果林「せっかく私のことを想ってくれたんだし……使わないというのも失礼よね…」
聖良『ぅゅ……』
果林「あの時の聖良、とてもいきいきとしてた。そんなにいいものなのかしら?」
果林「けどなんでルビィちゃん……?」
カチカチ
果林「とりあえずパソコンに音源を入れてと……」
ウィ-ン
果林「あ、始まったわ」 エマちゃんの妹の名前は出てないけど彼方ちゃんの妹は名前が出てる…遥さんごっこ ルビィちゃんごっこしながらエマちゃんに甘えればいいじゃん🤗 >>24
数時間もルビィさんごっこ見せられてたのか… 聖果林は無いわと思ってスレ開いたけどまさかルビィさんだったとは ––––––––––––––––
––––––––––––
『それじゃあ、ちゃんと暖かくして寝なさいねルビィ』
果林(……あら?これでお終いかしら?)
果林「なんだか、ただダイヤがひたすら喋りかけてくるだけだったわね……正直よく分からなかったわ」
果林(でも……音声とはいえずっと甘えさせてくれるダイヤの声は落ち着いたわ……)
果林「ん〜……(眠くなってきたし、そういう睡眠導入剤として使えばいいかしら)」
果林「いくらなんでも、私がルビィちゃんになんてなれないだろうし」 翌朝
果林「……ん」パチ
果林「ふわああ〜……よく眠れたわ」ノビ-
果林(あのCDのおかげかしら……なんて)
ガチャ
エマ「え……!?」
ドサッ(バッグを落とす音)
エマ「果林ちゃんが……一人で起きてる……」
果林「あらエマ、おはよう。今日もありがとうね」
エマ「しかも会話ができるくらい意識が覚醒してる!?」
エマ「あ……あ……」
エマ「うわーーーーっっ!!」
ダダダダダ
果林「エマ……どうしたのかしら……」 夜
果林「はあ……今日も疲れたわ」
果林(モデル活動にアイ活、それに学業も……目が回りそうだわ)
果林「……あら、聖良から連絡が来てる」
––––––––––––
聖良:ぅゅゅ?うゅ〜ゅぅ?
💋果林💋:?
💋果林💋:どうしたの?
聖良:すみません、確認したかっただけです。失礼しました
💋果林💋:あ、うん 果林「聖良どうしたのかしら……?」
果林「……今日も早く寝たいし、CD使おうかしら」
果林「……あら?」
💿(レベル2)
果林「こんな字書いてあったかしら……?まあいっか」
カチャ
『あらルビィ、いらっしゃい––––––––––––
果林(やっぱり落ち着く声ね……) 布教が終わるまで函館には帰るつもりはありませんから ラブライブのクールキャラは何ですぐ壊れてしまうん? 続き無いんか
レベル2を聞いた果林さんの反応が気になる >>67
は?ざけんなよ
お前には続ける義務がある 翌朝
果林「……ぅ」
ガバ
果林「はぁ〜……よく眠れたわ」パッチリ
果林(内容はあまり覚えてないけどやっぱり寝る時にいいわね♪)
果林(もしかしてルビィちゃんごっこなんて冗談でただすっきり眠らせてくれるためにCDくれたのかしら聖良……ありがたいわ)
エマ「……」ジ-
果林「きゃっ!?え、エマ!?来てたの!?」
エマ「うん。5時くらいに」
果林「今6時半よ……1時間以上もいたの……?」
エマ「果林ちゃんが2日連続も朝起きられるなんて思わなくて……」 果林「もう、エマったら……わ、私だって起きれる時は起きれるんだから」
果林「そうだ!しばらくは朝起こしに来てくれなくて大丈夫よ、ちょっと試してみたいことがあるの」
エマ「え……」
エマ「……」
果林「?どうしたのエマ」
エマ「う、ううん。なんでもないよ」
エマ「これも果林ちゃんのため、だよね?」
果林「ありがとうね。これからはエマの助けがなくてもなんとかできるように頑張るから」 ––––––––––––
聖良「……ふふ、やはり果林さんは適性ありのようですね。レベル2を難なく突破したようで……」
聖良「あと少し、と言ったところでしょうか…」
理亞(何やってるんだろ姉様……)
理亞「姉様、私もう友達と学校行ってくるから。じゃあ」
聖良「えっ!?あ、ちょっと待って!私も行くから!」
理亞「え、それはちょっと……」
聖良「ぅゅ……」 放課後
果林「……っと!」
果林「はぁ……はぁ……どうかしら」
あなた「す、すごいよ果林さん!前より全然良くなってる!」
果林「そうかしら……嬉しいわね♪」
あなた「やっぱり果林さんは凄いよ!ダンスも前からずっと上手いし、魅せ方っていうのかな……とにかく
あなた「〜〜!!
果林(は、早口で何を言ってるか分からないわ……褒めてくれてるんでしょうから何も言えないけど)
歩夢「ふふっ、この子昔から興奮すると前が見えなくなっちゃってお話が止まらなくなるんです。幼稚園年少の時も……
果林(……でもなんでかしら、完璧にできた筈なのに、何かが足りない気がするわ……)
果林(……早く帰ってCD聴きたいな) 夜
果林「さて……そろそろ寝ようかしら」
果林「……あら?」
スッ
💿(レベル3)
果林「レベルどこくらいまであるのかしら……」
カチャ
『今日も1日お疲れ様。ルビィ。本当によく頑張ったわね』
果林(うん、私、頑張ったわ……。一人で起きて、練習もいつも以上にこなせて)
『本当は––––––––いけないけれど、今日は––––––––しっかりお姉ちゃんをやらせてね』
果林(うん……)ウトウト >>77
>理亞(何やってるんだろ姉様……)
何を今更…精神壊れちゃったみたいですね… レッスン4は敬意を払えになるのか、ルビィさんごっこ的に どうやって函館から円盤が届いてるんだろう
内通者がいるのか? >>83
誰も見たことがない黄金バブ方形のパワー! 翌朝
果林「……んゅ」
果林「んー……!!やっぱり快眠ね」
果林「これもお姉ちゃんのおかげかしら」
果林「……?あれ、なんで私今お姉ちゃんだなんて……」
果林「ふふ、おかしいわね。私とダイヤは同い年なんだからそんなわけないのに」
果林(……お姉ちゃん、か……。口に出してみると何故かすごいしっくりくる。私が一人っ子だからかしら?) 学校
彼方「みてみて〜、遥ちゃんの寝顔〜」
あなた「うわぁ、可愛いなあ……いつ撮ったの?」
彼方「むふふ〜昨日遥ちゃんを膝枕した時だよ」
あなた「姉妹仲いいんだなあ」
彼方「えへへ……いつもは遥ちゃんにお世話してもらうこともあるけど、彼方ちゃんはお姉ちゃん≠セからやる時はやるんだ」
果林「!」ビクッ >>83
最終的にぅゆゆゅ〜〜ン とか言い出しそう 続ききてた
果林さん順調に侵食されていっておるな…いいぞもっとやれ 果林さんのお母さんvsルビィさんのおねぇちゃぁ、という構図でよろしいか?
なお双方代理人 あくまでおっぱいの果林ちゃん、魂の解放を旨とする姉様
ぶつかり合う時がいずれ来るでしょう >>88
一人っ子じゃない長女なのにしっくり来てる人が居るんだよなあ 果林ちゃんっておっぱい吸ってるとき何考えてるんだろう おっぱいを吸うときに他の何かに気をとられるなんておっぱいに失礼よ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています