よしルビが同棲するSS
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
ちなみに今大好きクラブ立て直したらどうなるかな?
スクスタとかの供給待ってからの方がいいかな 今でも供給後(何ヶ月後か知らんが)でも多分変わらないと思うよ
ようよしやちかよしぐらいの勢いで油断したら落ちる程度かと よしルビだいすきクラブも復活したのでどうにかあと2つお話投下してスレ完走したい。頑張る >>419
善子とルビィ、そして花丸。高校3年生へ進級する直前の3月―――
善子「いよいよ3学年ね」
ルビィ「そうだねぇ」
善子「この学び舎における最高権力者となり、下級の者を導くためにも―――」
ルビィ「大げさだよぉ」
善子「いいじゃない」
ルビィ「そうかなぁ」
善子「そうよ。進路だって決めなきゃいけないし」
ルビィ「……」
善子「……」
善子「ねぇ。ヨハネの言えたことではないのだけど」
善子「貴方、高校卒業したらどうするつもり?」
ルビィ「……どうしよっかなぁ」
善子「何も無いの?」
ルビィ「ううん。ある、けど……」
善子「歯切れが悪いわね」
ルビィ「だって……」
ルビィ「アイドル、だよぉ?」
そのルビィの言葉から、怒涛の1年間が始まるのだった。
書き貯めが全く出来ないので少しでも時間のある時に無理矢理投下していきます。
ダイジェスト気味になると思われますがラスト100レスで何とか…! 善子「アイドル、ねぇ……」
善子「とても素敵な進路じゃない」
ルビィ「えへへ。よっちゃんは優しいね。ありがとう」
善子「別に、貴方と同じように素直に想いを口に出しただけよ」
ルビィ「そっか……」
善子「この堕天使だけには、貴方の本心を教えて?」
ルビィ「…うん」
ルビィ「ーーー夢みたいな時間だったなぁって」
ルビィ「千歌ちゃんに引っ張られて、がむしゃらにやり通したAqoursの活動」
ルビィ「それはもう、浦の星の名前を沢山の人に届けることで、やり遂げることが出来て、終わりを迎えて」
ルビィ「スクールアイドルになれて、アイドルとして活動が出来て、本当に幸せな時間だった…」
ルビィ「それでね」 ルビィ「終わりたくないって」
ルビィ「ルビィの中の、アイドルのルビィが叫んでるの」
ルビィ「小さい頃のルビィにたくさんの勇気や元気をくれたアイドル」
ルビィ「見ているだけで幸せな気持ちになれちゃうアイドル」
ルビィ「力をくれる素敵な存在だから、そのお返しに応援したいって思えるアイドル」
ルビィ「ルビィは、アイドルになりたい……」
ルビィ「見てるだけじゃなくて、支えたり応援するだけじゃなくて」
ルビィ「やっぱ、り……!ほ、本気で!アイドル目指したい……って!!」フルフル
ルビィ「そう、思ってるの……!」スカートの裾ギュッ
善子「……」
自らを取り巻く環境や、不安な想い
それらを孕んだ震える声で、ルビィは本心を口にする
ヨハネはそんな彼女の手を「応援するわ」と言う声と共に優しく握った。 それからルビィとアイドルを本気で志すにあたって何をする必要があるのか今一度調べることにした。
当初ルビィが「でも、お家が絶対許してくれない」なんて言うもんだから「いーの!調べるだけなら怒られないでしょう?!」と半ば強引に。
善子「とにかく芸能事務所へ所属してデビューと言うのがやはり一般的。それにあたって養成所に通う感じなのかしらね」
善子「へぇ。このグループって48人全員所属してる芸能事務所が違うのね。知らなかった」
ルビィ「そうだね。どんなアイドル活動をするにしてもフリーで活動するアイドルは珍しいかなぁ」 善子「ならこうした養成所を調べて探して……後はやっぱりデビューオーディションを受けると言うのもよくある方法よね!」
ルビィ「そうだね……と言うかよっちゃん!」
善子「ん?」
ルビィ「こんな本格的にお話しても、ルビィのお家は……」
善子「いーいーのー!!ヨハネが調べてて楽しいからいーの!」
ルビィ「えー!?」
こんな風に、ヨハネの家でアイドルについて調べながら遊んで
春休みはあっという間に過ぎ去り、ヨハネ達は高校3年生となった。 一歩前へ歩みを進め始め、4月
ヨハネはオーディション開催の告知を見つけた
善子「な……!あの長野が産んだ伝説、つん♀主催の次世代アイドルオーディション!?」
善子「かなり大規模……。まず書類と声と歌声選考。その後3回も面接がある」
善子「しかも、見つけるの遅すぎたわね……締め切りがもう明日消印有効……」
善子「……」
翌朝ーーー
ルビィ「そ、それで書類とか送っちゃったのぉ!?」 善子「断り無く送ったことは謝るわ!ごめんなさいっ」
善子「でも、あくまでも書類選考を出しただけだし、こういうのってアイドルデビューの逸話ではよくあることじゃない♪」
ルビィ「そうだけどぉ……」
善子「それに、もしこれで通ればルビィにはアイドルを目指せるだけの素質があるって分かるわ。逆も然り、だけどね」
ルビィ「!」
ルビィ「……そうだね。そういうのを知ることも出来るもんね……」
ルビィ「ありがとう、よっちゃん」
善子「結果を待ちましょう」
ルビィ「うんっ」
数週間後、書類選考合格の通知が届いた。 善子「と……!」
ルビィ「通っちゃった……!」
善子「ふふふふふ……!!!まぁ!ルビィのルックスとAqoursとしての実績、そしてこの可愛らしい歌声!当然の結果よね!」
ルビィ「えへへ。褒めすぎだよぉ///」
善子「ねぇ。こうなったからにはもう覚悟出来たわよね?」
ルビィ「えっ」
善子「アイドル。本気で目指しましょうよ」
ルビィ「……」
善子「2次審査の日にちは1週間後、東京よ」
善子「どこまで行けるか。どこまでやれるか。今、一歩踏み出さないと絶対に後悔する」
善子「そんな気がしているの。ルビィも、そしてヨハネも」
ルビィ「……」
ルビィ「…………!」コクン!
ようやくルビィは、頷いてくれた。 その日から今一度ボイスや歌のレッスンを行い、コンディションも万全に整えて
審査会場も迷わないように念入りにチェック
ルビィもヨハネも、不安と緊張を抱きつつも2次審査を心待ちにしていた
そして1週間後の朝
待ち合わせをした沼津駅に
ルビィは来なかった。 このスレ立てた>>1だけど、こんなに長く続けてくれてありがとう…… レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。