千歌「ゲームでセンター争い?」
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鞠莉「そ♪新曲のセンターまだ決めてないでしょ?」
果南「とりあえずみんなセンター曲出来て次は誰にしようかまよってたからね」
ルビィ「で、でもゲームかぁ…ルビィあんまりやったことないよ」
梨子「逆に有利な人が1人いるけど…」
善子「センターは貰ったようなものね」
鞠莉「そこのところは安心して!ちゃんと平等にセンターが決めれるためにもここに来たの!」
花丸「鞠莉ちゃんの家でゲームしたからって平等になるのかな…」
梨子「というかこの部屋…なんなの?」
鞠莉「この部屋でやるの♪」
ダイヤ「…ゲームを?」
曜「テレビ…とか、見えないけど」キョロキョロ
鞠莉「使わないわよそんなもの」
鞠莉「みんなには1人ずつこのカプセルに乗り込んで
『Daydream Warrior』というゲームをプレイしてもらうの」
曜「これに乗るの!?」
善子「す…すごいじゃないっ!戦場○絆みたいな感じってことよね!?」
鞠莉「戦…?よくわからないけどやってみたらわかるわよ」
花丸「未来なの?」
果南「たぶん…」
梨子「せ、説明もなにもないのにできないよ」
鞠莉「チュートリアルみたいなものがあるらしいから大丈夫よきっと」
千歌「なんかよくわかんないけどおもしろそう!」
ルビィ「い、痛くない?」
ダイヤ「流石の鞠莉さんも危険な目にはあわせませんから安心なさい」
鞠莉「それじゃみんな乗り込んでね〜ゲームであいましょ?」 鞠莉「んっんー…一度に2人も屠るとは…さっすがマリーといったところね!」
鞠莉「クールゲージもそろそろ満タンになることだし…ま、あんな無茶な使い方してちゃあしょうがないわね」
鞠莉「残りはあと…ん?ダイヤとちかっちも脱落…となると、曜とルビィが残ってるということね」
パチャッ
鞠莉「ッ!!」バッ!
鞠莉「…」。。。
鞠莉「気のせい…かしら、音がしたような気がしたのだけど」
鞠莉「だれかいるの?ルビィ?曜?怒らないからでてきなさい!」
鞠莉「…」
鞠莉「誰もいないのならここら周辺に雷を落としても問題はな」
曜「あぁ!!それはこまるよ!!」ガササッ
鞠莉「曜…そんなところに隠れていたのね」
曜「ガムシャラに攻撃するのは構わないんだけどさ!私の能力なら避けることなんて余裕の善子ちゃんなわけだしね!」
鞠莉「あら、随分な自信ね…どんな能力だったの?」
曜「んー?簡単ですっごく強くて便利な能力!」カチッ
鞠莉「っ!?き、消え…!ど」
バシン!!
鞠莉「くっ…!!よ、曜…!いつのまに…!」
YOU「これでわかったかな…鞠莉ちゃん」
YOU「『瞬間移動』…それが私の能力だよ」
鞠莉「この…!」
YOU「おっとっと」カチッ
鞠莉「また消えた…!それに、あんなところにまで」
曜「そりゃ消えるよ!当たりたくないもん!」
曜「これでわかったでしょ?全体攻撃っていうの?あんまし行動範囲の広い攻撃をしたところでこの能力を使って避けれちゃうからね、正々堂々と戦いたいから一応伝えておくけど」
鞠莉「そう、それはご丁寧にどーも」 曜(ふぅー…これだけ牽制をかけたらさっきの雷みたいなやつ撃ってこないよね…絶対あれのせいで善子ちゃんと花丸ちゃんやられてるよ)
曜(私のもつ『透明化』…これって便利といえば便利なんだけどやっぱり一撃一撃はどーしても攻撃系の能力と比べると見劣りするんだよね…不意打ちには最適だけど)
曜(と思っていた時期が私にもありました!)
曜(《身代わり人形》!これをもつまではね!)
曜(2人は距離のあるところで別行動をし…片方が姿を消すともう片方は姿を現す…これは側からみたら『瞬間移動』してるかのようにしかみえない!)
曜(私が2人いる!すなわち!攻撃力も2倍ということ!)
曜(実際は透明にするだけの能力…でも今 鞠莉ちゃんには私の能力を『瞬間移動』だと思い込ませた!)
曜(『瞬間移動』では起こりえない現象によって惑わせ!確実に倒す!それが私の…私たちのやり方だよ!!) >>742
過ぎちゃったものはしょーがないんで各々で補完しておいてください YOU(こっちに移動しとこ)ソロリソロリ
曜「さて、と…忠告もすんだことだし!」
曜「まだまだいくよ!」カチッ
鞠莉(くる…!でも問題はない…瞬間移動…!つまり攻撃の手段は近接!広い範囲の攻撃を外すのはたしかにイタい…そう、外れればね。なら外さなければいい!)
YOU(貰ったよ!)スゥ
鞠莉(移動した瞬間を狙う!移動先はこのマリーの周囲に限定される!)カチッ
ぶわぉ!!!
YOU「うあ!?な、なにこの風!?」
鞠莉「そこねぼっ!!?!?」ガツン!!
YOU「…!」
鞠莉「う、後ろから《石》が…?どういう…」
曜(あっぶなぁー…YOUがやられちゃどうしようのないもんなぁこれ…)
YOU(今のうちに…)カチッ
鞠莉「もぅ…また瞬間移動したりして…!」
曜「姑息に攻めるしか ないもんね〜、だ」ヒョイッ
YOU(《石》を拾って…あ、わかった!)ヒョイッ
曜「フッ!!」ブン!!
鞠莉「そう何度もあたるとおもンっ!?」ドズッ
鞠莉「ごふっ、な、なんでこんな方向から《石》が…?」
曜「さぁ〜なんでかな〜?」
曜(ま、私は《石》を透明にしただけで投げてないんだけどね…当たってるのは死角からYOUが投げる別の《石》)
鞠莉「そうだったわね…固定概念といっていいのかしら…どうも移動できるのが曜だけだと思っていたわ…モノだって瞬間移動できてもおかしくない…」
曜(いいぞぉ…いい感じに騙せてきたよ…) ルビィが一転してかなり有利な状態になったけど、それが負けフラグになりそうで心配 鞠莉(一度態勢を整えましょうか…)カチッ
サファァ…
曜「…、これ…霧…?」
鞠莉(霧を張ることによって私の位置がわからなくなるはず…)
曜「うわ…鞠莉ちゃんどこいったんだろ…目眩しか…とても見つからないなぁ…これじゃ」
曜「…でも」
ガツン!!
鞠莉「オウ!!?!?」
YOU(ふっふっふ〜)
鞠莉「ま、また《石》!?この霧の中を…瞬間移動させたとはいえここまで正確に!?」
曜(YOUは鞠莉ちゃんのすぐそばにいるんだよ…確かにこの霧は濃いけど、だからといって至近距離にいる鞠莉ちゃんを見失うほどではないよ!)
鞠莉(まずい…曜に霧は通じない!…これじゃあ私だけが曜の位置を把握できずに損しかないじゃない!)
スゥゥゥ…
曜「あれ?もう霧おしまい?」
鞠莉「残念ながら品切れよ」
曜「おっ、アメリカ人ぽい返し方!」
鞠莉「…確かにイタリアンジョークってどんなのかしらね」 曜「まぁなんだっていいや、チビチビ削っていくしかないしね」
鞠莉「また《石》を投げるの?芸がないわねぇ…」
曜「いっとくけど私小さいころから千歌ちゃんのソフトボールに付き合ってたおかげで結構…!」グッ
曜「コントロールいい方だからね!!」
ブン!!!
鞠莉「そんなもの…,打ち返せばいい話よ!!」カチッ
ピキキッ
鞠莉「ヒッツ!!!」カキーーン!!
曜「!」カチッ
鞠莉「そしたら背後にいるんでしょ!!」グルン
YOU「うお!?」
鞠莉「ふんむ!!」ブン!!
YOU「うおっ!?」サッ
YOU「な、なにそれ!?」
鞠莉「つららみたいなものよ!!」ブン!!
YOU「うおっ!?む、無茶がある!!」サッ!
曜(それっ!!)ブン!!!
ガツン!!
鞠莉「っこ…ま、また…《石》が…打ち返したのに!?」
YOU「隙だらけだよ!」ガシッ!!
鞠莉「ちょ」 YOU「いつぶりだろうね!鞠莉ちゃん投げるの、も!!」
ぐわん!!
鞠莉「2…回も先輩を投げるじゃないのよ!」カチッ
ぶおおおぅ!!!
YOU「うおっ!?」グラッ
鞠莉「あたっ、ギ、ギリセーフ……」コテッ
YOU(てっ、撤退!)カチッ
曜「投げられてる途中で風を吹かせて地面にぶつかる衝撃を防ぐと共にY…私の体勢を崩しに来るとは」スゥ
鞠莉「マリーはそこまで甘くありまセーン!」
鞠莉(しかし…さすが曜といったところね。果南と同じで身体能力が高いということは前提であるけど、2人はタイプが違う…)
鞠莉(果南はどちらかというと筋力…パワーが優れている、曜だって果南ほどじゃないにしてもパワーはそれなりにある)
鞠莉(でも曜はパワー型という括りではない!曜はどちらかというとスピード型といったところかしらね…その瞬発力と判断力には驚かされることが多々あるもの)
鞠莉「…ん?」 曜(さーて…次はどうしようかな)
鞠莉(…試す価値はあるわね)カチツ
パキキキッ…
YOU(うわでっか…あんなでかい氷ぶつけられたらたまったもんじゃないなぁ…)
鞠莉「どう?なかなかでしょ?」
曜「…確かにすごいけどさ、当たらないよ?避けたらいいんだから」
鞠莉「まだまだこんなもんじゃないわよ」
ビュオオオ!!!
曜「うわ!きゅ、急に雪まで!?」
鞠莉「季節外れの雪も悪くないでしょ?」
YOU(霧がダメなら雪ならどうだとでもいいたいのかな鞠莉ちゃん…!)
YOU(でも変わらない…私たちには無意味!!)
YOU(ちょっと拳が届かないな…ギリギリまで近づこう)
曜「なにもわかってないよ鞠莉ちゃん!目眩しは私には効かない!」
鞠莉「目眩しなんかじゃない!その逆!!見えるようにするためよ!!」
曜「…見え…?」
YOU(ばれないように…そーっと…そーっと…)
鞠莉「私も曜も動いてない…そう、誰も動いてないはずなのよ、いまこの場所では誰もね」
鞠莉「んん?でも不思議ねぇ〜周りを見渡すとぉ…?」
曜(ま、まずい!!そういうことか!!)カチッ
鞠莉「私に近づいてくるこの『足跡』はなにかしら?」
YOU(………あ、やば)
鞠莉「ふむ…そこにいたのね?」クイッ
YOU「ちょっと待!!!!!」
ズドオオオオン!!! 鞠莉「ふぅ…どうやら当たってたみたいね」
曜(そ…そうか…だから雪を…!雪を積もらせることで移動すると『足跡』が残る…!それを狙ったんだ…でも…なんで2人いることがバレたんだろう…透明を交代するタイミングにミスはなかった!なのに…!)
鞠莉「曜と戦う前に私は『音』を聞いたの…なにかの勘違いだと思っていたわ…でもそうじゃなかった!もう1人の曜がこっそり私に近づいていたのね…あのとき既に」
鞠莉「それを見分けたのは『泥』のおかげだった…」
鞠莉「花丸の攻撃をよむために降らせた雨で土の一部は水溜りができていて少しだけぬかるんでた…あれは水溜まりを踏んだときの音だったのね」
鞠莉「本当に瞬間移動だと思っていたわ…まさか2人もいて、見えなくなる能力だなんて夢にも思わなかった…でも」
鞠莉「さっきまで泥のついていた曜の足元が急になにもついてないんだもの…戦闘中にわざわざ払い落とすとも思えなし…マリーの勘が冴え渡ってるみたいね」
曜(…ま、まずい、ほんとに打つ手がないよもう)
鞠莉「曜…あなたまだ脱落してないわね。通知がこない…あっちは能力でつくった偽物だったのかしら」
鞠莉「そして『足跡』に気づいたあなたは瞬時に消えて『足跡』が残らないようにどこかで止まっているみたいね…」
曜(それまでバレてる…でも、チャンスっていうのはいつくるかわからないんだ…!まだ希望があるかもしれない…最後まで…!)
鞠莉「確かに動かないと『足跡』は残らないわね…その通り」
鞠莉「でもだからといって曜、止まっても無駄なのよ」
鞠莉「動かないものには積もるのよ…雪って」
曜(…あ)
鞠莉「奇妙ねぇ〜空中で雪が積もるだなんて」
鞠莉「攻撃してみようかしら?」 曜「あはは…ま、参ったなぁ…」スゥ
鞠莉「あら曜、How are you?」
曜「元気だよ一応…そりゃそうだ…頭にいっぱい積もってたよ雪…うわぁ…いけそうだったのになぁ…」
鞠莉「でも本当に騙されてたわ…泥にさえ気づかなければそのままやられてたかもしれないわね…まさにアッパレ!ってやつ?」
曜「えへへ…でもバレちゃったしなぁ…」
鞠莉「ふふん♪相手が悪かったわね」
曜「ほんとだよ…ここまできたらセンターとってね?」
鞠莉「もっちろん!任せなさい」
曜「それじゃ…よろしく」
鞠莉「…えぇ、楽しかったわよ」
曜「私も!またやろうね!」
鞠莉「それはちょっと…」
曜「えぇ!?」
カチッ
『渡辺 曜…小原 鞠莉に敗北し、消滅』
『残りストック0により、脱落』 曜「ってことで負けちゃいました♪」
果南「おー、惜しかったねー曜。刺身たべる?」
曜「すごくいらない」
千歌「鞠莉ちゃんの能力知らなかったけど強すぎでしょあれ…残ってても千歌勝てないよ多分」
善子「あなたよく勝てたわね…どんな手を使ったの?」
梨子「ま、まぁ色々…?」
ダイヤ「鞠莉さん1人で何人倒すつもりなのでしょうか…」
花丸「どっちが勝つかなぁ…」
果南「どっちもがんばー」
ダイヤ「なんにせよ最終決戦です…見届けましょうか」 ルビィ(ついにここまできた…最後の相手は鞠莉ちゃん…ただでさえ手強そうなのに果南ちゃんを倒したあの攻撃…気は抜けないみたいら)
ルビィ(ルビィが持ってる能力は『キス』『心頭滅却』『主人公補正』がまるまる30秒…『圧倒的破壊力』は3秒だけ使える…)
ルビィ(HPは2/5ぐらい…すぐに負けちゃうほどでもないけど余裕があるわけでもない…)
ルビィ(でもルビィは勝つんだ…鞠莉ちゃんを倒してセンターに!ルビィ自身が成長するためにも!)
ザッ!!
鞠莉(残りはルビィ…何も知らない人からすれば小動物と勘違いされるかもしれないけどやるときにはやる性格…そして覚悟を持てる人物…ダイヤの妹ってだけあるわね)
鞠莉(『天候操作』…この能力の強さは私自身が1番理解している…でも油断をしたからこそ梨子のときのような失態を犯すわけにはいかない)
鞠莉(HPは3割もないぐらい…能力によっては一撃も喰らえない…)
鞠莉(悪いけどルビィ…今回のセンターはこのマリーよ。後輩だからといってわざと負けることは侮辱に値する、そう思うから…全力でいかせてもらうわね)
ザッ!!
ルビィ「…」
鞠莉「ハァイルビィ…あなたが最後の1人ってわけね」
ルビィ「それは鞠莉ちゃんも同じことだよ…ルビィは負けない」
鞠莉「私だって負けられないわ…最初からフルパワーで挑むつもり」
パキキッ
ルビィ(果南ちゃんの時の…!)
鞠莉「いくわよ」クイッ 梨子「はじまったね…!」
ダイヤ「あの『氷』…!ルビィはどうやって…!」
グオォオオッ!!
ルビィ(まずい!!)カチッ!!
ルビィ「はぁっ!!」バッ!!
ビギギッ!! バァン!!
鞠莉(…!!『雹』が…!)
果南「あれは…『圧倒的破壊力』!?なんで!?」
千歌「あれがルビィちゃんの能力…条件をみたせば他人の能力が使えるようになる『吸収』!」
ルビィ(『破壊』は使用時間がもうない!!残り2秒!!このまま突っ切る!!)グアッ!!
鞠莉(そのままこっちに…!あの能力はいったい…!)
ルビィ(いけるッ!!)
鞠莉(なんにせよ近づかれるのはまずい!!)
ぶわおっ!!
ルビィ「うぶぅ!!?」
曜「急にルビィちゃんが仰け反って…」
善子「鞠莉の仕業ね…あの感じだと」
鞠莉「近づかせない!!突風を吹かせて距離をとらせてもらうわね!!」 ルビィ(うぐぅ…!、あと…!1秒…!考えている時間はない!!)グンッ!!
鞠莉「なっ…」
花丸「急にルビィちゃんの進む力があがったよ!?」
ダイヤ「あれはおそらく私の能力…」
ルビィ(『心頭滅却』!!多少の焦りはあるけど身体能力は見違えるほどあがるこの能力なら切り抜けれる!!)
鞠莉「この突風の中を進むだなんて…!くっ!」
ぶおおおおおおっ!!!
ルビィ「お、ぉおおお…おおお!!!」グンッ!グンッ!!
鞠莉(小細工は一切なし!完全なる攻めの姿勢!!なんて強気なの…まずい!追いつかれる!) ルビィは投げキッスとして使えること知らないよなあ多分。梨子も説明読んだだけでは分かってなかったし 曜「鞠莉ちゃんが追いつかれるちゃう…!」
善子「もっと風力あげなさいよ!!」
ルビィ(間に合って…!!)
ガシッ!!
ダイヤ「掴みました!」
千歌「今だよルビィちゃん!!」
ルビィ「届いたっ!!」
鞠莉「しまっ────」
千歌「決まった!ルビィちゃんの勝ちだ!!」
果南「まだだよ…千歌、ちゃんと画面を見て」
千歌「…え?」
ルビィ(届いた…のに…!)
鞠莉「ふぅ……ふぅ……?」
ルビィ(間に合わなかった…!時間が…!足りなかった!)
鞠莉「せ…セーフなの…?よく、わからないけど…」
ルビィ(いいや!もう鞠莉ちゃんのHPが少ないかもしれない!たとえ素手でも…!)
ぶおおっ!!!
ルビィ「うあ!!?」
鞠莉「つ、次はちゃんと飛ばされたわね…それにあの能力…」
ルビィ(まずい…!落ち着かなきゃ…まだチャンスはある…!)
鞠莉(あの能力はまるで…)
果南「ルビィちゃんが『破壊』を使えなくなったいま…狙うなら1つ」
梨子「『一撃必殺』を…狙う気だね」 ルビィ(これこそ一度しか通用しない…!鞠莉ちゃんはまだルビィの能力を知らないんだ!ルビィの能力はゲージがない分使用時間そのものが限られている!)
ルビィ(決着はすぐにしないとダメなんだ!)ダッ!!
鞠莉(性懲りもなくまた…!)ピキキッ…
ズドドドドだ!!!!
花丸「氷をまるで機関銃のように…!」
曜「あんなわざもってたんだ…」
ルビィ(避けなきゃいけないけど避けても『疲労』がたまる…!『滅却』の効果が薄まっちゃう…!)
ルビィ(だからっ!!)
ビシシシシシシシッ!!!
鞠莉「…っ!!?」
果南「避けない…!突っ切るつもりだ!!ダメージを受けながらでも…鞠莉の方に向かって!」
ダイヤ「ルビィにはあとがありません…賢い判断ですわルビィ…!」
鞠莉「くっ…」ズザザッ
曜「鞠莉ちゃんも攻撃の手をやめない…攻撃をしながら後ろに下がって少しでも距離をとろうとしている…!」
果南「どっちが勝つ…!どっちが…!」 ルビィ「ッ!!」ダッダッダッ!!
鞠莉「〜〜〜ッ!!!」ズザザッ
ずるっ!
鞠莉「!?な、なに!?」
梨子「鞠莉ちゃんの姿勢が崩れた…なんで?」
千歌「理由はわからないけど…使ってたんだ…ルビィちゃん!今しかないと思って…!私の『主人公補正』を!!」
鞠莉(あぶなかっ…!)
ルビィ「───」カチッ
ぶわおっ!!!
鞠莉「あだっ!?」ズテン!
ダイヤ「ルビィは鞠莉さんに触れていた…利用したのですね…!鞠莉さんの能力を!ほんの1秒もないほどですが『風』を吹かせて完全にこかせました!」
コロコロコロ…
果南「なにあれ?…鞠莉の足元にあるやつ」
善子「あれって…『Another』!?なんであそこに!?」
花丸「あ…ま、まるが飛ばしたやつだ…きっと…」
曜「あの時の…!こんなところにいってるなんて…!」
ダイヤ「『許可』がない限り割れない使用ですからね…恐ろしい能力ですね…千歌さん」
千歌「えへへ…役にたてて、なによりだよ!行って!ルビィちゃん!!」 ルビィ(いけるッ!!)カチッ
鞠莉(もう待てない…限界!!解き放つしかない…起こすしかない!『落雷』を!!私にも当たるかもしれないけどそれしか道がない!)カチッ
カッ!!!!!!!!!!!!
ダイヤ「な…何事ですか…これは!」
果南「うわ…画面が真っ白…」
善子「雷ね…あの様子だと」
曜「ど、どっちが勝ったんだろう…」
花丸「…!画面が元に戻ってきたよ!」
千歌「残ったのは…!!」
勝者…>>771
コンマ0〜49…ルビィ
コンマ50〜99…鞠莉 ルビィ「はぁ。…はぁ…げほっげほっ…」
ルビィ「え、えへへ…やった…!」
『小原 鞠莉…黒澤 ルビィに敗北し、消滅』
『残りストック0により、脱落』
『勝者 黒澤 ルビィ』
千歌「ルビィちゃんだぁーーー!!!」
ダイヤ「ふぅ…」
曜「鞠莉ちゃあぁぁあん!!!?」
善子「あーあー…やられちゃったじゃない鞠莉」
梨子「まさに激戦だったねぇ…最後に相応しいかったよぉ…」
果南「いやーおもしろかった、わくわくしたねーうんうん!」
ウィーン
曜「あ、帰ってきた!」
鞠莉「んもぉ!!あとちょっとだったのにぃ!」
善子「おつかれ、いいとこいってたじゃない」
鞠莉「そうだけども…まぁ、いいとしましょうか…センターはとれなかったけど思わぬ収穫はあったことだし♡」
梨子「…?」
ウィーン
ルビィ「た、ただいま…?」
千歌「よくやったぁー!!」ガシッ!!
ルビィ「うわ!?ち、千歌ちゃ!うお!うおぉ!?」ブンブン
ダイヤ「落ち着きなさい千歌さん、…よくやったわねルビィ、姉として誇らしいですわよ」
ルビィ「うんっ!ありがとうおねえちゃん!」
果南「私も楽しかったし満足だよ」
花丸「さっきなら似たようなことばっかいってるずら…」 鞠莉「お疲れ様、ルビィ。いい勝負だったわよ?」
ルビィ「鞠莉ちゃん…こちらこそ!楽しかったよ!」
千歌「いやー、それにしてもまさか本当に残るとは…いよっ!次のセンター!」
ルビィ「い、いやぁ…///」
梨子「ルビィちゃんがセンターになるのなら少しだけ曲調も変えてみようかな…まさしくルビィちゃんがセンターって感じの可愛らしく、優しい感じに」
善子「敢えていままでのルビィにはなかった感じで攻めてみるのはどう?」
花丸「かっこいいルビィちゃんも見てみたいな〜」
梨子「なるほど…それもいいかも」
果南「ま、編曲が終わったらいってよ、聴いたあとにすこしダンスも変えるかもしれないしね」
曜「腕がなるよー!」
鞠莉「とりあえず今日は解散ね…もうこんな時間」
曜「え?…うわ!ほんとだ!うわー…そっか…日曜だもんね」
千歌「かぁ〜…あした学校かぁ…」
善子「サボりたい…」
果南「明日は私の日だから休む」
ダイヤ「なに馬鹿なこといってるんですか、ちゃんと来てくださいよ」
梨子「善子ちゃんと千歌ちゃんもだよ!もう…」
ようちか『うぇ〜…』
花丸「善子ちゃんもね♪」
善子「うぇえ…」
ルビィ「あはは…」
千歌「それじゃあ続きは明日の放課後もいうことで!」
8人『『『『はーい』』』』 ソレジャマリ-ハココデ!
バイバ-イ!
マタアシタ-!
ツカレタ-
オナカスイタヨ-
キョウハグッスリダヨ-
イヤ-タノシカッタネ-
ヨシコ.マタドッカデヤロ-ヨ
エ?モチロンゲ-ムノハナシヨネ?
コブシデ
ダイヤ「…そういえば」
ダイヤ「あのエリーチカのコスプレといい…どこからあの情報を仕入れてきたゲームなのでしょうか…」
ダイヤ「…」。。。
ダイヤ「まぁ、私が考えるだけ無駄ですか」
ルビィ「おねえちゃーん!バスいっちゃうよー!?」
ダイヤ「今いきますわ」 鞠莉「…いやーここまで楽しいと中毒になりそうね…これ」
鞠莉「このゲーム…プレイヤーの記憶にあるものモチーフにしたアイテムがでたりするから完全にランダムで必勝法がないって聞いてたけど…あの自転車、だれかの自転車だったりするのかしら?それとも元々組み込まれてるやつ?」
鞠莉「ま…なんだっていいけど…」
鞠莉「私は今日あの出来事があっただけでこのゲームをしてよかったって思えるもの…♪」
鞠莉「あーダメダメ、思い出したらにやけちゃいそう…ふふっ///」
スッ
鞠莉「…はぁ…偶然だったけどやっぱり最高の瞬間ね…これ…」
鞠莉「さて、今日は疲れたしもう寝ましょうか…んー、明日も忙しいそうねー♪」
鞠莉「大切に仕舞わないとね…無くしたりしたらたまったものじゃないもの」ピラッ
《写真》
放課後の桜内 梨子がパンチラをしたタイミングで
シャッターを切った幻の一枚
量産禁止。
鞠莉「それじゃ、おやすみない♪」
fin ってことで終わりです。
安価変えたり実力不足やったかもしれんけど
付き合ってくれてどーもです。
んじゃおやすみー、いい夢をー おお、無事完結してよかった
また読み返そうかな、お疲れ様 お疲れさま
最後までダレずに面白かった
安価の使い所も良かった 一気見したけど安価バトルものでこのクオリティは素晴らしい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています