穂乃果「異能で廃校を救うよっ!」2nd
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このssは 【穂乃果「異能で廃校を救うよっ!」 https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1544803628/ 】 の続きです。 次スレに移った経緯は前スレを参照して下さい。 女医「」 A-RISE、そしてスクールアイドルまでもを操りことりを捕らえるためだけに、音ノ木坂学院を廃校に仕向けた謎の女医。 彼女が倒され、全てが帰着した静かなるUTX屋上─────── 穂乃果「」 そこでは穂乃果達を労るように燃え盛る炎が、深閑の夜闇に揺らぎ続けていた… さん…、ほの…… ほ………さ ほの………さん (だれか、が呼んでる?) ほのか…………ん ほのか…さ………ん 「…ほのかさん?」 大勢の人がUTX屋上にひしめいて慌ただしく消火活動や救急活動で往来している中、 穂乃果は消火が終わったのか、少し湿り気がある瓦礫の上で目を覚ました 消防隊員の叫び声や、救急のサイレンの音、水音、それらにかき消された声の主を確かめる 穂乃果「ことりちゃんのお母さんっ」 理事長「無事そうで良かったわ」 穂乃果「はい!」 理事長「穂乃果さん…ことりの事、ありがとね」 穂乃果「そんなって…、ことりちゃんと花陽ちゃんはっ!」 理事長「花陽さんの怪我は軽かったみたいで、一応だけど搬送されたから大丈夫だと思うわ、ことりはそこに」 穂乃果「ありがとうございますっ!」ダッ 穂乃果「ことりちゃんっ!」 「移送中ですので、少し離れて下さい」ガラガラ… ことり「穂乃果…ちゃん?」ガラガラ… 穂乃果「そうだよっ!ことりちゃん、大丈夫なのっ?」 ことり「大丈夫…。能力を無理な使い方しちゃったみたいなだけだから……」 穂乃果「無理させちゃったかな…」 ことり「……ねぇ…これで、ことりも皆を守れたよね」 穂乃果「うんっ」 ことり「……良かった…」 穂乃果「…意識は?」 ことり「フラフラするだけ…。花陽ちゃんは、どう?」 穂乃果「…さっき聞いたけど、もう搬送されたから大丈夫だって。なぜか分かんないけど…そんなに傷はひどくないって」 ことり「…ちゃんと再生出来たみたいだね。良かった………穂乃果ちゃん、少し疲れちゃったから…ことり寝るね……」 穂乃果「うん、いいよ…おやすみ。ことりちゃん」 「それでは」ガラガラ 穂乃果「お願いしますっ」 ことり「…」スゥ……zzzzz 穂乃果「…」ウン… 穂乃果「良かった…」 理事長「…」トン 穂乃果「…はい?」 理事長「友達の心配もいいけど、貴方の怪我も酷そうに見えるわ。運んで貰いましょう」 穂乃果「…そうですね、確かに肩とかがさっきから……いてて」 理事長「……もう一度言わせて貰うけど本当にありがとう…穂乃果さん。……冗談じゃなくて、貴方は学校の救世神よ。あなたが皆を先導して──────」 穂乃果「っ、ありがとうございますっ。でも穂乃果の力だけじゃないんです、皆が居なかったらこんなこと出来ませんでした」 理事長「ええ…そうね。その通りだわ、訂正するわね」 穂乃果「そんな畏まらなくても…」ハハ 理事長「…本当に感謝しているわよ……。」 理事長「…学校の救世主である、…9人の女神、μ’sにね」 ─────西木野総合病院 ことり「皆さんっ、お見舞いに来ましたよっ♪」ガラッ ことりが顔を除かせるのは西木野総合力病院の一室。部屋は共同病室となっており、なかで寝ているのは8人。 可動式になっている白いベッドの横並びの列が二つ、向かい合って設置されている。 穂乃果「あっことりちゃん、いらっしゃい〜」 希「ことりちゃんは本当に大丈夫なん?」 ことり「大丈夫だよっ、すぐに治っちゃったから」 穂乃果「それにさ、ことりちゃん他の人も回復出来るんでしょ?なら穂乃果の怪我も治してよっ」 ことり「いいよっ」 海未「ことり、治してはいけませんっ!」 にこ「あんたがそれ言っちゃうの?」 海未「分かってはいますが、そう言わなければ…」 絵里「だって海未は瀕死だったから手術の時、ことりに能力使ってもらったんでしょ?」 海未「それは分かっています。ただ、ことりの負担がかなり大きいので、自分で治療出来るならばするべきだと」 絵里「そんなの分かってるわよ、海未をからかっただけ」 海未「ひどいです、絵里」 真姫「それにしても回復って…ことりの能力を調べたくなっちゃうわね」ジロリ ことり「ピィッ」 凛「真姫ちゃんっダメだよ!」 真姫「当たり前でしょ?冗談よ冗談」 花陽「せっかく皆が揃ったんだからそんな事しないもんね、真姫ちゃん」 真姫「もちろんよ、花陽は良く分かってるわ」 にこ「その割には目がマジだったわね」 真姫「そんな訳ないじゃない、嘘つかないでほしいわ」 希「嘘か本当かウチが調べたるでっ!」ガタンッ 花陽「動かない方が…」 にこ「ちょっとお互い怪我してるn 希「ワシワシMAXや!!」ガシ 希「…ほうほう、」ワシワシ にこ「やめっ…んっ……」/// 希「なるほど、……」ワシワシ にこ「あっ……んっ…」/// 希「にこっちのm 真姫「ちょっと!希やめなさいっ!」 希「なんでや?」ワシワシ にこ「…ん…あぁっ…」/// 真姫「ここは病院だからよっ///!!」 希「なんでそんな赤くなってんのか知らんけど、止めたるわ」スッ にこ「はぁ……」// 真姫「…」/// 真姫「…で、にこちゃんが言ったのは結局嘘だったのかそうじゃないのか」 希「…ちょっと分からんかった、ごめんな」テヘ にこ「ちょっと!ただ揉みたかっただけじゃないっ!」 凛「…」フフ… 凛「…ちょっと不謹慎かもしれないけど、皆と一緒に入院するのも悪くないにゃ」 花陽「そうだね凛ちゃん、やっぱり皆でいるのって楽しいっ」 絵里「あっそうだ、今思い出したけど…真姫っ!」 真姫「何?」 絵里「ジュースよ!」 真姫「ああ、覚えてたのね?…フッ」 絵里「ちょっと真姫、なにを笑ってるのよ」 真姫「……いいわよ、約束だから希望するまでジュース奢ってあげるわね」 穂乃果「絵里ちゃんずるいー」 希「うちのも忘れんといてな」 真姫「…あなたは無しよ」 希「えー、なんでや!」 真姫「病室で騒いだからよ、反省しなさいっ」 希「厳しいなぁ、真姫ちゃんは」 穂乃果「穂乃果もジュースほしいー」 凛「凛もー」 海未「二人とも止めてください、子供じゃないんですから」 凛「凛たちはまだ子供だよ?」 海未「屁理屈を言わないで下さい、凛」 ことり「ことりも欲しいっ!」 海未「ことりまで…」 にこ「じゃあ私も!」 花陽「花陽も…欲しいですっ」 穂乃果「全員貰うけど、海未ちゃんは本当にいいのぉ〜?」 海未「…しかし……」 真姫「ちょっと!全員にあげるなんてまだ一言も言ってないわよ?」 ことり「本当にいいの?」 穂乃果「海未ちゃん?」 海未「うぅ…」 真姫「…ちょっと?」 海未「…」 海未「私もジュースが欲しいですっ!!」 ことり「言えたねっ!海未ちゃん」 真姫「…もう、しょうがないわね〜。皆に奢ってあげるわ、何本でもいいわよ?」 穂乃果「ほんとに?」 凛「やったにゃー!」 真姫「パパに事件の事で攻めれば、多分いくらでもくれるから大丈夫よ。…奢るのは、皆で退院した時でいいかしら」 絵里「それでいいわよ」 ことり「退院祝いにもなるしねっ」 穂乃果「退院したら、約束通り皆で遊びに行こうよっ!」 ことり「そうだね、どこいこうかなぁ」 絵里「…退院ねぇ、そしたら全部終わりって事かしら」 花陽「どういう事?」 にこ「絵里と希も、そして私もUTXの事が殆んど片付いたからその事じゃない?」 絵里「その通りよ。今までの時間を能力者として使ってたから、これからどうしようかなって…」 にこ「これからやることに困ってんのね」 凛「確かに…凛も何やろうかな」 真姫「勉強じゃない?」 凛「えぇー、それ以外の事だよ」 希「にこっちはアイドルやろ?」 にこ「ええ、もちろんよっ!スーパーアイドルになってやるわ」 ことり「…そういえばA-RISEの三人ってどうなったの?」 真姫「ここに入院してるわ」 希「…マジなん?」 絵里「…生きてたのね、殺さないとっ」グッ ことり「起きちゃダメですっ。怪我してるんだよ?絵里ちゃん」 絵里「それでも…」 にこ「っていうかなんで今になっても、そこまで復讐をしようと思うの?事情はもう十分、分かったでしょ?」 絵里「…わかったけど」 ことり「亜里沙ちゃんの事気にしてるんだぁ〜」 絵里「…そうよ」 ことり「……じゃあっ、こっち来ていいよ〜」フリフリ 絵里「…?」 ことり「これで大丈夫だよっ」 タタッ 「おねえちゃんっ!」バッ 絵里「亜里沙っ!?」ギュッ 亜里沙「おねえちゃんっ!ハラッセオ!!」ギュッ 絵里「本当に亜里沙なのっ?」ギュゥ 亜里沙「うんっ!亜里沙だよおねえちゃんっ!」 絵里「っ本当に?」 亜里沙「本当に、本当に亜里沙だよっ!お姉ちゃんっ!!」 絵里「亜里沙…」ギュ… 絵里「…嬉しくて、もう夢みたいよ」 亜里沙「亜里沙は夢じゃないよっ!」 絵里「そうね…」ナデナデ 絵里「……でも、どうして亜里沙が起きたの?」 ことり「昨日A-RISEの三人がことりの所にこっそり来てくれてね、亜里沙ちゃんはことりさんの能力なら治るって教えてくれたの」 花陽「ピャァッA-RISE?」 絵里「A-RISEが…」 海未「まさか、ことりはまた人に能力を使ったのですかっ」 ことり「ごめんね、でも本当にそれで終わりだったから」 にこ「まぁ、A-RISEも脅迫されてたみたいなもんだしね。悪に振り切んなきゃやってられなかったんでしょ」 穂乃果「……そうなんだ…。…ツバサさんたちは本当はラブライブを守りたかったんだって」 にこ「ああ、それは私も聞いたわ」 真姫「それにしてもやり過ぎだったけどね…」 凛「え、じゃあ、そのラブライブっていうのはどうなったの?」 にこ「あの女医?首謀者を倒して、ギリギリ形は保てたみたいだけど、消える寸前で…規模は更に小さくなったわ。」 花陽「そうなんですか、残念ですね」 にこ「まぁそのためにもにこがスクールアイドルで有名になって、ラブライブを盛り上げていくのよ」 海未「UTXも被害者だった、という訳ですか」 真姫「どのラインから被害者になるのかは知らないけどね」 希「なにはともあれ、亜里沙ちゃんが戻って良かったやん」 絵里「ええ、そうね」 亜里沙「亜里沙も嬉しいですっ!」 希「退院するまで絵里ちを待っててあげてな」 凛「じゃあ…凛たちっていつ頃退院出来るのかなぁ、それまでに皆がやる事とか決めようよ」 真姫「皆で行く所とかでしょ?」 にこ「そういうのはちゃんと皆で話した方がいいわよね」 花陽「それがいいですっ」 海未「そうですね、今せっかく揃っているんですから話しましょう」 穂乃果「何がいいかなぁ」 ことり「…穂乃果ちゃんなにかある?」 穂乃果「う〜ん…」 海未「穂乃果?」 穂乃果「あっ!」 穂乃果「ねぇっ…」 穂乃果「…穂乃果から皆に一つ提案があるんだけどさっ…」 ─────── コンコン… 理事長「はい」 真姫パパ『南理事長、予定通り話があるので参りました』 理事長「…どうぞ」 真姫パパ「失礼します」ガチャッ 理事長「…今日はどういった御用事で?」 真姫パパ「いやなに、娘達の事で話があるんだ。…そんなに警戒しなくても良いだろう」 理事長「警戒しますよ…」 理事長「…UTX関係者、及びに今回の事件、事故の関係者が何名か音信不通になっているそうですね…」 真姫パパ「それがどうかしましたか?」 理事長「…西木野総合病院院長の貴方に、何か知っている事があるのではと思いまして……」 真姫パパ「なるほど……知っている事もあるが、私が知らない事もある」 理事長「…現在までの貴方のサポート、それには十分感謝しておりますが、慎んで貰いたいこともあると言うことです」 真姫パパ「そうですか…まぁなんにしろ私の娘は死なくとも、今回の事件で入院することになったのは事実。」 真姫パパ「……廃校についてはどうでも良いが、その責任を取って貰わねばなるまい」 理事長「貴方はとんだ親バカですね」 真姫パパ「ほぅ…それを貴方が言うんですか?」 理事長「……なるほど、」 理事長「…言われてみれば確かにそうかもしれませんね」フフ 真姫パパ「…それでは本題に入りますが、今回の事件の鎮火に協力して頂きたい」 理事長「はい?先ほどそのような事は止めて欲しいと言った筈ですが…」 真姫パパ「今の話とこの話とは別です」 真姫パパ「現在マスコミ各社がUTXでの謎の炎上事件を嗅ぎ付けて、事件の判明の為に動き回っています」 真姫パパ「私の病院の方には彼女達の事は言わないように言っておきましたが、これでもし私の娘やその友達の関与が知れたら今回ばかりはかなり大変な事になります。」 理事長「…それはそうですが……」 真姫パパ「…なるべく騒ぎにならないように私も尽力しますので、あなたにもできるだけ関係各所に圧力をかけて事態の鎮静に努めて頂きたい」 理事長「なるほど…」 真姫パパ「よろしくお願いします」 理事長「……そうですね、娘達の為ですから…」 真姫パパ「はい…」 理事長「私にも出来る範囲というものはありますが、…関係するもの全てという事でしょうか」 真姫パパ「はい、娘達はもちろんUTX、A-RISEも含め、それらの情報がなるべく出ないようにして頂きたい」 理事長「繋がるものは全て…という事ですね?」 真姫パパ「そういうことです。」 ─────数ヵ月後 亜里沙「はぁ〜ドキドキする。ねぇ、お姉ちゃん達大丈夫かな」 雪穂「大丈夫だよ、きっと」 亜里沙「だってUTX学院でこの前凄い事件があったんでしょ?」 雪穂「ああ、屋上に保管してあったヘリコプターの燃料タンクがいきなり大爆発したってやつ?」 亜里沙「うんっ、でも友達が他にも色々あったって噂してて」 雪穂「そんな噂、嘘に決まってんじゃん。本当になにも無かったんだよ」 亜里沙「そうなの?」 雪穂「A-RISEもいい迷惑だよね、なんか変な噂が流れてるせいでスクールアイドルが完全に下火になっちゃったし」 亜里沙「じゃあ、ラブライブは?」 雪穂「うーんラブライブ自体はギリギリ残ったみたいだけど、消えちゃいそうなかんじなんだって」 亜里沙「ちょっと残念だね」 雪穂「心配しなくていいでしょ、これからお姉ちゃん達が出るんだしそんなの盛り返しちゃうって」 亜里沙「そうですねっ」 雪穂「まぁ、それにしてもお姉ちゃん達がUTXでA-RISEとライブするなんてね」 パソコン『もっと知りたい知りたい 過剰なLife いま夢の夢の中へ』 ─────UTX学院屋上 もっと知りたい知りたい 過剰なLife だから…Shocking Party!! Dancing,dancing! Non-stop my dancing Dancing,dancing! Non-stop my dancing Dancing,dancing! Non-stop my dancing Dancing,dancing! Let me do! \ワー/ \キャー/ 海未「穂乃果、そろそろ私たちの順番ですよっ」 穂乃果「は〜い」 あの後穂乃果が提案したのは、皆でスクールアイドルをやらないかっていう話。 学校の廃校の問題も終わって、皆でこれからやるなら何がいいかなって思ったらアイドルっていうのが思い付いたんだ。 皆歌もうまいし、個性があって魅力的だからスクールアイドルにすごくぴったりだと思ったの 皆、穂乃果の提案には凄く驚いてたみたい、 海未ちゃんなんかは破廉恥ですって言って顔が真っ赤になっちゃって、ハハ…可愛かったけどね。 にこちゃんがこれを聞いたときは凄く嬉しそうだったし、他の皆も乗り気だったんだ 海未ちゃんは説得に少しだけ時間がかかっちゃったけど、最終的には皆でアイドルをやるってことになったんだよ! 穂乃果「いくよっ!」 真姫「とりあえずはラブライブ予選の突破ね」 花陽「もちろんですっ」 凛「テンション上がってきたにゃー!」 絵里「…A-RISEなんかぶっ潰してやるわ」ギラ 希「マジやん…」 にこ「マジでやんないでどうすんのよ希」 希「そのつもりやけど意味が違うって、…。…エリチちょっと力抜いときー」 絵里「そんなに入ってたかしら、ありがと気を付けるわ。」 希「それがええやん?」 海未「少し緊張してきました…」 ことり「大丈夫だよっ、ここまで皆とやってきたんだもん」 海未「確かにそうですね、…ええ、なんだか大丈夫な気がしてきました」 にこ「…気合い入れていくわよっ!」 あんじゅ「…私たちはもちろんだけど、あの子たち、こうやってアイドルしてるのが妙にしっくりくるのよね。」 英玲奈「確かに。…スクールアイドルを盛り上げてくれるような…もしかしてツバサ、それを狙って彼女らを誘ったのか?」 ツバサ「さぁね、でもいちμ'sのファンとして私は彼女達のことをサポートしたつもりよ」 あんじゅ「これでラブライブがまた息を吹き返すといいわね、」 英玲奈「今度のμ'sが救うのは学校ではなく、ラブライブということかな?」 ツバサ「…うまいこと言ったつもりかしら、英玲奈。…私達がいればそんなものは十分じゃない?」 あんじゅ「それもそうね」 ツバサ「まぁ、これからお手並み拝見ってところね」 実際にやってみたらやっぱり皆は穂乃果の見込み通りぴったりで、そんな中でA-RISEとも仲良くなって… こうやってアイドルとか、廃校の阻止とか、この9人で大きなことを成し遂げようとする今が最高に楽しいんだ 花陽「そろそろ始まりますっ」 にこ「いよいよね…」 穂乃果「うんっ…。皆となら絶対やれるるっ!」 コク… そして、なんだかね。 皆と出会ってこうやってアイドルをやるのがまるで運命だったみたいに時々思うんだ。 穂乃果「よーしっ!それじゃ行くよっ!!」 それぞれに性格や個性があって、9人で調和して支え合ってる。 それこそが私達なんだって、 異能で戦っていてもアイドルになってもどんな時もずっと離れない絆で繋がってる…それが、私達μ's…… 穂乃果「1!」 ことり「2!」 海未「3!」 真姫「4!」 凛「5!」 花陽「6!」 にこ「7!」 希「8!」 絵里「9!」 「「「μ'sミュージックスタート!!」」」 The End ここまで読んでくれて感謝 バトルは地の文で書いたけど、自分が読みたいシーンがちゃんと入れられてよかったわ。 カッコ良く改編できたし自分的にはまぁまぁ満足しました。バトル物で「うちを入れて9人や」とかずっとやりたかったんだよ。 評判よかったら、Aqoursバージョンとか続編書くかもしれないからその時はよろしく 異能で戦ったらというパラレルだけど、最終的にアイドルに収束する気がしたんだよね。 読了おつかれ それじゃあまたどこかで 前作知らなかったから超速で続き読めて楽しかったわ 乙 乙。ことりの伏線も色々凄いな、めっちゃ面白かったわ。 やっと読めたよ大作で面白かった。 ちゃんとラブライブ要素もよかった乙 残ってたから保守もかねて 読み返して変更したシーン希の語り 2レス目から、 あんじゅ「ええ、貴方が妹を昏睡状態にしたの」 希「違うっ!」 絵里「希ッ?…」 あんじゅ「あら、お目覚めなの?」 希「…えりちがやったんとは違うで」 あんじゅ「今までの聞いてた?」 希「今、目が覚めたところや」 あんじゅ「なら説明してあげるわ」 希「別にしなくてええで、うちは分かってるから」 あんじゅ「それで?」 絵里「…いいのよ、希。私のせいなの」 あんじゅ「そう言ってるわよ?」 希「違うって言ってるやろ…」 希「えりちが主な原因だから?いいや、違うで」 希「…えりちを亜里沙ちゃんが探しにいってしもたんは事実や、でもそれが直接亜里沙ちゃんの昏睡に繋がったわけやない。」 あんじゅ「それで?」 希「分かったんや、あんたの能力は手に触れた物体の重力の大きさを変える能力。」 希「…あんたが建物を破壊する時はある部分に集中的に重力をかけ、それで崩壊を起こさせる。」 希「…そして大きなもの、頑丈なものを対象に破壊しようとすればするほど、崩壊を始めさせる為に力をかけ続ける時間は増えていく。」 あんじゅ「何が言いたいのかしら、」 希「まして現場はあんな巨大で頑丈でもあるショッピングセンターや。…あんたの能力を建物を崩壊させる長押スイッチと仮定しよか。」 希「建物を崩壊させるにはボタンを連続して押さなければいけない。途中で離せば崩壊は始まりもしない」 希「…そんなボタンを押しながら、あんたは崩壊地点を見つめてたんや」 絵里「なるほどね、…」 希「…亜里沙ちゃんがもし来てしまっても、崩壊を止めるのに間に合わないなんて事はないんや。崩壊する本当の直前に来た事を除けばやけど、そんな事は殆んどありえんのよな」 絵里「つまり、故意的に亜里沙を巻き込んだとしか考えられない…」 あんじゅ「…」 希「それに病院に搬送させて、異能を持ってるか秘密裏に調査も出来るって訳や…」 あんじゅ「…そこまで知ってるのね、さすがだわ」 絵里「…あなたなのね?」 あんじゅ「ええ…」 絵里「……そう…許さない」 あんじゅ「望むところよ」 絵里「本当にムカつくわね」 希「…えりち、雨量は十分やで、」 廃ビルの屋上を全て埋め尽くすように貯まった雨水が、今も水面を揺らがせながら降りしきる雨を受け止め続けている カットしたシーン(短め) 建設途中のビルに穂乃果を見つけた場面の続き>>65 の後 そしてちょうどヘリコプターがビルの近くまで来ると穂乃果は全力失踪のダッシュ! 穂乃果「…」タッタッタッタッ 充分な早さを得た穂乃果はビルの端で一歩踏み出すと、大きく踏み切って────── 穂乃果「…フっ!」ダンッ ツバサ「早く上がれないのっ?」 穂乃果「…」フワッ 「やってますっ!」 穂乃果「…よしっ!!」ガシッ ───────グワンッ…とヘリコプターが横に傾き、揺れる ツバサ「やられたわ…」 「どうしますかっ」 ツバサ「そのまま目的地へ向かって、私が相手をするわ」 「分かりましたっ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる