曜「鞠莉ちゃんはこれで泣くのか!?大予想選手権やらない?」果南「おっ、い〜ね〜」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
〜千歌の部屋〜
曜「さて始まりました第4回鞠莉ちゃんはこれで泣くのか!?大予想選手権!実況と解説はわたくしこの渡辺曜がお送りいたします!」
梨子「え、なに……急に部屋の中で大声出して……」
曜「それではさっそく今回の参加者4名をご紹介いたしましょう!まずは!前大会ぶっちぎりの優勝者!小原鞠莉の最大の理解者と言っても過言ではない!金髪をハグするために生まれてきた!松浦果南だ!」
果南「今回も勝つよ!」
梨子「な、なにが始まったのよ……」
曜「そして!今回が初出場!イマイチまだ大会の趣旨を理解していないようだ!小原鞠莉と同ユニット所属の意地は見せられるか?桜内梨子!」
梨子「初出場ってなに……?」
曜「続いて、ネガティブな発想ならお任せあれ!すぐ凹むとこは小原鞠莉とそっくりか!?ちなみに1度の優勝経験があるぞ!我らが幼馴染、高海千歌ッ!」
千歌「いえーい」
曜「さて最後に唯一の1年生参加者!こちらも初出場!繊細なその心は小原鞠莉の心境を捉えきれるか!?黒澤家が生んだ真紅のリーサルウェポン、黒澤ルビィ!」
ルビィ「うゆ」
曜「以上!4名で競い合うこととなりました今大会!レギュレーションは前3大会と同じになります!皆さん奮って小原鞠莉の心を予測しちゃいましょう!ヨーソロー!」
梨子「ちょ、待ちなさいよ!」 曜「……もー、梨子ちゃんなに?せっかくいい気分で実況解説してたのに……」
梨子「いや、なにと言われても……全てが意味分かんないのだけど……」
千歌「あれ?言ってなかったっけ?今日私の家にこの5人で集まった理由なんだけど……」
千歌「これやるために集まってもらったんだよ?」
梨子「え、そうなの……なんか変なメンツだと思ったんだけど」
果南「まー、ちゃんと説明しないといけないよね。うん」
曜「えっとね、梨子ちゃん。これは元々私と果南ちゃんと千歌ちゃん、それとダイヤちゃんでやってた遊びなんだけど……」
梨子「遊び?選手権とか言ってなかった……?」
曜「……ゴホン。えーっと、そう!選手権なんだけどね?まあ端的に言うと、鞠莉ちゃんを泣かせようっていう遊びなんだよ」
梨子「また遊びって言ってるけど……」
果南「まあ私達で鞠莉をちょっと泣くようなシチュエーションに会わせてみるんだよね。それを傍から観察するんだ」
ルビィ「それで、果たして鞠莉ちゃんは本当に泣くかどうか、っていうのを皆で予想しようっていう遊び……じゃなくて選手権!なんだよね?」
梨子「ひ、ひどい!」 梨子「趣味が悪いわよ……」
果南「まー壁クイとどっちが趣味が悪いと言えば……うーん」
梨子「ちょっ!黙りなさい!」ガシッ
果南「んむ、んーっ!」
梨子「はあはあ…………そもそもなんで鞠莉ちゃんなのよ?そこもよく分からないわ……」
千歌「だって鞠莉ちゃんすぐ泣くじゃん」
梨子「それは……そうだけど」
果南「ぷはっ……だからね?『泣かせよう』とは言ってるけど、そんな酷いことをハナからしようって訳じゃないの」
果南「そうじゃなくて、普通なら……そう、例えばルビィちゃんでも、まず泣かないでしょって言うようなシチュエーション。その程度のことしかしない訳よ」
ルビィ「私でもは余計ですぅ!」
曜「でも鞠莉ちゃんは……あのすぐ泣く鞠莉ちゃんなら泣くかもしれない……そんなギリギリのラインを攻める。そして果たして本当に鞠莉ちゃんは泣くのかどうか!?」
梨子「それを予想しようって訳ね……」
千歌「どう!?面白いでしょ?」
梨子「あのねえ……」
梨子「たしかに、面白いわね」 〜街中〜
曜「と……いうわけで」
果南「さっそく開催だね!」
千歌「ようし!」
ルビィ「負けないよ!」
梨子「やるからには勝ちたいわね」
曜「えー、鞠莉ちゃんはもうすぐ街中に現れると思われます。今回はダイヤさんが裏で鞠莉ちゃんの動向を尾行してるからね。ちなみにセッティングなどなどは黒澤家の人達に委託しました」
梨子「ダイヤさんもノリノリなのね……」
曜「ちなみにこの遊び…………もう遊びでいいや。それでこの遊びの核ともなる『ちょっと泣くようなシチュエーション』に関しては公平を期するために善子ちゃんと花丸ちゃんに発案を任せてあります!」
果南「あ、そうなの?いつもクラスメイトとか適当な誰かにやってもらってるけど……」
曜「善子ちゃんは不幸体質だし、花丸ちゃんも読書家で想像力に長けてるからね。脚本家にはピッタリだよ!」
千歌「まさにAqoursの総力戦だね!」
曜「あ、ちなみに今回のこの勝負、5本勝負です!」
梨子「鞠莉ちゃんは5回も泣かされるかもしれないシチュエーションに出くわされるのね……」
ルビィ「……あ、鞠莉ちゃん来たよ!」 曜「お、鞠莉ちゃんだね。ダイヤさんからの連絡によると今鞠莉ちゃんは日課のウォーキングをしてるみたいだよ!」
梨子「ウォーキングなんてしてたのね」
曜「まあ正確に言うと単なる散歩ってことみたいだね。毎週日曜の午後に暇な時はちょっと街中ブラついたりするみたい」
千歌「それでー?これから鞠莉ちゃんには何が起こるの?」
曜「えー……ゴホン。それでは発表します。鞠莉ちゃんはこれで泣くのか!?選手権、5本勝負の中の第1回目は……」
曜「『嫌いなものをムリヤリ食べさせられる』です!!!」
梨子「ちょっと待って」
曜「はい、なんでしょう梨子選手」
ルビィ(遊びって言い切ったのに実況解説はしたいんだね……)
梨子「これ泣くかどうかって話よね?」
曜「そうだよ?」
梨子「……鞠莉ちゃんって、17歳か18歳よね?」
曜「まあ、そうだね」
梨子「じゃあ泣く訳ないじゃない!そんなことで!」
果南「ん〜」ポリポリ
果南「やっぱりアナタはワカッてない、小原鞠莉という人物を」
梨子「ええっ?」
果南「まあ、見てれば分かることだって」 曜「とりあえず皆には泣くかどうかの予想はしてもらうよ!予想が当たったら1ポイントだからね。最後に1番ポイントの多かった人の優勝です!」
梨子「え、じゃあ……まあ普通に考えて私は泣かないと思う、かな?いくらなんでも……」
ルビィ「ル、ルビィも泣かないと思うかな?果南ちゃんはああ言ってるけど……」
千歌「私も別に塩辛ムリヤリ食べさせられても泣きはしないかなー。嫌なのは嫌だけど」
果南「えー、皆そうなの?私は泣く方に賭けるよ!」
曜「おおっとこれは果南選手だけが泣くという予想!これは初戦から差がついてしまう!ちなみに果南選手、その予想の根拠はなんなのか?幼馴染だからこそ分かるものがあるのでしょうか!?」
果南「いや、泣いた方がかわいいじゃん」
曜「好みの問題だァーッ!」
梨子「でもこんな街中で嫌いのものをどうやって……」
『こんにちはー!いま新発売の納豆の試食を行っていまーす!ぜひどうぞー!』
鞠莉「…………!」
梨子「なるほどね……」 千歌「納豆の試食ってなんやねん!」
ルビィ「あの試食のお姉さんウチの人だ……」
『どうぞー』
鞠莉「オウ……ソーリー?遠慮しとくわ」ニコッ
梨子「まあそうなるわよね」
果南「あれ食べさせられるの?」
曜「食い下がるようには打ち合わせてるはずだけど……」
『いえいえ遠慮せずに!美味しいですよ!ネバーっと!これネバーっとしてますから!』
鞠莉「わ、私納豆苦手で……」
『実はですね……この納豆!苦手な人でもイケるやつなんですよ!そういう風に作られた納豆なんですよ!』
千歌「うわあ……」
ルビィ「そうなの?」
曜「いや、普通の納豆だね」
鞠莉「……リアリー?……うーん、まあ……一口だけなら……」
果南「あ、食べるよほらほら!ほら!」
ルビィ(果南ちゃんすっごく楽しそう……) 鞠莉「…………」モグモグ
鞠莉「……うっ!」
曜「普通に嫌な顔をしてますねー」
果南「wwwwwwwwww」
千歌「そりゃそうだ」
梨子「でもやっぱ泣くって感じじゃないわね。当たり前だけど」
鞠莉「……!…………!……ン゛ッ……!…………オフッ!」
全員「………………!!!」
ルビィ「も、持ってたティッシュに……」
梨子「吐き出した!?」
曜「なるほど!これは予想外!いくら嫌いな食べ物とはいえ普通は吐き出さない!いい歳してるんだから飲み込むくらいはできるはず!しかし!でも!しかし!」
果南「外人の納豆嫌いは異常!そんじょそこらの嫌いとは一線を画している!どうしても受け付けなかったワケだ!外人の鞠莉には!」
千歌「外人じゃない外人じゃない」
ルビィ「あ!あれ!」
鞠莉「ゲホッ……ゲホッ…………うぅ……」
梨子「な、泣いている!?」
曜「あれは……吐き出す時に出てしまう涙!オエッてなったときに出るやつ!生理的なやつだあれ!決して悲しいから出しているワケではない!が、しかし!しかしそれでも!」
果南「ッッッシャア!」
曜「泣くという予想に外れはない!これは!果南選手!まさかの1ポイント獲得だァーッ!」
梨子「えー、なんか納得できない……」
千歌「納豆だけに?……あ、ちなみに今のは納豆と納得をかけた……」
曜「説明しなくていいから!」 『だ、大丈夫ですか!?』
鞠莉「シャ、シャイニー……なかなかシャイニーな味デェしたが……私はちょっとダメだったみたいデース……」
千歌「おお、流石鞠莉ちゃん!気を使っている!」
曜「動揺してるのかシャイニーって2回も言ってるけどね」
ルビィ「かわいそう……」
梨子「仕掛け人のお姉さんもちょっと引いてるじゃない……」
果南「流石魅せるねえ、鞠莉は」
梨子「なにが!?」
曜「……はい、というワケで1回目はこれで終了!続いて2回目ですが……」
ルビィ「続けるの!?」
曜「もちろん……あ、電話だ。はいもしもしー?ダイヤさん?次の仕掛けなんだけど……」
曜「……はい、はーい!じゃ、よろしく!」
曜「さて、じゃあ鞠莉ちゃんの行く先に場所を移すよ!」 千歌「どうやら鞠莉ちゃんは口直しをしたいみたいだね」
果南「あそこの喫茶店に入ろうとしてるね」
曜「実はそうくると思ってねー、既にあそこの喫茶店にも仕掛け人の人が待機してます!」
ルビィ「用意周到すぎるよ!」
曜「ダイヤちゃんが教えてくれたんだよ。やっぱり幼馴染だけあって行動パターンがある程度読めるみたいだね」
梨子「そう言えば……」
千歌「ん?」
梨子「これ第4回目のせ、選手権……なのよね?」
千歌「ん、そうだよ」
梨子「前までの優勝者って誰なの?」
千歌「あーそれはねー」
千歌「前回はさっきも言ったように果南ちゃん、その前は私でー、第1回目はダイヤさんだよ」
梨子「へえ、意外とバラけてるのね」
千歌「まあぶっちゃけた話すると最後の問題の正解者には10000000000ポイント与えられるからそこだけ正解すればいいワケだしね」
梨子「5回勝負の意味ない!」
曜「2人とも静かに!いくら店外から見てるとはいえあんまり大きい声出すとバレるよ!」
曜「さて、じゃあ次のシチュエーションは……」 曜「『喫茶店の中にいた他のお客さん達がちょっと果南ちゃんの店の愚痴を言っている』……だよ!」
果南「なにー!?許さん!」
千歌「いやそういう設定だから……」
ルビィ「友達思いの鞠莉ちゃんなら悲しむかもしれない……ってことだね!」
梨子「泣くかしら……?」
曜「ほらほら、とりあえず皆予想して!」
果南「私は……今回も泣く方、かな」
曜「その心は?」
果南「泣いてほしいから」
梨子「この人好き嫌いでしか判断しないわね」
千歌「案外怒るんじゃないかな?泣きはしないと思うけど」
梨子「泣かないでしょ」
ルビィ「泣かない……かなあ〜?あ、でもルビィも花丸ちゃんの悪口とか言われてたら……うーん……」
曜「ルビィちゃん迷ってるね〜、どうする?」
千歌「そう言えば、その愚痴を言う人ってどんな人?」
曜「ああ、それなら役割的にちょっと怖い人がいいと思って……ほら!あの人!」
ルビィ「ピギィ!」
曜「黒澤家のちょっと怖いおばさま2人に協力してもらいました!なんでもダイヤさんとルビィちゃんには生け花を教えてるとか……?」
ルビィ「あ、あれは泣く!」
梨子「ルビィちゃんも好き嫌いじゃない……」 曜「どうやら予想は出揃ったみたいだね!鞠莉ちゃんは今好物のコーヒーを飲んでいます!それではさっそく〜」
曜「ヨーソロー!」
梨子「スタートでいいでしょ」
『もう、あそこのダイビングショップ……ちょっとねえ?』
鞠莉「…………」ピクッ
『まったくですわ。海は冷たいし身体は濡れるし、まったく……』
千歌「とんでもない難癖だよアレ」
果南「この野郎……!」
曜「いや、演技だから」
『しかもあそこで働いてるあの女の子、なんかいつも濡れてるわね』
『やーねえ、はしたない』
千歌「いやダイビングショップなんだからそりゃそうでしょ」
梨子「なんか変な意味合いに聞こえるし」
果南「この野郎……!」
曜「演技だってば!」
鞠莉「………………あの」
果南「お!」
曜「ん!」
千歌「おお!?」
『……なに?』ギロッ
鞠莉「……オーウ?店員さん?え、えと、あの、あー……ソーリー?ミルクをもらっていいデースか?このコーヒーちょっとブラックデースね?」
千歌「ヘタレた!」 鞠莉「……」グスッ
千歌「睨まれたショックで泣いた!」
梨子「友達の店が貶されたから泣いたワケじゃなく!」
ルビィ「こ、これはどうなるの?」
曜「まあ泣きは泣きだからねー。この場合は果南ちゃんとルビィちゃんにポイントが入ることになるかな」
果南「ッッッシャア!」
千歌「いや、シャアじゃないシャアじゃない」
梨子「今実質負けてるのよ、果南ちゃん」
ルビィ「やったね!がんばルビィ!」
曜「鞠莉ちゃん泣かせたの自分の家の人なの分かってる……?ルビィちゃん」
果南「それはそれとして……」
千歌「いいんだ、それはそれで」
果南「ほら、鞠莉が店から出てくるよ。どうやら気まずくなって早々に退店したみたいだね。静かにしないと気付かれちゃうよ」
千歌「わわっ」
曜「さて白熱してきたね……鞠莉ちゃんの波乱万丈dayはまだ続くよ!次の問題にいこう!」
梨子「言っても納豆食べさせられてちょっと凄まれただけだけど……」 曜「さてさて、それでは続いてのシチュエーションは……」
曜「……えーと…………」
曜「『堕天使しているところをクラスメイトに目撃される』……です」
梨子「んんっ?」
千歌「なにそれ……」
果南「意味が分からない」
ルビィ「そういえばシチュエーション考えたのって花丸ちゃんと善子ちゃんって言ってたっけ」
梨子「……さっきまでの考えてたのって花丸ちゃんでしょ」
曜「正解!」
千歌「曜ちゃーん、それ却下」
曜「ま、そうなるよね。初めからそのつもりだったし……まあ善子ちゃんの案はこれだけだしね」
曜「じゃあこれは飛ばして……第4問目にいきたいと思います!次は……」
曜「お!これはなかなかに……」
果南「なになに!?」
曜「これは凄いですよ〜?もしかしたらまたまた泣いちゃうかもしれません!次のお題は!
曜「『誘拐される』です!」
梨子「もしかしてなくても泣くわ!」
ルビィ(花丸ちゃんさては考えるの面倒臭くなったな) 千歌「ゆ、ゆうかい〜!?」
梨子「泣くわ!そんなの!」
千歌「ギリギリのラインは一体どこへ……?」
ルビィ「もう完全にドッキリだよね」
果南「……あのさ」
曜「はい」
果南「誘拐って……正直そういうのはちょっと……」
曜「ま、まあそうだよね……」
果南「鞠莉だって傷付くかもしれないし……」
曜「ま〜……流石に悪ノリしすぎかな〜……?ははは……」
果南「とはいえ」
曜「とはいえと言うんだ」
千歌「とはいえと言うかい……あ、ちなみに今のは誘拐と……」
梨子「説明しなくていいから!」
果南「見てみたい気持ちもなくはない」
果南「……いや〜、私は不本意だけど、決めたことは最後までやり遂げたい性格だからさ……ふ、不本意なんだけど」ニヘラー
ルビィ「とてもそうは見えませんけど……」 曜「……えー、というわけで実施にあたり倫理的にどうなのという意見もでましたが、果南選手たっての希望で第4問目も行うことになりました」
果南「わ、私は別に……!」
曜「まあ誘拐とは言っても安全に配慮し、鞠莉ちゃんの心身をそう傷付ける内容でないことは保証しましょう」
梨子「そんな誘拐があるの?」
曜「あります。具体的に言うと、これから鞠莉ちゃんにはタクシーに乗ってもらいます」
千歌「どうやって?」
曜「乗ってもらうというより、鞠莉ちゃんはこの散歩の帰り道はいつも歩き疲れてタクシーを使って帰るみたいなんだよね。で、普段はここのタクシー乗り場から乗っていくって、ダイヤさんが」
ルビィ「そのタクシーに仕掛け人の人が乗ってて……そのままブーンって、誘拐されるっていうこと?」
曜「そうだね。最初はそのタクシーは小原家まで走っていくんだけど……途中から全然違うルートに入っちゃうの」
千歌「それは怖い……」
曜「運転手の人は何も言わない……徐々に知らない道へ入っていく恐怖……果たして鞠莉ちゃんは泣いてしまうのかどうか!」
千歌「泣く」
梨子「泣く」
ルビィ「うゆ」
果南「泣くと思う」 曜「えぇ〜!?みんな同じ予想じゃ勝負の意味ないよ!」
梨子「いやえぇ〜!?とか言われても……」
千歌「あ、鞠莉ちゃん来たよほら!」ヒソヒソ
ルビィ「あ、乗った……」
果南「あれちゃんと仕掛け人の人が乗ってる車両なの……?」
曜「うん、ていうかあそこにならんでる4台全部がそうだし」
ルビィ「ウチそんなに暇な家でもないんだけどなあ……?」
曜「さて、私達も後を追うよ!鞠莉ちゃんが乗らなかった車両に乗せてもらって後ろを尾けるからね!」
梨子「でも後ろの車からじゃ鞠莉ちゃんの様子は見れないわよ……?」
曜「大丈夫!車内には隠しカメラを設置してあるから!これ、モニターね!」
千歌「やる気まんまんだ!」 かなまりはゴミ
ゴミカス果南とデブス鞠莉はダイハー要員 〜車内〜
『………………』
鞠莉「………………」
『………………』
鞠莉「………………?」
『………………』
鞠莉「……あの、道……」
『………………』
鞠莉「逆方向じゃないデースか?」
『………………』
鞠莉「……?もしもーし」
『………………』
鞠莉「……あの!」
『………………』
鞠莉「聞こえてないワケ、ないデースよね?」
『………………』
鞠莉「……ちょっと!」
『………………』
果南「こっわ」 果南「これは怖いね……」
ルビィ「ピギィ……」
千歌「意地でも喋らないのがまた……」
曜「……あ、ごめんちょっと電話するね。もしもしダイヤさん?えっと、今4つめをやってるとこなんだけど……うん、5つめの準備はどう?まだ?」
梨子「そういえばまだもう1個あるんだった……」
曜「オッケー!それじゃあ4つめはもうすぐ終わるから、急いでね!じゃあまた!」
曜「……ふう。それで、鞠莉ちゃんの様子はどうかな?」
千歌「私だったらもう泣いてるね」
果南「どれどれ……」 『………………』
「どういうつもりか知らないけど」
『………………』
「あなたがもし私のことを知っててこういうことしてるなら」
『………………』
「残念だったわね」
『………………』
「あなたが求めてるものは手に入らないと思うわよ?」
『………………』
「だってパパもママも、とっても強いんだから」
『………………』
「それに、私もね」
『………………』
「泣いたり騒いだり、そういったこともしてあげない」
『………………』
果南「…………!!!」
曜「鞠莉ちゃん……」
ルビィ「かっこいい……」
千歌「……やっぱりね、鞠莉ちゃんはよく泣いたりするけど……強いんだよ。本当は」
曜「予想は全員ハズレ、だね」
梨子(え……なにこのいい話みたいな感じ……) 鞠莉「で?なんとか言ったらどうデスか?黙ってたら何も分からないわよ?」
『………………』
鞠莉「……ッ」
『…………はぁ』
鞠莉「……?」
千歌梨子ルビィ「!?」
『着きましたよ、小原さん』
鞠莉「ここって……」
千歌「そういえば……あれ、いつの間にか……」
梨子「ここって……」
ルビィ「ウチだ……!」
『降りて下さい、私はここにアナタを連れてくるように言われたのです』
鞠莉「え?あ、は、はい……」 曜「さ、私達も降りるよ」
ルビィ「え、ど、どういう……」
果南「いいから、もう準備はできてるんでしょ?曜」
曜「うん、ダイヤさんから連絡があったから……」
千歌「え、え〜?なになに?なんかやってたの?」
梨子「これって鞠莉ちゃんはこれで泣くのか大予想選手権じゃ……」
果南「そ。途中までは、ね。普通に楽しんでたけど……元々今日の目的は……」
曜「あ、鞠莉ちゃーん!」
鞠莉「……ホワット!?みんな!?ど、どういうこと!?なんかタクシー乗ったら……乗ったら……」
果南「……おつかれ、鞠莉」
鞠莉「…………!!!」ジワッ
鞠莉「かなーん!!!怖かった……!すっごく……怖かった……!」ガバッ
果南「はいはい、ハグハグ」
曜「やっぱり鞠莉ちゃんは泣いちゃったね。第4問目は全員正解かな、これは」
ダイヤ「……みなさーん!遅いですわよー!」 〜黒澤家〜
ダイヤ「さ、入って入って」
千歌「お邪魔します……」
善子「あ!ちょっと遅いわよ!」
花丸「先に来て色々準備してたずら〜」
梨子「善子ちゃんに花丸ちゃん!……あ、これって……」
善子「ヨハネ!」
果南「やっと分かった?」
曜「元々企画してたのは3年生の2人なんだけど……サプライズがしたいっていうことで、私にも知らされたの」
ルビィ「なるほど……」
千歌「今日のは壮大な前フリだったんだね……やれやれ」
鞠莉「……これ…………」
ダイヤ「じゃあ行きますよ……善子さんと花丸さん、クラッカーは持ちました?じゃあせーのっ!」
『誕生日おめでとう!鞠莉ちゃん!』 鞠莉「…………!!」
ダイヤ「その反応……やっぱり忘れてたんですのね。ご自分の誕生日」
果南「毎年そうだからねー」
千歌「ちっとも知らなかった……」
ダイヤ「まあ果南さんや私はともかく、鞠莉さんはアナタたちにとっては出会って1年も経ってませんから……無理もありません」
曜「私も言われて初めて知ったしね」
花丸「オラたちもずら」
果南「ま、そんな訳だから、千歌に梨子、それにルビィちゃんも、祝ってやってよ」
果南(それと鞠莉泣かせの遊びについては依然として本人には内緒だからね)ヒソヒソ
千歌「……もう、本当に」
ルビィ「仲がいいんだね。お姉ちゃん達は」
曜「…………さてここで第5問です!最後のシチュエーションは今まさにこの瞬間でありますが!果たして鞠莉ちゃんは泣くでしょうか?」
千歌「泣く」
梨子「泣く」
ルビィ「泣く!」
果南「……もう泣いてる」
鞠莉「……もお」グスッ
終わり アニメ準拠だと鞠莉は誕生日の時点で確か加入してないはずですが細かいところは気にしないで下さい オチでいい話風になってるけど割とクズいことやってて草
好きよこういう話 鞠莉の口調がちっとも良くない
デースデースしつこいんだよ
スクフェスもルー語もといペガサス語が悪化してきてデース多用してるし 鞠莉「シャ、シャイニー……なかなかシャイニーな味デェしたが……私はちょっとダメだったみたいデース……」
鞠莉「……オーウ?店員さん?え、えと、あの、あー……ソーリー?ミルクをもらっていいデースか?このコーヒーちょっとブラックデースね?」
気持ち悪いコテコテのルー語ペガサス語
終わり良ければ曇らせ正当化
鞠莉推しの地雷ダブル役満ですわ
下らないSS書いてんじゃねえよ 細かいことだけど麻雀役に例える時って数え上げた項目が5個以上あった時に満貫
6個以上あった時にハネたって言うものであって
1項目だけあげて役満だって言われても例えの意味をなしてなくない? >>44
数え役満じゃあるまいし何言ってんだこいつ >>48
だからそういう例え使う人って普通はみんな翻数にかけてるんだってば
翻数が伝わらないのに役満だなんて言っても全く気のきいた言い回しになってないのよw >>49
ちんまい数翻の役に例えて批判するか?
役満を知らずに飜数を理解してる仮定自体がおかしい
麻雀やらない人含めて一般的に役満の方が名が知れてるのに >>50
そっちこそ全然言ってる意味わかんないんだけどw
麻雀知らない人にこれ役満だろなんて言っても言い回しとして不適切だし
麻雀知ってる人ならこいつ言い回しの意味理解してないなって思われるだけじゃん >>51
地雷の大きさ表現するのに役満を引用してるだけなのに具体的にどう言い回しの意味理解してないって言うんだ?
お前は普通麻雀を例えに使う人は翻数にかけると言うたくせに、麻雀知らない人に対象をすり替えるなよ
それなら麻雀に限った話でも無いし役満同様に翻数も理解されないだろうよ
俺は麻雀知ってるはずのお前に難癖つけられて困惑してるんだ >>54
麻雀知らない人を持ち出したのはそっちだから言及しただけじゃんw
なんべんも言ってるけど地雷の大きさを表現してる部分が伴ってないから
気のきいてない寒いだけの言い回しになってるって言ってるんだよ
あとなんで困惑すんのよw
自分のしてることは君がこのSSに好き放題レスしてるのとまったく変わらないやん
君の表現は直した方がいいねって言ってるだけだから広い心で迎えてよw >>55
お前が先に「翻数が伝わらないのに役満だなんて〜」と麻雀知らない人を指して言ってるんじゃないの?
とにかく当初はお前が「(麻雀知ってる前提で)例えの意味をなしてない」「麻雀を例えに使う人は普通翻数にかける」なんて言うから
こちらが役満を例えに用いた理由を説明して逆にどこが問題なのか問うても「気のきかない寒いだけの言い回し」とまるで答えようとしない
最初から俺の指摘してる地雷が「例えるなら役満というより一から数翻、騒ぎすぎ」とでも言うなら話は分かるのに (鞠莉推しじゃなくてたんに誰かにいちゃもんつけたいだけの奴じゃんよ) >>56
>「翻数が伝わらないのに役満だなんて〜」と麻雀知らない人を指して言ってるんじゃないの?
なわけないじゃん
役満、13翻の意味があるくらいムカついたってのは君の主観でしかないから
知ってる人間にも伝わらないってそこの部分は言ってるんだよw
例えば君は顔が悪いね、頭が悪いね、気がきかないね、性格も暗いね、歌も音痴だね
満貫じゃん
こういう場合なら表現として成り立ってるのよ、読む側にも分かるから
そこが伴ってないからという言葉を使うのはおかしいわけ >そこが伴ってないからという言葉を使うのはおかしいわけ
ごめん「役満という言葉」ねw >>59
だから評価は人それぞれだよね?
このSSが素晴らしいと思うかクソだと思うか
俺はクソのクソだと思ったから13翻の役満それも重ねて表現した訳だがお前は賛同しかねるってだけでしょ?
現にお前は俺の用いた例えについて「13翻の意味があるくらいムカついた」と意図を認識してるじゃん
伝わってないのではなくお前が賛同しないというだけ
下の文にも反論させてもらう
俺は強烈に地雷に感じた二つの要素を合わせてダブル役満と例えただけなんだけどどこが問題なの?
賛同するしないの話では無くて
さっきから聞いてるけど具体的に答えてくれないよね >>62
俺がクソだと思ったって言ってるけどさも鞠莉推しの総意みたいな書き方したのは何故? >>62
>俺はクソのクソだと思ったから13翻の役満それも重ねて表現した訳だがお前は賛同しかねるってだけでしょ?
>現にお前は俺の用いた例えについて「13翻の意味があるくらいムカついた」と意図を認識してるじゃん
>伝わってないのではなくお前が賛同しないというだけ
全然違うよw
伝わってないって言ってるんじゃなくて
気のきいた言い回しになってないからやめた方がいいよ
って言ってるんだよ
君がこのSSの鞠莉はデースデース言い過ぎって言ってるのと同じだよw
>俺は強烈に地雷に感じた二つの要素を合わせてダブル役満と例えただけなんだけどどこが問題なの?
>賛同するしないの話では無くて
>さっきから聞いてるけど具体的に答えてくれないよね
これもさっきから何回も言ってるんだけど本当に理解できないのかな?
この麻雀役に例える言い回しは数的表現と一緒に使うものであって
そうしなかった場合は気のきいた言い回しでもなんでもない
って言ってるんだよw
これあと何回言ったらわかってくれるの?w >>63
俺みたいな鞠莉推しが実際に地雷に感じてるから鞠莉推しという表現を敢えて使っても問題あるとは思えないぞ >>64
例えようと思った要素は二つしかないのに4つ5つ列挙する場合と比較して数的表現に劣ると言われても困る
二つだが強烈だから役満を例えに用いたのに、何度も言うがこれのどこが具体的に気が利かないのかいい加減に説明しろよ >>66
だから数的表現とかけるから初めて麻雀役に例えるのが気のきいた言い回しになるんであって
かかってないのに役満という言い回しを使うのって表現としてしょぼいよねって言ってるんだよw
これのどこが具体的じゃないわけ?これ以上なく具体的なんだけど
君のキレてる理由って結局「なんでそんなとこに文句つけるんだ?俺の勝手だろ」ってことじゃん
でも君もこのSSに対してまったく同じことしてるわけよ
人には平気でするくせに自分がされた時だけ怒らないでほしいね >>69
地雷の大きさを表現するのにあえて12翻以内で表現する方が意図が伝わりづらいしそれこそ気が利かないだろう
ダブル役満に比べたらショボいチンイツイッツーの方がより深刻そうに見えるか?
まあこれも人の感性って言ってしまえば終わるがな
それに俺は自分の意見に賛同貰えないから駄々をこねてる訳ではなく、役満を用いた表現が不適当と指摘を入れてきたお前に反論してきただけだぞ どうも数的表現にこだわりがあるみたいだけど役満は通常の点数計算の範疇を超越した最強の役であって意味合い的に12翻以下と比較するまでも無いけどな
お札が1枚入ったスッカスカのがま口財布よりも5円10円の小銭がパンパンに詰まった財布の方が一見大金そうに見える要領と家の理論はどことなく似てるだろ?
確かに表現方法の一つだよ
でも今回の場合は麻雀を使って例えようと思った要素が二つだったから家の言う列挙して括る方法(翻数という数的表現を用いる)はそもそも不適当だよねという話 >>71
まだ釈然としないようだから論旨を言うけど
君の文章での使われ方だと麻雀役で表現するようになった本来の意義にそぐわないよね
という話であってどれくらいの役をチョイスしたという話ではないんだよw
「すべからく」に「べし」が伴ってないよね
っていうのと同じ話であって
君の文章の場合は満貫でも跳満でもやっぱり「ん?」ってなるのよ
それでも通じるだろ?って言われたら「そうだね」って答えるし
表現として適切か?って言われたら「ううん変」って答えるというそれだけの話なわけw ここがラ板麻雀部の記念すべき1スレ目ってことでおk? >>75
お前の麻雀を用いた比喩表現の掟だか鉄則だか知らないけど翻の数的表現にこだわるなら結果的に役満か役満未満かの役のチョイスにならないか?
もしかして役満13翻ダブって26翻といった具合の表現にしろとでも?
残念ながら13翻相当とはいえ役満は役満なんだ、役満が二つ重なればダブル役満だ
追伸
レスバ飽きたから天鳳の個室で決着つけようか? せっかくssは面白かったのにかわいそうに
なんなんだこいつらは @2
東南ありあり速
自分は特上いけない程度のレベルしかない これ第4回は温かく終わったけど、過去3回は悲しいままで終わった可能性もあると思うと鞠莉ちゃんマジクラウディ >>85
忘れてたけど店仕舞いしました。スレ汚しごめんなさい
後日、この件を知った鞠莉ちゃんによる壮大なサプライズ返しがありそう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています