じゃらじゃら
朝、目を覚ました。首輪に鎖がついていてじゃらじゃらと私に尻尾を振って喜んだ。
今日はコーンフレークがないから、牛乳を部屋の中にまいた。

じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら
じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら
じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら
じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら
じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら

案の定私の首についた鎖は大喜びで縦に大回転した。

ガシャン!!

千歌「もう、だめでしょ、コップ壊しちゃ。めっめっ」

ショボンとした鎖は、私に引きずられてキッチンへと向かった。
千歌ママが台所で観葉植物と同じように立って、水を出して何かをしている。

とんとんとんとんとんとんとんとんぐちゃとんとんとんとんぐちゃとんとんとんとんとん
曜「ねぇ、ママァ、私って、首輪してたっけ」

とんとんとんとんとんがきがとんとんとんとんとんとんとんとんとんとんとんとんとん

千歌「生まれたときからしてたでしょ」

とんとんとんとんとんとんとんとんだまれとんとんとんとんとんとんとんとんとんとん

曜「なんで?」

とんとんうるさいぞとんとんさんめーとるとんとんとんとんとんとんとんとんとんとん

千歌「何ガ?」

とんとんとんとんとんこんぺいとうとんをとんたべろとんとんとんとんとんとんとん

曜「どうして首輪をしているの?」

とんとんとんとんとんとんにくとんくえとんとんとんとんとんとんとんとんとんとんとん
千歌「当然でしょ?バカなことを行っていないで早く学校へ行くよ。曜ちゃんの鎖は3メートルなんだから、遅刻してはいけないの」

じゃらじゃらじゃら。相変わらず鎖を引きずって私は家を出た。