善子「曜さんが私の部屋のコタツの縁をつかんで腰を振っていた」
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曜「善子! 中に出すぞ!」ヘコヘコ
――――
善子(お茶を淹れて戻ってきたら、扉の向こうでエロスの宴が繰り広げられていた)
善子(何なの……何なのこの状況は)
善子(てゆーか、これじゃ中に入れないじゃない! 何て声かけたらいいのよ!)
――――
曜「あああ、よーしこー!」ヘコ! ヘコ!
――――
善子(ヨハネよ!) 曜「大丈夫だよ。フリだから何も出してないし、そもそも私は服を着ている」ピョンピョン
善子「そうだけれども!」
曜「…いつから見てたの?」
善子「コタツ布団をめくって白い脚を褒めたあたりからよ!」
曜「…///」
善子「恥ずかしがるんなら初めからこんなことはすべきじゃなかったのよ!」 曜「ふう。落ち着くんだ善子ちゃん。年頃の女の子がこういうことを恥ずかしがるのは当然かもしれないけど…」
善子「何も出してないのに賢者モードになってるのか…」
曜「でも、大人ならみんなやっていることなんだよ」
善子「まともな大人はコタツの縁を掴んで腰を振ったりしないから!」
曜「…確かにそうかもしれない。ということは私たちはまだ子供なのだろうか…」
善子「子供はなおさらこんなことしないわよ!」 曜「すると善子ちゃん、私は一体何者なのでしょうか」
善子「変態よ」
曜「…」ゾクゾク
善子「え、ちょっと待って、なに興奮してるの…」
曜「もう一回『変態!』って言ってもらっていいかな? さっきより冷たい感じで」
善子「変態…」
曜「…あっ」ゾクゾク 善子「どんな新しい快感に目覚めたのかは知らないけど、落ち着いてお茶でも飲みましょう、ね?」
曜「いや、今の言葉責めで元気が戻ってきたので、二回戦に突入しようかと」
善子「もうやめて! 私、じつは曜さんのことちょっとカッコいいなって思ってたんだから!」
曜「ええっ、ホントに!?」
善子「ホントよ! 今日だって、最初はすごく素敵な雰囲気だったのに、わずか数分の間に何があったのよ!」
曜「そっか。そんな風に私のことを想っていてくれたのか…嬉しいよ、善子」
善子「曜さん…」
曜「…じゃあ、次は正常位でしてみようか」ドタンバタン
善子「それは善子じゃなくてコタツだああ!」
曜「そう、恥ずかしがらずに…もっと足を開いて」
善子「ああなるほど、正常位ってコタツをひっくり返してやるのか…じゃなくて!」 曜「…はっ!」
善子「そろそろコタツプレイの世界から現実世界に戻ってきなさい!」
曜「この子は…善子ちゃんじゃない?」
善子「そう。これは善子じゃなくて、コタツ」
曜「こんなに可愛くて、抱きしめるとこんなにも暖かいのに?」
善子「…///」 曜「こんなに肌が白くて、優しい温もりがあって、中が気持ちよくて…これはもう、ほぼ善子と言っても過言ではないよ!」
善子「過言よ! ていうか下ネタ混ぜるのやめて!」
曜「じゃあ本物の善子ちゃんはどこに…」
善子「善子はここよ!」
曜「善子ちゃん!」
善子「善子じゃなくてヨハネ…しまった、つい口癖で」
曜「えええ? じゃあ本物の善子ちゃんはどこに…やや、こんなところにいたとは!」
善子「あああ、前言撤回! 善子はヨハネ! ほんでもって、それは善子じゃなくてコタツ!」
曜「…?」
善子「腰を振ってる間に理性まで搾り取られてしまったのね」 (10分後)
善子「…曜さん、落ち着いた?」
曜「うん。本当にごめんね。あんまり気持ちよくて、つい…」
善子「いいのよ。正気に戻ってもらえれば…さて、私は誰?」
曜「ヨハネ様です」
善子「ほんでもって、ヨハネ様の世を忍ぶ仮の名前は?」
曜「善子ちゃんです」
善子「…さて、では、これは?」
曜「コタツです」
善子「では、コタツは善子かしら?」
曜「いいえ、コタツは善子ではありません」
善子「Kotatsu is not Yoshiko.」
曜「Kotatsu is not Yoshiko.」
善子「よくできました。かしこいリトルデーモンは、なでなでしてあげます」ナデナデ
曜「ありがとう、善子ちゃん…///」
善子「やっとここまで戻すことができた…コタツの呪縛、恐るべし」 曜「ところで私たち、何をしようとしてたんだっけ?」
善子「さあ? まだお茶を淹れる前には、特に何も…」
曜「…ああ思い出した、次は正常位だったね!」
善子「…うん、気が済むまで色んな体位を試せばいいと思う」 曜「ありがとう善子ちゃん! ちょっとコタツ借りるね!」
善子「どうぞ。気が済むまでコタツをファックしたらいいと思う」
曜「あ、このコタツ、折りたたみ式だから…ほら見て! 脚を曲げると『だいしゅきホールド』的なポーズになるよ!」
善子「知らんがな」
曜「ふふふ、コタツちゃん。いっぱい愛してあげるからね…」
善子「とにかく『だいしゅきホールド』されながらイかないとコタツの呪縛を完全に解くことはできないのね」 曜「じゃあいくよ…愛しいコタツちゃん」ドタンバタン
善子「…」
曜「やっぱりコタツちゃんの脚はスベスベしていて綺麗だなあ…」ナデナデ
善子(その時、変態の先輩に撫でさすられるコタツを見て、ふと嫉妬心のようなものが萌した)
曜「素敵だよ。可愛いよ。大好きだよ。コタツちゃん…」
善子(この変態コタツファッカーに「素敵だ」とか「可愛い」とか「大好き」とか呼ばれるのはコタツではなくて「善子」であってほしい。なぜかそう思った) 曜「さあコタツちゃん、一緒に…」
善子「…コタツじゃない」
曜「え、善子ちゃん、何言ってるの?」
善子「ごめん、それ、コタツじゃなくて、善子っていう名前なの」
曜「でも善子ちゃんはヨハネちゃんじゃないの?」
善子「ううん。私はヨハネだけど、ヨハネは善子じゃない。善子はコタツ」
曜「?」
善子「ごめんね。混乱させちゃって。でも、聞いてほしいお願いは、一つだけだから」
曜「ヨハネちゃんの言うことなら、何でも聞くであります!」
善子「そのコタツのこと、「善子」って呼んで」
曜「うん分かった。それじゃあ、優しくするからね…善子」
善子「…」ゾクッ ☆曜ちゃんと善子ちゃんとのお約束☆
コタツと正常位でするときは、あぶないからコタツの電源を切ってね!
曜ちゃんと善子ちゃんとの約束だよ!
え? 電源を切ると、あったかくない?
大丈夫だよ。電源を切っても感じられるでしょ。中の温もりを。 (曜ちゃん、コタツと正常位でプレイ中)
曜「善子ちゃん、善子ちゃん!」
コタツ(CV:善子)「曜さん、曜さん!」
曜「私、ずっと善子ちゃんのことが好きだったの!」
コタツ(CV:善子)「私も! ずっと曜さんのことが好きだった!」
曜「善子!」
善子「曜!」
コタツ(ハッピーエンドね) 善子ママ「善子、終バスが行っちゃったから、今日は曜ちゃんに泊まっていってもらいましょ…」ガチャ
曜「…」
善子「…」
コタツ「…」
曜「…おじゃましております」
善子「…そうね、泊まっていって、もらいましょうか」
曜「いえいえ、おかまいなく、走って帰れますから…」
善子「遠慮しなくていいのよ」
善子ママ「それじゃあ、ごゆっくり…///」ガチャ, バタン 善子ママ(娘の部屋のドアを開けたら、娘の友達がひっくり返したコタツの脚をつかんで腰を動かしていた)
善子ママ(娘はコタツのアテレコをしていた)
善子ママ(わからない…最近の若い子たちの考えることはわからないけど、ひとつだけ何となく気づいたことがある)
善子ママ(あの子たちは似た者どうしなのだ。コタツが好きなところも、土壇場で素直になれないところも)
善子ママ(曜ちゃんはコタツにしか愛の告白ができないし、善子も、コタツのふりをしなければ告白への返事ができない)
善子ママ(…尊い。尊いので今日の晩御飯はご馳走にしましょう)パタパタ * * *
(その日の夜、ベッドの中)
曜「今日は練習いっぱいしたから眠くなっちゃったね…おやすみ善子ちゃん」
善子「えっ、これってもしかして、本番が来るパターン?」ドキドキ
曜「ZZZ」
善子「善い子かよ! 練習したのは何のためなのよ!」ドタンバタン
曜「そう言われましても」
善子「コタツにやってたようなことよ、腰を振って何かから何かを出すのよ!」
曜「でも私、何も生えてないし…ムニャムニャ」
善子「そうだけれども!」
おしまい おまけ
S内R子「生えてなくても本番する方法、教えてあげましょうか?」
善子「どこから入ってきたのよ!」
完 おつ
常時ハイテンションのキチガイで突っ切られるより
こういう所々クスッとくる話の方が好き いやこれ概ねキチガイテンションだっただろ(誉め言葉) 善子の「曜さん」呼びほんと好き
久々の純愛ようよし乙です ようよし推しって頭おかしい人ばっかりなの?
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