千歌「みかんたべたい」
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千歌「たっだいまー!」ドタドタ
志満「おかえりなさい」
千歌「おぉっ!こたつだ!!」
志満「これから寒くなるって天気予報やってたから、出したのよ」
千歌「こたつー!」ズボ
志満「先に手を洗ってから」グイ
千歌「はーい...」
志満「おやつあるから、洗ったら食べてちょうだいね」
千歌「やったぁ!」 〜数分後〜
ブロロロロ
アノ-
千歌「あっ、この戦車アニメに出てきそうな声は」トタタ
善子ママ「こんにちはー」
千歌「こ、こんにちは!」ペコリ
曜「(善子ちゃんにそっくり!)」
善子ママ「えぇと、高海千歌ちゃんよね?」
千歌「は、はい。そうです、私が高海千歌です」
善子ママ「はじめまして、津島善子の母です。善子がいつもお世話になってます」ペコ
千歌「いえいえそんな!」
善子ママ「で、あなたが曜ちゃんよね。善子からよく聞く子」
曜「はい、そうです」
善子「んー、確かに善子とは違う雰囲気を感じるわね。何かこう...バーって感じの」
曜「あはは...」
善子「っと、ここに来た目的を忘れてたわね。千歌ちゃん、みかんが食べたいのよね?買ってきてあげたわよ」
千歌「えぇっ!?そんなとんでもないです!」 善子ママ「いつもお世話になってるから、そのお礼」
千歌「え、でも申し訳ないですよ」
善子ママ「んもぅ、子供が遠慮しないの。ほら、受け取って」
曜「千歌ちゃん、折角買ってきてくださったんだから」
千歌「うん、そうだね。ありがとうございます」
善子ママ「これからも善子が色々迷惑かけるかもしれないけれど、よろしくお願いします」
千歌「は、はい!こちらこそよろしくお願いします!」
善子ママ「それじゃあね。今度はウチに遊びに来てね」
曜「わかりました〜」
千歌「(やけに重いな...何入ってるんだろう)」チラ
>>57 善子ママの持ってきたもの 千歌「(あれ?何かでっぱりなくない?)」
千歌「あの...開けてもいいですか?」
善子ママ「どうぞどうぞ」
パカ
千歌「えっ...」
善子ママ「あら?どうかしたの?もしかして...運んでくる途中で傷んじゃったとか?」
千歌「これ...デコポンです」
曜「あっ、何かでっぱりがあるよ」
善子ママ「えぇっ!?嘘でしょ...?ちゃんと買ってきたはずなのに」
善子ママ「(あっ、でも確か)」
ーー
ーーー
ーーーー
善子ママ「みかんあるかしら?」
青果屋「今日はデコポンがお買い得だよ!」
善子ママ「あらほんと、美味しそうね」
善子ママ「これにするわ」
ーーーー
ーーー
ーー
善子ママ「(千歌ちゃんには黙っておこう)」
善子ママ「きっと青果屋の人が間違えたんだわ。文句言いに行ってくる」
千歌「あっ、いいですいいです。デコポンも美味しいので」 千歌「はい...ホントにありがとうございます」
曜「千歌ちゃん、元気出して!」
善子ママ「そ、それじゃお邪魔しました〜」スタコラ
ブロロロロロ
千歌「...」
千歌「デコポンか」
曜「千歌ちゃん、デコポンって美味しいの?」
千歌「清見オレンジとポンカンの合いの子だからね。甘くて美味しいよ」
千歌「ま、実質みかんだしもうこれでいいかな」
曜「えっ、やめるの?」
千歌「いやー、何かもう自分で買ってきた方が良さそうな気がして」モグモグ
千歌「んー!美味しい!曜ちゃんもどうぞ」
曜「はむ」
曜「美味しい...でも千歌ちゃんが食べたいのはデコポンじゃないでしょ?」
千歌「まぁね」 千歌「よーし、じゃあ次行くか〜」
千歌「取り敢えずみかんまで辿り着こう」
曜「それでこそ千歌ちゃんだよ!」ギュ
千歌「鬱陶しい」バッ
曜「んもぅ...」
千歌「えっと...誰にしようかな」
千歌「あっ、>>64にしよーっと」
曜「(あぁ千歌ちゃん千歌ちゃん千歌ちゃン千歌ちャン千歌チャン千カチャンチカチャンチカチャン!)」 千歌「おーいりーこーちゃーん!」
曜「は?」
千歌「りこちゃーん!いるー?」
梨子「...」
梨子「なに?」
千歌「あっ、もしかして寝てた?」
梨子「うん」
梨子「あら、曜ちゃんもいるんだ」
曜「梨子ちゃんおはヨーソロー!」
梨子「おかしいなー、何でおはようの挨拶と共に包丁を顔の前に突きつけられてるのかなー?」
曜「寝起きドッキリ?」
梨子「リアクションのとれないドッキリはNGよ」
千歌「死んだら確かにリアクションとれないもんね!」
梨子「で、どうしたの?」
千歌「みかん食べたいです」
梨子「家にあるんじゃないの?」
曜「無いから頼んでんだよ馬鹿か?」
梨子「ねぇ、曜ちゃんピアノ線で首が切れるマジックやってみない?」
曜「んー、梨子ちゃんがお手本見せてくれたらやってもいいかな」
千歌「じゃあ私が2人にやってあげるよ!たのしそー!」 梨子「なるほど察したわ。みかん持ってきて欲しいのね」
千歌「そういうことです」
曜「梨子ちゃん家にある?」
梨子「どうだろ。あったような気がするんだけど...ちょっと見てくるね」トタタ
千歌「困ったら梨子ちゃんに頼むのが一番だからね」
曜「へー、じゃあ私は千歌ちゃんが困る前にお願いを聞いてあげるよ」
千歌「そうだね。幼馴染が気持ち悪いのが困ってるかな」
曜「気持ち悪い幼馴染はいないから残念だね」
千歌「は?」
梨子「ごめん、みかんってこれしかなかった」
腐ったみかん「」
千歌「...こりゃいかん」
曜「何でもってきたん」
梨子「代わりにこれでもいいかな?」
>>70 梨子の持ってきたもの 千歌「こ、これは...!」
曜「凄い...千歌ちゃんがパッケージの表紙だよ!」
梨子「ファンの子がくれたんだよ。3本もらって2つはいつか渡そうと思って」
千歌「ありがとう梨子ちゃん!」ビリ
梨子「あっ、ちなみに袋はこっちで預かるね」
千歌「え?」
曜「んー、みかんって感じがして美味しい」
千歌「何だか安心する味だよ...」
梨子「美味しいでしょ?」
千歌「うん!クソ寒いけどね」ガタガタ
梨子「千歌ちゃん薄着だもん」
千歌「部屋はあったかいんだよー!」
曜「そうそう」モグモグ
梨子「じゃあまた明日ね。おやすみなさい」
千歌「はーいおやすみー」 千歌「もう真っ暗だよ...流石にダメかな」
曜「何で?」
千歌「いや...迷惑じゃん」
曜「千歌ちゃんのお願いならみんないつでも聞いてくれると思うけどなー」
千歌「いやいや、それはないよ」
曜「私だったらいつどこでだって」
千歌「気持ちだけ受け取っとくね」
千歌「...でもなんか消化不良だし、最後にもう一人だけ呼んでみよっか」
曜「みかん持ってきてくれるといいね♪」
千歌「うん」
千歌「えっと...>>78に電話っと」ピポパ 『もしもし?』
千歌「あっ、花丸ちゃん?ごめんねこんな時間に」
『ううん、本読んでたから平気です。どうかしたんですか?』
千歌「いやー、みかんが食べたくてさぁ」
『あっ、もしかして差し入れですか?』
千歌「そうそう!今から来れそう?」
『もちろん!すぐい向かうずら!』
『全然呼ばれなかったから嬉しいずら〜』
千歌「あれ?そうだっけ?ごめんごめん」
『では失礼しますずら』ピッ
千歌「花丸ちゃん呼んだのいつだっけ...」
曜「お寿司の時じゃない?」
千歌「えっ、そんな前!?うわー、申し訳ないことしたなー」
曜「ホントだよ。私と花丸ちゃんはどれだけ辛かったか」
千歌「...ねぇ、曜ちゃん来た時花丸ちゃんよりも後だったよね?何で知ってるの?」
曜「エスパーだもん」
千歌「エスパーだからかー」 〜数分後〜
花丸「こんばんは〜」
千歌「いやーよく来てくれたよ。ありがとう」
花丸「あっ、曜さんも」
曜「花丸ちゃんこんばんヨーソロー!」
花丸「語呂が悪いずら」
曜「うん」
千歌「寒かったでしょ?こたつあるから入って入って」
花丸「お邪魔しまーす」 花丸「はぁ〜...ぬくぬくずら」
千歌「お茶どうぞ」
花丸「ありがとうございます」
千歌「花丸ちゃんとこたつって似合う」
花丸「えっ?そ、そんなことないと思うけど」
曜「あー、和と和な感じだからかも」
千歌「何かこう...こたつで本読んでるのが凄く絵になる」
花丸「今本読んでないんですけど...」
曜「写真とっとこ」パシャ
千歌「これは...かわいい!」
花丸「恥ずかしいずら/////」
花丸「あっ、そうだ。差し入れ差し入れ...」ガサゴソ
花丸「はいどうぞ」
>>85 花丸の持ってきたもの 千歌「えっ...」
花丸「あれ?オラみかん持ってきたはずなのに」
千歌「あ、あはは...花丸ちゃんったらうっかりなんだから〜」
千歌「はーぁ、みかんはまた今度でいいか」
花丸「ご、ごめんなさいずら」
曜「」スック
花丸「よ、曜さん...?」
曜「ねぇ、千歌ちゃんを何だと思ってるの?」スッ
花丸「ひっ!」
曜「みかん持ってこいって言ったよね?なにこれ?笹?」
花丸「ほ、ホントにみかんを持ってきたはずなんです!」
曜「じゃあ食べてよ。花丸ちゃんがさ」
花丸「えっ」
曜「花丸ちゃんにはこれがみかんに見えるんだよね?なら食べられるじゃん」
曜「ほら、早く」
花丸「千歌さん...助け」
千歌「よしっ!ヒラメ釣れた!」 曜「ねぇほら、ねぇったら!」グイ
花丸「い、嫌ずら...こんなの食べても美味しくないずら」
曜「それはパンダに失礼だよ?」
花丸「マルは人間ずら!」
曜「しょうがないなぁ...じゃあ私が食べさせてあげるよ」
曜「ほーら、口開けて?」スッ
花丸「ひいっ!」コロン
花丸「あっ」
曜「何これ」
千歌「あっ!みかんだ!」
花丸「思い出した!ポッケとこっちの鞄にみかんを入れて来たんだった」
千歌「わーい!みかんみかーん!」
曜「よかったね千歌ちゃん!」
千歌「うん!」
花丸「」 千歌「本当にありがとう花丸ちゃん!」
花丸「い、いえいえ...それよりも」チラ
曜「んー!おいひい!」
花丸「(何とか思い出せたけど、あのままだったらどうなってたんだろう...)」
千歌「はい、花丸ちゃん。あーん」
花丸「ずらっ」パク
千歌「こたつでみかんって美味しいね!」
花丸「うん、美味しいずら」
千歌「あっそうだ。曜ちゃん、そろそろ帰んなくていいの?バス無くなるよ?」
曜「大丈夫だよ。千歌ちゃんちに隠れ家を作ったから」
千歌「じゃあ安心だね!」
花丸「やべぇずら」 花丸「ではお邪魔しました」
千歌「また明日ね〜」
曜「...」
千歌「さてと、晩御飯たべよ」
曜「結構色々食べてたけど、大丈夫?」
千歌「へーきへーき」
志満「千歌ちゃん、そろそろご飯よー」
志満「あら、曜ちゃん来てたの」
曜「はい。ずっといました」
志満「それじゃご飯食べてく?キャンセル出ちゃって元々出す料理が余っちゃったのよ」
千歌「わーい!ご馳走だー!!」
曜「たーだめし!たーだめし!」
志満「あら?刺身包丁こんなところにあったのね」
志満「何かに使ったの?血がついてるけど」
千歌「晩白柚切っただけだよ?」
志満「そう...拭き忘れかしら」 〜お風呂場〜
千歌「はー」
曜「冬のお風呂っていいね」
千歌「うん、気持ちがさっぱりするよ」
千歌「そう言えば笹はどうしたの?」
曜「玄関に置いといたよ」
千歌「来年の七夕まで持つかなぁ」
〜リビング〜
ナンデヤネ-ン!
千歌「アハハ!」
曜「なぜ笑うんだい?」
千歌「ほぇ?」
〜千歌の部屋〜
美渡「じゃあね、おやすみ」
千歌「おやすみー」
曜「おやすみなさい」
千歌「...さて、明日も学校だし寝よう!」
曜「そうだね。また明日」
千歌「はーい」
曜「っと、その前にカメラと盗聴器をセットして...」
曜「おやすみ千歌ちゃん」
千歌「おやすみ曜ちゃん」
パカッ
千歌「...」
千歌「」ピポパ
千歌「もしもし?警察ですか?」 乙
思う存分好きなだけストーカーしてスッキリしたのかもしれない みかん一箱買ってきたわ
痛む前に食いまくらんといかん 杏樹とか出てきた回はイイハナシダナーってなったのに渡辺ェ…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています