千歌「みかんたべたい」
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千歌「たっだいまー!」ドタドタ
志満「おかえりなさい」
千歌「おぉっ!こたつだ!!」
志満「これから寒くなるって天気予報やってたから、出したのよ」
千歌「こたつー!」ズボ
志満「先に手を洗ってから」グイ
千歌「はーい...」
志満「おやつあるから、洗ったら食べてちょうだいね」
千歌「やったぁ!」 千歌「ふー...あったかい」
志満「お茶置いておくわね」
千歌「志満姉ありがと」
千歌「はーぁ、もう今年も終わりかぁ...」
志満「1年あっという間ね」
千歌「3年になって、受験があって...」
千歌「やだなぁ」パリポリ
千歌「...」ズズ
千歌「ぷはー、ごちそうさま。志満姉、みかんない?」
志満「ごめーん、昨日全部食べちゃったのよ」
千歌「うぇー!無いのー!?こたつと言ったらみかんなのに!」
志満「ごめんね。明日買ってくるから」
千歌「うぅ...仕方ない。今日は我慢しよう」
千歌「あ」
志満「なぁに?」
千歌「あるじゃん。手っ取り早くみかん食べられる方法」
志満「そんなのあるの?」
千歌「>>5に電話しよう」 千歌「ルビィちゃんに電話しよーっと」
千歌「ホント便利だよ」プルル
『もしもし?』
千歌「あっルビィちゃん?」
『こ...今度は何持ってくればいいんですか?』
千歌「ん?みかん」
『みかん?それなら家にあるんじゃ』
千歌「無いの。あったらルビィちゃんに電話なんてしないでしょ?」
『ピギッ...で、ですよね』
千歌「ダッシュね。それじゃ」
志満「ルビィちゃんって、黒澤さんのところの」
千歌「うん、そうだよー」
志満「あんまり後輩に無理言っちゃダメよ?私、そろそろ戻るから」
千歌「はーい」
千歌「みかんまだかなー?」 〜数分後〜
チカサ-ン
千歌「あっ、きたきた」トタタ
ルビィ「ピギ...ピギ...ダッシュで持ってきました」
千歌「いやー待ってたよ!こたつあるから上がって上がって!」
ルビィ「お邪魔します」
ルビィ「うゆぅ〜」ヌクヌク
千歌「お茶どうぞ」スッ
ルビィ「あっ、ありがとうございます」
ルビィ「」ズズズ
ルビィ「ほぁぁ...」ホッコリ
ルビィ「あの...」
千歌「なぁに?」
ルビィ「ルビィ、毎回呼ばれてる気がするんですけど」
千歌「だってルビィちゃん呼ばないと始まらないし。ほら、取り敢えずビール的な」
ルビィ「そ、そうなんですか...」
千歌「それで、みかんは?」
ルビィ「はい。ここに...」ガサガサ
>>12 ルビィの持ってきたもの デデーン
千歌「えっ...なにこれ」
ルビィ「みかんですけど」
千歌「いや、デカくない?」
ルビィ「みかんです」
千歌「そっかーみかんかー」
千歌「いやいやいや!どう見てもみかんじゃないよ!!これあれだよね?晩白柚だよね!?」
ルビィ「おねいちゃあがみかんだって言ってたし」
千歌「それはアレだよ!ゲームは何でもファミコンって言っちゃうお母さんと一緒のやつだよ!!」
千歌「こんなん食べたくないよ!皮もおっきいし絶対不味いじゃん!」
ルビィ「うゅ...」
千歌「ちょっと包丁とってくるね!」
ルビィ「えっ...まさかルビィ、殺されちゃうの!?」
千歌「んなわけないでしょ!手じゃ剥けないからだよ!」
ルビィ「あー」 ルビィ「ばんぺいゆってどんな果物だろう...」
ルビィ「えっ、1玉1500円くらいするの...?」
ルビィ「確かにいい匂いはするけど」スンスン
ルビィ「千歌さんなんかにあげなきゃよかったかも」ボソ
ガシッ
ルビィ「!!!???」
???「チカチャンナンカ...?」
ルビィ「ピ...ピ...」
ルビィ「ピギャアアアアアアア!!!!!!!」
千歌「どうしたの!?」ダダッ
ルビィ「い、今...足を誰かに掴まれて!!」
千歌「えぇっ!?」バッ
千歌「誰もいないよー?」
ルビィ「それはそれで怖いよぉ!!」
曜「もー、ルビィちゃんは怖がりなんだから」
千歌「あれ?曜ちゃん来てたんだ」
曜「うぅん、ずっと千歌ちゃんの部屋にいたよ?」
千歌「そっかー」
ルビィ「え...さっきいませんでしたよね?というかずっといたんですか...?」ガクガク
曜「うん?」
ルビィ「な、何でもないです...」 ルビィ「と言うか何で刺身包丁なんですか?」
千歌「これしか見つかんなくって」
千歌「それじゃ...入刀!」プルプル
ルビィ「あぁ...もっと指を曲げて」
千歌「とうっ!」サクッ
ルビィ「ぎゃあっ!!」
千歌「よーし、切れた」
ルビィ「千歌さん、代わりましょう...見てて怖いです」
千歌「ほぇ?」
曜「いつか指をすっぱり切るよ...その切り方じゃ」 ルビィ「」スッスッスッ
千歌「すご...めっちゃ綺麗に切れていく」
曜「おぉ...成長したね。ルビィちゃん」
ルビィ「えへへ」
千歌「去年のクリスマスの?」
曜「そうそう」
ルビィ「ルビィはやればできる子ですから」
曜「自分で言うか」
千歌「晩白柚って、こうして見るとグレープフルーツみたいだね」
曜「そうだね。でも味はどうなんだろう?」
ルビィ「ささ、どうぞ」
千歌「ではいただきます」
千歌「...」
ルビィ「ど、どうでしょうか...?」
千歌「思ったよりも美味しい!」
曜「グレープフルーツをさらに甘くした感じがあるね」
ルビィ「うん、美味しい!」
千歌「でもやっぱりみかんだよ!みかんが食べたい!」 ルビィ「ではさようならー」フリフリ
千歌「またねー」
千歌「晩白柚美味しかったね」
曜「うん」
千歌「でもみかんには届かないね。まさに未完の大器って感じ」
千歌「あっ、今のはみかんと未完をかけて」
曜「千歌ちゃん、新鮮な女子高生のレバーって美味しいのかな?」
千歌「ごめんなさい2度と言わないので刺身包丁をこっちに向けないでください」
曜「ちぇー」
千歌「さてとー、次に行こっか」
曜「うん、そうだね」
千歌「曜ちゃん、その首の掻き傷どうしたの?」
曜「へ?」
千歌「さっきから気になっちゃって」
曜「これ?ちょっと部活で色々あって...」
千歌「そうなんだ。大変だね」
曜「大変だよ〜」
千歌「よーし、じゃあ>>30に連絡しよう」 千歌「聖良さんに連絡しよー」スカイプルル
曜「セイントスノーの?」
千歌「そうだよ?」
曜「でも北海道にいるんだよね?」
『もしもし千歌さん?』
千歌「あっ、聖良さんこんちかー」
『ふふ、こんにちは。今日はどうかされたんですか?』
千歌「はい、実はみかんが食べたくて」
『みかんですか?みかんならスーパーで売ってるんじゃ...』
千歌「寒いし買いに行くのめんどくさいです」
『そ、そうなんですか...』
千歌「それで、聖良さんにお願いひたくて」
『私に!?』
千歌「はい!」
『ち、ちょっと待ってくださいね?これラーメンの時と同じやつですよね?』
千歌「あー、そう言えばありましたね」
『もう嫌ですよ!戦闘機に乗るのは!!何とか自分でしてください!!みかんくらい簡単に手に入るでしょ!?』
千歌「違うんです...!私は...私は聖良さんがいいんです!!」
聖良『えっ.../////』
千歌「今はものすごく聖良さんのみかんが食べたいんですっ!!」 聖良『私のみかんが...食べたい』
聖良『ですが北海道から静岡まではかなりの距離が...すぐに持っていくことは難しいです』
曜「おい道産子」
聖良『あなたは...渡辺曜さん』
曜「千歌ちゃんがみかんを食べたいって言ってるんだよ?答えはイエスかハイしか無いんじゃないかな?」
曜「ね?五体満足で大会に出たいでしょ?」スッ
聖良『ヒッ...わ、わかりました』
聖良『えぇと...北海道から沼津までの最短時間は』
ネエサマ!ヘヤニワ-ムホ-ルガ!!
聖良『えっ、キャアァーッ!!!!』
ドシーン!
聖良「いたた...」
千歌「待ってました!」
聖良「へ?ここは...」
千歌「私の家です」
聖良「えぇーっ!?」 千歌「聖良さん!会いたかったです」ギュ
聖良「はぅ」
聖良「で、でも何故一瞬で静岡まで来ることが出来たのでしょうか」
曜「奇跡だよ!」
千歌「それ私の!」
聖良「奇跡...」
聖良「なわけないと思います。どう考えてもワームホールだと思います」
ようちか「デスヨネ-」
聖良「あ、取り敢えず千歌さんにこれを渡しておきます」スッ
千歌「みかんかな?みかんだよね?」
曜「みかんだったらいいのにね」
聖良「あの...曜さん、刺身包丁を振り回すのはやめて欲しいです」
曜「なんで?」
聖良「ヒッ...い、いえ...特に理由は」
曜「だよね」
>>40 セイラさんの持ってきたもの 千歌「ほ、ほたて...?」
聖良「あ、あの...みかんが家になくて。ほら、ほたてのみかんって似てるかなーって思ったので!!」
千歌「文字数しかあってませんよ...」
曜「千歌ちゃん、今夜はジンギスカンだよ♪しかも産地直送」
聖良「ひいっ!」
千歌「でもほたて美味しそう。こんな大きなほたては見たことないよ。ありがとうございます」
聖良「い、いえいえ...こちらこそ期待に添えずすみません」
千歌「よーし、折角だから焼いて食べよー!」
曜「わーいほたてー!」
聖良「(もう帰りたい...)」 千歌「美味い!」
曜「バターと醤油がたまらないね!」
聖良「よ、喜んでいただけて安心しました」
千歌「いいなー北海道、うにとかいくらも食べ放題なんでしょ?」
聖良「食べ放題という訳では...」
曜「今度の旅行は北海道がいいなぁ...ねぇ千歌ちゃん?」
千歌「函館行くじゃん」
曜「どうせ気がついたら北方領土に変わってるよ」
聖良「で、では私はこれで...」
千歌「はーい、また会いましょう」
曜「またねー」
聖良「...」
千歌「聖良さん?」
聖良「これ、どうやって帰るんですか?」 ミギャアアアアア
千歌「いやー理亞ちゃんが通信ケーブル持ってて良かったね」
千歌「さてとー、次に行きますか」
曜「おー!」
千歌「そろそろみかん食べたいけどな」
曜「そうだね」
千歌「んーと...次は誰にしよう」
曜「私は?」
千歌「みかん持ってるの?」
曜「ううん、でもたわわに実った果実ならあるよ」ポヨン
千歌「あーはいはい、ごちそうさま」モミモミ
曜「あっ...んん/////」ビクン
千歌「よし決めた。>>48に連絡」 千歌「善子ちゃんに連絡だ。善子ちゃんは神だから絶対みかん持ってきてくれるよ」プルル
曜「善子ちゃん、今日は出かけるって」
『はい津島です』
千歌「あっ、高海ですけども。善子さんいますか?」
『ごめんね、善子今出かけてるのよ〜。何かマンガがどうこう言ってたわ』
千歌「あっ、そうなんですか。わかりました。ありがとうございます」
『もし良かったら善子に伝えておくけど』
千歌「いえ、大した用じゃないですし。みかんが食べたかったくらいですから」
『みかん?みかんね、わかったわ』
千歌「へ?」
『ちょっと待っててね。すぐ向かうわ。それじゃ』
ツーツー
曜「善子ちゃん出たの?」
千歌「お母さんだった。すぐ向かうってことは...ここに来るの!?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています