梨子「いいレズの日」
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私の名前は桜内梨子、浦の星女学院の高校一年生よ♡
普段は普通の高校生なんだけど、みんなには内緒の秘密があるの♡
実は私、レズの妖精なの♡
そんな私が1年の中で一番大好きな日
それが
11月02日
なんで02日って書くかって?
そんなの決まってるじゃない♡
いいレズ
1102
だからよ♡
ちなみに毎月02日はレズの日だから
覚えておくのよ?♡
さぁ、今日も働くわよぉ〜♡♡
梨子「レズレズ♡メタモルフォーゼ♡」
シュインシュインシュイン
メノ^ノ。^リ「いくわよぉー♡」 ――黒澤家――
ダイヤ「ルビィ、それ、見たくありませんの」
ダイヤ「しまってくださらない?」
ルビィ「お、おねぃちゃぁ…」プルプル
メノ^ノ。^リ(あらあら、姉妹喧嘩かしらぁ?)
メノ^ノ。^リ(姉妹の百合は淫靡に、そして可憐に、しかし姉妹という足枷の背徳感を憂いながら美しく咲き誇るべきよ…!)メラメラ
ダイヤ「私の前でスクールアイドルの雑誌を読まないこと、いいですわね?」
ルビィ「はぃ…」 メノ^ノ。^リ(仮にも今日は いいレズの日 よ…?)
メノ^ノ。^リ(こんなことが許されてたまるものですか!)
メノ^ノ。^リ(とりあえずあの黒髪が綺麗で絹のようなおみ足をお持ちのお美しいお姉様のお心を覗かなくちゃね♡)
メノ^ノ。^リ「レズレズ♡エモーション♡♡」
ぽわぽわぽわぽわ〜
果南『鞠莉は海外行ってどうぞ』
鞠莉『果南ひどい!マリーアメリカ行く!』
ダイヤ『Aqoursは解散ですわ』
ダイヤ(もうスクールアイドルなんてこりごりですわ…)
ダイヤ(見たくもありません…)
ダイヤ(あぁ!イライラしますわ!んもう!)ムキー メノ^ノ。^リ(ふむふむ…)
メノ^ノ。^リ(…)
メノ#^ノ。^リ(完ッ全に八つ当たりじゃないの!)プンスカ
メノ;^ノ。^リ(おっといけない)
メノ^ノ。^リ(落ち着くのよ桜内梨子…!)
メノ^ノ。^リ(オトメゴコロは複雑なものよ、仕方ないわ♡)
メノ^ノ。^リ(お次はあの食べてしまいたいくらいに可愛らしい小動物系妹さんの心を覗くわよぉ〜♡)ワクワク
メノ^ノ。^リ「レズレズ♡エモーション♡♡」
ぽわぽわぽわぽわ〜
ダイヤ『うぅっ… 果南さん…鞠莉さん…』グスッ
ルビィ(おねぃちゃぁ…)
ルビィ(おねぃちゃぁ辛かったのに…)
ルビィ(ルビィがスクールアイドルのことお話ししたらダメだよね…)
ルビィ(ごめんね、おねぃちゃぁ…) メノ^ノ。^リ(…)
メノ*^ノ。^リ(んまーーーー♡♡♡)
メノ*^ノ。^リ(なんて素晴らしく、そして悲しみを帯びた美しい姉への愛なのかしら♡♡♡)
メノ*^ノ。^リ(ごちそうさまでした♡)ゲプッ
メノ*^ノ。^リ(んー満足♡)
メノ^ノ。^リ(って、まだなにも解決してないわね♡)
メノ^ノ。^リ(さてと♡ 一肌脱ぐわよぉ♡) ―――
ダイヤ「はぁ…」モンモン
ダイヤ(またルビィに辛くあたってしまいましたわ…)
ダイヤ(ルビィに罪はありませんのに…)
ダイヤ「…」
ダイヤ「宿題を片付けなくては…」
ダイヤ(たしかここに教科書を…)ガラッ
ダイヤ「!」
ダイヤ「こ、これ…は…」 ダイヤ(…)ペラ
ダイヤ(…懐かしいですわね)ペラ
ダイヤ(…)ウルッ
ダイヤ(この衣装…ルビィが…縫って…)グスッ
ダイヤ(ルビィは今でもスクールアイドルが好き)
ダイヤ(その気持ちを踏みにじるなんて)
ダイヤ(ぶっぶー、ですわね)フフッ
ルビィ「ぉねぃちゃぁー」 ルビィ「ごはんだよー」
ルビィ「…ぉねぃちゃぁ?泣いてるの?」オロオロ
ダイヤ「いえ、なんでもありませんわ」
ルビィ「うゅ…」
ダイヤ「さ、今日はμ'sの特番ですわ」
ダイヤ「お行儀が悪いですが晩ご飯を食べながら観ましょうか」
ルビィ「…!」パァァア
ルビィ「うんっ!」
メノ^ノ。^リ(よしっ♡)
メノ^ノ。^リ(そしてこの後二人は濃厚な姉妹レズプレイを嗜みましたとさ… っと♡)
メノ^ノ。^リ(めでたしめでたし♡) ―――
ダイヤ「そういえば…」
ダイヤ「私の机の引き出しにアルバムをしまったのはどなたでしょうか…」
ルビィ「あるばむ?」
ダイヤ「ルビィ…ではなさそうですわね」
ダイヤ「お母様もお出かけしていらしたのに…」
ダイヤ(どなたかしら…)
ヒラヒラ
ダイヤ(ん?百合の内花被…?)
ダイヤ(…)
ダイヤ(きっと…)
ダイヤ(私とルビィを見守ってくださっている妖精さんかもしれませんわね…)フフッ ―――
メノ^ノ。^リ(さーて、お次のレズはどこかしらぁ?♡)
メノ^ノ。^リ(おっ♡)
曜「千歌ちゃんのバカ!もう知らない!」タッ
千歌「あ、ちょっと…!」
千歌「どうして…」ガクッ
メノ^ノ。^リ(お隣さんの千歌ちゃんね♡)
メノ^ノ。^リ(どうやら幼馴染みの曜ちゃんと喧嘩しちゃったみたい…)
メノ^ノ。^リ(幼馴染みの百合は熱く、時に切なく、二人の気持ちを大切に包み込むように咲き誇るべきよ…!)メラメラ
メノ^ノ。^リ(いいレズの日に喧嘩だなんて許されないわ!)ビシッ
メノ^ノ。^リ(まずは曜ちゃんの心から覗くわよぉ♡)ワクワク メノ^ノ。^リ「レズレズ♡エモーション♡♡」
ぽわぽわぽわぽわ〜
曜(千歌ちゃんのバカ!バカバカバカバカ!)
曜(こんなに好きなのに!)
曜(どうして…どうして…!)
曜(あいつなんかが…!)
メノ^ノ。^リ(あらまぁ…)
メノ^ノ。^リ(嫉妬ファイヤーってやつかしら…)
メノ^ノ。^リ(それにしても千歌ちゃん、誰のことが好きなのかしらぁ?) メノ^ノ。^リ「レズレズ♡エモーション♡♡」
ぽわぽわぽわぽわ〜
千歌(曜ちゃん…どうしてあんなこと言うの…?)
千歌(悩んでるなら相談のるよって言うから…)
千歌(好きな人のこと相談したのに…)
千歌(梨子ちゃんが好きだって…)
メノ;^ノ。^リ(な、ななな、)
メノ;^ノ。^リ(なんですってぇぇえ!?)
ホワンホワンホワンホワン
・・・
・・ レズの大妖精『良いですか桜内、絶対に妖精の姿を見られてはなりません』
メノ^ノ。^リ『えっ?でも人間には見えないのよね?』
レズの大妖精『普通の人間には見えません』
レズの大妖精『しかし…』
メノ^ノ。^リ『しかし…?』ゴクリ
レズの大妖精『あなたに好意を持つ女性には見えてしまうのです…』
メノ^ノ。^リ『…そんなぁ』
メノ^ノ。^リ『ハーレムの夢がぁ…』
レズの大妖精『姿を見られた妖精は…』
ホワンホワンホワンホワン
・・
・・・ メノ;^ノ。^リ(思い出しただけでも恐ろしい…)ブルッ
メノ;^ノ。^リ(これはまずいわ…!)アタフタ
メノ;^ノ。^リ(すぐに隠れないと…!)タタッ
メノ;^ノ。^リ(あ゙っ!)ズテーン
ドンガラガッシャーン
千歌「あれ?梨子ちゃん?」
メノ;^ノ。^リ「あっ…あの…」
千歌「どうしたの?その格好…」
千歌「に、似合ってるけど…///」モジモジ
メノ^ノ。^リ(終わった…)
千歌「えっと…その… 梨子ちゃん?」
メノ^ノ。^リ「あっ…」
シュインシュインシュイン
梨子「あの…その…」
千歌「ちょっと!梨子ちゃん!」
梨子「ごめんね、千歌ちゃん…」サラサラ
千歌「どうしたの?なんで?きえちゃうの!?」
梨.:゚。゚「さよなら…」サラサラサラサラ
千歌「ちょっと!待って!待ってよ!」グズッ
千歌「梨子ちゃぁぁぁあああああん!!!!」 ―――
レズの大妖精『姿を見られた妖精は…』
レズの大妖精『一切の記憶と能力を全て失います』
レズの大妖精『新しくただの人間に戻る、ということです』 ―――
梨子「ん…ここは…?」
レズの大妖精「やっと目が覚めましたか、桜内」
梨子「ん…」
梨子「!」ハッ
梨子「千歌ちゃん、千歌ちゃんはどうなったの!?」
レズの大妖精「落ち着きなさい、桜内」
梨子「…はい」
レズの大妖精「あなたは高海千歌に姿を見られた」
レズの大妖精「普通の人間として全く別の土地へ転生してもらいます」
梨子「…はい」
レズの大妖精「と言いたいところですが」 レズの大妖精「あなたの今までの功績を考慮して…」
梨子「考慮して…?」ズイッ
レズの大妖精「浦の星女学院の2年生として転校してくるピアノが得意で作曲もできて壁ドンが好きで犬嫌いの女の子として内浦の同じ家に転生してもらいます」
梨子「…!」
梨子「ありがとうございます、大妖精様!」
レズの大妖精「ただし、関係者も含め、記憶は全てリセットです」
梨子「はい、それは十分承知です」
レズの大妖精「それではさようなら…」
レズの大妖精「桜内…!」
レズの大妖精(お元気で…) ―――
梨子「音ノ木坂学院から転校してきた桜内梨子です」
梨子「よろしくお願いします」ペコリ
おわり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています