希「占いの秋!うーそ!占いは年中やって――」 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
穂乃果「ほんと?!」
希「え?」
穂乃果「ほんとに占いの秋なの?!秋だったらよく当たるとかあるの?!」
希「いや、穂乃果ちゃん、あんな…」
穂乃果「じゃあじゃあ!穂乃果占ってもらってもいい?」
希「え?うん、それはいいけど…」
穂乃果「やったあ!えっとね、うちで今秋の新作和菓子を考えてるんだけど――」
――― ―――
穂乃果「希ちゃーん!今日はありがとー!また明日ねー!」
希「うん、ばいばーい」
希「ふぅ…」
希「ちょっぴり疲れたけど…喜んでくれて良かったわ」
希「……」ハァ
希「さ、今日はなに食べよっかな…」
??「ふぅん…」
――― ―――
ことり「のーぞーみーちゃん♪」
希「ん?ことりちゃん、どうしたん?」
ことり「聞いたよー?穂乃果ちゃんのスイーツの相談に乗ったんだって?」
希「スイーツ…まあ、そうやね」
ことり「やっぱり♪秋は占いと食欲の秋!だもんね♪」
希「…ん?」 ことり「ことりも希ちゃんに視てほしいことがあるんだけど…いいかな?」
希「もちろん♪ことりちゃんの頼みを断るわけないやん♪えっと…今日の放課後でいい?」
ことり「ううん、占いのお礼もしたいから今度のお休みの日に栗拾いに行かない?それで美味しいモンブランを作ってあげる♪占いもその時に…ね?どうかな?」
希「ええやん♪わーめっちゃ楽しみやんな♪」
ことり「うふふ♪それじゃ今度のお休みに♪」
――― ―――
花陽「あ、希ちゃんおはよう」
希「おはよう、花陽ちゃん」
花陽「そういえば聞いたよ、ことりちゃんとお出かけしたんだって?」
希「うん、すっごく楽しかったよ♪」
花陽「ふふ、占いと行楽の秋!だもんね」
希「…んん?」 花陽「いいなぁ、ことりちゃん。私も希ちゃんとお出かけしたいなぁ」
希「…じゃあ花陽ちゃんもウチとお出かけしてみる?大サービスで占いも付けるよー?」
花陽「本当?!いいの?!でも…して貰ってばかりじゃ悪いから、花陽が特製お弁当を作りますね!」
希「おお!花陽ちゃんのお弁当!すっごく美味しそうやん♪」
花陽「期待してて下さいね♪じゃあ…次の練習お休みの日でいいかな?」
希「うん、いいよ。…おっと、楽しみ過ぎて今からヨダレが…」
花陽「ふふ、さすがに気が早すぎるよぉ」
――― ―――
海未「お疲れさまです、希」
希「おつかれー」
海未「今日の練習、キツかったですか?」
希「え?どうして?」
海未「今日の希は、その、いつもより精彩を欠いていたように見えましたので」
希「…そうかな?」
海未「ひょっとして…花陽とピクニックをしたと聞きましたが、それで…?」
希「べ、別に疲れたりしてへんよ?」
海未「そうですか?まぁ秋は占いと紅葉の秋、とも言いますからね。そういえば私、今年はまだ――」
希「……」 希(おかしい…ことりちゃんや花陽ちゃんはまだしも海未ちゃんまでこんなこと言うやなんて…)
海未「――って、希?聞いていますか?」
希「あ、うん。聞いてるよ」
海未「では何時にしましょうか?」
希「へ?何が?」
海未「今、一緒に紅葉狩りに行く約束をしたところじゃないですか。…まさか、聞いていなかった、とか…?」
希「い、いややなあ海未ちゃん、ウチが空返事なんかするわけないやん」
海未「そうですか。安心しました」ニコッ
希「そうやね、今度の日曜日とかどう?」
海未「ええ、構いませんよ。準備は私がしておきますので、希はカードと歩きやすい靴の用意だけお願いしますね」
希「準備って…」
海未「紅葉狩りとはいえ、山は山ですからね!油断は出来ません!」
希「そ、そっか…はは」
海未「ふふ、久し振りに楽しみです!」
――― ―――
希(なんか最近妙な感じやね…そんなに悪い予感はしないけど…)
希()ペラッ
希(う〜ん…悪くはない、けど…なんか変な事に巻き込まれてる感じやね)
希「気にしすぎかな…」
希「ま、みんなと遊ぶのは楽しいからいっか♪」
希「それに悪いことが起こる前から暗く考えるのは良くないことやもんな。せっかくの運気が逃げてしまうし」ウンウン
希「え…っと、長歩きできそうな運動靴あったかな…?一応、スポーツショップに寄って帰ろかな」
??「」ホッ
――― ―――
凛「のっぞみちゃーん!」
希「お、凛ちゃん、いつも元気やね」
凛「うん!希ちゃんは…ちょっと元気ない?」
希「そんなことないよ。ウチだっていつも元気いっぱいやん?」
凛「凛知ってるよ。希ちゃんが海未ちゃんと登山に行ったこと」
希「ありゃ、知ってたん?」
凛「秋は占いとスポーツの秋だもんね。でも…海未ちゃんと登山なんて疲れたんじゃない?」
希「!」 希「…心配してくれてありがとな。でも大丈夫や!凛ちゃんと話してウチ元気いっぱいやから」ナデナデ
凛「そう?だったら凛とも遊んでよ♪」
希「ふふ、いいよ。凛ちゃんは何したいん?」
凛「凛ね、希ちゃんとラウ〇ドワン行きたい!」
希「いいやんいいやん♪一日中遊んじゃう?」
凛「うん♪…あ、でもね、ちょっとでいいから占いもお願いしたいなぁって…ダメかな?」
希「かわいい凛ちゃんの頼みに、ダメなんて言うわけないやん?もちろんOKよ」
凛「やったあ♪じゃあ次の休みの時ね♪」
??「ンー!ンー!」ジタバタ
??「」シー!
――― ―――
真姫「希、聞いたわよ。凛と一日中遊んだんですって?」
希「…次は真姫ちゃんかぁ」
真姫「な、何の話よ」
希「ううん、こっちの話」
真姫「と、とにかく!凛と遊んだんなら私にも付き合いなさいよ!」
希「…なんかだんだん雑になってない?まあ真姫ちゃんにこういうこと期待するのも無理があるけど…」
真姫「だから!何の話よ!」
希「いいのいいの。で、真姫ちゃんはどこに行きたいん?」
真姫「そうね、カラオケとか良いんじゃない?秋は…ほら、芸術の秋って言うしね。音楽は芸術でしょ?」
希「ふ〜ん…」ニヤニヤ 真姫「な、何よ…?」
希「べっつに〜♪あ!そうやん!カラオケなら他にも誰か誘わない?二人だけってのも寂しいやん?」
真姫「ええ?!それは、ちょっと…ダ、ダメよ!」
希「んん〜?どうしたん?そんなに慌てて?」
真姫「あの、えと…そ、相談があるの!」
希「相談?」
真姫「そう!そうなのよ!実は希にちょっと聞いてほしい事があって、だから二人だけがいいなって…」
希「…そういうことなら仕方ないなぁ」
真姫「わかってくれた?じゃあ…今日の放課後、でいい?」
希「いいよ♪じゃあまた後でなー♪」
――― ―――
希(カラオケ楽しかったー♪でもまさか真姫ちゃんが「おいしい☆トマトのうた」歌うとは…)
希(ふふ、それにしても真姫ちゃん慌てすぎやんな。あれじゃ何か隠してるのバレバレやん)
希(…やっぱりちょっと変なことになってるみたいやね)
希(なんかわくわくしてきたやん♪)
希(残りはえりちとにこっちか…全員終わったら何か起こるんかな?)
希「次はどっちが来るんやろ?てかどっちが最後なんやろ?」ニシシ
希「カードは…やめとこかな。楽しみは最後までとっとこーっと♪」 にこ「――希じゃない、何してんのよ?廊下の真ん中でニヤニヤして」
希「おお、にこっちやったかぁー♪やっほー♪」
にこ「…なんか妙なテンションね、何かあったの?」
希「べっつにー♪にこっちこそ、ウチに何かないん?」
にこ「んー?あ、そうそう、あんた今日の放課後ヒマ?もしそうだったら私に付き合いなさい」
希「うんうん、ええよー」
にこ「そ、じゃ放課後にね」
希「…え?」 希「ちょ、ちょっと待って!」
にこ「何よ?」
希「実は昨日な、真姫ちゃんとカラオケ行ってきたんよ。「芸術の秋だー!」って」
にこ「へぇ、それでさっき浮かれてたのね」
希「だからにこっちにはなんか無いんかなー?って思って。その…「〇〇の秋!」みたいなヤツ」
にこ「矢澤の秋ね!」
希「」
にこ「何よ!言ってみただけよ!」
希「」
にこ「ちょっとぉ…ボケたんだから何か言いなさいよ…恥ずかしいじゃない」
希「あ、うんうん、おもしろいね」
にこ「笑顔、なし!!!」 にこ「もう、なんなのよ…せっかくボケたらスルーするし、リアクションは適当だし…」
にこ「そういうのが一番傷つくのよ?泣くわよ、私」
希「ご、ごめんごめん」
希(あれ?にこっちは他のメンバーとは違うんかな?)
にこ「それで、えっと…〇〇の秋だっけ?うーん…強いて言うなら、「読書の秋」じゃない?」
希「読書の秋?にこっちはウチをどこに連れていく気なん?」
にこ「どこって…あんたん家よ。ああ、その前にちょっと私の家にも寄るけど…いいわよね?」
希「ウチの家?別にいいけど…何するん?」
にこ「…あんた最近疲れが溜まってるでしょ」
希「!!」 希「そ、そんなことないよ」
にこ「そう?じゃあ余計なお世話だったかしら」
希「な、なにが?」
にこ「疲れてるようだったらスタミナがつく晩ごはんでも作ってあげようかな、って思ったんだけどね…どう?」
希「にこっち…おお、にこっち…」ジーン
にこ「ウフフ…」オダヤカナホホエミ
希「なにこの子…女神様?女神様なん?」
にこ「そうよ…もっと、もっとよ…もっと崇めなさい…」メガミノホホエミ
希「おお〜女神様やぁ〜この子は台所の女神様やでぇ〜」アリガタヤアリガタヤ
にこ「だぁ〜っ!急に所帯じみた言い方するんじゃないわよ!!」 希「ん〜でもそれやったらなんで「読書の秋」なん?」
にこ「レシピ本を読むからよ」
希「へぇ、にこっちくらいになってもレシピ見るもんなんやねぇ」
にこ「何言ってんの。見るのは希よ」
希「へ?ウチ?」
にこ「あったり前じゃない!いくら栄養満点のごはんだって1回食べたくらいじゃ意味ないわよ」
にこ「だからあんたが自分で作れるように私が昔使ってたレシピ本をあげるって言ってんの」
希「えぇ〜…」
にこ「文句言わない!体調管理もアイドルの大事な仕事なんだから!」
希「は〜い…」
にこ「もう、そんなにふて腐れないでよ。とりあえず今日はにこが美味しいごはん作ったげるわよ」
希「…そうやね、うん!わかった!」
にこ「ん、じゃ放課後にね」
希「りょーかーい」
――― ―――
にこ『ほら、たーんとお食べ』
希『うん、ありがとー』
にこ『うふふ、希の大好物のお肉もいっぱいあるわよー』
希『わーい♪にこっち大好きー♪』
にこ『食後のデザートに肉プリンもあるわよー』
希『…え?』
にこ『他にも肉アイスとか肉ゼリーとか肉ケーキなんてのもあるわよー』
希『いや、それはちょっと…』
にこ『そうそう、希の苦手を克服するために肉キャラメルも作ったんだったわ。ちょっと待っててー』
希『い、いややぁーー!!』
希「う〜ん…ガムは…ガムはあかん…」
絵里「――ぞみ、希ったら」
希「――ふぇ?」
絵里「もう、仕事中に寝たら駄目じゃない」
希「―あ!書類!…って終わってるやん…そっか…きっと妖精さんがやっといてくれたんやなあ」
絵里「そうね、きっとロシアの妖精さんね」クスクス
希「そっかー、じゃあ今度神棚にチョコお供えしとこかな」
絵里「なんで神棚なのよ…」
絵里「そんなことより、そろそろ帰りましょうか」
希「え?あ、もうそんな時間…ごめんな、えりち」
絵里「いいのよ。さ、行きましょう」
―― 希「もう真っ暗…すっかり日が落ちるのも早くなったなぁ」
絵里「秋の日は釣瓶おとし、って言うものね。…でも「つるべ」ってなんなのかしら?」
希「井戸の水を汲むときに落とす縄のついてる桶のことやね」
絵里「桶を釣ってるのに釣瓶なの?どうして?」
希「さあ?そこまでは知らないなぁ」
絵里「ふぅん…変なの」
希「…えりちってたまに亜里沙ちゃんと似たようなこと言うよね」
絵里「え?そう?」
希「うん。…やっぱり姉妹って一緒に住んでるから似てくるんやろね」
絵里「……」 絵里「ねえ希」
希「んー?」
絵里「今度の日曜日、私とデートしない?」
希「デート?!」
絵里「そんなに驚かなくても…私がお出かけのお誘いするのがそんなに意外?」
希「あ、いや…お出かけね、お出かけ…はは」
絵里「ひょっとして予定がある、とか?」
希「いやいやないない!大丈夫や!」
絵里「そう、なら良かった」 希「それで、どこに行くん?」
絵里「何にも考えてないわ」
希「ノープランで誘ったん?!」
絵里「ええ、まあ。希はなにかやりたいことある?」
希「ウチは特に… まったく、普段きっちりしてるクセになんでこういうところで適当なんよ」
絵里「ふふ、たまにはいいじゃない♪じゃあ日曜日までに話し合って決めましょうか」
希「うん、それでええよ」
絵里「楽しみね♪」
――― ―――
絵里「――結局、デートは途中までだったわね…」
希「まあまあ、ウチは楽しかったよ?」
絵里「ごめんなさい。私が思い出したばっかりに…」
希「生徒会の備品も、無いと困るもんやからしょうがないよ」
絵里「でもたくさん歩いて疲れたでしょう?」
希「ん、大丈夫!ウチはへーきへーき♪」
絵里「…ちょっと早いけど、帰りましょうか」
希「…うん」
―― ――
希「――って」
絵里「?」
希「なんでえりちが家に帰ってくるん?!しかもすでに部屋着やし!」
絵里「今日はここが私の家だからよ」
希「いや、ドヤ顔で言われても…え?なに?それじゃ泊まるってこと?!」
絵里「そうよ」
希「…先に言ってよ…」
絵里「サプライズだもの、先に言ったら意味ないわよ」
希「なるほど、それもそうやな」フフッ 希「それで、えりちはそんなとこで何してるん?」
絵里「ハーブティーをいれてるの」
希「ああ、それでなんかええ匂いがしてるんやね… でもなんでハーブティー?お茶っぱあったやろ?」
絵里「…希、あなた最近疲れてるでしょう?」
希「!!」
希「…そんなことないよ」
絵里「ほらやっぱり、このハーブティーはね疲労回復にいいんですって」
希「ウチそんなことないって言ったんやけど?」
絵里「あなたはどっちにしてもそう答えるでしょう?」
希「……」
絵里「さ、出来たわ。そっちに持ってくわね」 希「―ん?あまっ!何これ、美味しい!」
絵里「少し蜂蜜を入れたから。飲みやすいでしょう?」
希「うん♪ありがとうな♪」
絵里「喜んでもらえて良かったわ」
希「…なあ、えりち」
絵里「なに?」
希「なんで今日、家に来たん?」
絵里「なんとなくよ」
希「絶対嘘やん」
絵里「なぁに?理由がなきゃ友達のお家に遊びに来ちゃだめなの?」
希「…そういうわけじゃないけど…」 希「だって、えりちは――」
絵里「えいっ!」
どさっ
絵里「どう?」
希「……下から見るえりちも、美人さんやね」
絵里「ふふ、ありがとう」
希「なんで突然ひざまくら?」
絵里「ゆっくりしてもらおうと思って」トン…トン…
希「そんな、ポンポンしたらウチ寝ちゃいそうやん」
絵里「いいのよ、寝ても」トン…トン…
希「ええ〜…」 希(あかん、ほんとに寝そう…確かに最近疲れぎみやし…)
希(でも…こうやって誰かの気配があるって久しぶりやな…)
希(えりちの温度……手のリズム……)
希(ふふ…まるで子供が寝かしつけられてるみたい…)
希(……暖かい……)
希(なんか……)
希(……)
希()
絵里「…」トン…トン…
絵里「」スッ
絵里(準備完了、っと…)
――― 素晴らしい…
>>1の代わりに寝ておくから続きはよ まだ途中しか読んでないけど、最高じゃないか!
めちゃくちゃ好きだわ 読み終わった
どういうことなの…ちょっと不穏だな
でも続きが楽しみ ―――
希(……?)
希(…なんか…たくさん気配が…?)
希「――えりち?」
絵里「あら、起きちゃった?もうすぐだからもう少しゆっくりしてていいわよ」ナデナデ
希「もうすぐ…?」
穂乃果「あーっ!希ちゃんもう起きちゃったの?!」
海未「穂乃果!声が大きいですっ!」
真姫「海未もよ…」
希「――え?」
にこ「ちょっと買い出し班ー?手が空いたんならこっち手伝いなさいよ?」
穂乃果「あ!そうだった!ことりちゃん、なにか手伝うよ!」
海未「私も手伝いますよ、ことり」
ことり「ううん、こっちはお月見団子だけだから大丈夫だよ」
真姫「花陽、何か手伝うことある?」
花陽「ありがとう、凛ちゃんと一緒に栗の鬼皮剥いてくれるかな?」
凛「……」モクモク
真姫「…すごい集中力ね」
にこ「だからこっちを手伝いなさいってばー!」
希「…なにこれ?」 絵里「今日は中秋の名月でしょ?だからお月見パーティーをするのよ」
希「ここで?」
絵里「ええ」
希「みんなで?」
絵里「そうよ」
希「ウチなんも聞いてないよ?」
絵里「言ってないもの」
希「なんでよ」
絵里「だってサプライズパーティーだから」
希「ああ、そう…」
絵里「ええ、そうなのよ」クスクス 希「そういえば部屋の中がなんや豪華になってる…」
絵里「穂乃果と凛がパーティーらしく飾り付けたいって言ってね…まあ買い出し班は帰ってきたらすることほとんど無いから」
希「買い出し班?」
絵里「ええ、穂乃果と凛と海未と真姫が買い出し班。そしてにことことりと花陽が料理班ね」
希「…えりちは?」
絵里「枕兼寝かしつけ係」
希「!!」
希「お、起きる!///」
絵里「え?どうして?」
希「いいからっ!///」ガバッ
絵里「あら残念」
――― ―――
海未「――では穂乃果とことりは私が責任を持って送り届けますね」
絵里「ええ、頼んだわね」
穂乃果「希ちゃん、楽しかったね♪またパーティーやろうね!」
ことり「その時はまたなにか作らせてね♪」
希「もちろん♪またしよな♪」
花陽「それじゃにこちゃん、心苦しいけど…」
にこ「いいのよ。後片付けくらい、このにこにーにどーんと任せときなさい!」
凛「にこちゃん皿割っちゃ駄目だよ」
にこ「あんたがそれを言う?!」
真姫「ほら二人とも、車来たから下に降りるわよ」
ジャーネー
バイバーイ
マッタネー
オヤスミナサイ
―― ――
にこ「――さ、後片付けやっちゃいましょうか。絵里、手伝って」
絵里「わかったわ」
希「あ、じゃあウチも…」
にこ「希はいいわ。それよりお風呂沸いてるから入っちゃいなさい」
希「えー、どうせにこっちも泊まってくんやろ?だったらみんなで――」
にこ「いや、帰るわよ」
希「へ?だってもう帰る手段ないやん」
にこ「後でマ…お母さんが迎えに来るの。それまでに片付けておきたいから絵里を借りたいのよ」
にこ「それに、今日の主役にそんなことさせられないでしょ?」
希「…え?」
絵里「ちょ…にこ!」
にこ「…やっぱり」ハァ…
希「…どういうことなん?」
絵里「え、えっと…」
にこ「――とりあえず、希はお風呂。その後で好きなだけ聞けばいいでしょ?」
にこ「どうせ一晩中一緒なんだから」ニヤニヤ
希「……わかった」
にこ「ごゆっくり〜 さ、ちゃっちゃとやっちゃいましょうか」
絵里「え、ええ…」
―― ジャ〜
絵里「…ごめんね」
にこ「…なにが?」
絵里「にこにはたくさん負担かけちゃったから…」
にこ「いいのよそんなこと。その代わりたくさんお土産ももらったしね」
絵里「月見団子?妹さん達にって貰ってた?」
にこ「そうそうお腰に付けた月見団子〜♪」
にこ「って、どぁれが桃太郎よ!」
絵里「ぷっ!…ふふふっ♪さすがにこね」 ジャ〜
にこ「…そうそう後で穂乃果にフォロー入れときなさいよ。本当は良く思ってないでしょうから」
絵里「そうなの?」
にこ「あいつ自分がやらかしてから他人のそういうのに敏感になってるからね」
絵里「……」
にこ「まったく…休ませる為に疲れさせるなんて…なんてこと考えるのよ」
絵里「ごめんなさい…」
にこ「まあ、希がそういうの隠すのも、素直に言うこと聞かないのもわかるから今回は手伝ったけど…」
絵里「…」
にこ「……次はないからね」
絵里「……ええ、わかってる」 キュッ
にこ「これで終わり、っと…そういえば希は?」フキフキ
絵里「ええと…あらあら、お風呂あがったら寝ちゃったみたいね」
にこ「珍しくはしゃいでたからかしらね」
絵里「そうね」
にこ「……まだ色々言い足りないけど、この寝顔と今日の笑顔でチャラにしといてあげるわ」
絵里「あら、助かっちゃった」クスクス
にこ「……にこも、楽しかったし」
絵里「にこ…♪」
―― ――
にこ「――じゃあもう行くわね。希にはよろしく言っといて」
絵里「ええ、今日はありがとう。お休みなさい」
にこ「はいはい、お休み〜」ヒラヒラ
ガチャン
絵里「ふぅ…」
ギュッ
絵里「!?」
絵里「…希、起きたの?」
希「…うん」 絵里「――私、にこに怒られちゃった」
希「…うん」
絵里「希によろしく言っといてって」
希「うん」
絵里「色々作って冷蔵庫に入れてるから1週間以内にバランス良く食べるようにって。それと冷凍庫に栗ご飯の残りがあるからそっちは1ヶ月以内だって」
希「う、うん…」
絵里「あと、まずは作れるかどうかよりも食べたいもののページに付箋付けろとは言ったけど、全部肉料理じゃない。おかげで大変だったわよ!って」
希「は、はい…」
絵里「でも」
希「?」
絵里「にこ、今日楽しかった、って」
希「うん…♪」 希「…なぁえりち」
絵里「なぁに?」
希「聞いてもいいかな?」
絵里「いいわよ。何でも」
希「ちゃんと答えてくれる?」
絵里「…約束するわ」
希「……つまり、えりちの目的はもう果たした、ってことか…」
絵里「ええ、そうね。ほぼ、だけど」
希「…ふぅん」 希「で、にこっちが言ってた今日の主役がウチってのはどういうことなん?」
絵里「そのままよ。今日のパーティーは私が希の為に企画して、みんなに手伝ってもらったの」
希「…の、割には最初から最後まで何の説明もされてないから何がどうウチの為なのかまったくわからんのやけど…」
絵里「希にはなぁんにも考えずにパーティーを楽しんで欲しかったの。だから隠してた…ごめんね」
希「別に知ってても楽しんだと思うけどなぁ…」
絵里「自分を後回しにして、でしょ?」
希「!」
絵里「希はそういうところがあるからね」フフン
希「えりちがそれを言うん?!」 絵里「私はもう自分のやりたいことに嘘つかないって決めたもの。だから今回にこに怒られてもやり遂げる決意でやったわ」ドヤァ
希「いや、怒られるようなことしたらあかんやん…」
絵里「だって、そうでもしなきゃあなたをゆっくり休ませられないもの」
希「……まさか、そんなことの為にこんな大がかりな事を?」
絵里「ええ」キッパリ
希「そんな…そんな、くだらん事の為にみんな巻き込んで…迷惑かけて…そんなん、最悪やん…」
絵里「こら!」ピシッ
希「あてっ?!」 希「な、なにするん?!」
絵里「私が頼んだのは間違いないけど、みんな納得してやってくれたのよ?くだらないことじゃないわ」
希「で…でも…!」
絵里「それに、迷惑だなんて誰も思ってない。希だって逆の立場だったらそんなこと思わないでしょう?」
希「ぅ…それは…」
絵里「ね?」
希「それは…そう、やけど…でも休んで欲しかっただけなら言ってくれれば――」
絵里「言ってくれれば?もしそうしたら、あなた正直に「疲れてます」って言う?」
希「――あ」 海未『花陽とピクニックをしたと聞きましたが、それで…?』
凛『でも…海未ちゃんと登山なんて疲れたんじゃない?』
にこ『…あんた最近疲れが溜まってるでしょ』
絵里『…希、あなた最近疲れてるでしょう?』
希「……言わ、ない…かも」
絵里「でしょう?」
希「だ、だとしても!なんでわざわざ疲れさせるようなことしたん?!」
絵里「あら?それは気付いてたのね」
希「当たり前やん!あんなあからさまにキーワードねじ込んでたらそら気付くよ!」
絵里「……でも、だったら、普段のあなたならその時点で私の企みにくらい気付くんじゃない?」
希「――!!」
絵里「なぜ気付けなかったのか?それは疲れであなたの判断力が鈍っていたから。違う?」
希「…っ」 絵里「…まあ、にこに怒られたのはまさにそこなんだけど…」
希「?」
絵里「「判断力鈍るくらい疲労させた状態で、もし急にステージの依頼でもきたらどうするつもりよ!」って」
絵里「にこはアイドル意識が高いから…最後まで反対してた」
希「…」
絵里「だから、にこと賭けをしたの」
希「賭け?」
絵里「ええ、希に1度だけ気付くチャンスを与えるって」
希「!!」 希「――そうか、それでにこっちだけ…」
絵里「そういうこと」
希「……つまり、そんくらいウチは…ってことやんね…」
絵里「ええ、だからにこを説得出来たのよ」
希「はぁ…なんかもうため息しか出んなぁ…」ハァ
絵里「希」
希「なに?」
絵里「騙してたのは、本当にごめんなさい」
希「いいよ、もう。ウチのことを考えてのことやったんやろ?だったらもう――」
絵里「そういうことじゃないの!」 絵里「希、あなた気付いてないかも知れないけど、去年も一昨年もそうだったのよ?」
希「…え?」
絵里「毎年9月になると夏休み中にあったことや進路なんかに関する占いとか相談がひっきりなしにあるじゃない?」
希「まあ、そうやね」
絵里「あなた、全部受けてるでしょう?」
希「…」
絵里「断らない、いえ、断れないものね」
希「……」
絵里「だから、今年はせめて休日だけでもμ'sメンバーで埋めさせてもらったの」
絵里「メンバー相手だったら、少しは気が楽だろうと思ってね」 希「そんなん…ウチが断ったらどうするつもりやったん…?」
絵里「断らないでしょ?現に、どれだけ疲れてても断らなかったじゃない」
希「……みんなにも、予定があったかもしれんのに…」
絵里「まだそんなこと…いい?みんなだって報酬は受け取ってるの。わからない?」
希「報酬…?」
絵里「ええ、この時期大人気の占い師さんを独り占め出来たのよ?みんな喜んでたでしょう?」
希「確かに、そう言われれば…」
絵里「だから希が気にすることないの。みんな好きでやったことなんだから」
希「…そっか」 希「――つまり、えりちやみんなは毎年この時期に安請け合いして無理するウチを気づかってこんなことしたんやね」
絵里「そうね」
希「でも…ただ休ませたいんやったらなんでパーティーなん?」
絵里「…終わりの区切りと、あとは打ち上げ…かな」
絵里「希の為とはいえ、隠し続けるのはみんな多少なりともストレスでしょうから明確な区切りがあった方がいいと思ったの」
絵里「だからパーっと楽しいイベントで終わればいいかな、って」
希「ふぅん…」
希「表向きの理由はわかったよ…それで?」
絵里「な、なに?」
希「えりちがパーティーをしたかった本当の理由はなに?」
絵里「!?」 絵里「……へぇ、調子出てきたんじゃない?」
希「お陰さんで♪」
絵里「まあいいわ…これは私の勘だから合ってるかどうかはわからないけど…」
希「うんうん♪」
絵里「希って寂しがりやさんよね?」
希「な…っ?!」
絵里「誰かと別れて家路につく時、希の表情がスッと変わることがあるのよね」
希「そ、そんな…」
絵里「それで色々考えたんだけど…希はひとりが嫌なんじゃなくて、ひとりでご飯食べるのが嫌なんじゃないかな、って思ったの」
希「…」 希「…そんなこと、ない」
絵里「あら、当たっちゃった?」
希「そんなことないって言ったんやけど?」
絵里「だって図星を突かれたときのリアクションがワンパターンだもの」
希「むぅ…」
絵里「そもそもなんでこんなことで嘘つくのよ?意味ないでしょう?」
希「だって、恥ずかしいやん…」
絵里「なにが?」
希「いっつも飄々としててしたり顔のウチが、実はそんなんとか…」
絵里「プッ!…クククッ…」
希「わ、笑うことないでしょ!」 絵里「それ、もうとっくにバレてるわよ?」
希「はぁ?!」
絵里「……希、他人はね、自分が思ってるより結構賢くて、自分は自分が思ってるより結構間抜けなものよ」
希「……」
絵里「みんな知ってて、でもあなたが強がるから、どうしてあげることも出来なくてやきもきするのよ」
絵里「だから私が余計なお世話をかって出たってわけ」
絵里「私は希に壮大な「余計なお世話」をしてもらったものね。そのお返しとしては、かわいいものでしょう?」クスクス
希「えりち…」 絵里「だからね、希。あなたはもっとワガママを言っていいの」
絵里「私たち仲間でしょう?もうあなたひとりが「ひとりでお留守番できる良い子」にならなくてもいいのよ」
希「!」
絵里「お互いワガママを言って、みんなで叶えて…無理なことは断る、それでいいじゃない」
絵里「ひとりでご飯食べるのが嫌なら誰か誘えばいい」
希「……」
絵里「希の部屋でサプライズパーティーやりたければ希に内緒でみんな誘えばいいのよ!」
希「や、それは困るわ」 希「もう…せっかくのいい話が台無しやん」クスクス
絵里「ふふっ…」
絵里「――ねぇ、覚えてる?私の目的。「ほぼ」って言ってたの」
希「そういえば…」
絵里「今日、もうひとつだけワガママを言っていいかしら?」
希「それは内容によるなぁ」
絵里「私の最後の目的はね…希、あなたに今日ゆっくりぐっすり休んでもらうこと」
希「っ…」
絵里「そのための手伝いがいるなら何でも言って欲しいの…どうかしら?」
希「…!!……べ、別に…なにも…」
絵里「あるのね?!」 絵里「さあ、言って♪何でもやるわよ♪」ウキウキ
希「…ウチなんにも言ってないんやけど…」
絵里「そういうのもういいから♪はやく♪」
希「…」
絵里「わくわく」
希「……」
絵里「わくわく」
希「…あの」
絵里「なに?!」
希「「わくわく」って口に出すのやめて」
絵里「わ、わかったわ…」 希「あのな…」
絵里「」
希「……今日、寝るときな?その……」
絵里「」
希「……真顔もやめて」
絵里「えぇ〜…」 希「ンン…ッ!えっと…いいかな?」
絵里「ええ」
希「今日、寝るときに…」
絵里「うん」
希「手を…」
絵里「?」
希「……手を、繋いでいて欲しい、んやけど……///」
絵里「手を?」
希「あ、無理やったら別に…」
絵里「そんなことでいいの?いいわよ」
希「あ、ありがと///」 絵里「なんだったらひざまくらや腕まくらでもいいし、いっそ私を抱きまくらにしてもいいのよ?」
希「や、それは…手だけで十分やから…」
絵里「そう?まあ、確かにああいうのって逆に寝にくいものね」
希「?!えりち、誰かにしてもらったことあるん?」
絵里「いや、ないけど…亜里沙がそう言ってたから」
希「…あ、ああ、そういう…」
絵里「さ、そうと決まったらさっそく寝ましょうか」ウキウキ
希「寝るって言っといて元気やなぁ…はは…」 希(そっか…そういうことやったんか…)
希(いつも秋は占いばっかりやってたから「占いの秋!」なんて言ってたけど…ウチが自分でそうしてただけやったんやな…)
希(ほんのちょっとのことで、誰とでも、何でも出来る季節やったんやね)
希(こんなに楽しい秋は久しぶりやん♪)
希(…気付かせてくれたみんなに感謝やね)
希(それと…) 絵里「――の、希?もういいわよ…!」
希「そう?ほな、消すね」
絵里「ま、豆球ね!豆球…」
希「わかっとるよ」クスッ
絵里「わ、笑わないでよ…」
希「笑ってないよ。…じゃあ…えっと、手…いいかな?」
絵里「え、ええ…」ギュッ
希(しまらんなぁ…終わりくらいカッコ良くしてくれてもいいのに…)
希(ま、いっか…えりちらしいし)ギュッ
希「えりち」
絵里「ん?」
希「おやすみ」ギュ
絵里「ええ、おやすみなさい」ギュ
おしまい ちょっと思い付いたので後で少し続きのおまけを書きます おまけ
絵里「――ねぇ」
希「」
絵里「ねぇ、希」
希「」
絵里「まだ起きてる?」ギュッ
希「……えりち…まだ寝んの?ゆっくりぐっすり休んで欲しい言ってたクセに」
絵里「ご、ごめんなさい…ちょっと思い出して…」
希「なにを?」
絵里「明日の朝ごはん、私が作るから」
希「……わかった、お願いな」ギュッ 絵里「お弁当も作るわね」
希「ふふっ…ありがとな」
希「わー、そしたら明日は朝と昼はえりち作で、夜はにこっち作かぁ」
希「一日中誰かの作ったご飯食べるなんてすっごい久しぶりやなぁ…♪」
絵里「ふふっ…にこ様々ね」
希「ほんとやね」 希「――でもなんでこんなに作ってくれたんやろ?確かに楽にはなるけど…」
絵里「知りたい?」
希「えりち知ってるん?」
絵里「ええ、以前にこに聞いたことあるの。「お母さまと一緒に食事出来ないのは寂しくない?」って」
希(…なんの話?) 絵里「そうしたらにこは「ぜ〜んぜん」だって」
絵里「にこが言うには、自分が作る時はその人が食べる時の事を考えてたっぷり愛情を込めて作るんですって」
絵里「そして相手が作った料理を食べるときは作った時の事を考えながらしっかり感謝して食べる」
絵里「そうすることで、たとえ一人で食べていても料理を通じて相手の愛情を感じられるから独りじゃないでしょ、って」
希「…」 希(そっか…確かに、にこっちのことやから
「バランス悪いわね〜!ちゃんと野菜も食べろっての!」
とか考えながら作ったんやろね…って考えるだけでちょっと楽しくなるな)
絵里「だからきっと、あの料理も希が一人の食事が寂しくないようにって愛情たっぷり込めて作ってくれたんだと思うわよ?」
希「そっか…なるほどなぁ。でも、よくにこっちがそんな話えりちにしたやんね。いつの間にそんなに仲良くなったん?」
絵里「この間、亜里沙をひとりで留守番させる時に寂しくないかな?って思ったから、にこはどうなの?って聞いてみたら話してくれたのよ」
希「へぇ〜」 絵里「でもこの話、誰にも言っちゃ駄目だからね、って。あくまでも亜里沙ちゃんを安心させるためだけに使いなさいって言ってた」
希「…は?」
絵里「ひょっとしたら少し恥ずかしいのかもね。だから私が話したことはにこには内緒ね?」
希「え、ちょっ…ええ?」
絵里「さ、明日もあるし、そろそろ本当に寝ましょうか」
希(マジか、こいつ…) 希「え、えりち!」
絵里「なに?」
希「……ウチが、手を繋いで寝てってお願いしたこと、誰にも言ったらあかんよ?」
絵里「ええ、わかったわ」
希「絶対によ?絶対にやからね?」
絵里「ふふっ、大丈夫よ。私、口は堅い方だもの」
希「絶対絶対!絶っ〜対に!や か ら ね !」ギリギリ
絵里「い、痛い痛い!希、手痛いから!わかった!わかったわよ、もう!」 希「…大丈夫かなぁ…?」
絵里「まったく、希は心配性なんだから…」クスクス
希「誰のせいよ…まったく…」
絵里「はいはい、じゃ寝るわよ。おやすみなさい」
希「おやすみ〜」
絵里(ふふ、希ったら…恥ずかしがっちゃって)
絵里(でも、約束は約束だものね。ちゃんと守らなきゃ)
絵里(……にこにだけは言ってもいいわよね?)
おしまい 乙!
深く考えてなかったけど占いの秋ってこういうことかーと納得させられた
面白かった 乙でした、おまけでその後もいろいろ想像できて良かったです
μ'sみんな出てくるけど、あまりそこで広げすぎなかったのも読み易かった かしこいようでかしこくないところもあって面白かったわ
確かに絵里は口止めしても誰かしらに言っちゃいそう デーデッデー
優しい世界とほのかな百合風味な文がとっても素敵だった
隙を見せなすぎて、頑張りすぎた希ちゃんも一休み一休み、時には誰かに頼ることもとても大事だね
秋の可能性は無限だから、俺もなにかしてみたいな
とても良いssを読ませてくれて、有能(家)本当にありがとう >>120
わかる
でもそこが可愛い所で、癖になる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています