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Pile「え……子供……?」part.15 [無断転載禁止]©2ch.net
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0004 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 21:18:01.20ID:WbYS8GWt
鈴乃「え……あたしのこと好きって知ってたっ、て……どういう……」

花穂「……だから、そのまんまの意味」

鈴乃「えぇ〜……」

花穂「……」

鈴乃「……そ、れならさ、そもそも、愛生海ちゃんは花穂ちゃんがあたしのこと好きってわかって付き合ってたってこと?」

花穂「それは……分かんないけど」

鈴乃「それとも、途中であたしのこと好きって分かったの?」

花穂「……分かんないって」

鈴乃「あ……ご、ごめん」

花穂「……」

鈴乃「て、ていうか……この話、あたしの前でする事でもないよねぇ……あはは……」

花穂「うん」

鈴乃「……っ」

鈴乃(なんにしろ気まずいなぁ……)

鈴乃(あーあ……)

花穂「……愛生海のこと嫌いってわけじゃないんだけど」

鈴乃「う、うん」

花穂「……何がいけなかったのかな」

鈴乃「……」

花穂「私、鈴乃と付き合えないの、知ってたし、別に愛生海と付き合うの嫌じゃなかったし、」

鈴乃「……」
0005 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 21:32:06.65ID:WbYS8GWt
鈴乃「……そういう、ところじゃないかな」

花穂「……え?」

鈴乃「……少なくとも、あたしは、自分の好きな人が、そういう理由で自分と付き合うとか言ってたら嫌だな」

花穂「……」

鈴乃「……ま、まあ、あたしがそんな偉そうに説教できたあれじゃないんだけどね」

花穂「……ほんとにね」

鈴乃「あはは……」

花穂「……うん、でもその通りだと思う」

鈴乃「……」

花穂「だけど、愛生海を鈴乃の代わりにしてたってわけじゃない、から」

鈴乃「……そうなの?」

花穂「……当たり前でしょ。 大体、愛生海が……代わりになるわけ、ないじゃん」

鈴乃「……」

鈴乃(……ち、ちょっと嬉しいな///)

花穂「愛生海とは、自分が付き合いたかったから、っていうか……ほんとに、その、」

鈴乃「わ、分かってる、分かってるよ……別に、花穂ちゃんのこと、酷いとか思ってないから……!」

鈴乃(まあ、愛生海ちゃんは可哀想だけどな……)

花穂「……ほ、ほんとに?」

鈴乃「え、ほ、ほんとだよ!」

花穂「よ、よかった……」

鈴乃「……」

鈴乃(……ほんっっと、素直になった花穂ちゃんは可愛いんだけどなぁ)
0006名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 21:34:20.89ID:siQ632dZ
おお
0007名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 21:34:40.31ID:CwZ+6jZs
続きを頼む
0009名無しで叶える物語(もんじゃ)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 21:35:45.47ID:3t+LjSjK
まだ続いてたんかこれ
0011 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 21:47:55.83ID:WbYS8GWt
花穂「……鈴乃、は、その……大丈夫だった?」

鈴乃「……え?」

花穂「メロディちゃん、と……」

鈴乃「メロディ、ちゃん……は……」

花穂「……」

鈴乃「……」

花穂「……やっぱり、喧嘩したの?」

鈴乃「……まあね」

花穂「そっ、か」

鈴乃「でも、でもさ! 花穂ちゃんのせいって訳じゃないから! ほんとに……!」

花穂「……」

鈴乃「あたしが、情けなくて、ヘタレで、ちゃんと、説明ができなかったから……!」

花穂「……」

鈴乃「だ、だから……」

花穂「……ちゃんと私の目見て話して」

鈴乃「っ、かほ、ちゃ……」

花穂「……ち、ゅっ」

鈴乃「んっ……ち、ち、ちちょっ、と……!///」

花穂「ん、ちゅ、っ……鈴乃……」

鈴乃「……んんっ、ん……ん、ぁ……っ、ちょっと……!///」

花穂「ちゅ、ん……んっ……っ、」

鈴乃「あ、っ……っ、ん……っ、んん……///」

花穂「……はっ、っ、はぁっ……だめ?」

鈴乃「え、っ……///」

花穂「し、たら……だめ……?」
0012 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 22:03:59.99ID:WbYS8GWt
鈴乃「な、っ、だっ……だっ……///」

花穂「……」

鈴乃「だ、ダメです……!///」

花穂「……うそ、絶対したいじゃん」

鈴乃「し、したくない、ってぇぇ……!///」

花穂「……」

鈴乃「こっ、興奮してるとか、たっ、勃ってる、とか、そういうの、全部、生理現象だから……!///」

花穂「……」

鈴乃「あ、たしは、メロディちゃんの事が好きなん、だよ……///」

花穂「……私も鈴乃のこと、好き」

鈴乃「そ、それとこれとは話が別で……!」

花穂「……別じゃない」

鈴乃「……別だよ!」

花穂「好きだから、鈴乃はメロディちゃんとセックスするんでしょ」

鈴乃「……でも、あたし、」

花穂「私のことは好きじゃないから、って、こと?」

鈴乃「い、いやいや……花穂ちゃんのことは好きだよ!」

花穂「それなら、セックスくらい、してもいいじゃん」

鈴乃「だ、からぁ……そういうの違うってぇ……」
0013 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 22:21:18.06ID:WbYS8GWt
花穂「……だって私、何だかんだセックスすきなの」

鈴乃「え、えー……///」

花穂「鈴乃とする、セックスが、すきなの……」

鈴乃「……っ」

花穂「逆に鈴乃が、私とのセックスを頑なに拒むのはなんでなの?」

鈴乃「そ、れは……」

花穂「メロディちゃんとの事が気掛かりだって言うなら、今ならいい、でしょ……?」

鈴乃「……」

花穂「喧嘩してるっていうなら……」

鈴乃「……と、ともかく、できないよ! したく、ないんだ、よ!」

花穂「……」

鈴乃「あ、あたし、もう出る、から……」

花穂「……」

鈴乃「……じ、じゃあ、」

花穂「……」グイッ

鈴乃「へっ、ちょっ……!?」

花穂「……ほんとに、したくないって思ってるなら、」グッ

鈴乃「っ……」

花穂「力づくで拒んでみたら? こんなに勃たせといて、よく言うなとは思ってたけど」スルッ

鈴乃「……ち、ょっと!///」

花穂「鈴乃は手でされる方が好きなんだっけ? それとも口だった?」

鈴乃「あ、っ、あっ……っ、や、やだっ……!///」
0014 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 22:42:01.19ID:WbYS8GWt


花穂「んっ……ちゅ、んむ……っふ……」

鈴乃「あ、ん……っ……か、花穂ち、ゃん……///」

花穂「んぐっ、あむっ……ちゅっ、んぐっ……」

鈴乃「っ、や、やめて……お願い……だから……///」

花穂「っ、あは、……それが、やめてって言う顔?」

鈴乃「は……っ、はぁっ、あ……///」

花穂「そうやって、修学旅行の時も言って、結局出したじゃん」

鈴乃「っ、く……///」

花穂「私って、相当クズだし、あんたが思ってる通りヤリマンだと思うけど、鈴乃だって同じだから」

鈴乃「……っ、!」

花穂「……だから、セックスしたって、同じことなの」

鈴乃「ち、っ……がう……!」グイッ

花穂「……!」

鈴乃「あたし、は……もう、絶対、しないってメロディちゃんに誓った、から……だから花穂ちゃんのこと好きだけど、セックスはしない……」

花穂「……そんなこと言って、今こんなのでしょ」

鈴乃「っ、それに、花穂ちゃんのことクズとか、その……や、りまん……とか、思ってない」

花穂「……」

鈴乃「花穂ちゃんは花穂ちゃんだよ……」

花穂「……」

鈴乃「……だから、どいて。 次花穂ちゃんが、あたしと無理矢理そういうことしようって言うなら、嫌いになる」

花穂「……」

鈴乃「……」

花穂「……ごめん」スッ

鈴乃「……花穂、ちゃん」

花穂「……鈴乃、のこと、ほんとに好き、だった、の」

鈴乃「……」

花穂「……ほんとに、ごめんなさい」

バタン

鈴乃「……」
0015 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 22:55:47.48ID:WbYS8GWt


鈴乃「……」

鈴乃(……あたしは、正しいことをしたはずなのに)

鈴乃(なんでこんなに、暗い気持ちになるんだろ)

鈴乃(……帰るか)

鈴乃(……)

鈴乃(……なんか、帰る気にならないな)

鈴乃(メロディちゃんと顔合わせらんないし……)

鈴乃(……そもそも、メロディちゃんいないかもだけど)

鈴乃「はは……」

鈴乃「……」

鈴乃「……はー」

鈴乃(実家帰ろ……)

鈴乃(……一応、マッマに電話しとくか)スッ

プルルルル…

鈴乃(そういえば最近、マッマに電話とかしてなかったし……話してもなかった……)

鈴乃(……相談乗ってもらおうかな)

鈴乃(なんだか、今すごく、マッマに会いたい……)


『ただいま、電話に出ることができません。 発信音の後……』


鈴乃(……)

鈴乃(……仕事中?)

鈴乃(……まあ、いいか。 家帰ろ)
0016 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 23:06:51.91ID:WbYS8GWt


ガチャッ

鈴乃「ただいまー……」

シーン…

鈴乃(誰もいないか……)

鈴乃(はるちゃんも今日はいないの、)


『え、ちょっと、それ反則じゃないですか!?』

『いやー反則じゃねーし。 ぷよ〇よは頭脳戦なんだよ』


鈴乃(……か、な?)

鈴乃(……)

鈴乃(……いやいや、いるじゃん。 普通に)

鈴乃(声するし……)

鈴乃(つーか、マッマも、いる、んじゃん……)

鈴乃「……」


ガチャッ

はるか「ど、どうやったらそんなに何連鎖もできるんです?」

ジョルノ「まあ、才能ってやつよ。 生まれながらにして授かったー……」

はるか「あ、そういうのいいですから早く続きしましょ」

ジョルノ「おい」

鈴乃「……」

はるか「……姉さん?」

ジョルノ「お、鈴乃? どした……」

鈴乃「……」ムスッ

ジョルノ「……んだよ。 そんな顔して」

はるか「……?」
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2017/08/26(土) 23:15:14.07ID:WbYS8GWt
ジョルノ「鈴乃もぷ〇ぷよするか?」

鈴乃「……しない」

はるか「ねー、聞いてくださいよ! 愛乃さん無駄にぷよぷ〇強くて……」

鈴乃「……」

ジョルノ「……なんかあったの?」

鈴乃「……なにもない」

ジョルノ「……? ならそんなとこ突っ立ってないでこっち来いよ」

鈴乃「……」

ジョルノ「……はぁ。 どした。 疲れてるならちょい寝てもいいよ。 起こしたげるから」

鈴乃「疲れてない」

ジョルノ「もー、まじでどうしたんだよ鈴乃」

鈴乃「……」

ジョルノ「ん? こっち来てみ」

鈴乃「……っ、も、もういい」

バタン!

はるか「姉さん……?」

ジョルノ「……なんだ? あいつ」

はるか「さ、さあ……ストレス溜まり気味なんじゃないでしょうか?」

ジョルノ「そう、なのか……」

ジョルノ(……それなら、そっとしといてやるか)

ジョルノ「よっし。 次やろ」

はるか「次愛乃さんだけ5色でいいです?」

ジョルノ「なんでだよ……」
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2017/08/26(土) 23:26:06.64ID:WbYS8GWt


鈴乃「っ、くそっ……」

鈴乃(あたしの電話無視して何はるちゃんと楽しそうにゲームしてんだよ……!)

鈴乃(意味わかんねー……!)

鈴乃(あー、なんかイライラする……!)

鈴乃(リビングもう行きたくないし……あたしの部屋に閉じこもってよ……)


ガチャッ

鈴乃「……っ」

鈴乃(部屋、きたねぇぇぇ……!)

鈴乃(足の踏み場ないじゃん……!)

鈴乃(おやつのゴミ! アニメグッズ……? 服まで……)

鈴乃(ベッドの上にまでものが……)

鈴乃(はるちゃんめ……)

鈴乃「……はぁ」

鈴乃(本来は、あたしの、部屋なのに……)

鈴乃(……)

鈴乃(……1人でいたら、余計に虚しい)

鈴乃(……やっぱり、下降りてみようかな)

鈴乃(さっきのあたし、態度悪かったし……もしかしたら、あっちも気にしてるかもだしね……)

鈴乃(……)

鈴乃(……行ってみるか)スッ
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2017/08/26(土) 23:35:33.02ID:ZdxXQryx
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2017/08/26(土) 23:40:19.09ID:WbYS8GWt


ガチャッ…

鈴乃「……」

はるか「あああ! ちょっと! そこで6連鎖はなしじゃないですか!?」

みもりん「よ、愛乃さんすごすぎでは……?」

ジョルノ「ふっ、はっはっはっ! どーよっ! ……あれ? 鈴乃!」

鈴乃「……」

みもりん「あ、鈴乃ちゃんだ! 久しぶり!」

ジョルノ「さっきちょうどすずちゃんも遊びに来てくれたんだよ。 鈴乃も意地張ってないで……」

鈴乃「っ……!」ポロポロ

ジョルノ「……えっ」

はるか「……え?」

みもりん「……ええ?」

鈴乃「っ、う、うぁぁぁぁぁ! なんでだよぉぉぉ!」

みもりん「」ビクッ

ジョルノ「す、鈴乃〜……? どした〜?」

はるか「えぇ……?」

鈴乃「あっ、あたっ、あたしがっ、こんなにっ、ひぐっ、ジョッグうげでんのにっ! ひぐっ、ぐずっ、なんでっ、悠長にゲームなんがしでんだよっ!」ポロポロ

ジョルノ「あ、あのなぁ、鈴乃……あたしはただストレス溜まってるだけかなぁって……」

鈴乃「違うだろぉぉぉ!? 違うだろぉ!?」

ジョルノ「さ、さーせん……」

はるか(豊〇議員……)

みもりん(このハゲー! の人だ……)
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2017/08/26(土) 23:47:29.35ID:WbYS8GWt
鈴乃「い、つものっ、マッマならっ! ひっ、く! あだじに、はなじがげでくれだもん!」ポロポロ

ジョルノ「鈴乃……」

鈴乃「うっ、ううっ……なんっ、だよぉ、あだじ……ひとりぼっぢになってるじゃん……!」

ジョルノ「……」

みもりん「そ、そんなことないよ、鈴乃ちゃんには……」

鈴乃「だれも、い゛ない゛だっでばっ!」ポロポロ

みもりん「……」

鈴乃「だがら、マッマに゛、ぞうだんのっ、て、ほじかったのに……!」ポロポロ

ジョルノ「……」

鈴乃「はるぢゃんもっ、なんだ、よぉ……!」ポロポロ

はるか「え……」

鈴乃「マッマはっ、あだじのマッマだもん……ぞれなのにっ、我が物顔じでんじゃ、ねー、よっ……!」ポロポロ

はるか「ね、姉さん……」

鈴乃「も゛うっ、いいよ゛……! おばえらっ、仲良く、埋まれ゛っ゛……!」スッ

バタン!


シーン…

ジョルノ「……す、鈴乃ぉ」

みもりん「どうしたん、だろ……」

はるか「……さぁ」

はるか(ほんとに、どうしちゃったんでしょう……)
0024 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/26(土) 23:49:25.59ID:WbYS8GWt
〇フライデーな話
続く

たてるのおそくなってすまんこ
0036 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/28(月) 22:30:34.69ID:wZDgLOW4


鈴乃「っく……ひっぐっ、うっ、うぇっ……」

コンコン

ガチャッ

はるか「……」

鈴乃「……ぐすっ」

はるか「……ねーえさん」

鈴乃「……なん、だよ」

はるか「……」

鈴乃「どっか、いけよ……!」

はるか「……ここぼくの部屋ですもん」

鈴乃「あたしの部屋だよっ!」クワッ

はるか「元ですけどね」

鈴乃「っ……いまもっ、ひぐっ、あだじのへやだもん!!!」ポロポロ

はるか「……はぁ」

鈴乃「うっ、ううっ、うっ、っ……!」

はるか「何言っても泣くじゃないですか……情緒不安定なんですか?」

鈴乃「ひっく、うっ、うる、せぇっ……!」

はるか「……愛乃さん達、心配してましたよ」

鈴乃「うそだ、っ、く……今頃、ゲームでも、してんだ……!」

はるか「何でこんなつまらない嘘つかないといけないんですか。 娘が元気なかったら、普通親は心配しますよ」

鈴乃「お前に何がわかんだよっ! あだじのごと、っ、なんっっもわがってないっ!」

はるか「……」

鈴乃「はるぢゃんはっ、悩みがない、がら、ぞんなごと言えんだよっ!」
0037 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/28(月) 23:04:36.95ID:wZDgLOW4
はるか「……ぼくには、姉さんの方が悩みがないように見えた」

鈴乃「うるさいんだよ! 黙れっ!」

はるか「だって、幸せそうだったじゃないですか」

鈴乃「いま゛はっ、ぢがうんだよっ……!」

はるか「……ぼくからしてみれば、姉さんが羨ましい」

鈴乃「……ひっく……っ、は?」

はるか「だって、仕事もあるし、学校だって充実してそうだし、恋人とうまくいってるし」

鈴乃「……」

はるか「……ぼくが花穂先輩のこと好きだったっていうのは、知ってましたよね?」

鈴乃「……っ、また、花穂ちゃんかよ! おまえら、うるせぇ、んだよ! 黙れ、黙れ……! ひっく、黙れ……!」

はるか「……だから、花穂先輩に好意を向けられてる姉さんが羨ましかった。 姉さんは花穂先輩に、目に見えていいことはしていなかったのに、ぼくは、花穂先輩に尽くしているのに、なんで、何が足りないんだろう、って、ずっと考えてました」

鈴乃「知らないって、言ってんだろ、そんなの……!」

はるか「前に……ぼくに、じゃあ花穂先輩のこと取ってみろ、って掴みかかってきたことありましたよね? そんな強引に済む話なら、いいんですけどね」

鈴乃「……っ」

はるか「その上、花穂先輩もぼくのこと振らないんです。 様子を伺ってるみたいに、中途半端に、およがせて。 でも、それはぼくへの気遣いじゃなくて、全部姉さんに向けての気遣いだ。 ぼくは、姉さんの妹だから」

鈴乃「……」

はるか「……嫌いなら、嫌いって言ってくれればいいのに。 嫌なら、もう会わないってキッパリ言ってくれたら、苦しいけど楽になれたのに。 ぼくがそう何度考えたって、花穂先輩は変わらなかった」

鈴乃「……っ、く、そっ…こっちだって、いちいち、はるちゃんの気持ちなんて、知りたく、ないんだよ、」

はるか「……そんなと言ったらこっちだって、そんな恋愛事情知られたくないのに、花穂先輩は姉さんのこと好きだから、姉さんに全部筒抜けじゃないですか。 ぼくが言わなくたって、筒抜けじゃないですか」
0038 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/28(月) 23:20:47.46ID:wZDgLOW4
鈴乃「……」

はるか「つまり、ぼくは姉さんのこと、なんだかんだ羨ましいって思ってたんですよ?」

鈴乃「……そーかよ」

鈴乃(……あたし、なんだかんだ、自分から追いかけるってのあんまりしてないもんなぁ)

鈴乃(追いかけるのが、どれだけ、辛いのかは、分かってたつもりだったけど、)

鈴乃(……やっぱ違うな)

はるか「だから、意外です。 そんなに姉さんが思い詰めてるだなんて。 ……すいません、私情を挟んで」

鈴乃「……いい。 ちょっと落ち着いたから」

はるか「それはよかったです」

鈴乃「……たださ、ちょっとは部屋片付けろよ。 汚すぎだわ」

はるか「あはは。 気が向いたら」

鈴乃「いつ気が向くんだよ……」

はるか「……さて!」

鈴乃「……なに」

はるか「じゃ、下に降りますか?」

鈴乃「なっ、なんでだよっ。 嫌だよ……さっき、あんなこと言っちゃったのに」

はるか「それならこの汚部屋に一生居るつもりで?」

鈴乃「お前が汚部屋にしたんだろっ!」

はるか「まあそうとも言いますね。 というかですね、ぼくが言いたいのは、最初にも言いましたけど、愛乃さんが心配してるってことです」

鈴乃「……」

はるか「母さんも心配してますよ。 ほら、行きましょ」

鈴乃「……」

はるか「……あ、そーかそーか。 姉さんは今まさにぼくにヤキモチやいてるのか」

鈴乃「やっ、やいてないし」

はるか「あはは。 うっそだー。 なにはともあれ、ぼくは愛乃さんのことお母さん代わりだなんて思ってませんから」

鈴乃「ほ、ほんとに?」

はるか「はい。 だって愛乃さんは恋人ですし。 お母さん代わりって言ったらそれはもう一種のプレイです」

鈴乃「なんだー。 焦ったわ〜……」

鈴乃「……」


鈴乃「は?」
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2017/08/28(月) 23:24:35.47ID:tmsKPISg
ん?
0040 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/28(月) 23:34:27.33ID:wZDgLOW4
はるか「?」

鈴乃「い、いま何つった……?」

はるか「……? それはもう一種のプレイです?」

鈴乃「いやいやいやその前!」

はるか「愛乃さんは恋人、みたいな」

鈴乃「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

はるか「ちょっと、うるさいですよ」

鈴乃「うるさないわ! どつくぞ!」

はるか「えぇ〜……細かいことは良くないですか? 愛乃さん未婚者ですし、障害のある恋愛というわけでもないですし」

鈴乃「な、何歳差だよ!?」

はるか「さぁ……」

鈴乃「さぁ!? あほかお前!?!?!?」

はるか「うるさいですねぇ……なにか問題でも?」

鈴乃「大ありだわ! 意味わかんねぇだろ!」

はるか「あ、それよりスキャンダル大丈夫ですか? いやー、大きく載っちゃってましたね」

鈴乃「そんなこと今となってはどうだっていいよ! めちゃくちゃどうでもいいよ! というかなんでこのタイミングで言ったの!?」

はるか「はぁ……一から十まで突っ込んできますね。 今日も元気ですね、姉さんは」

鈴乃「い、いつから……? いつから付き合って……?」

はるか「うーん、2ヶ月ほど前ですかね」

鈴乃「だっ、えっ、どっ、どっちも、はは、生えて、るよね……」

はるか「問題が?」

鈴乃「……ど、どうするの」

はるか「はぁっ……あのですね、性行為が全てみたいに語るのいい加減やめた方がいいですよ? 姉さんが付き合う付き合わないは性行為が基準なんですか? 穴と棒という、ノーマル的なものしか受け入れられないんですか?」

鈴乃「あーあーうるせーー!!!」

はるか「うるさいのはどっちですか……ほらっ、下に降りますよ」

鈴乃「えぇ……!?」

はるか「早く愛乃さんに謝りに行きましょうねー」

鈴乃「っ……!」



鈴乃(お前がマッマになるのかよ……!!!)
0041 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/28(月) 23:49:41.11ID:wZDgLOW4


メロディ「……」ボーッ

ガチャッ

うっちー「あ、ぱいちゃん、さらりお寝た?」

Pile「寝たよぉ。 ぐーっすり。 彩桜ちゃんは今日も相変わらずぐずってたけど、梨桜くんはすぐ寝た」

うっちー「そっか……おーい、メロディ、寝るなら早くお風呂入りなさい」

メロディ「んー……」

うっちー「昨日もソファに寝っ転がったまま寝てたでしょ! だらしないからちゃんとしなさい!」

メロディ「はいはい……」

うっちー「……」

Pile「……2日前、いきなり実家に帰ってきてからずっとあの様子だね」ヒソヒソ

うっちー「チビ助とのスキャンダルが原因でしょ、多分」ヒソヒソ

Pile「あーやっぱり……てか、うっちー鈴乃ちゃんに怒りに行かないんだね。 まっさきに行きそうなのに」ヒソヒソ

うっちー「まあ……ね」

うっちー(メロディ達も、親が出てきてどうこうって歳じゃないだろうし。 メロディも今こうやって落ち着いてるし……ふたりの問題なら、尚更なぁ……)

うっちー「……はぁ。 メロディ、私とぱいちゃんは寝るからね。 寝るときは電気くらいは消してよ」

メロディ「ん……」

Pile「お、おやすみー……」

バタン


メロディ(……なにもやる気が起きない)

メロディ(……これから、どうしたらいいんだろ)

ピンポーン

メロディ(……誰だろ、こんな時間に……面倒だな)

メロディ「はぁっ……はーい」

ガチャッ…

花穂「……」

メロディ「え……」

花穂「……こ、ん、ばんは」

メロディ「か、ほ……?」

花穂「……」
0042 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/28(月) 23:50:21.79ID:wZDgLOW4
〇フライデーな話
続く
0043名無しで叶える物語(やわらか銀行)@無断転載は禁止
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2017/08/28(月) 23:55:55.67ID:tmsKPISg
0049名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/08/29(火) 15:58:31.26ID:dnO2aYXF
おっ、また建ったんやな
おつおつ
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2017/08/30(水) 22:31:52.20ID:zRuwg5ef
>>53
日清サラリオwww
0060 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/31(木) 23:00:51.04ID:jP760Kz0


ジョルノ「うっ、うぇぇっ……うぐっ、ひくっ……」

鈴乃「……」

はるか「……」

みもりん「ひっく、うっ、ううっ、愛乃さぁぁぁん……」

鈴乃「……え、えーっと?」

はるか「なんで2人まで号泣してるんですか……」

ジョルノ「す、鈴乃のこと、うっ、す、すずちゃんと話してたらっ、なんがっ、なげで、きちゃっで……」

みもりん「うっ、うう、ぐすっ……うくっ……」

鈴乃「……」

ジョルノ「ひっぐ、だっ、だっでぇぇ……鈴乃がぁぁぁ、ごんなにっ、思い詰めてるなんてあだし、知らなくって……ごべん……」

はるか「……愛乃さんが泣いてる理由はなんとなく分かりました。 で、なんで母さんまで泣いてるんです?」

みもりん「ぐす、もらいなぎじだ……」

はるか「なにやってるんですか……」

ジョルノ「す、ずの……ごめん……ひっく、ごめぇぇん……」

みもりん「よじのさんはわるぐないんですっ……ひぐっ、うぐっ、責めるならあたじを……」

鈴乃「え、えぇ……?」

はるか「……姉さん、どうするんですか」

鈴乃「し、知らないよ……」

はるか「無責任ですねぇ」

鈴乃「しょうがないだろ……」
0061 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/31(木) 23:10:40.89ID:jP760Kz0
ジョルノ「うっ、うっ、……ひっく……」

鈴乃「ま、マッマ泣かないでよ……」

ジョルノ「ぐ、っ、ひぐ、っ、すずの……っ」

鈴乃「……ごめん」

ジョルノ「……ぐす」

鈴乃「お、お母さんも、その、ごめん……」

みもりん「ぐすっ、っ、鈴乃ちゃん……」

鈴乃「あたし、さっきのは、つい、イライラしちゃって、その……悔しかったんだよ」

はるか「……」

鈴乃「はるちゃんに、取られちゃったような気がして……」

ジョルノ「……」

鈴乃「そ、そもそも、あたし自身が、勝手にイライラする要因作ったのに、単に人に当たっちゃっただけって、いうか、ほんとはもっと冷静に話がしたかったっていうか……」

みもりん「……」

鈴乃「……ほ、ほんとに、ごめん、なさい」
0062 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/31(木) 23:15:05.54ID:jP760Kz0
ジョルノ「うっ、ばかやろぉ……ぐすっ、鈴乃のことが、世界で1番好きに決まってんだろぉ……」

鈴乃「マッマ……」

ジョルノ「ほんとに、あたしこそごべん……ひっぐっ、鈴乃はっ、あたしの子供なのにっ……」

鈴乃「……うん」

ジョルノ「ごめん、ごめん……」

鈴乃「も、もう、いいよ、やめてよ……」

ジョルノ「ぐすっ、ううっ、ごめぇぇぇん……」

鈴乃「や、やめろって、言ってるっ……っ、うっ、うっ、うえぇぇん……マッマぁ……!」

ジョルノ「う、っ、泣くなよぉぉぉ……!」

鈴乃「ひっく、マッマこそぉぉぉ……!」



はるか「……」

みもりん「ぐすっ……次はハルが怒ってんの?」

はるか「……ヤキモチやいてるだけです」

みもりん「そ、そう」

はるか「あー、ぼくも愛乃さんみたいなお母さんほしかったなー」チラッ

みもりん「うぐっ……」

はるか「誰だったかなー、小さい頃ぼくをおいて夜な夜な愛乃さんに会いに行ってた人ー」

みもりん「うぐぐっ……」

はるか「まー、愛乃さんになら仕方ないかなぁ。 はーあ。」

みもりん(……愛乃さんは人気者ダナー)
0064 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/31(木) 23:26:33.89ID:jP760Kz0
みもりん「と、とりあえず落ち着いた? ところでさぁ……鈴乃ちゃんの悩み相談って……やっぱり、スキャンダルのことかな?」

鈴乃「……そ、そうなんだけど。 それとは別に、ちょっと花穂ちゃんと揉めてて」

はるか「……まーたやっちゃったんですか」

鈴乃「だっ、やっ、やってねーよ! あほか!」

鈴乃(……む、無理矢理フェラはされたけど)

ジョルノ「……鈴乃、正直に言えよ」

鈴乃「や、やってないって……!」

ジョルノ「……」

鈴乃「っ……」

ジョルノ「……あのね、あたしは親だからさ、怒る権利もある。さっき再確認したんだよ。 余計なお世話だって思うかもしれないけど、」

鈴乃「……」

ジョルノ「ほんとに変なことはしてないな?」

鈴乃「ほんとだって! なんで信じてくんないの!?」

ジョルノ「こっちだって信じたいよ。 でも前科があるだろ」

鈴乃「っ……ならっ、どうしろって言うんだよ……!」

みもりん「す、鈴乃ちゃん落ち着いて……」

鈴乃「みんな、馬鹿かよ……! なに、マスコミなんかに踊らされて、あたしと、花穂ちゃんの関係疑ってんだよ……!」

はるか「……証拠があるからじゃないですか?」

鈴乃「うる、さいな! 証拠証拠って写真だけだろ!?」

はるか「でも、」

鈴乃「どうしたら信じてくれんの!? みんな、馬鹿じゃん……! ただ、騒ぎたい、だけじゃん……!」

みもりん「……」
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2017/08/31(木) 23:35:19.78ID:jP760Kz0
ジョルノ「騒ぎたいだけで、こうやって鈴乃と本気で話し合ってるわけないだろ」

鈴乃「っ……」

ジョルノ「外野は知らん。 今はあたし達の話」

鈴乃「……だっ、て」

ジョルノ「……」

鈴乃「だっ、でぇ……」

ジョルノ「……」

鈴乃「ひっく、う……信じてよぉ……なんで、信じてくれないの……っ、ぐすっ……」ポロポロ

ジョルノ「あー、泣くなよ……怒ったわけじゃないから……」

はるか「なんで信じてくれないのって……過去がひどすぎるからでは……」

鈴乃「っぐ、っ殴るぞ!」

はるか「こわー……」

ジョルノ「状況を整理すると……鈴乃はそういうことはやってないって主張してる。 でも、週刊誌にはばっちり深夜の密会が写っちゃってる……」

鈴乃「飲み会で酔ってた、ぐす、花穂ちゃんをっ、ひっく、うっ、介抱してあげだっ、だけなのに……」

みもりん「そ、そういうことだったんだ……」

はるか「だから花穂先輩はあんな頭悪い風に書かれてたんですね。 あれ完璧頭弱い人じゃないですか」

鈴乃「ばっちり週刊誌読んでんじゃねぇよ……」

ジョルノ「……ふーむ」

みもりん「……愛乃さん?」

ジョルノ「じゃー、ちょっと行ってくるわ」

みもりん「え、あ、どこに……?」

ジョルノ「いってきまーす」

バタン

みもりん「……?」

はるか「ほ、本気でどこ行っちゃったんでしょう……?」

鈴乃「し、知らねぇよ……」
0066 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/08/31(木) 23:36:18.30ID:jP760Kz0
〇フライデーな話
続く
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2017/08/31(木) 23:51:25.96ID:OUogLHz9
今日も乙
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2017/09/01(金) 09:06:45.24ID:C+XcsABH
更新おつやで
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2017/09/02(土) 07:04:58.97ID:naZK1oHe
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