上条「二人で先に戻っててくれよ」

詠矢「…なるほど。まあ読めた展開だね」

土御門「ま、せいぜい送り狼にならんようにな」

御坂「な…何よそれ(カアッ)」

詠矢「さて、男二人で寂しく帰りますか」

土御門「そうだな。退散するとするにゃあ」

上条「おう…またなー」

御坂「…」

上条「帰る…か?」

御坂「…(コク)」

うつむいたまま、御坂は小さくうなづいた。