体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
石じじいの話です。
人以外の生物・無生物を呪うこともできるのだそうです。
作物(植物)がよく育つように;
家畜(動物)がよく育つように;
建物(無生物)が堅牢であるように;
しかし、これらのものの中には、頑固なもの(?)が多いので、術者もかなりの心力をもって呪わなければならない、と。
「じいちゃん、まじないしたことあるんかな?」と私;
「あるで。たいがいなんもなかったが、うもうにいったこともあってな、それでえらいことになったい。こんど、そのはなしをしちゃらい。」とじじい。
まだ、その話を私のノートに見つけることができていません。 石じじいの話です。
じじいは石探しのために各地の野山を歩きました。その際、石ではない、いろいろなものを見つけたそうです。
私の聞き取りメモには、いろいろな発見例があるのですが、ここでは、無害なものをひとつ。
じじいは、ヤクザの破門状をひろったことがあるそうです。
林道を歩いている時、道の脇に大量の家庭ごみが捨てられていました。
いわゆる、粗大ごみの不法投棄です。
まあ、よくあることなのですが、その粗大ごみの内容がちょっとめずらしい。
男物や女物の衣類、タンスや食器類など、まだ使えそうなものばかりです。
衣類にはクリーニングから戻ってきた状態のものもある。
それに、子供の衣類もありました。
女の子のものらしく、小学校の制服やランドセル、教科書やノート、文房具、おもちゃ、子供用の布団もありました。
夜逃げのあとのようです。
そのなかに、雨に濡れて汚れてはいますが、和紙でできた立派な手紙がありました。
その文面に曰く(縦書きでしょう;書き取りに誤りがあると思います):
破門状
仙道寅吉(仮名)
右のもの、日頃より任侠道上あるまじき行為多々あり、再三にわたり注意しておりましたが、反省の色まったくなく、このたび当組を破門することとなりました。
今後、この者は、当組とは一切関係がないものとご承知いただきますようお願い申し上げます。
なお、この者が、お近くに立ち寄った際は、ご一報くだされば幸いです。
●月●日吉日
XX組
このゴミの出どころとなった家族は、この破門状を出した側なのか?出された側なのか? 創作ではなく見間違いでなければ、という体験なんだか良いだろうか
今年、田舎町内会の役員を任され、先日区費の集金で各々の家を回ってた
そのなかの一軒での事
そこは老女の一人暮らしで数年前に旦那が亡くなった
旦那は俺が子供の頃から知ってる人で当時からカミナリ親父で有名だった
口が悪く粗野で入れ墨のある人、だから俺ら子供達からは怖がられてた
亡くなる前、ボケが始まってしまい、奥さんは時々居なくなる旦那に苦労したと聞いてる
そんなだから施設に預けたんだけど、その数ヶ月後に亡くなってしまった
俺と同級生の子供が1人いるが、家を出て今は何処で何をしているか分からない
日曜の昼前にそんな家へ集金に来た
ウチもそうだが田畑に囲まれた一軒家、古い日本家屋で雑草がチラホラあり少し荒れた感じ
駐車スペースは空になっていたから老女も誰も居ないだろうが、念の為玄関前まで行った
よくある全面磨りガラスの引き戸は暗く、昼なお暗い屋内なのが窺える
1人暮しには広い家らしく、雨戸を閉じてる部屋は使ってないのかもしれない
玄関を見回すがチャイムは無さそうなので、
「◯◯です、区費の集金に来ました」
と引き戸を叩きながら声をかけ、暫く耳を澄ますが人気は感じず返答はない
「やっぱ居ないよな、面倒だが後日また来るか」
と次の家へ向かうとした時
「おぉい!」
左斜め後ろから声が聞こえた、それも手が届きそうなほど近くから
呼ばれた方へ半身振り返るが、誰も居ない
ハッキリと人の呼び声に聞こえたが、何かと聞き間違えたか
辺りを見渡すが、農作業する人どころか軽トラ一台も走ってない
なんなんだ今の?と体を玄関へ戻すと
磨りガラス越しに全身白い人影があった
分かるだろうか、白い肌着に白い股引の典型的な田舎オヤジの格好に見える
ちょっとビックリして数歩後ずさった、誰も居ないと思ったのに人が居た
「あ、◯◯です、区費の集金に来ました」
と中の人に声をかけ玄関を開けてくれるのを待つが微動だにしない
はて?と思い玄関の引き戸に手をかけると、白い人影はスゥと玄関の奥へと消えて行った
引き戸に力を入れたが鍵が掛かってて開かない
どこか言いようのない不気味を感じながら家を後にした
次に集金する家、この家の隣人宅へ向かい、あの老女の住む家について聞いてみた
箇条書きすると
・老女は一人暮らし
・日中は仕事で帰りは夕方過ぎ
・子供が戻った話は数年聞かない
・介護やヘルパーを雇った話は聞かない
・猫を2匹半野良で飼ってる
白い人影は最悪空き巣かもしれないが、数日経った今も警察が来た様子も話も無い
ただ、声は確かに人の声にしか聞こえなかった >>438
こわいね
そのあと、再度その家にいきましたか?
その「女性」を見かけましたか? >>439
俺の仕事は日月曜日が休日なので明日再度区費集金に向かいます
仕事帰りに何度か老女宅の前を通ると、やはり夕方日没後には車が在り、家の明かりが点いてるので在宅の模様
今思えば、やはり何かの間違いか気の所為だったんだと思う、一応集金の様子は後日簡単にレスするよ 本日区費の集金は無事終わりました
特に何も起きず、独居老女から区費を預かり、半野良のキジトラ猫を撫でて来ました
ただ >>438 で白い人影を見て最悪空き巣かもと書いが、やっぱアレは何か変だなと
先週と同じく、磨りガラスの引き戸を叩きなから集金に来たと伝えると
「ちょっと待ってね」と老女の返事があった
しばらくすると磨りガラスの右側に上着は薄いピンクで下は青いズボンの人影が映った
よっこらしょ、と少し高い居間から土間に降り、サンダルでザッザッザッとこちらに歩き、鍵をガチャリと開け、老女が姿を現した
「ハイハイ、区費一万円ね」と受取り、受領書を渡した
お疲れ様と労いを受け、帰ろうと敷地を出る際、キジトラ猫が寄ってきたので撫で回した
なんかおかしいと感じたのは、玄関の引き戸が開いて老女越しに見えた屋内
俺はてっきり、玄関を開けると靴を脱ぐ土間があり、ちょっと高い段差があって、居間や廊下が目の前に広がってると思ってた
そうではなく、玄関開けたら土間のまま奥まで続いてて、奥は裏口の磨りガラスの引き戸だった
細長い土間を挟むように左右が少し高い居間なってて、開いてる右の障子からは生活感が見え、暗い左側は使わないから雨戸を閉めてるらしい
俺は身長が180cmある、対応してくれた老女はたぶん150cm、俺は少し屈んで対話した
先週見た白い人影は俺の目線上に居た、ちょっと後退りしたけどひと目で全身を見れた
でも白い人影が居たであろう場所は土間なんよ
俺と同じ身長で白い肌着に白い股引の人物が居ないとは言わん
股引と表現したのは例えじゃなく、長さが股引のソレだった
だから、もしかしてアレは宙に浮いてたんじゃないのか?と
とはいえ、磨りガラス越しだから見間違いとも、そうじゃないとも言い切れない
なんともこう薄く気味悪い 「白い服を来た人影」が、すりガラスを通して見えたのだから、その人物は、かなりガラスにかなり近づいていたんだろうね
土間が暗いだろうから、すりガラスから離れていると見えないからね
だれか、その老女の同居者がいるのだろうか?
いつもではなく、たまに訪れてくるとか・・・
日中仕事で外で働いている人なら、家に来る知り合いがいてもおかしくはない
でも、カミナリおやじが帰ってきたんだったらコワイ
「生前はめいわくをかけましたねぇ・・・」とか言って、あなたの家にも挨拶にくるかも >>437
なんで関係ないって言ってるのに見かけたら連絡してくださいってなるんだろう
もしかして彼(彼女)は極道に追いかけられていて…… 破門した組が、「おとしまえ」をつけさせるために探しているんだろうね