X



体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
0001名無し百物語
垢版 |
2019/11/27(水) 10:46:23.66ID:SROTBdgA
自分が体験した怖い話などを語り合うスレ
作り話の怖い話でもいいから書き込んでくれ。
0333名無し百物語
垢版 |
2023/09/28(木) 20:58:46.91ID:x+eccCFp
石じじいの話です。

石じじいは朝鮮に住んでいた時にロシア人と知り合いました。以前のお話でも、その人物のことが出てきたと思います。
当時、そのロシア人は朝鮮と満州で広く商売をしていました。
彼は、ロシア帝政時代のオデッサで生まれて、コーカサス、中央アジア、シベリアと流れ歩き、モンゴル・満州をへて朝鮮に流れ着いたと話していたそうです。
商売に成功していて富裕であり非常に理知的でした。
大学で教育を受けたわけではなかったようですが、軍隊にいたことがあったということでした。
彼は、朝鮮語をよく話したので、いろいろな話を聞けました。また、何人かのロシア人を丁稚として使っていたので、彼らからも興味深い話が聞けたそうです。
彼は、フランス語に堪能で英語もできたようです。
これは、じじいにはわからなかったのですが、知り合いの日本人の医科学生がそう教えてくれたそうです。その医科学生は、そのロシア人からドイツ語やフランス語を学んでいたということです。
そのロシア人は、ゆくゆくは米国へ移住するつもりだ、と話していたそうです。
彼や他のロシア人から聞いた話を、じじいは私に話してくれました。
それらのうち、いくつかを紹介しましょう。
0334名無し百物語
垢版 |
2023/09/28(木) 20:59:20.21ID:x+eccCFp
石じじいの話です。

朝鮮にいた時に知り合ったロシア人から聞いた話だそうです。

1. 叫び声をあげるトンネルがあったそうです。場所は不明です。
石灰岩の山をくり抜いたトンネルがありました。鉄道も通っている大きなものでした。
そこを通ると、女性の叫び声が聞こえたそうです。
大きな叫び声がトンネル内に響き渡るのです。
列車にのって通過しても歩いて通っても聞こえるのです。
歩いて通る現地の人たちは非常に恐れていました。
そのトンネルは近くの町への近道だったので、利用する人は多かったのです。
現地の人が言うには:
トンネルの近くの家で火事になり、火だるまになった少女がここまで逃げてきてトンネル内で絶命した。
その時から、叫び声が聞こえるようになったのだそうです。
少女の家族は火事で全員死んで、村の墓地に埋葬されていました。

2. コーカサス地方のカルスト地域にできた洞窟の内部に死体が詰まっていたことがあったそうです。
数キロにもわたる深く長い洞窟でしたが、その中に死体がぎっしりとつまっていました。
その洞窟の入り口から数十メートルのところに死体がたくさん積み上がっていたのを現地の人たちが見つけて、この現象が知られるようになりました。
死体は、老若男女のものであり、さまざまな時代の服を着ていました。その衣装や顔貌から民族も多様だと考えられました。
地元の人々と軍隊が死体を運び出したのですが、どんどん出てくる。
洞窟の深い部分になるほど古い状態の死体があったそうです。
洞窟内は冷たく、暗く、アルカリ性の状態だったので死体の保存状態も悪くはありませんでした。白骨化しているものもありましたが、脂漏化しているものも多かった。
現地や周辺の地域では、それほど多くの行方不明事件もなく、その死体の人々を知っている人もいませんでした。
所持品は、あるにはありましたが、銀の十字架や拳銃などで、身元を明らかにするものではありませんでした。
あまり捜査もされないで死体は近くの森に埋葬され、洞窟の入り口はベトンで埋められたそうです。
注:以前、朝鮮の海岸の干潟で人の骨がたくさん散らばっていた、という話がありました。似た現象です。
0335名無し百物語
垢版 |
2023/09/28(木) 21:00:12.59ID:x+eccCFp
石じじいの話です。

ロジア人から聞いた話のつづき。
起こった場所は不明です。

3.死後、死体が急速に変化することがあったそうです。
見ている間に死体が変化するのです。
死後硬直のような現象ではなく、かなり目立つ変化でした。
まず、皮膚が変色する。灰色がかってくる。
芳香を発し始める。心地よい香りであり腐敗臭ではない。
身長が伸びることがある。
男女の性別がわからないような顔つき、体つきになる。
筋肉が発達しはじめる。
痩せるということはない。
このままでは死体が動き出すのではないかと不安になって埋葬を急ぎ、変化の最後まで見届ける人はいなかったそうです。
火葬する場合もありました。
死後、半日〜一日たっても死後硬直が起きませんでした。
その村のある地域でのみ発生する現象だったそうです。

4. アラル海に幽霊船が出没したそうです。
ロシア革命以前は、アラル海にも海水は豊富にあり漁業が行われていました。
漁船が、大きな木造帆船に出会うことがあったそうです。
古い船でしたが作りはしっかりしていて、帆もボロボロというわけではありませんでした。
漁民が乗りうつってみても乗員はいない。
航海日誌はありませんでしたが、食器や各種道具、器具などは残されていました。
まるでメアリー・セレスト号のようです。
頻繁に目撃されるわけではありませんでしたが、遭遇したときには、漁民たちは船にのりうつって食器などを持ち帰っていたようです。
近くの町や漁村には、そのような船が造船された記録も進水した記録もありませんでした。
漁船は動力船ではなかったので、その船を自分たちの漁村に曳航することはできませんでした。
まあ、漁村の港の水深は非常に浅いので入港させることはできなかったのですが。
ある時、いつものように船に乗り移って、自分たちの小舟で持ち帰ることのできるような金めの品物を物色していると、船体がブルブルと震えだしたそうです。
漁民たちはびっくりして甲板に飛び出ましたが、船は沈みはじめていたそうです。
船から逃げ出して遠くから見ていると、その船は静かに水面下に没しました。
その帆船は、マストの先まで沈んでしまったのですが、その海域は水深が浅く、そのようなことは起こり得ない場所だったそうです。
0336名無し百物語
垢版 |
2023/09/30(土) 00:24:33.51ID:G9YYaIiK
「覗き怪談」って、ギリギリYouTubeなら語れそうだけど、エロい部分は間違いなくNGだし
それがなかったら特徴も消えてしまうし、結局、こんなところでしか読めないものだろうね
真実か作り話かはさておき、いろいろ面白かった
もっとあれば読んでみたい(エロも含めて)

あと、誰かまとめたりは…
0337名無し百物語
垢版 |
2023/09/30(土) 20:23:55.92ID:xvsLMG/t
「覗き怪談」おもしろいよね
新しいジャンルだよ、怪談の
不思議な話があれば紹介してほしいね
べつに、普通の覗きの話でもいいんだけど
他人のXXXを覗いていると異界も覗いてしまうという
あくまで犯人が語る軽犯罪怪談を読みたい!
0338名無し百物語
垢版 |
2023/10/01(日) 21:15:44.34ID:mdyzerVp
石じじいの話です。

以前、亥の子の風習について話したことがります。
それは、ハロウィンが一般化する前の、子どもたちの楽しい夜のお祭りでした。
私が子供のときにも、この風習は残っていました。
田の神が山の神になるために帰っていく時に感謝を捧げる祭りであったとも言われます。
また、この日に、その年に農作業を手伝ってくれた他の家に餅を配る風習もあったそうです。お世話になった人へのおかえしです。
そのため、ある地方では亥の子には必ず餅をつかなければならなかったということです。
十月の亥の日の夜には、子どもたち、男の子のみなのですが、が家いえの前を藁鉄砲や石で打ちながら一軒いっけんまわりました。
私の集落では石で地面をついてましたが、近くの町では藁鉄砲のところもあったようです。
コンクリートの地面を石でつくことはできませんからね。
それに石はあぶない。
ある地方では、その時に唱える歌は「亥の子の餅つかん者は、鬼を生め、蛇生め、角のはえた子生め」だったそうです。
「それはうちらの村の亥の子のやりかたとはちがうね。うちらでは、そがいなこと言わんと、亥の子唄うたわいね」と私がコメントを加えると。
じじいが言うには:
「ある年にな、その『蛇』を生んだ家があったんで。」
0339名無し百物語
垢版 |
2023/10/01(日) 21:16:35.11ID:mdyzerVp
石じじいの話です。

じじいが石探しのために北海道を旅したときの話です。
北海道北部の日本海側の漁村で聞いた話だとか。
北海道の漁村では、冬になる前に海からの寒風を防ぐために垣をたてます。
丸太ん棒を縦横に組んだものにアシ、わらなどを屏のようにくくりつけて作るのだそうです。
雪囲いの意味もあり、雪が来る前にたてます。
ある漁村では、その風よけに鋭く尖らせた木の棒(ヤリ)を海に向かってたくさんとりつけるこのもあったそうです。
これは、海からやってくる魔物を防ぐためだということでした。
その魔物は、観念的、宗教的なものではなく実在するものであり、吹雪の夜に雨戸や窓を破って家に侵入し人をさらうのだということでした。
さらわれた人は喰れたのです。
食い荒らされた死体が海岸に放置されていたり波間に漂っていたりしたそうです。
日頃、海で漁をすることに対して、怒った海の生物、神ではないとか、が仕返しにくるのだ、ということらしいのです。
この魔物に対抗するために、座敷に短いやりや短刀を立てかけておく家も多かったそうです。
実際に、やりの練習をする人もいたらしいのです。
0340名無し百物語
垢版 |
2023/10/01(日) 21:17:51.45ID:mdyzerVp
>>339
この話に関連する話として:
ある吹雪の夜、トイレに行こうとして土間を通った時、土間の目張りをし忘れた窓を開いて入り込もうとしている「魔物」がいたことがあったそうです。
見つけた人は、大声で家人に知らせました。
主人が、やりでその魔物を突くと、ソレは、低い唸り声をあげて窓から外へ落ちていなくなったそうです。
その声は、女性のもののようにも聞こえたと。
と、別の聞き書きメモにありました。
魔物の姿についての話は、聞き書き帳にみつけられませんでした。
0341名無し百物語
垢版 |
2023/10/03(火) 01:28:10.10ID:1citu289
>>337
基本的に活動時間が夜とか夜中だから、出遭っちゃう、みたいな
あとはマンションのゴミ漁りをしていたらヤバいモノを見つけた、とか
事務所荒らしの犯人が深夜に怪異に触れる、とか
ヒトコワ系になっちゃうのかもなぁ
0342名無し百物語
垢版 |
2023/10/03(火) 15:44:43.86ID:1citu289
ストーカー行為で逮捕された15年来の友人がいるけど、盗撮や盗聴もしていたなぁ
逮捕されて、仕事も友人も失って、変わらずに付き合ってるのは自分を含めて3人くらい
事件から2年くらいして、飲んだ時にポロッと言ったのが
「家宅捜索もいい加減、データ消去もごまかせた。証拠が膨大で飽きたのかも」
「今でも写真や音声データはある」
「再犯防止するために取り上げなかったのかも」と
事件当時に聞いたのは、付きまといとか迷惑行為、噂ではゴミ漁りまでしていたとか

ちょっと変わった奴で思い詰めるタイプだったけど、まぁ、ヒトコワ系の類
相手の女性のまったく知らないところで、今でも思いを募らせているような
0343名無し百物語
垢版 |
2023/10/03(火) 15:53:54.07ID:1citu289
夜中に隠れて潜んで見られているとか、自分の知られたくないところを知られてるとか、集められてるとかは、やっぱり怖い
これが「どうかしてた」と言いながらも、何年か追いかけ続けた男の思考というか、異常が普通になっていく感じも怖い

覗き怪談みたいにほのぼのしてない
0344名無し百物語
垢版 |
2023/10/04(水) 17:22:42.93ID:u0PWQhqI
>>306
それが何だったのかわからないけど、なにかいるというのは嫌だな
学生時代に住んでたアパートを思い出した
0345名無し百物語
垢版 |
2023/10/05(木) 09:39:18.29ID:TFL39Zsq
コンビニで猫缶買ったら箸ついてきた
0346名無し百物語
垢版 |
2023/10/05(木) 16:16:21.28ID:SBvJhNks
>>345
>>コンビニで猫缶買ったら箸ついてきた
大爆笑!
つぎは、缶詰ドッグフード買ってみてくれ
「あたためますか?」っていわれたら大吉
缶ごとはレンジであぶないだろう!と
0347名無し百物語
垢版 |
2023/10/05(木) 19:14:25.67ID:Ycqi+/kL
留置場怪談ってのは、あまり聞かないね
0348名無し百物語
垢版 |
2023/10/05(木) 21:42:53.20ID:SBvJhNks
>>347
留置場や刑務所での怪談はあまりないね
「被害者の霊が出てきて苦しむ」という「いかにも」というのはあるけど
学校、病院、軍隊(自衛隊)は怪談が多い
この3つは、自分の意志に反して強制的にルールにしたがって生活させられる場だから、抑圧された精神状態が怪しい体験をさせるのだろうね
刑務所は、完全に行動が管理されていて人権が厳しく制限されているの、そんな体験をしているヒマがない(現実のほうが怖い)、ということかもしれない
死刑囚怪談ってのがあったらすごいな
0349名無し百物語
垢版 |
2023/10/06(金) 00:34:51.77ID:3S62BdwM
大学3年の夏に、同じゼミの女の子と飲みに行って、そのままイイ感じになって、夜中にその子の部屋に行ったんだけど…。
駅からは違いけど、やたら高低差のある町の、車がギリギリ通れるくらいの路地に面したアパート。
彼女の雰囲気からは想像できない長屋のような、昭和な二階建てアパート。ナントカ荘みたいな。
一階の奥の部屋に入って、汗かいてるのも気にせずに、ベッドへ行ってそのままHに突入。
生まれて初めて見るGカップに興奮して、体中にキスをする彼女に興奮して、それでも頑張ってけっこう長時間腰を振っていて、ふと
「なんか、ひんやりしてる」と思った。
気になると止まらない。真夏でエアコンついてないのに暑くない。汗は引いてる。
「なんだこれ?」と思いながらも、眼の前の彼女と性欲が勝って、それ以上は考えなかった
0350名無し百物語
垢版 |
2023/10/06(金) 00:53:33.01ID:3S62BdwM
そのまま寝て、真夜中に目が覚めたら、彼女がぴったりくっついて寝ていた。
普通なら暑く感じそうなのに、タオルケットをかぶって寝汗もかいていなかった。
翌朝、午前の授業がある彼女は「カギは学校で返して」と行って先に出ていった。
僕は昼前に起きると、部屋を眺めてみた。ただの古いアパートで、家族向けの2DKに近いような…で、よく見たら、あちこちに御札を剥がした跡があった。
中庭?物干し場は、日が入るのにジメジメしてた。
押入れの天井にも御札があった。その押入れには、気になる小箱があり、ピンクローターと細長い小さなオモチャが入っていた。
見てはいけないモノを2つ見た僕は、彼女の家を出て、二駅先の自分のアパートに帰った。汗だくになった。

学校で彼女に「部屋、寒くなかった?」と聞いたら、屈託なく「あの部屋に越してから夏場にエアコン使わなくなった」と答えられた。
0351名無し百物語
垢版 |
2023/10/06(金) 01:08:10.44ID:3S62BdwM
その夏は、僕から連絡して1回、彼女に誘われて1回、部屋に泊まったけど、やっぱりひんやりしていた。
4回目は秋で、もう寒いくらいだった。

そのすぐ後に、彼女は同じゼミの大橋くんという男と付き合いだして、関係は終わった。

それで、先月、ゼミの教授が亡くなり、葬儀でゼミ生数人と20年ぶりくらいに顔を合わせた。
せっかくなんだからと飲みに行き、大橋くんと話していると
「ぶっちゃけて言うけど…」と彼女の話をしてきた。
「僕と付き合う前に、ヤッてたんでしょ。いや、当時彼女から普通に聞かされてた。それで、何か覚えてることない?」
「ん?おっぱいが大きくて、手に負えなかった、とか?」
「いやいや、それもそうだけど、あの部屋」

大橋くんは、卒業まで半同棲していたそうだが、やたら寒くて、冬場はエアコンが効かず、ストーブをつけていたのだそう。
「あのアパート、火事で半分取り壊してたし、夜中に謎の話し声も聞こえたし、何が怖いって、そこで普通に暮らしてる彼女が…」

何でも、お金を節約するために家賃を抑えていたそうで、とはいえ、彼女はあの部屋が気に入っていたそうだ。
0352名無し百物語
垢版 |
2023/10/06(金) 01:15:59.64ID:3S62BdwM
「怖いのによく同棲してたね」と言うと
「若かったし、彼女エロかったでしょ。あぁでも、泊まる時はだいたい寝る前にHして、そのまま疲れて寝る…みたいにしてた」と

あとは20年もたったからできるエロ話
それはまた、機会があれば…。
0353名無し百物語
垢版 |
2023/10/06(金) 22:48:09.65ID:gTGVCONq
いい話だ!
節電するエコでエロい話だ
霊がいると気温が下がるというのよくあるんだけど、逆に暑くなる(熱くなる)というのはないんだろうか?
0354名無し百物語
垢版 |
2023/10/07(土) 00:54:20.11ID:gjTefQHx
別れた彼女に「あんた、あんな部屋によく住んでたね」って言われたことならある
「夜とか気味悪くなかったの?」って言うくせに、詳しくは教えてくれなかった
0355名無し百物語
垢版 |
2023/10/08(日) 06:45:00.81ID:nDtRK+9W
避けられぬ終焉。それは、絶望。そして牢獄。未来なんて既にない
0356名無し百物語
垢版 |
2023/10/13(金) 01:37:55.74ID:5BgOWq2z
ほぼ海のような河口で釣りをしていたら
目の前を上流から死体が流れてきたのは怖かった
よりによって仰向けで
海で溺れて沈んでいたのが満潮の時に上がってきて
その後で浮かんでまた海へ向かったのかなぁ?
まだ新しかった

以前には、土左衛門というに相応しい、ぱんぱんに膨らんだ水死体も見たけど、どっちも嫌だねぇ
0357名無し百物語
垢版 |
2023/10/13(金) 21:40:05.40ID:XzFIuy8H
石じじいの話です。

まずは能書。
サルは、秋になると山ブドウ・アケビなどの実をとって岩のくぼみにたくわえておく。そこに雨水などがたまって果実と水がとけあい発酵して味のよい酒ができるといいます。猿酒ですね。
猟師や木樵などが山中を歩いているとこの猿酒に出会うことがあるそうで風味ゆたかな美酒だということです。
彼らが言うには、山を歩いていると岩のくぼみなどに酒がたまっていることがある。芳香をもち非常に美味だと。
しかし、これは作り話だそうです。
清の時代の中国の書物に、サルが多い場所には猿酒を見つけることができるという記述があるので、そこから日本に由来したものかもしれないとのこと。

ある時、山からおりてきた猟師が、「猿酒」を里に持ってきたそうです。
上記のように、山で見つけたので水筒につめて持って帰ったといいます。
その猟師と一緒に皆で飲んだが、非常に美味で香りもすこぶる良い。
これはいいもんだ、どこで見つけた?と尋ねても、その猟師は教えてくれませんでした。
そりゃそうでしょう。
彼は、別の日に、また猿酒を持ってきました。
よろこんで皆で飲んだら、全員が死んだそうです。その猟師も。
その猟師はどこで見つけたのか?
ほんとうに、山で見つけたのか?
それは本当に猿酒だったのか?
里の人々の毒殺が目的の芝居だったのではないか?
しかし、なぜ自分も死んだ?

「よう考えてみんさいや、サルがそがいなことできんやろ。実際に山でサル見とったらわかるやないかな。
注意せないけないな。そがいなありもせんこと信じとると、魔物につけこまれるんで。その猟師が魔物やったんかもしれないねえ。」
0358名無し百物語
垢版 |
2023/10/13(金) 21:48:46.93ID:XzFIuy8H
石じじいの話です。

あるところでは、山から声が聞こえてくることがあったそうです。
よくある話です。
その声は男性のこともあり女性のこともあったのです。
その声がしゃべる内容は、その山の近くの村落の人々の行為を非難するものや、県や国の役場の政策や行為を批判するものでした。
誰か不逞の輩が、山の中に潜んで叫んでいるのではないかという声も上がったそうですが、ひとりの人間がそんな大きな声でえんえんと叫ぶことはできないし、拡声器も当時はない。あっても山奥まで運べませんでした。
「声」によって非難される行為が、一般の人々に隠されている場合も多く、その山からの声で、不正があらわれるということもあったそうです。
そのため、その近くに住む人々は恐れました。
その山に登る人も恐れました。
ある人は、その声が聞こえ始めたら、耳をふさいでうずくまりました。内容を聞かないようにするためだったとか。
こんなことをして何か意味があるのでしょうか?
また、ある人は聞かないように大声で歌ったそうです。
これはこれで愚かなふるまいです。
0359名無し百物語
垢版 |
2023/10/13(金) 22:00:01.67ID:XzFIuy8H
石じじいの話です。

これは、ちょっと残酷な話なので、石じじいが話してくれたものではないかもしれません。
聞き取りノートの巻の順番からすると、私が小学生低学年のときに聞いた話と思われます。
私がちいさいときには、じじいは残酷な話やエロい話はしなかったように記憶しています。

昔の猟師は、狩りだけで生活をたてることが難しかったので農業をしながら猟をしていたそうです。
彼らは、殺生人と言われていたようです。
夏になると川魚をとって歩いたり、鵜飼いもしていた猟師もいたとか。
また、丸木舟を作るのものもいたそうです。
猟師は、イノシシやクマだけでなく、鳥も狩りますが、海にでかけて海鳥をとることはなかったそうです。
彼らが言うには、海の神様が怒るのだと。
猟師ではなく遊猟のために海鳥を撃ちに海へ行った人がいましたが、案の定、死にました。
海岸で倒れていた男の頭は銃で撃ち抜かれていたそうです。
弾丸は頭骨を貫通していたので見つかりませんでした。
かなり大きな弾丸だったらしく、頭の一部が欠損していました。
結局、使用された銃はわかりませんでした。
一緒に遊猟をしていた人たちが疑われたそうですが、使用していたのは散弾銃だったので、疑いは一応はれました。
しかし、別の銃で撃ち殺して、それをどこかに隠したのではないかとも考えて、警察は現場を詳しく調査しましたが、銃は見つからなかったそうです。
家宅捜査もしたのですが見つからなかったと。
そのニワカ猟師を殺したのは、ほんとうに弾丸だったのでしょうか?
0360名無し百物語
垢版 |
2023/10/14(土) 04:11:56.41ID:rvWSwDS1
覗き怪談
創作でいいから読みたい

覗き板で呼びかけたら集まるかな?
0361名無し百物語
垢版 |
2023/10/18(水) 20:20:40.46ID:yTB8Butt
石じじいの話です。

じじいが石探しのために、東北地方を旅した時の話だそうです。
昔は、東北地方の日本海側には、川をサケがたくさん遡上してきました。
これを地元の人々がさかんにとったのです。
その漁のやりかたは、川の急な湾曲部の川床に木の杭をたくさん打ちこんで障害物をつくります。
サケは障害物があると水面から飛び跳ねる習性があるので、それを利用します。
サケは、そこで水面から跳ねて河原に飛び出してしまいます。
それを棒で打って弱らせてとるのだとか。
サケは大きく、激しく暴れるので手づかみではおさえられないのです。
しかし、ここで困ったことがありました。
たまに、棒で打つと「悲鳴」を上げるサケがいたのです。
そのような悲鳴があがると、それまでとっていたサケが皆腐ってしまったそうです。
一気に、すぐに。
このような悲鳴を上げるサケは非常にまれだったので、そこでの漁をあきらめるほどの障害にはなりませんでしたが、迷惑な現象でした。
悲鳴をあげるサケは腹の部分が青色がかっているものが多かったので、見分けることができることもあったそうです。
普通は、赤いのですが。
0362名無し百物語
垢版 |
2023/10/23(月) 14:55:31.77ID:5AJl3gIW
石じじいの話です。

風の話を二題:

(1)梅雨時に「毒の雨」が降ることがあったそうです。
これは、南風 ハエ が吹く時に起きました。
毒雨の前兆となる風は、クロバエともマジ、マゼとも呼ばれていました。
この毒の雨が入った水を飲むと体を壊したそうです。
目に入ると目を病む。
口に入ると嘔吐する、咳が止まらない、胃痙攣が起きる、下痢が止まらない。
死ぬことはないが、病人が飲むと命の危険もあったとか。
川や池の魚が弱ったり、死んで浮くこともあり、また、作物が弱ったり枯れたりすることもあったそうです。
それで、毒雨が降ったなとわかるのだと。

(2)同じような話です。
東風(こち)という言葉をしっていますか?東から吹く風です。
東側に海が開けた漁村では、東風によって「より物」が多いので、その風は喜ばれたそうです。
東風が海岸に直角に吹きよせて、海に漂っているものが流れ着くのです。
晩春から初夏にかけて、ときどき湿気を含んだ冷たい東風が吹くことがありました。
その風にあたると頭が痛くなる人が多かったそうです。
0363名無し百物語
垢版 |
2023/10/23(月) 15:28:33.79ID:5AJl3gIW
石じじいの話です。

皆さんは、闘鶏を見たことがありますか?「とりあわせ」とも言います。
鶏どうしの蹴合いです。
日本書紀にも記事があります。
『三代実録』に、雄略天皇が弘徽殿で闘鶏を見たという記述があります。
和歌山県田辺には、闘鶏神社があるとか。
闘鶏は、明治時代の中頃までは各地で広く行われていましたが、当局の取締が厳しくなって消滅しました。
これは、「かけ」で、これで財産をなくす人も多かったのです。
河内の闘鶏は、今東光の小説「闘鶏」や「悪名」で知られていますね?

闘鶏に入れ込んで、鶏を育てている鶏主がいました。
ある日、闘鶏に使われる鶏が飼い主に向かって言ったそうです。人語で。
「お前は、遊びで、われらどうしを闘わせて平気で殺している。いまに地獄に落ちるぞ。」と。
飼い主は豪胆な者だったので、平気で、
「畜生が、笑わせるな!お前も勝たんとしめて食ってしまうぞ。それがいやならしっかり闘え!」と。
そうゆうてやったわ、と飼い主はまわりの人に言っていたそうです。
それを聞いた人の中には、「このおっさんはちょっと頭がおかしいんちゃうか?」と思った人もいたようです。
それからも、その鶏は闘鶏で闘わされましたが、非常に強かったのです。
ある日、その鶏が飼い主に襲いかかり、足の爪で彼の喉笛を掻っ切って殺してしまいました。
近くにいた人が、その鶏を取り押さえたのですが、飼い主を斬り殺したあとは、鶏は暴れずおとなしく取りおさえられました。
そのとき、足には鋭い闘鶏用小型ナイフがとり付けられていたそうです。
鶏どうしの闘いをより残酷にして楽しむために、そのような細工をすることがあったのです。

人々は「バチがあたったのう」と話しあったそうです
0364名無し百物語
垢版 |
2023/10/24(火) 21:45:19.09ID:Jeu4R8US
石じじいの話です。

短い話です。
現在では海水浴は一般的なレクリエーションになっていますが、昔は水垢離という意味もありました。水行場と呼ばれる場所が海岸にあったこともあるようです。
水垢離は夏にも行いました。
漁村の人々は修行者ではないので、これは常識的です
海で水垢離をとると皮膚が丈夫になりました。
また、海水を浴びていると皮膚に透明なウロコのようなものができることがあったそうです。
そうすると体が健康になる。
楳図かずおの「半魚人」のようです。
その透明なウロコは、いっときすると、ぷちぷちと音を立てて皮膚から剥げ落ちました。
海で水垢離をとっていると、うなぎのような体の長い大きな黒い魚が泳いできて、その人のまわりを1-2周まわって沖に泳ぎ去るということがありました。
それを人々は、めでたいと言って大変喜んだそうです。
0365名無しぃ
垢版 |
2023/10/25(水) 09:58:24.24ID:MPDhN/iQ?2BP(0)

夜中に寝てたら喉が乾いて起きたら、ちょうど黒い影がドアを開けて出ていくところで、
怖くって思わず『わっ』て声が出てそのカゲが振り向いた。
その多分顔に当たる部分には何もなくてマジで怖かった。
そのあとカゲは何もなかったように前を向いて出ていった。
もちろん親には信じてもらえなかった
0366名無し百物語
垢版 |
2023/10/26(木) 20:41:56.38ID:voIh6rUO
石じじいの話です。

じじいから聞いた呪いについて書いてみます。

1. 食欲のない病人に呑ませる符
病気で食欲のない人に服用させる符があるそうです。
これを呑ませると必ず食欲が出る、と。
これが符の文面です。
 ●試してみてください、とは言えませんね。
https://i.imgur.com/GGk2M5O.jpg

2. 火災の被害を事前に知る呪い:
火事が起きて火が身近に迫った時に、自分の家に類焼するかどうかを知る方法があるそうです。
家族の者たちの眉毛を見て、全員の眉毛が立っている時は類焼する:と。
そうではないからといって油断してはならないそうです。
 ●どっちやねん!という感じです。

3. ネズミに噛まれたのを治す方法:
ネズミに噛まれると毒が体に入る:という言い伝えがあるそうです。
これへの対策法は:
完全に乾燥させた猫のフンを粉にして、これを姫糊と混ぜ噛まれた傷口に貼り付ける。
または、梅仁を酢につけたものを貼る。
鮒の肉を擦り付ける。
朱蘭の根をすりおろして、それを塗りつける。
 朱蘭とは紫蘭の別名だそうです。薬用植物です。
 ●これは、おすすめできませんね。かえって化膿しそうです。
0367名無し百物語
垢版 |
2023/10/26(木) 21:02:01.00ID:voIh6rUO
石じじいの話です。

じじいから聞いた呪いについて書いてみます。

1. 眠気を防ぐ呪い:
これは役に立ちそうです。
ひとつまみのネズミのフンを紙に包んで、それをヘソにあててそのままおいておく。
すると、眠気がさすことはない、と。
●ここでもネズミです。役に立ちます。

2. 人の吉凶を知る方法:
寝ている人の顔をみて、その人の将来の吉凶をしる方法です。
笑っているような寝顔の人:心に毒がなく、幸福になる。なぜなら、どんな人にも好かれるからからである。
泣き顔のような寝顔の人:天を恨む心がある。そのため、生涯、辛労が絶えない。
寂しそうな寝顔の人:運気が薄くて短命だ。
陽気そうな寝顔の人:運勢が強くて長命だ。
口を開いて眠っている人:苦労の絶えない人だそうです。
●なんだかな〜、単純ですね。まあ、方法というのは単純な方が良いのですが・・・。

3. 駆け落ちする可能性の高い人を知る方法:
「駆け落ち」とは、逃げて行方をくらますことです。
一度、逃げられると、占いの名人でもその逃げた方向や距離を知ることは不可能だが、その駆け落ちを防ぐために、駆け落ちの可能性をあらかじめ知る方法があるそうです。
歩いている時に、たびたび後ろを振り向いて歩く人は、必ず近いうちに駆け落ちすると。
これは、間違いないそうです。
●これも「語呂合わせ」的です。

4. ハエを追い払う方法:
古いお茶の葉を、少しづつ火鉢の中に入れて燻せばハエは逃げる、と。
「かすべ」のようなもんですかね。
「かすべ」って、みなさん知ってますか?
0368名無し百物語
垢版 |
2023/11/02(木) 02:04:17.68ID:AIyzwXBE
ストーカー行為で親友が逮捕された
仕事も家庭も失ったが変わらずに付き合っている
事件から5年ほどがたった今年、久しぶりに2人で飲みに行った
親友は「自制が効かなくなるのが怖いから」と酒を止めていたそうだ
やがて酔いが回った親友がポツポツ語りだした
「彼女も怖い記憶がよみがえったり、忘れられずにいるかもしれないね」
「僕も、いろいろよみがえったり、忘れられずにいるし」
それが盗聴や盗撮なのか、脳内の記憶なのかはわからなかったけど
「僕しか知らない彼女のことは、僕が生きている限り消えないから」みたいに話していた
親友は、そうやって記憶を反芻しながら生きているのかと思ったら、ちょっとだけゾッとした

実は、被害者の女性も、よく知っている
親友には「もう連絡先すら知らない」と言ってあるが、彼女が遠方に嫁いだあとも連絡は取っている

親友は今もカウンセリングや専門の療法を受けているが、なかなか闇は根深い

ヒトコワの入口を覗いた気分だ
0369名無し百物語
垢版 |
2023/11/02(木) 22:38:35.71ID:dbPfk/8Y
ヒーリング系もしくはドローンアンビエントで最強のリラックスを手に入れてください。
自然の波音も入っているので、さまざまな周波数の恩恵をえることができます。
神経過敏でイライラしやすい人、なんらかの依存症にも少なからず効果が期待できます。
//youtu.be/e1IPKVrDUoM
0370名無し百物語
垢版 |
2023/11/09(木) 22:50:37.09ID:vrfY2Ikd
石じじいの話です。

石探しのために東北地方を旅した時に聞いた話のようです。
昔の猟師は、山で「夜興引」という待ち伏せ猟を行っていました。
そのときには、犬を連れていきます。
冬の猟は、毛皮を取るのが目的で、クマ、ムササビ、テン、イタチ、カモシカなどを狩ったそうです。
彼らは、小屋掛けをして何日が山にこもって猟をして、手持ちの食料がなくなると帰ってきました。
山に入って出てくるまでを「一夜」といって、その間の獲物を「一夜の猟」といったのだそうです。

ある時、猟師が山にはいったのですが、食料が尽きたと思われても、なかなか帰ってこない。
犬も帰ってきません。
これは何かあったのだろうということで、みんなで山に探しに行きました。
小屋掛けしたあとを見つけましたが、そこに猟師はいませんでした。
あたりを探すと、その猟師の服だけが残っていたそうです。
帽子から足袋、脚絆、わらじまで残っていました。
衣服はきちんとたたまれて、そのそばに足袋などがそろえておいてありました。
猟銃や弾丸は残っていなかったそうです。
裸になって銃だけ持って、さらに山奥に猟にいったのか?
それは、ありえないでしょう。
さらに山奥や周辺を探したそうですが、見つかりませんでした。
その後、その猟師は完全に行方不明になったそうです。
0371名無し百物語
垢版 |
2023/11/10(金) 16:01:29.71ID:KFvrDxII
何も語ることがないパンピーども
仮想現実のこの世界で俺が経験しているほんの一例
https://ameblo.jp/keisyousya
0372名無し百物語
垢版 |
2023/11/11(土) 21:04:12.68ID:d3Ug6B+B
石じじいの話です。

短い話を。
昔の村には、寒施行という行事がありました。
冬に老女たちが念仏を唱えて歩き、用意した食べ物を四辻に供えていきます。
すると、その後から子どもたちがついていって、それをとって食べるという行事だったそうです。
しかし、それを絶対にとってはならない、という場所がありました。それは四辻でした。
食べるとどうなるか?についてはメモにはありません。
四辻は異界との境界線であり、以前書いたミサキやドウロクジンの話にも、それらが憑く場所として四辻がでてきました。
もともとは、人通りの多い道の要所 つまり四辻に食べ物をおいて物乞いに施しをするのが目的だったということだそうです。
戦前でも、早い時代に廃れた行事です。
0373名無し百物語
垢版 |
2023/11/13(月) 17:32:05.97ID:h6tr7VD2
後ろから憑いていたとき
じゃなかった突いていたとき
あまりにも締まりがいい!
すごいな
と思ったらアナルにはいっていた
ごめんね須美江ちゃん
でも、次にアナルをためそうとしたら、ユルユルだった
謎だった
エロく怖い話だ
0374名無し百物語
垢版 |
2023/11/15(水) 20:42:29.20ID:Cq0Lb8A8
石じじいの話です。

この話は、じじいの話の聞き取りの末期、私が中学生の時に記録したものです。

言霊信仰というものをご存知の方も多いでしょう。
この言霊信仰に関連する呪いの呪文があったそうです。これは、祝詞ともお経とも異なるものです。
病気やケガの予防や治療のために呪歌を唱えることによって、その実際的効果を期待します。
それによって病気やケガの原因とみられる悪い精霊を追い払うのです。
つまり、人間の発する言語に禍福を左右する超自然的な威力が内在する、という考えです。
漁師が海に出るときや海女が海に潜るときに、「ツイツイ」とか「ツヤツヤ」と唱える風習があったそうです。
仕事のために山に入るときにも、マムシよけのために、その天敵であるイノシシの別名である「山だち姫」とか「山王姫」と唱えるのです。
それを三回唱えると効果があると。1・2・3、つまりヒフミです。
このような呪文は、就寝前に唱える人も多かったようです。
じじいの教えてくれた呪文は:
「犬神は憑くとも憑かじ人神の・固より守る人の身なれば」
「まじなへばまじなはるべし何物も・神の御霊の分けし身なれば」
「物の気がもののあはれを知りたらば・早くさらひでものがたりせよ」
「やよ狐野辺こそおのがすみかなれ・人の宿りに何とまよふらん」何とまよふらん:は、「なとまよふらん」と読むそうです。
「ものごとに影も形も無くなれば・遺恨といふも何かあらめや」遺恨:は、「ねたむ」と読む。
「己が身を己が心で傷まする・心のまよひ今ぞしづむる」
私は、今でも寝る前に、このような呪文のいくつかを唱えることがあります。
0375名無し百物語
垢版 |
2023/11/17(金) 22:52:38.64ID:WkSe/Fnv
石じじいの話です。

これは、漁村で聞いた話だそうです。
漁の時、キビナゴに混じって大きなタチウオのような魚がとれることがあるが、それは食べてはならないとのこと。
それがとれたら、山に埋めろ。燃やしても良い。
なぜ、そうしなければならないのかは、よく分からなかったそうです。
詳しい由来を知っている古老はいなかったのですが、昔からの決まりごとだったと。
ある人が言うには、その大きな魚には海の神がやどっているからだ。
それを山にうめたり陸地で燃やしたりすることで、神が陸地に移動して土地の神になるのだろう、と。
また、ある人が言うには、それには人の霊魂:溺死した人のもの、の意味か?  が宿っているから、持ち帰って食べるとその霊魂に憑かれてしまう、と。
さらに、ある人が言うには、タチウオは「太刀魚」とも書き。刀のような姿をしている。この時に、これを食べると刀で斬られて死ぬ、と。
いやいや江戸時代じゃあるまいし。
もしかして、江戸時代からの言い伝えだったのでしょうか?
0376名無し百物語
垢版 |
2023/11/19(日) 21:53:22.95ID:sTRgZX86
ロシア人が多いお絵かきチャット
https://scribble.pub/en
0377名無し百物語
垢版 |
2023/11/22(水) 22:07:40.09ID:g4RNDhzh
石じじいの話です。

犬神憑きの話がノートに見つかったので、まとめて書いてみましょう。
聞き取りノートのあちこちに散らばっている断片を集めて整理したものです。矛盾しているところもあるのですが修正しようがありませんでした。

じじいの故郷 私の故郷でもあるのですが は、犬神憑きの本場です。
以下に、それについての情報を列挙しましょう。
#犬神が憑くプロセス:
犬神は、ある人 犬神憑きと呼ばれるのですが に使役され、他人に憑いて災禍をもたらします。
犬神憑きの家には、そのような使役用の犬が7頭いるとも、家族の数だけいるとも言われていました。
この犬が、犬神憑きの指図によって相手の口や鼻、耳、目、尿道、肛門、陰門、毛穴などから体内に侵入します。
#症状:
犬神に憑かれると、癲癇のような症状を起こす;気が狂ったようになる;犬のまねをする;とりとめのないことを口走るようになります。
道を歩いている時に急に失神したり、おかしなことを口走ることもあります。しかし、これは短時間でおさまるのだそうです。
高熱を出したり大汗をかいたりすることもあると。
肉体的な苦痛も激しくて死ぬこともあります。特に、腕や脚の関節が痛むそうです。
#対策:
犬神を退散させるのは祈祷師による加持祈祷です。
それには、御嶽教の行者がよい、と言われている地域もありました。
盲目の巫女を連れてきて、ご託宣を聞くこともあったと。
犬神に憑かれやすい人は、ヒステリックな人、嫉妬心が強い人、内向的な性格の人、だそうです。
#犬神の形:
犬神に憑かれた人の証言によると、犬神の形態は白犬の仔のようなものであったと。これが鴨居の上を行き来するのだそうです。
#別の解釈:
このような「犬神憑き症状」の原因には別の解釈もあり、それは、人の生霊が憑くことによって起こるのだ、ということでした。
また、この犬神憑きを行う「術法」は、修験者が行う加持祈祷の一つである「護法種」というものが一般の人に広まったのだ、という話もあったそうです。
0378名無し百物語
垢版 |
2023/11/22(水) 22:08:14.33ID:g4RNDhzh
>>377
石じじいの話です。

犬神憑きについての話をもう少し。
#犬神憑きにかかわる「修験者」について:
修験者は、一部の地域では神官も兼ねていて、その土地の雨乞いや風祭、庚申講などの行事を司っていたそうです。
さらに、病気治療のための祈祷もおこなっていました。
そのような加持祈祷の種類は300種類以上もあったそうです。
#加持祈祷の例:
汗垂符;抜霊治病事;疫病退治;難産治療;石女の懐妊;男子の出産;腫物治療;やけど治療;夜泣き治療;ウマの加持;鼻血を止める;喉に魚の骨が刺さったときの治療;疱瘡符;生霊の除去;野狐が憑いたときの対策;などなど。
上記、漢字や解釈の間違いがあるかもしれません。中学生の私が聞き取った内容ですから。
0379名無し百物語
垢版 |
2023/11/22(水) 22:12:05.05ID:g4RNDhzh
石じじいの話です。

病人治癒のために、憑き物を落とす方法として、修験者や祈祷師をやとわないで自分たちで対処する方法もあったそうです。
法外な金を要求されることもなく経済的です。
そのためには、念仏講による念仏踊りを行います。
念仏のための「道場」を設置します。
六斎念仏の道場だったそうです。
道場には、二八宿や二五菩薩をかたどった、しめ縄や御幣をかざりました。
念仏踊りの中心となる人は法眼と呼ばれていたそうです。
道場に、阿弥陀如来、不動明王、十六善神の掛け軸をかけて、お灯明や供物を捧げます。
そうしておいて、太鼓や鉦を叩きながら三人一組で踊ります。
道場に病人をフトンに寝かして、そのまわりで念仏衆が刀を持って踊るのだと。
最後に、たんぽをつけた槍で病人の掛け布団をはねのけると、憑いていた魔物が病人の体を抜けだして退散するのだそうです。
田舎には、江戸時代の本物の槍があちこちに残っていたそうですが、それは使えない。本当の刃のついた槍を使うと危ないですからね。
0380名無し百物語
垢版 |
2023/11/26(日) 21:23:42.74ID:4ZO3UMKO
石じじいの話です。

ミサキ関連の話です。
以前、ミサキの話をまとめて書いたことがありました。
また、じじいが山を歩いていて不思議な風にふかれて気分が悪くなった、という話をしました。
同じような話があります。
ミサキとは成仏できずに迷っている霊なのだそうです。
小さな白い蛇の姿をして人に憑くこともある。
物理的な大気の流れである風が発生しなくても、「カゼ」がくることがありました。
不慮の死をとげた人の骨が埋まっている場所へ入ったり;神聖な場所へ入り込んだり;神の樹木を伐採したりすると
「カゼ」が来るのだそうです。
その「カゼ」にあたると、そのあたった身体の場所の皮膚に紫色の斑点ができました。
さらに、熱病のような悪寒を感じて、ふるえが止まらなくなる。
「カゼ」は目に見えないので防ぎようがないのが厄介です。
「ミサキカゼ」や「水神カゼ」というものもありました。
いずれも、水辺や水死に関係がありそうです。
「ミサキカゼ」にあたると死ぬことがありました。その死体は真っ黒になったそうです。
また、「カゼ」にあたると事故死したり脳溢血で死んだり自殺したりするのだと。
死に至らなくても、激しい頭痛に襲われて失神することがあったそうです。
橋のたもとなどに祀られている水神様の祠に触れたりすると「水神カゼ」にあたってしまいます。
そうすると、寒気がして熱が出て半狂乱になります。
人間の怨霊や悪霊・魔物などが「カゼ」として「風」に乗って飛来して人に憑依するのだそうです。
「悪さするいろんなもんがおるけん、石探しで山ぁ歩くんも命がけよ」
0381名無し百物語
垢版 |
2023/12/01(金) 22:33:53.03ID:GwGJvcB4
石じじいの話です。

不思議な家の話がありました。以前も、そのような話をまとめたことがありました。
これは別の話です。

入らずの間がある家があったそうです。
古い豪農の家でした。
その部屋は北の庭に面した八畳の間でした。
隣の部屋との間のふすまは、和紙で何重にも目張りされていて開けられないようになっている。
庭の濡れ縁に面した雨戸はカスガイと釘がいくつも打ちつけれていて開けられない。
大人でも容易には入れない状態でした。
絶対に入ってはいけない間だったのです。
しかし、その理由は不明でした。
それについての言い伝えはなかったのです。
その部屋のなかに何があるかも誰も知りませんでした。
古文書などもありませんでした。
昔はあったのだが、大昔の家人が廃棄したのでは?
あるいは、寺におさめたのではないか?
墓などに埋めたのでは?
なんの情報もない。
ふすまも張り替えないので、ぼろぼろになっているのを上から上張りしている状態でした。
御札などの呪術的なものは、どこにも貼られていなかったそうです。
ただ、封印されたふすまの上の長押に、非常に古いものと思われる、半紙に墨書きで「不入間」と書いたものが貼ってありました。
部屋の中から何かおかしな音がするわけでもないし、化け物などもでない。
その家に住んでいる人への害もなかったそうです。
その後、その家がどうなったかはわかりません。
0382名無し百物語
垢版 |
2023/12/05(火) 17:26:49.13ID:ZDe1V1dD
石じじいの話です。

じじいが、彼の子供の頃 あるいは、さらに昔 の風習を話してくれました。

皆さんは、お月見をしますか?
子供の頃には、中秋の名月の晩に、お月見をしました。田舎の、のんびりした月見です。
名月の晩には、よその畑の作物 主に果物 をとって食っても良いという風習があったそうです。
なぜ、そのような行為が許されたかというと:
最初にこの土地(村)をひらいた人々が皆でともに行った激しい労働の記憶や収穫物を分け合う気持ちは、土地がある限り、そこに残っているのだ。
そのため、一年に一度だけ昔に時を戻して、だれがどこの作物をとってもよい日をつくったのだ。
そうすることを、ご先祖様は喜びなさる、ということでした。
畑のものでなくても、お月さまに供えてあるものを子どもたちがとって歩く風習がある村もあったそうです。
神に供えたものは、もう自分のものではなかったので、それをとって食べるのが悪いということではなかったのです。
墓に供えたものを鳥がたべてもよい。神前にそなえたものを皆で分けてたべたりするのも同じことだと。
神に供えた あとの ものまで自分のものだ:ということになると、みんなで楽しもうとするのではなく、自分たちだけで楽しむものとなり、共同体の行事の持つ楽しみも消えていったのです。

お月見をしていると、満月の暗がりから、人の声がよびかけてくることがあったそうです。
「おかあさん」とか「XXよ」とか  XXは人の名前
その声は、先に死んだ親族の声のように聞こえたそうです。
その暗がりをさぐるのですが、だれもいない。
それを気味悪がる人もいましたが、かえって喜んで、楽しみにする人たちもいました。
月夜に、南向きの部屋で障子だけを閉めて寝ていると、障子に、人の影が映ることもありました。
その影も、声をかけてきます。
「おかあさん」
『おお、SSよっ!かえってきたんか?』 SSは、話しかけてくる死んだ人の名前
「はい」
そこで、障子を開けてしまうと、そこにはだれもおらず、その後、声はしなくなる。
だから、そのような影が来ると、我慢して障子越しに話をしなければなりませんでした。
ただし、その影は細かい内容の話はせず、「はい、いいえ、そうです、ありがとうございます、すみません」などと受け答えをするだけだったそうです。
しかし、声は、その人物のものに間違いなかったのです。
魔物だったのかもしれませんが、何も悪さはせず、たたりもせず、残された者の心をなぐさめてくれたといいます。
0383名無し百物語
垢版 |
2023/12/09(土) 21:19:39.00ID:yKDDMY89
石じじいの話です。

じじいが朝鮮に住んでいたときに、山奥の集落で「クロンボ」(ママ) に会ったそうです。
つまり黒人です。
その黒人の男性は、かなり高齢でしたが、朝鮮語がペラペラでした。
彼によると、朝鮮に長く住んでいるとのこと。
地元の人たちとも仲がよく、親しんでいて、朝鮮の社会に溶け込んでいました。
朝鮮人の奥さんがいて、子供も三人いて、孫もいました。
そのときには、奥さんは、すでに亡くなっていて子供の家族と一緒にすんでいました。
いつ、どこから、どういうわけで朝鮮に来たのか?と、じじいは尋ねましたが、彼ははっきりとは答えなかったそうです。
彼の話のなかの断片的な情報からすると、どうも米国から、大韓帝国のはじめのころに来たらしいことは推察されました。
彼と彼の家族は、かなり立派な屋敷に住んでいたそうです。
じじいは招かれて、そこで一晩を過ごしました。
その男性の部屋には、たくさんの書物があり、インテリのようでした。彼のしゃべる朝鮮語からも知性が感じられました。
彼が書いた上手な朝鮮語の文書もあり、また、英語(ローマ字なのでそう思ったそうです)で書かれた文書もあったそうです。
彼の人柄や外国人としての境遇に感じ入ったじじいは、親切にしてもらった礼として、持っていた予備の万年筆を1本贈りました。
その老人は、「おお!『マンネンヒツ』ですね。これはありがたい。このようなものはなかなか手に入らないので助かります。ありがたくいただきます」と言ってだいじそうに受けとったそうです。
そのとき、彼は『マンネンヒツ』と流暢な日本語で言ってにこりと笑ったのです。

「不思議な、そやけどええ人やったわいね。あの人の子孫は今もどこかで生きておんなはるんかのう。アメリカにも家族はあったろうにのう。」
0384名無し百物語
垢版 |
2023/12/10(日) 16:39:46.86ID:SedTic3x
石じじいの話です。

じじいが朝鮮に住んでいたとき、ロシア人の商人の知り合いがいました。
友人といってもよいでしょう。
彼は、ロシアの各地を放浪して、蒙古・満州から朝鮮に流れ着き、その時は、他のロシア人やタタール人を使って商売をしていたそうです。
じじいが彼から聞いた話がいくつかメモにあります。

人狼の話です。
そのロシア人がペテルブルグにいたときの話だとか。
人狼とはオオカミ男ですね。
以下は、自分が人狼であると言うリトアニア人女性の話してくれたことです。
彼女は、人狼のことを「狼型=ボルクモルフ」と呼んでいたそうです。

彼女によると:
人狼は、女性も男性もいる。
変身前は、普通の人間である。
子供(数歳)の人狼もいるらしい。彼女は会ったことはないが。
そのような子供人狼は、親によって早くに殺される事が多いようだ。
人狼にはいろいろな種類があり、自分でいつでも自由に狼型に変身できる者たちもいる。
狼型に変身すると凶暴になる。中には、知性が残っており会話が可能な者もいる。
しかし、変身前の人格は存在せず、その記憶はなく、もとの人間に戻ると、変身している間のことはほとんど憶えていない。
ただ、ぼんやりと部分的に記憶が残っている者はいた。
自分(リトアニア人女性)がそうだ。
人狼の種類?によっては、犬やシカ、魚、植物、大気現象(霧、雲)、非生物の物(棒、干し草の山、石)にも外見を変えることができる。
自分(彼女)以外にも、このような人間がいるのだが、自分は見ただけでは、それを見分けることはできない。
人狼であることが知られると、当然、殺される。
変身すると、人間の時の記憶をなくすので、非常に危険な状況になる。
だから、住む場所や職業を注意深く選ばなければならないし、頻繁に変える必要がある。
人狼の中には、他人に危害を加えないように、正教の隠遁者として生活している者もいる。
自分(彼女)は、自分の意志で変身できるのだが、まれに自分の意志とは関係なく変身してしまうことがある。これが問題だ。
どうすれば人狼になるのか?
人狼は、洗礼を受けないで死んだ子供か背信者がなるという話がある。
女性が妊娠中に、狼に殺された動物の肉を食べると、人狼の子供を生むという話がある。
人狼の属性 能力 は遺伝する。
噛まれたら人狼になるというわけではない。
反対に、狼が人間の能力を得た、という存在もいるようだ。
書き込み者の註:猫又のようなものものでしょうか。
人狼は、一般に長命である。

こう話したリトアニア人女性は、「私も、いつ狼型に変身するかも知れないから、注意しろ。もう会わないほうが良い。」と言い、近いうちにフィンランドに移住するつもりだと言っていたそうです。
以前紹介した、蒙古の「マハチン」も、この一種かも知れません。
0385名無し百物語
垢版 |
2023/12/10(日) 16:40:38.49ID:SedTic3x
石じじいの話です。

人狼に関連した話をもう一つ。これも朝鮮のロシア人が語ったものです。
以前に、肉食の獰猛な子供兵士を育成する施設が帝政ロシアにあったという話をしました。
それと関連しそうな話です。
人狼のような存在は、ウラル山脈周辺やバイカル湖周辺でも知られていたようです。
そこでは、人が狼に変身するのではなく、「吸血鬼」と呼んでよいものだったらしいのです。
それは、すべて女性で、魅力的なので男性は惑わされて喰われてしまう。
まあ、魔物伝承の定番の設定です。
血を吸われて同族になるというのではなく、肉を喰われ血を吸われる。骨も砕かれ、中の骨髄を喰われてしまう。
あとは食い荒らされた無残な死体が残るだけ。
ある種の「食人癖」ではないか、と考える人々もいたそうです。
さて、ここからが本題:
ロシア帝国の時代には、軍に「人間生物兵器」研究機関があったそうです。
そこでは、オオカミ型の凶暴な食肉類を「兵士」にする、という研究が行われていました。
トラのようなネコ科の動物ではなく、集団行動の習性を持っていたそうです。
あるいは、子供をオオカミ型の食肉類に改造したものだったのかも知れない、と。
それらは、「アントロヒシニク」と呼ばれていました。
「ソレ」はコドモであり、オス(少年)もメス(少女)もいる。
それに関係していた生物学者によると、少女(メス)のほうが知能が高くより凶暴なので殺傷能力は高いのだが、上官の命令に服従せず集団的な反乱を起こす可能性が高いので、兵器としては使いづらい:ということだったそうです。。
その研究所・訓練施設は、クラスノヤルスク付近にあったとか。
ロシア革命後、それがどうなったのか?そのデータはどうなったのかはまったく不明です。
0386名無し百物語
垢版 |
2023/12/14(木) 21:42:27.17ID:ADReIjVp
石じじいの話です。

遺体が腐らない棺を作る職人がいたそうです。
夫婦で、棺を作る商売をしている人たちがいました。
この人たちは、棺以外にも木工でいろいろなものを作っていて、棺の製作は副業程度だったとか。
ある時、彼らの作った棺に遺体を入れておくと遺体が腐らない、という噂がたったそうです。
その夫婦は、普通の方法で棺を作っていたので、そのような現象が起きるのは不思議でした。
特別な木材を使ったり特殊な薬剤を塗布するというようなことはしない。
最初に、そのような現象がどうして発見されたのかはメモにはありません。
遺体はすぐに火葬したので、それが腐らないということはわからないと思うのですが。
そのような噂が広まると、わざわざその棺を買い求めて、遺体を火葬せずに、家に長らく置いておく人もでてきました。
これは良くない。下手をすると、遺体遺棄罪に問われる恐れもある。
遺体を焼くのが惜しく、その棺にいれて土葬した人もいました。
しかし、土葬は深く掘って埋葬するので、後で掘りかえして遺体を見ることができないし、木製の棺が腐ってしまえば、その効力も失せて遺体も腐るでしょう。
いや、棺が腐ると本当に遺体保存の効力は失われるのか?
いまだにその墓は暴かれていないそうです。
結局、その棺の製作方法や誰がその方法を発明したのか?ということが知られることはありませんでした。
少なくとも、私のメモにはありません。
0388名無し百物語
垢版 |
2023/12/22(金) 21:19:35.11ID:aakCyusX
小学生の時の話だ

学校で「カンチョウ」が流行った
みんなも経験あるだろう?
Aくんはカンチョウがうまかった
テクニシャンだった
彼がかますと、「ズン」と音がして、かまされたヤツはのたうち回って悶絶して休み時間を無駄にした
そのAくんが、Bちゃん(女の子)に、カンチョウをかました
女子にようやるわ
そのカンチョウが、見事に「ハマった」
大騒ぎになって、先生がやってきて、Bちゃんは緊急搬送された
教室に取り残されたAくんの自分の手を見ながら放心した顔が忘れられない
それ以降、全校に「カンチョウ禁止令」が出された

さて、怖いのはこれからだ
Aくんの両手の人差し指が腐り始めた
実際には腐るというのではなかったんだろうが、ガキの俺たちには、そう思えた
包帯を巻いて登校していたが、いつも痛そうだった
病院にいっても、原因がよくわからないと
そのうち、Aくんは学校に来なくなった
県庁所在地の大きな病院で手術(!)すると親に聞いた
俺たちは恐れおののいた
結局、Aくんの右手は治ったのだが、左手は回復せず、人差し指の大部分を切断することになった
手術後もAくんは元気に登校してきた
Bちゃんも立ち直り(笑)、登校してきた
この事件以来、「くされオXコ」という絶対秘密のあだ名がBちゃんについたのは言うまでもない
お調子に乗って「オXコの呪いだ」と騒ぐヤツもいたが、俺たちは無視した
10年以上たって、小学校の同窓会をやったんだが、
AくんとBちゃんが結婚していたのには驚いた

エロく恐い話だ
0389名無し百物語
垢版 |
2023/12/28(木) 17:56:26.44ID:ltADd5su
石じじいの話です。

短い話を。

じじいが石探しに行くために町中の道を歩いていると、ある家の庭先で子供たちが鳥のヒナを捕まえて、いじめていたそうです。
子どもたちは笑っていました。
その子どもたちの親も笑っていました。
近くの木の枝に一羽の鳥がとまって、じっとそれを見ていました。
その木の下で、女の子が泣きながら子供たちを見ていたそうです。
0390名無し百物語
垢版 |
2023/12/29(金) 15:49:57.90ID:n+W9yzbB
俺が大学3年生の時体験したちょっと不思議な話
身バレすることはないと思うけど一応ほんの少しだけフェイクを入れます。
今から20数年前、当時ある関東の地方都市で大学3年生だった俺は実家から約40分程かけてバイトで貯めた金で買った250ccの中古バイクで学校に通っていた。
 その日は6月中旬で梅雨だったけれど晴れた日だった。
授業が1時限目と2時限目しかなく朝早く学校に着いたのだが2時限目は休講となった。
今だったらスマホに学校側から連絡が来るのだろうが当時は携帯電話も普及していない時代だったので突然の休講や事前の休講は学校にある掲示板に休講の張り紙が貼ってあり、休講を知るというシステムだった。
 バイトも休みだったので、家に帰ってゆっくりゲームでもしようと思い帰り道を走っていた。通ると10回中8回位は赤信号で止められる交差点があるのだが、そこは少し上り坂になっていて、真っ直ぐ行くと家方面(方角的には東)で、その時も赤信号で止まっていたのだが何となく左折側を観たら、このまま家に帰っても時間を持て余すだろう、と思い冒険というわけではないけれど、左折してみようと思った。信号が青になり左折すると緩い下り坂になっていて片側1車線で道幅もそれほど狭くなく走りやすい道路だった。少し走り回ったのだが、そこは、どこにでもあるような街だった。大通りには飲食店があり、地元のスーパーがあり、マンション、アパートがあり、歯医者や小学校、公園などがあった。「ここは住みやすい街なんだろうな」なんて思いながら走っていたが方角的には西の方向に行くと住宅街が広がっていた。その住宅街は奥に行けば行くほど古めの家が立ち並んでいた。
 その住宅街で何度か右左折したと時、パッと目の前に見覚えのある通りが広がり、左側から3番目の一軒家を見たときに信じられなかったのだが俺は「健太君の家だ」と独り言を言っていた。
0391名無し百物語
垢版 |
2023/12/29(金) 15:58:14.14ID:n+W9yzbB
俺は父親の仕事の都合で生まれてから小学3年生まで北海道に住んでいて小学4年生に上がるとき関東にある実家に引っ越してきた。健太君は北海道に住んでいたときの一番の友人だった。健太君の家を改めてよく見てみると約10年分の経年劣化があり、壁の色合いも当時とは若干違うようにも感じられたが、なんというか家全体の感じは健太君の家そのものだった。表札を確認したが健太君の名字とは違う名字が書いてあった。ということは、健太君の家から8軒先の十字路を右折して5軒目に当時社宅として借りていた俺の家があるはずだった。バイクを走らせ当時の俺の家の前まで着いたが健太君の家同様、経年劣化と壁の色合いの違い、そして2階のベランダの形状が変わってはいたが、全体的な印象はやはり俺の家のように見えた。両隣の家もほぼ当時のままだった。俺の家にも両隣の家にも表札はなかった。それから当時の記憶を頼りに他の友人宅にも行ってみたが、その場所には健太君の家のように経年劣化はしているが当時の雰囲気を残す家々が確かにあったが、悉く表札はなかった。
0392名無し百物語
垢版 |
2023/12/29(金) 15:59:20.94ID:n+W9yzbB
それから、小学生時代よく遊んだ公園(小山が2つある公園で“山の公園”と呼んでいた)も同じ場所にあったが小山が1つ無くなっていてそこには小さな噴水やベンチが設置されていた。怖いくらい当時の町と似ていたが通っていた小学校へ行くと建物が無く柵が設置されて中はだだっ広い空き地だった。
 それから、周辺を探索というか走り回っていたのだが、山の公園を見ているあたりから空模様が怪しくなってきて雨が降りはじめた。結構な勢いで降ってきたので持っていた合羽を着て探索を再開しようと思ったが急に気温も下がり始めて寒くなってきたこともあり後日、時間があるときにもう一度ここに来ることにして帰ることにした。その時ふと気づいたのだが町全体に動きがないというか健太君の家を発見して以降人影を見ていない、また、自動車と2回位すれ違った?ような気がするが、そうじゃないと言われるとすれ違ってないようにも思える。俺自身が不思議な体験をしているので、そちらに気が取られて人影を見ていない(認識できていない)可能性はあるが、今考えても人はおろか野良猫、スズメ、カラスの1匹も見ていなかったように思える。
0393名無し百物語
垢版 |
2023/12/29(金) 16:00:21.31ID:n+W9yzbB
小学校があった空き地から健太君の家へ戻って帰ろうとしたのだが雨で視界が悪かったのか、記憶違いで道に迷ったのか、急に曲がりくねった小道が多くなり、道路に刺さっている逆U字型の金属がある車両進入禁止区間にやたらと当たり、その都度方向転換して10分位走ったら自分がどこを走っているのかが分からなくなった。
それに一向に人や車を見ることもなく、またここを探索するために探したのだが、電柱や家の壁にある青い金属製で住所が書いてあるやつ(住所表?)も1回も見ていないことに気が付いた。
全く見覚えもない住宅街を雨に打たれながら、ただ彷徨うこととなった。
俺は一体どこにいるのだろう?今だったらスマホの地図アプリで検索すればいいが当時はそんなものはないし、何となくこの住宅街に閉じ込められたような感覚になった。
ちょっとした空き地があったのでバイクを止めて、どうしようかと考えた。幸いガソリンはまだ8割位はあるのでガス欠の心配はないが、どうやって帰れば、せめてこの住宅街を抜けて大通りに出ることは出来ないだろうか、と考えた。その時、雨が少し弱くなった、と同時に何となく空を見上げたらおそらく方角的には西の空が明るいことに気が付いた。取りあえずその方向に進んでみることにした。そうしたら不思議なことに突然道が開けて、雨も完全に上がり、見たこともない片側2車線の大きな通りに出ることができた。
0394名無し百物語
垢版 |
2023/12/29(金) 16:02:12.05ID:n+W9yzbB
その大きな通りに出ると何台もの車やらトラックが走っており、当たり前だが運転手が乗っていた。久しぶりに自分以外の動くもの、人を見て妙に安心したのを覚えている。
未だにどこを走っているのかが分からなかったが、1車線になり周りに畑が多くなり左側に鳥居が連続で3つ見え田舎っぽい道を10分程走ると見覚えのあるスーパーの看板が見えてきた。俺は「はっ?」とまたも独り言を言っていた。そのスーパーは実家から車で10分程の俺の家御用達のよく行くスーパーで裏側の入り口近くを俺は走っていた。普段は反対方向にある表側の入り口から駐車場に入ることがほとんどだったので、そこが裏側付近だとは中々気付かなかった。スーパーの駐車場はいつも見る風景でバイクを止めて一息ついたらどっと疲れが出た。スーパーの客が行き来するのを見てなんかほっとした。
0395名無し百物語
垢版 |
2023/12/29(金) 16:02:53.43ID:n+W9yzbB
しかし、どう考えても距離的におかしい。あの、左折したよく赤信号で止められる交差点から実家までは30分程かかる。また、あの迷った住宅街は方角的に実家とは反対方向にあったはずである。
もしかしたら俺は変な時空の歪みみたいなものを通り抜けてパラレルワールドに迷い込んだのだろうか?と直感的に思ったが当時からオカルト的なものをあまり信じていなかったので、あの迷った住宅街からどこかの裏道に入りショートカットして今ここにいるのではないか、とも考えた。それに方角もコンパスを見ていたわけでもなく、何となく自分がそういう風に進んでいるはず、という思い込みで進んでいたので、偶然、運よく実家近くまで着いたのかな?とも考えた。
0396名無し百物語
垢版 |
2023/12/29(金) 16:03:29.37ID:n+W9yzbB
もしここがパラレルワールドだったら、映画やドラマのように家に帰ると全く知らない人が両親だとか、学校に行くと見知らぬ友人が馴れ馴れしく挨拶してくるとか、見たことのないような紙幣が流通しているとか、そんなことも考えて、一応スーパーの中に入ってみたがいつもの店内風景で試しにパンとコーヒー、ミネラルウオーターを買ってみたが普通に紙幣は使えたし、実家に帰っても家の外観、内観、家族は何の変化もなく、翌日、学校に行ってもいつもの、というか変化したところを探す方が難しい位いつもの日常であった。
 それから、梅雨が明け7月になり、もう一度あの迷い込んだ住宅街に行ってみようと思い行ってみたのだが健太君の家から入り迷った住宅街は見つからなかった。というより前回、住宅街はかなりの広さがあったように思えたが実際はかなりコンパクトで俺が前回迷い込んだ西側方面は小高い丘が広がっていた。その周辺を何周かしてみたがやはり見つからずあまり同じところをグルグル回っていると不審者だと思われるので、その日は帰りそれから3回ほど同様に探したのだが二度とあの住宅街は見つからなかった。
逆にスーパーからあの住宅街を目指してみたのだが、こちらのルートでもたどり着くことは出来なかった。
0397名無し百物語
垢版 |
2023/12/29(金) 16:04:30.57ID:n+W9yzbB
あの住宅街に迷い込んだ後、自分や家族友人が大けがをするとか、不幸が起こるとか、は全くなく、不思議な体験なども全くなく、俺自身も無事大学を卒業して就職し、まあ人並みの人生を送っている。
0398名無し百物語
垢版 |
2024/01/01(月) 15:41:17.98ID:RLbsd+IU
石じじいの話です。

じじいには漁師の友人、知り合いが何人もいました。
石探しのために海岸をよく歩いたので、自然と知り合いも多くなったようです。
また、子供の頃からの友人もいました。
漁村で聞いた不思議な話です。

> 漁火としか見えない怪しい数千の火が海面に見えることがある。
夜10〜11時ごろに海岸に立って遠くの沖合を見渡すと見えるのだそうです。
悪天候で風浪が激しく、漁に出られない日の夜に出現しました。
もともとは1つの大きな火の玉だが、それが数千に散って海上に浮かんで、漁火のように波間にただようのだそうです。
この怪しい火は、海で溺死した人の霊魂だということでした。

> 闇夜に漁船が沖合を航海していると前方から大きな島が出現する。
よけようとすると左右に大きな船が現れて行く手をふさぐ。
そうしている間に、後ろにも大きな船が出現する。
いつの間にか、前方の島は消えて、そのかわりに大きな船がいる。
それで前後左右を船に取り囲まれて動けなくなるのだそうです。

> 月夜の海上が、にわかに真っ暗となって一寸先も見えなくなることがあったということです。
陸地も見えない。仕方がないのでそこで停泊して一夜を明かすことになるのです。
タコがいたずらをするのだ、ということでした。

つづく
0399名無し百物語
垢版 |
2024/01/01(月) 15:41:56.04ID:RLbsd+IU
>>398
つづき

> 船幽霊のせいと考えられていた海上の怪事がありました。
たとえば、こいでもこいでも舟が動かなくなる。
それでも漕ぐと、船が右に回り続けたり左に回り続けたりする。
やがて、船は急速にぐるぐると回るようになって転覆する。
舟が曲がり始めたら、漕ぐのをやめて静かにしておくのが良いそうです。
そうすると、まともにこげるようになると。

> 真夜中に舟を漕いでいると、正面から火を焚いて船がやって来る。それを避けようとすると、こちらが避ける方向にその船もよける。
あわや衝突しそうになると、その船が急に消え失せて真っ暗になる。
これも船幽霊と呼ばれていました。

> まわりには人家が無い海岸がありました。そこは景色がいいので浜辺に船でいって上陸して遊ぶことがあったそうです。
その海岸までの陸路がなかったのです。
その海岸には、綺麗な石がたくさんあるが、その石を持って帰ってはいけない。
これはよくある話です。
その石を持って帰ってしまうと、何者かが返礼を求めてくるのだそうです。
深夜になると寝ている耳元で「返せ、返せ」という声が聞こえる。
恐れて、次の日に石をもとの海岸に返すと、その声はやんだそうです。
「おいてけ堀」のような話です。

> 四国と九州との間の豊後海峡の南海域にある島での現象です。
島の海岸に立って沖合を眺めている、海中に多くの人が現れてくるのです。
これは、春に多い現象でした。
幾百、幾千という数の人たちです。
その服装や性別、年齢はわからないが、人間ということはわかるのだそうです。
彼らは、腰から下は海面に没していて、だんだん陸地に近づいて来ます。
そして、陸地に近づくにつれて消失してしまったそうです。
蜃気楼かも知れないということでした。
0400名無し百物語
垢版 |
2024/01/03(水) 20:32:14.18ID:f9Y7azI7
石じじいの話です。

不死の薬が作られていたそうです。
それは、233年に一度作られる薬で、ある場所で、ある人によって作られるのだということでした。
その作り方は知られていないが、その時、それを作る人にだけ、教えられるのだそうです。
だれから?
それはわからない。
薬は少量しか作ることができず、一人か二人分しか作れなかったそうです。
それを、作った人が飲むのではなく、他の人が飲むのだということでした。
どんな人が飲むのか?
なにか条件があるのか?
それはわからない。
人々を救おうとする人か?
技芸に優れている人か?
研究・学問を極めている人か?
それはわからない。

「えらい薬よのう。ぼく(わたしのこと)は飲む勇気があるかな?わしはよう飲まんな。」
「今でも、それを飲んだ人らがどこかで生きちょるんやろうかね。」
0401名無し百物語
垢版 |
2024/01/03(水) 21:00:26.92ID:f9Y7azI7
石じじいの話です。

じじいが朝鮮にいた時に、知り合いのロシア人から聞いたロシアの話です。
脱皮する人間がいたそうです。
姿は普通の人間なのですが、成長するに従って脱皮する。
成長期には頻繁に脱皮し、体の成長が止まった後は数年に一度、脱皮したそうです。
脱皮は一晩で行われまた。
脱皮する時が近づくと、皮膚が硬くなって体がうまく動かなくなり、視力や聴力などの五感が鈍くなる
そうなると、家に閉じこもって、人の目に触れないようにして脱皮の時を待つのです。
そのため、家族の協力が不可欠でした。
脱皮するときには、体の一部が、ほんの少し「サナギ」のような形に変わったそうです。
具体的な形は不明です。
脱皮時に死亡することもあったようです。
脱皮する直前の状態(サナギの状態か?)や脱皮途中で死んでしまうため、葬儀のときが大変でした。
だから、死体を加工して普通の死に方のように死因も偽装することもありました。
この特徴は遺伝したので、その家系の人々は、これを必死に隠していました。
しかし、この話のように、外部に漏れることもあったのですね。
サナギの状態から、どのような順番で脱皮するかの記述はありません。
脱皮すると、脱皮前と比べて、すこし若返ったそうです。
そのため、脱皮人間は、高齢になっても、ほかの同年齢の人たちと比べて若々しかったということです。
脱皮した後の「抜け殻」は、証拠隠滅のために焼却されるのが常でした。
ある種の薬になるという話もあったようですが、ほとんどが燃やされたと。
胎盤が薬になる:というのと同じ考えなのかもしれません。
0402名無し百物語
垢版 |
2024/01/12(金) 21:05:16.74ID:al2Kfsur
石じじいの話です。

これは、じじいが朝鮮にいた時の話です。

正月に、「じじい箱」を探っていると石が出てきました。まあ、石じじいの箱ですからね。
この石にまつわる話がどこかにあるかもしれないと思い、聞き取りノートを探しましたが、おそらくこれだろうというのを見つけました。

これは、世界の終末を知らせる石らしいのです。
じじいが朝鮮にいたとき、一人の巫師の男性と知り合いになりました。

この石を見せて彼が言うには、

この石は世界の終末を知らせる石なのだ。
何百年もの間、あるいは千年以上もの間、巫師や魔術師、呪禁師などによって受け継がれてきたものだ。
由来はわからない。支那の遺跡から古文書とともに発見されたのだ、という話もあるが確かではない。
もともとは真っ白な石だったらしいが、時代を経るにつれて色が黒ずんできた。
黒い斑点が浮き出て、それが広がっていくのだ。
この石とともに受けつがれてきた説明によると、この石が真っ黒になったときにこの世が終わるのだ。
どのくらいの速さで、この石が黒くなっているのかはわからない。
何百年?前に描かれたとされる、この石の絵(スケッチ)があったが、それを見ると、たしかに現在の状態よりも白い部分が多かったようだった。
そのスケッチが失われてしまったのだが。
私は、命を賭けた、ある重要な仕事をするために沿海州に行かねばならない。
もう朝鮮には戻ってこれないだろう。
ロシアは、現在は共産主義の国だから、このような呪いの品は破壊されてしまうだろう。
だから、いっそのこと、日本人のあなたに譲ろう。あなたは石に興味があるようだから。
この話を信じなくてもよいし、この石を捨ててしまってもよいが、できれば後代に伝えてほしい。
いままで、大事に伝えられてきたのだから。

ということでした。
じじいは、その石を譲り受けて日本に持ち帰りました。
日本に帰ってから、この石の写真を撮影したらしいのですが、その写真は残っていません。
さて、この石、どうしたものやら。

https://i.imgur.com/Ap4cCpE.png
(この石のサイズは、長径が3センチ程度です)
0403名無し百物語
垢版 |
2024/01/14(日) 21:08:07.44ID:vg5xP+fc
石じじいの話です。

短い話をいくつか。

ある家の仏壇から、家人にはまったく覚えのない白い位牌が数本見つかりました。
戒名などなにも書かれていないのです。
その後、その家では、見つかった位牌の本数だけ人が死んだそうです。

じじいが山で野宿していたときに、山犬の遠吠えが聞こえてきました。
じじいは、襲われるのではないかと緊張しました。
吠えているのは2頭でしたが、それらの声がきれいにシンクロしていました。
美しいハーモニーだったのです。
じじいは、警戒するのも忘れて聞き惚れたそうです。

狐の襟巻きをしていた女性が歩いていたのですが、その襟巻きには狐の実物の頭がついていました。
それが口を大きく開いてキャーンと鳴いたそうです。
それをつけていた女性は失神しました。
註:昔はそのような狐の襟巻きがありました。一体分まるまるの毛皮です。私も子供の頃持っていました。

じじいが友人の理科の教師に会うために学校を訪れたとき、ひとりで廊下を歩いていると、音楽室で少女がピアノを弾いているのを見かけました。
じじいは少しピアノが弾けたので、彼女の演奏を聞いていました。
彼女が教室から出ていったあと、そのピアノをちょっと見てみると、鍵盤にはうっすらとホコリが積もっていたそうです。
0404名無し百物語
垢版 |
2024/01/18(木) 14:44:35.89ID:UhnqyRtW
石じじいの話です。

これは、日露戦争に出征した老人から、じじいが子供の頃に聞いた話だそうです。

その老人は、二百三高地の戦闘に参加しました。ある突撃の際に、負傷した戦友を助けました。機関銃で撃たれた彼を引きずって後退したとか。
その戦友は、かなりの重傷であり、老人が見ても助からないと思われたそうです。
彼は、東北の田舎出身で、すこしのんびりした性格(ここは、じじいの話では差別的な表現でした)でしたが、頑強な体をもち勇敢でした。
老人とは非常に仲が良かったのですが、もう死んでしまう。
息をひきとる間際に、その戦友は言いました。
「おまえは、兵隊勤務で田舎者の俺に良くしてくれた。今度も、自分の危険も顧みず俺を助けてくれた。ありがとう。俺はもうダメだが、死んだらきっとお前を守る。危ういときには、かならず助けに来るからな。」
と。
この話をしてくれた老人は、その戦友とはちがい体も小さく臆病な人物でした。
この後の戦闘で、老人の部隊が全滅しそうになり、もうだめかという状況になりました。
もうだめか!と思った時、老人の心に急に勇気が出て、負傷して疲れ切った体に力がみなぎったそうです。
老人は勇敢に戦い、敵の拠点の一部を占拠することに貢献しました。そして、その戦闘から生還したのです。
しかし、彼も重傷を負い戦線離脱となりました。
さて、「かならず助けに来る」と言って死んだ戦友は助けに来てくれたのか?

「その戦友は、目の前に『出現』するのではなく、自分の心身の中に現れて助けてくれたのだろう」と老人は言い、涙を流したそうです。
0405名無し百物語
垢版 |
2024/01/18(木) 14:55:56.24ID:UhnqyRtW
石じじいの話です。

短い話を3つ。いずれも日本での話でしょう。

1. ある町で、目玉だけをくり抜かれた魚が売られていた魚屋があったそうです。その魚屋では、魚やイカ・タコなどすべてが目玉が取り去られていた、と。

2. じじいが山を歩いていた時、遠くの山の斜面をたくさんの真っ白な傘が登っていくのを見たことがあるそうです。真っ白な日傘?が一列になって登っていくのは壮観だった、と。

3. 春の雨気た夜、小さな提灯が暗闇のなかを移動しているを見たそうです。ものすごく速く動いていて、じじいの距離感からすれば、小さな提灯が地面から低いところを走っているようだった、と。だれだ?
0406幽霊好
垢版 |
2024/01/20(土) 00:08:01.07ID:0ERqqWct
これは実際にあった体験なんですけど、
田舎にあるおじいちゃん家に2泊3日の泊まりを
していたことでした。僕はおじいちゃんが畑仕事を
しているところをまじまじと見ていました。
おじいちゃんはそれに気づき「おめぇもやるか?」
と誘われ興味本位でやってみました。種を
植える最中妙なカカシを見つけました、
じーっとカカシを見ていて、畑仕事をするのを
忘れ、いそいそと種を植えました。
次の日、同じ畑に行こうとした最中、何かに髪を
ひっぱられ、髪がブチっとちぎれ、その後舌打ち
の様な音が聞こえました。その事をおじいちゃんに
伝えたら「おめぇ、カカシ見たな?」と言われ、
なんで知ってるのと言ったらおじいちゃんは
「あのカカシば見たらあかん。それで死んだやづなんべんも見てきた。あのカカシにゃ精霊が宿っとるさかい、見たやつは精霊が喧嘩売られたと
勘違いして殺そうとしてくるんや。」と言われた。
私はそれを聞き、もしあのまま引っ張られて
いたら今ごろ死んでいただろうと思いゾッとした。
それ以来、畑には行かなくなった。
0407幽霊好
垢版 |
2024/01/20(土) 00:08:02.21ID:0ERqqWct
これは実際にあった体験なんですけど、
田舎にあるおじいちゃん家に2泊3日の泊まりを
していたことでした。僕はおじいちゃんが畑仕事を
しているところをまじまじと見ていました。
おじいちゃんはそれに気づき「おめぇもやるか?」
と誘われ興味本位でやってみました。種を
植える最中妙なカカシを見つけました、
じーっとカカシを見ていて、畑仕事をするのを
忘れ、いそいそと種を植えました。
次の日、同じ畑に行こうとした最中、何かに髪を
ひっぱられ、髪がブチっとちぎれ、その後舌打ち
の様な音が聞こえました。その事をおじいちゃんに
伝えたら「おめぇ、カカシ見たな?」と言われ、
なんで知ってるのと言ったらおじいちゃんは
「あのカカシば見たらあかん。それで死んだやづなんべんも見てきた。あのカカシにゃ精霊が宿っとるさかい、見たやつは精霊が喧嘩売られたと
勘違いして殺そうとしてくるんや。」と言われた。
私はそれを聞き、もしあのまま引っ張られて
いたら今ごろ死んでいただろうと思いゾッとした。
それ以来、畑には行かなくなった。
0408幽霊好
垢版 |
2024/01/20(土) 00:08:02.94ID:0ERqqWct
これは実際にあった体験なんですけど、
田舎にあるおじいちゃん家に2泊3日の泊まりを
していたことでした。僕はおじいちゃんが畑仕事を
しているところをまじまじと見ていました。
おじいちゃんはそれに気づき「おめぇもやるか?」
と誘われ興味本位でやってみました。種を
植える最中妙なカカシを見つけました、
じーっとカカシを見ていて、畑仕事をするのを
忘れ、いそいそと種を植えました。
次の日、同じ畑に行こうとした最中、何かに髪を
ひっぱられ、髪がブチっとちぎれ、その後舌打ち
の様な音が聞こえました。その事をおじいちゃんに
伝えたら「おめぇ、カカシ見たな?」と言われ、
なんで知ってるのと言ったらおじいちゃんは
「あのカカシば見たらあかん。それで死んだやづなんべんも見てきた。あのカカシにゃ精霊が宿っとるさかい、見たやつは精霊が喧嘩売られたと
勘違いして殺そうとしてくるんや。」と言われた。
私はそれを聞き、もしあのまま引っ張られて
いたら今ごろ死んでいただろうと思いゾッとした。
それ以来、畑には行かなくなった。
0409名無し百物語
垢版 |
2024/01/21(日) 16:28:53.60ID:fLaUcYZg
石じじいの話です。

これらは、朝鮮にいた時に知りあったロシア人から聞いた話だそうです。すべてロシアでの話でしょう。
いずれも短い話です。

1. 天上からラッパが鳴り響いて、雷鳴のしない稲妻が輝き、そこを死者たちが空に登っていくことがあったそうです。

2. ロシアのある村では、人が臨終の時、その人が寝ている部屋の窓を開けたままにしていました。その人が死んだら、その窓を閉じたそうです。
 
3. 森の中で、向こう側から人がやって来る。手をあげて挨拶しながら来るのは生きた人間。手をあげずにやってくるのは死人だそうです。

4. ある山で水色の霧がでることがありました。霧が出たときには、その山に登ってはいけない。
いい伝えによると、そのような時には、霧の中に、死んだ人が戻ってきているのだということでした。
死んだ人に会いたいと思う人が、その霧の山に登ることがしばしばあったのですが、その人たちは帰ってこなかったそうです。
まれに、死人に会いにいっても帰ってきた人もいたのですが、そのような人には本当に会いたい人がいなかったのだろう、と噂されたそうです。
0410名無し百物語
垢版 |
2024/01/21(日) 16:56:12.27ID:fLaUcYZg
石じじいの話です。

断片的な話を三つ。

寺で僧侶が過去帳を広げて読んでいると、蚊が額に飛んできました。
思わず手で払ったひょうしに蚊を潰してしまいました。
すると、大量の血がどっと過去帳に落ちたそうです。
たとえ血を吸っていたとしても、小さな蚊からそれほど大量の血がでるわけがない。
自分の顔には傷などない。
天井から落ちてきたわけでもない。
蚊といえども殺生はよくないと、その僧侶は悔いたそうです。

非常に冷たい布団があったそうです。
その布団の中は、ものすごく寒い。
しかも、いつまでたっても、まったく温まらないので体が冷えて気分が悪くなる。
湯たんぽを入れてもいっこうに温まらず、湯たんぽがすぐに冷える。
これは魔性のものだということで、寺に持っていって供養して燃やしてもらいました。
布団は、非常に芳しい香りを立て燃え、その香りは、数日どころか数週間も、そのあたりに漂っていたそうです。
燃やしてから1年以上もたった頃に、そのような出来事を知らない人が、その場所を通りがかったとき、なにか良い匂いがすると言ったそうです。

ツクツクボウシが鳴くと、熱がでる子供がいたそうです。
毎年、それを聞くと必ず熱をだす。
家人は、その子にツクツクボウシの鳴き声を聞かせまいとして、暑いのに雨戸を閉め切って耳栓をさせました。
そうすると、多少はましなのだが、やはり熱はでたそうです。
その後、この事態はどうなったのか?はノートにはありませんでした。
0411名無し百物語
垢版 |
2024/01/21(日) 17:36:34.95ID:MkSEib9a
学生時代に名古屋に住んでいた頃、赤いレインコートの人(霊?)が近所で話題になりました。

雨の日の夜に現れて家の方に向かってただ立っているというもの。私も一度、寮生と一緒に目撃したことがあります。

誰かが通報したのか、普段は見かけない警察の方がよく見廻りをしていました。卒業に合わせてその地を離れてしまったため、結局人なのか霊なのかは分からずじまいです。
0412名無し百物語
垢版 |
2024/01/30(火) 16:18:56.98ID:2ovaMs72
石じじいの話です。

不思議なアイテムについての話を抜き出してみました。

1. 片目しかない雛人形があったそうです。
それは、親王と三人官女のセットでしたが、すべての人形が片目だったのです。
欠けている目は左目だったり右目だったりとまちまちでした。
完全な人形の片目が欠け落ちているのではなく、もともと片目が描かれていなかったそうです。
ずいぶん古いもののようでしたが、その由来はまったく不明でした。
誰が作ったのか?流通したのか?なんの情報もない。
そのような縁起が悪そうな人形は他に見たこともない。
古い箱には箱書きもありませんでした。
人々が考えるには:
- 未完成のものだったのではないか?それが流出したのでは?
しかし、そのような不完全なものを手に入れて保管する人がいるだろうか?
- もともと、すべての目がなかったのだが、入手した人が目を描いたのではないか?
なぜ、すべての人形について片目だけを描いたのか?
それに、人形の目を見ると非常にきれいで、素人が描いたようには見えない。
他にもいろいろな推察がされたそうです。

2. ガラス窓がついている仏壇があったそうです。
その仏壇は古いもので黒檀でできていました。
ガラス窓は、はめ込みで開くことのできるようなものではありませんでした。
その仏壇がある家では、そのガラス窓は絶対に覗くな:と言われていたそうです。
覗くと「怖いもの」が見えるのだと。
それなら、紙などを貼って覗けなくしたらいいと思うのですが、そうはされなかったようです。
実は、そのようなものは見えないのだ:という噂もあったようです。

3. ススキ野原に京人形が落ちていました。
その人形は、壊されてうち捨てられたようで、頭部が割れて胴体の部分がナタのようなもので断ち切られていました。
その断面には、たくさんの歯車や銅線のようなものがギッシリと見られたそうです。
機械式の京人形など見たことがなりません。
しかも、手足や首には可動性はなかったのです。
0413名無し百物語
垢版 |
2024/02/02(金) 22:10:06.47ID:b6RfZQIR
石じじいの話です。

これは、ちょっと怪しい話です。

じじいは、「地底王国の地図」を見せてもらったことがあったそうです。
ち・て・い・お・う・こ・く?
その地図は、満州を旅した時に満州国軍の朝鮮人将校が見せてくれたのだとか。
夜、その将校は、自分の部屋に鍵をかけて、窓を全部閉めて、部屋の明かりを消して机のスタンドだけをつけて、金庫から革製の地図ケースを取り出しました。
ケースから、取り出したのは、9つのシートに別れた大きな地図でした。
その地図には等高線が描かれていて、町の位置や市街地の形、道路、土地利用区分などが描きこまれていたそうです。
かなり詳細な地図でした。地形や町の大きさの表現からすると100万分の1程度の縮尺のようだったと。
「地底王国」には、自然の川は流れておらず、また湖のような大きな陸水もなかったそうです。当然、海もありません。
じじいは、その王国について色々とたずねたところ、極秘事項も多いようでしたが(当たり前でしょう)、教えてもらえた情報もあったそうです。
・そこの住民は、青色人種である(?)
・王は世襲だが、その血統が絶えると地上から候補者を何人か連れてきて、ある方法で選ぶのだ(??)
・産業は、農業と鉱産資源の採掘と地上世界との交易である。また、科学技術も発展している(???):確かに地図には農耕地が広がり、整然とした道路や運河網が描かれていたそうです。
・太陽は存在しないが、国の天井(?)が輝くので、その光で生活ができるし農耕も可能だ(????)
・王国への出入り口は、世界に3ヶ所ある。1つは南極だ。これは常識的ですね。もう1つはアフリカ南部。ほうほう。そして3つめはシベリアだ(?????)

まだ、いくつか情報が、私のノートに書き残されているのですが、ここまで書き写してきてアホらしくなってきたのでやめます。

じじいは、その地図をどうやって入手したのかをたずねましたが、将校は薄ら笑いを浮かべて、「それを知ったら地底に行くことになるぞ。」と低い声で言ったそうです。
じじいは、戦後、日本に帰ってきて石探しをはじめた時に、その地図のことを思い出して、あの時に「地底に行く」ことができたのなら、行ったらよかったかもしれん:と思ったそうです。
まあ、「地底」といっても「王国」に連れて行ってもらったかどうかはわかりませんが。帰ってこれなかったでしょうしね。

なぜ、このような話を書いたかというと、じじい箱を漁っていたら、こんなことが印刷してある地図が出てきたからです。
地図の画像は、ちょっと怖くてあげることができません。
https://i.imgur.com/ig6Ayt1.jpeg
0414名無し百物語
垢版 |
2024/02/07(水) 19:15:53.10ID:6zLHD53Q
石じじいの話です。

短い話を。

1. ある地方では、風が吹いてくると、急に発熱しうわ言を発することがあったそうです。
「誰それが死んだのは、なになにの祟だ!」というようなうわ言です。
これは、狐憑きのようなものだと理解されていました。
以前、これに似たような話を書いたことがありますね。

2. 「天狗憑き」というのがあったそうです。
それは、士族(もともと武士の身分だった家)の人にだけ憑くのだと。
平民は犬神に苦しめられ、士族は天狗に悩まされるのだと言われていたそうです。
士族って・・・いつの時代でしょうか?
調べてみると、「天狗憑き」というのは各地にあるようです。

3. 大分県には、外道(ゲドウ)という存在があったそうです。犬神の一種だとか。
以前の話に、おなじ「ゲドウ」という名前のものが出てきました。同じものかどうかは不明です。
大分県はじじいの故郷の近くです。

4. 「テテ」と呼ばれる家系があったそうです。飛騨地方での話のようです。
その家系の人たちは、その人達の魂が獣から来たのであるとして排斥されたそうです。
犬神筋と同じような差別ですね。
そういえば、じじいが飛騨地方に石探しに行ったときに、山中で少年に会う話がありました。

5. ある寺での霊験です。
手や腕に痛みが起きたときには、観音様に奉納してある木綿製の手甲を借りてきて、それを痛いところにあてておきます。
すると治るのだそうです。
全快したら、その手甲を倍にして奉納します。
皆さんは、「手甲」の実物を見たことがありますか?使ったことがありますか?
私は、今でも庭いじりをする時に使います。
子供の頃には、母が子供用のものを縫ってくれました。
母や父が使っていたものを今でも使っています。
0415名無し百物語
垢版 |
2024/02/15(木) 23:46:24.27ID:Ab2hBP0O
近所にある一昔前の建物によくある感じの古めの洋風な作りの白い家。十字路に面した大きな窓にぬいぐるみが積まれている。
どれも日に焼けて色が薄い。
そこはあまり見ないようにしろと
周辺の子供は親たちに言われていたが、最近ではそこ自体通るなと言われている。
どうもぬいぐるみに混じって顔を覗かせているのを見た人がいるらしいという話。
不気味ではあるがそれ以上に、その顔が何を考えているかわからないのである。
0416名無し百物語
垢版 |
2024/02/23(金) 03:51:46.10ID:RFJFuiMI
人の魂はどこにあるのだろう?死んだ後に霊魂はどこに行くのだろうという話ではない。生きている者の中心にあるはずの魂は人体のどの部分に収納されているかということ。
思考は脳の働きだから脳の中だろう?
それは間違ってはいないが不完全な解答である。
魂は思考だけではなく、思考を持たない生体反応も含まれているからだ。

最近解明された面白いデータがある。
0417名無し百物語
垢版 |
2024/02/25(日) 09:46:54.97ID:kbfmT6Ql
飲み会の帰り、終電で都会から駅に着いた頃には既に深夜0時を過ぎていた。
駅から家までは少し遠いが、20分から30分程度歩けば着く距離だったので、タクシー代を浮かせるため歩いて帰ることにした。
あまりにも何も見えない田舎道を、ひたすら歩いていた。
いくら田舎とは言えども、不自然に異様に真っ暗だった。
今にも不審者あるいは幽霊が追いかけてく る、そんな想像が頭を過りパニックに陥った。
そして嫌な予感は的中した。
0418名無し百物語
垢版 |
2024/02/25(日) 14:27:47.55ID:kGXWiRkJ
知って下さい!拡散希望
緊急事態条項(改憲)は危険!自〇党の改憲草案97条最高法規は基本的人権の削除 !!
このままでは、国民の人権がなくなります、日本が滅びます!!
https://twitcasting.tv/iminnhantai
0419名無し百物語
垢版 |
2024/02/25(日) 18:43:24.18ID:j9Yi1AbZ
>>415
窓がぬいぐるみで封鎖されてる家、よくあるね
うちの近くにも2軒ある
ぬいぐるみに混じって顔をのぞかせているやつ、まわりのぬいぐるみの薄い色にあわせて、顔を白塗りにしてたら怖いな
くまさんに似せるために、鼻を黒く塗ってたり、メークしてるという
近くにある学校のプールを覗くために、そんな細工をしている:という場合もあるんじゃないか?日本中さがすと。
いわゆる、E.T.状態だ(映画観た人ならわかる)
0420名無し百物語
垢版 |
2024/03/01(金) 19:23:08.58ID:W1+Z/MQQ
石じじいの話です。

腐らない死体を作る技術があったそうです。
これは日本の話です。
現在では、そのような技術もあると思うのですが、戦後すぐの話です。
その死体防腐処理は、ある農家で行われていたそうです。
つまり、私的な活動ですね。
農家の納屋のような建物が作業所でしたが、窓がまったくありませんでした。
水道と電気は来ていてプロパンガス(?)が建物の外部に備えられていたそうです。
死んですぐの死体を運び込んで処理していました。
この処理は頻繁に行われることはなかったそうです。
なぜなら、死体の防腐処理を頼む人は非常に少なかったのです。
それはそうでしょう。
そのような行為は、死体損壊の罪になるのではないか?
処理後に埋葬もされないのであれば、それも埋葬に関する法律にふれるでしょう。
それでも、処理をすることはあったそうですから、それに司直の手は伸びなかったのでしょうか?
この処理技術を持つ人物、女性だったそうですが、によると:
この処理のためには特殊な薬剤が必要であり、それは、ある研究室●でしか作れない。
 ●それは、国の機関なのか私設のものなのか?私のメモには書かれていませんでした。
しかし、その研究室は空襲で研究者とともに消失したので、もう生産できないのだ。
だから、この薬剤を使い切るとこの処理はできなくなる。
日本ではできなくなるが、その生産技術と施設が残っている国●があるので、そこでは可能だろう。
私の技術も、誰にも伝えられないで絶えてしまうだろう。
 ●どこの国でしょうね?

じじいは、その防腐処理施設の中を見たそうですが、それについては私には話してくれませんでした。
忘れてしまったのか?設備を見ても理解できなかったのか?内容を話すことがためらわれたのか?
もちろん、その所在地も教えてくれませんでした。
その女性が、どのような経緯で、どこでその技術を習得したのか:もメモにはありません。
と、ここまで書いてきて、メモをもう一度探ってみると、べつのところに:
「その女性は、戦前に移民として米国に居住しており、そこで習った」ということが書かれていました。
「もともとは、アフリカかインドで行われていた技術だ」とも。
やっぱり秘術と言えばアフリカやインドなのでしょうか?

「死んだもんを腐らんようにしても役にたたんやろうがのう。生きとる間に性根が腐っとるもんもおるけん、そがいなひとらを防腐処理したほうがええんやないかのう。」
じじい、うまいこと言ったつもりだったのでしょうか。
0421名無し百物語
垢版 |
2024/03/05(火) 16:08:51.63ID:/Iwb3omp
>>416 ここから先に話が続かなかった。
要するに霊は思考回路を持たない生前の生体反応だけかも知れないという着地にしたかったんだよ。
足音だけの霊、ぼんやりと現れるだけの霊とか
0422名無し百物語
垢版 |
2024/03/11(月) 12:26:26.80ID:0AM+xblb
ある時地蔵がありましたみんなはその地蔵に優しく色々なことをしてあげましたここでは掟があって暗くなったあとに誰かが一個石を蹴るというものだったある地蔵嫌いな人がそのみんなが優しくしてた地蔵を蹴りましたその後近隣の人がいなくなりました
0423名無し百物語
垢版 |
2024/03/11(月) 18:17:04.55ID:SepcE87S
石じじいの話です。

朝鮮で知り合ったロシア人から聞いたという話を紹介しましょう。

皆さんはトーテムポールを知っていますか?アメリカ先住民のものが有名ですね。
これを立てる風習は、シベリアに住む、さまざまな少数民族にも広く見られるのだそうです。
ある場所では、木で作られた柱状のトーテムが草原に列をなしてたてられていました。
木柱の一番上の部分には、人の顔がレリーフとして彫られています。
それは、男性の顔であり、女性の顔を彫るのはタブーでした。
女性の顔を彫ると、そこに魔物がやどると言われていたそうです。

ある集落で、夜に、歌声が流れてくることがありました。
その歌の意味は聞き取れないが、しっかりとした旋律はあるので歌だと思ったそうです。
夜に、その声のもとを探してみると、どうも、そのトーテムの顔が歌っているらしい。
歌は独唱だったので、たくさん並んでいるトーテムのどれかひとつが歌っているのだろうと思われました。
しかし、トーテムの近くまで行って確認する勇気のある者はいませんでした。
そのようなことをすると呪われるかもしれない。
シャーマンに尋ねると、「トーテムが歌うなどということはない、気のせいだ」と。
いや、呪術師に気のせいだと言われても・・・。
ある夜、その歌を聞いていた女性が、急に家を飛び出し、行方不明になりました。
トーテムの歌と行方不明事件との関連性は、はっきりしませんでしたが、人々は、トーテムのしわざだと考えました。
恐れた村人はトーテムを全部取り払ってしまいました。
取り払った夜、また、歌が聞こえてきたのです。
これはたいへんだ!というので、村人が勇気を出して歌の聞こえてくる場所をさぐったところ、先に行方不明になった女性が歌っていたそうです。
0424名無し百物語
垢版 |
2024/03/14(木) 16:56:55.17ID:+eodccCC
>>422
句読点のない文は意外に不気味な効果を醸し出すもんやな
0425名無し百物語
垢版 |
2024/03/14(木) 20:17:32.47ID:JezPepN6
句読点のない文を機械朗読させるとなお不気味だ
0426名無し百物語
垢版 |
2024/04/07(日) 22:05:00.56ID:DDgqIugw
石じじいの話です。

この話には、似たようなものが多くあります。
そのため、じじいのオリジナルではないのかもしれません。

小学生のAちゃんが家族と夕食をとっていると、同じ集落の人がやってきて「Bちゃん」がいなくなった。家に戻ってこないと言います。
Bちゃんは、Aちゃんと同い年の同じ集落に住む女の子でした。
Aちゃんが言うには、その日、彼女はBちゃんと二人で遊び、夕方になったので別れて家に帰ったということでした。
つまり、Bちゃんは、Aちゃんと別れた後に行方不明になったと思われたのです。
その夜は、Bちゃんの家の近くを何人かで探しましたが、見つかりませんでした。
そのため、次の日に多くの人数で探がそうということになったのです。
翌日、Aちゃんのおとうさんは早朝から、村の人たちといっしょにBちゃんを探しにでかけました。
村人が集まって話をしても、Bちゃんを前日の夕方に見かけた人もいなかったし、誘拐するような不審者を目撃した人もいなかったのです。。
Bちゃんはすぐに見つかりました。集落近くの山の雑木林で縊り殺されていました。
これは、殺人だ!ということで、田舎の村は大騒ぎになりました。
警察は、Bちゃんの最後の目撃者であるAちゃんに話を聴くために学校に連絡をしましたが、Aちゃんは学校に来ていなかったのです。
母親に尋ねると、Aちゃんは、朝早くに登校したと。
Aちゃんは、おとうさんと一緒に起きて早い朝食をとって、学校に行こうとしました。
始業時間にはまだ早いから、もうすこしゆっくりしたら?と母親が言ったのですが、Aちゃんは、Bちゃんが心配だから、と言って家を出ていったそうです。
その日、Bちゃんは死体として発見され、Aちゃんは行方不明、という事態になりました。
今度は、Aちゃんの捜索が行われましたが見つからない。
彼女を見かけたという人もいない。
狭い村だし、それほど人通りがないというわけではないので、目撃者がいないのが不思議でした。
山狩りまでしたのですが、彼女の痕跡はまったく無かったのです。
結局、Bちゃんを殺害した犯人もつかまりませんでした。

Bちゃんを殺害した犯人が、Aちゃんを連れ去ったのか?
しかし、不審者や不審な車両の目撃情報はありません。
村の人たちもすべて聴取されましたが、不審な点はなくアリバイもありました。
そもそも、Bちゃんの死とAちゃんの行方不明とに関連性はあったのか?
まったくわからなかったそうです。
Aちゃんが・・・。
0427名無し百物語
垢版 |
2024/04/08(月) 19:33:47.66ID:Zc7yYy5E
石じじいの話です。

朝鮮で知り合ったロシア人から聞いたという話です。

ロシアのウラル地方では、盲目の人は魔物を退治できる、という言い伝えがあったそうです。
目が見えないから、視覚で惑わされないからだと。
聴覚だけで魔物に対峙した時には、魔物には騙されることはないです。
しかし、目が見える人が目をつむっている状態では魔物に対処できないのだそうです。
つまり、盲人であることが、ハンターのための重要な資質なのです。
しかも、そのような魔物退治ができる人は、生まれつきの盲目、または幼い頃に視力を失った人の場合に、ほぼ限られたそうです。
しかし、そのような盲目のハンターをだし抜く魔物もいたそうです。
その魔物は、ハンターに直接触ることによって、ハンターを騙すということでした。

最後の文章の内容。どういうことなのか、よくわかりません。
書き込み者の注釈:「盲目」「盲人」という言葉の使用に差別の意図はありません。
当時の私の聞き取りメモには「めXX」という差別語が使われていましたが、これの使用は避けました。
0428名無し百物語
垢版 |
2024/04/23(火) 20:51:49.19ID:gBd1VN+t
石じじいの話です。

じじいと私の故郷は犬神憑きの本場ですが、これについては、以前、いくつかの話を書きました。
まだ、追加の情報がメモにあったので書きます。以前の話と食い違う点もあります。
注意しなければならないのは:現在、犬神筋、犬神憑きの話はまったく絶えて存在しません。また、この文章には、かつて存在した差別を再燃させ増長させる意図はありません。
それでは、
犬神憑きの悲劇には以下のようなものもあった。
a. 男性が、嫁にしたいという女性の親から「嫁入り先の方位が悪い」という理由で反対されたという。
●これは、方位による吉兆という迷信で、犬神筋とは関係ないかもしれませんが、その「におい」がする話です。まあ、方位が悪いというのは無理やりの理由で、実はもっと経済的な、人的な理由での反対だったのでしょう。
b. 村人数人が、「だれそれによって犬神をつけられた」と騒ぎ立てて、その犬神憑き現象が村全体に感染したこともあったという。
c. ある家の嫁の乳が出なくなったのは、犬神筋の夫人からの「電波」をうけて精神的なショックを受けたのではないか?と考えられたことがあった。●電波という唯物論的視点が混じっています(笑)。
d. ある犬神筋の一家が、その息子をのぞいて全員が薩摩へ逃亡したことがあった。
一人残っていた息子に、逃亡の理由を尋ねると:
「私の一家は、昔から犬神持ちと言われて、他の人々から迷惑がられていた。私の母親がこのことを非常に気に病んでいた。そのため、今回、一家で別の地へ移ろうということになったのだ。」と。
[つづく]
0429名無し百物語
垢版 |
2024/04/23(火) 20:53:10.37ID:gBd1VN+t
>>428
[つづき]
犬神筋は「犬神統」とも呼ばれたそうです。
「犬神統」の特徴としては:
1 犬神統の者は押し入れの中に隠した油ツボに小さな犬数匹を大事に飼っている。
2 犬神統の者は、その性質も犬に似て貪婪で執拗である。
犬神統(犬神筋)の起源としては:
3 四国には狐がいないので、キツネ憑きの代わりに犬神憑きがあるのだろう。
4 権力や財力で太刀打ちできない家 これが犬神筋と決めつけられる に対する心理作戦だろう。
5 犬神統は、ある妖怪の体が分裂した結果、その一部から生まれたのだ。
6 犬神統は、ある妖怪の死体が流れ着いて生まれたのだ。
7 犬神統の起源についての説明で、このようなものがある。
ある農家が稲を作っていが、収穫時にかならず猪に食われてしまうので悩んでいた。
通りがたった僧侶に相談したら、その僧侶は、犬の絵を描き、これを田んぼに置いておくようにと言われた。そして、「その絵を絶対に家に持ち帰らないように」と忠告した。
言われたとおりに、その犬の絵を田んぼに置いておくと、稲が猪に食われることはなかった。
その家の人たちは、その犬の絵を次の年も使いたいと思ったが、それを田んぼにそのまま置いておくと朽ちてしまう。
そのため、僧侶の忠告を無視して絵を家に持ち帰った。
すると、そこから犬神がその家の子孫にまで広がったのだ、と。

ある人々を差別・攻撃するために、いろいろな戦法・戦術が練られたようです。
0431銀蝋
垢版 |
2024/04/27(土) 04:52:43.50ID:jCFophgL
文字化けした如月(きさらぎ)駅の亜種の話知ってますか?
0432銀蝋
垢版 |
2024/04/27(土) 04:52:55.35ID:jCFophgL
文字化けした如月(きさらぎ)駅の亜種の話知ってますか?
0433銀蝋
垢版 |
2024/04/27(土) 04:56:02.42ID:jCFophgL
都市伝説で文字化けした看板の駅…如月(きさらぎ)駅の亜種知りませんか?
レスを投稿する


ニューススポーツなんでも実況