体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
自分が体験した怖い話などを語り合うスレ
作り話の怖い話でもいいから書き込んでくれ。 石じじいの話です。
以前、農村での農薬自殺についての話を書きました。
似たような話です。
ある地域で自殺が連鎖したことがあったそうです。
この連鎖は長引きました。
ある農家の男性が自殺しました。縊死でした。
すると、しばらくたって近くの家の人が自殺した。これも縊死でした。
さらに、しばらくたって近くの家の人が自殺した。これも縊死でした。
さらに、しばらくたって近くの家の人が自殺した。これも縊死でした。
四人目です。
一つの部落から四人とは、これは異常な事態であると人々は感じたのか、このような噂が立ちました。
「ぶら下がっている人の顔が向いている方向の家から、次の自殺者が出る。」
これは、偶然ではないか?
そのような噂(解釈?)を信じる人はほとんどいませんでした。
信じない人の意見:
顔の向いている方向を真っ直ぐに伸ばしていくと、どうしてもどこかの家に行き当たるだろう。
そもそも、その死体が向いていた「本当の」方向をどうやって知るのか?
発見者が、その方向をおぼえているかどうかもわからない。
発見して騒いでいるときに、死体が回転するのではないか?
発見者が、その方向について隠したり、嘘を言ったりするのではないか?
道理です。
[づづく] >>241
[づづき]
しかし、四番目が向いていた方向の家から次の自殺者が出ました。縊死です。
この五番目の自殺者は、その部落に隣接した別の部落からでたのです。
この五人の自殺の原因は親族間の不和や借金など、さまざまでした。
共通性はない。
まあ、本当の原因はわからないのですが。
縊首する場所もさまざまでした。
自宅の座敷内
納屋の梁
庭の樹木
山の樹木
脱穀機、どういうことだろう?
六人目が五番目と同じ部落から。縊死。
地元の有力者;むかし、庄屋だったという、が近くのお寺に「お祓い」を依頼したのですが、住職は断りました。
「それは偶然じゃろう。そがいないらんこと気にやんじょると、お前も死ぬぞ。」と住職。
その有力者は、納得せず、やや遠くの町の神主に依頼しました。
神主は、お望み通りのお祓いをしました。稼ぐチャンスです。
しばらくして、その有力者が自宅の鴨居(欄間)からぶら下がりました。
投機、株に失敗したから、ということでした。
彼の死体は、その神主の家の方向を向いていたそうです。
ここで、この自殺連鎖の話は途切れています。
私が、中学生になって、じじいから聞いた話です。 石じじいの話です。
じじいが朝鮮にいたときの話です。
山を歩いていると、一匹の犬がどこからともなくあらわれて距離をあけてついてきたそうです。
野犬の群れか?と思い緊張して身構えましたが他に犬はいませんでした。
こちらが立ち止まると、犬も止まる。
あまり気にしてもしかたがないので、歩きつづけましたが犬はついてきます。
いっしょに歩いていたらだんだん恐怖心は失せていったそうです。
腹が空いたので、ひとやすみして昼食にすることにしました。
朝、宿屋で弁当をたのでおいたのですが、宿の飯炊きが間違って二人分どころか三人分ほどの量を作っていました。
必要な分だけ持って、あとはおいておこうとしたのですが、「なにかあるかもしれないし、邪魔にはならないから」と彼女が言うので、それもそうかと思い携行していたのです。
しかし、やはり重い。
この犬にも、少し分けてやろうと思いました。
飯を少し投げてやると、犬は少し逃げる。
見ていると警戒して食べないので、じじいは無視して自分の弁当を食べ始めました。
すると、犬は、おそるおそる近づいてきて、それを食べ始めたそうです。
じじいは、また少し投げてやりました。さっきより近いところに。
犬は、おそるおそるよってきて食べました。
それを繰り返していると、犬も警戒心をといたのか、かなり近くまでよってきたそうです。
そして、そこへちょこんと座りました。
そこへ飯を投げてやっても、もう逃げない。美味しそうにそれを食べました。
犬は腹が空いていたのか、たくさん食べたそうです。
じじいは、なにげなく犬に話しかけたそうです。
「犬よ、おまえは一人か?」朝鮮語で。
「アア」犬がこたえました。朝鮮語で。
[つづく] >>244
[つづき]
じじいは驚きましたが、ここでとり乱すと襲われるかもしれない、
犬のなき声がたまたま人の声のように聞こえたのかもしれない、と考え、続けました。
「腹がすいとったんか?」
「アア」
「人の言葉がわかるんか?」
「ワカル」
これは、明らかに人の言葉です
「どこでなろうた?」
犬答えず
「人にかわれとるんか?」
「イヤ」
「何歳ぞ?」
「ゴ」
「なかまはおらんのか?」
「オル」
「どこに?」
犬答えず
「こどもはおるんか?」
「オラン」
「もっと食うか?」
「イヤ」
「この山にすんどるんやな?」
犬答えず
「さびしゅうないか?」
「イヤ」
「そうか、親はおるんか?」
犬答えず
犬は、うずくまって眠そうにしはじめました。
じじいは、もっと会話をしてみたい気もしましたが、今日中に山を越えなければならないので先を急ぐことにしました。
「もうすぐ、冬になるけん、からだだいじにせいや。これで行くけんのう。」
犬はゆっくりと身を起こし言いました。
「あなたもお体をおだいじに。ここからの道は、峠を越えたところに岩場があってあぶないから気をつけなさい。
たべものをくださり、ありがとうございます。またここを通ることがあったら、この場所で『ハヤン』とお呼びください。きっとまいります。」
じじいはあっけにとられました。
それは、流暢で丁寧な朝鮮語だったのです。
じじいは、非常に興味を持ちましたが、このまま立ち去ることにしました。
深い関係を持たないほうが良いだろうと思ったからです。
少し歩いて、うしろを振り向くと、犬は山の斜面をのぼっていきます。
犬は、一度こちらを振り向きましたが、すぐに林の中に消えていきました。
朝鮮の秋の空は真っ青で、山は紅葉で黄金色に輝いていたそうです。 石じじいの話面白い
変なリアリティがある
ざっと読んだけど縊死の話がお気に入り 石じじいの話です。
山の中で金星人にあったそうです。
ソ連のベネラ1号が金星に行く前の時代たったとか。
石探しの山中で、道端の石の上に座り休んでいると、山の上から、白いワイシャツで白いズボン白い長くつを履いた男性がおりてきました。
彼は、じじいを見つけると、いきなり「私は金星人だ。」と言ったそうです。
じじいは、理解できなかったので、聞き返しました。
彼は、今度はゆっくりと言いました。「私は金星から来た金星人だ。」
じじいは、アダムスキーを知らなかったので当惑しました。
まあ、知っていても当惑したでしょうけど。
その人物は、肌の色の白い黒髪の普通の日本人の男性だったそうです。
大きな荷物は持っていませんでしたが、腰にサーベルのようなものを下げていたそうです。
また、ピカピカ光る、反射する?縦横30cmほどの板をもっていたとも。
今の知識だと、タブレットPCみたいです。
じじいは、その「サーベル」で斬りかかられたらどうがいしょ!と心配したそうです。
その人物は、じじいの横に腰をおろして、勝手にしゃべりはじめました。
「我々金星人は、地球への侵攻計画をたてている。」と彼。
{おいおい!とじじいの心の中}
[つづく] >>247
[つづき]
「我々は、百年以上にわたって、その準備をしてきた。強力な兵器も十分にある。広島の何万倍も威力があるのだ。」
{ほうほう。}
「我々の侵攻はもうすぐ始まるのだ。覚悟しろよ。」
{そりゃえらいこっちゃ!}
『それはがいなことやが、あんたはなにしに来とるん?』とじじい。
ちょっと話に慣れてきた。
「私は地球の偵察に来ているのだ」
『どのくらいおるん?』
「もう、50年にもなるかな。」
『地球のことはようわかったかな?』
「わかった!」
『たとえば?』
「地球の大部分は、デュナイトという物質でできているのだ。知っていたか?」
{ほうほう。たしかにそういう石は地下にある。}
じじいは、彼といろいろと話しをしました。
さまざまなことを詳しく知っており、特に、自然科学についての知識が豊富で、じじいには理解できない話も多かったそうです。
『いつまで地球におりなさるんか?』
「来週には金星に帰る。車が迎えに来るのだ。」
{車?くるま?}
「おまえも一緒に来るか?」
『いや、わし、まだ結婚しとらんけん・・・』
理由になっていない。
「そうか。だが金星人のおなごはいいぞ!お前もすぐに金星人だ!」
じじいは、相手を刺激しないようにやんわりと話をきりあげました。
「いやいや、なかなか有意義な会話だったな。また会おう。」
そういうと、その金星人は、悠然と山道を下っていったそうです。
「世の中にはいろんなもんがおるわいね。あのひとは金星に無事に帰れたんかのう。奥さんも子供もおるゆうとったが。」
じじいは、空を見上げて言いました。 >>248
金星人の話、笑った
これはSFじゃないだろう
金星人が「おなご」ってw 石じじいの話です。
北海道へ石探しに行ったときの話だそうです。
じじいは、北海道の友人と道北の方へ足をのばしました。
そこは、山奥で、アイヌ語起源の名前の山の頂の近くに「氷の洞窟」があったそうです。
それは、夏でも山頂付近に雪;もう氷になっている;が残っていて、それを貫いて小沢が流れていて、
それが「氷の洞窟」と呼ばれていた、と。
そこに向かって沢をのぼり、滝をまくために谷の斜面をのぼっていると向かいの斜面にヒグマがいたそうです。
さいわい、クマとは距離があり、こちらに気づいているらしく、時々立ち止まっては振り向きながら遠ざかっていました。
じじいたちが緊張してクマを見張っていると、突然、強い光で視界が真っ白になって、爆音がしたそうです。
そして爆風が襲ってきて、じじいたちは吹き倒されました。
それでじじいは気を失っていたのですが、友人に助け起こされました。
まわりの樹木の枝のほとんどが折れて地面に積み上がるように落ちていました。
対岸をみると、広い範囲で森の樹木が倒れていて、オレンジ色の霧?がたちこめていたそうです。
まわりの空気は熱く、金属の臭いがしていました。
もうヒグマの姿はありませんでした。
このあと、30分ほどして霧は消えたそうですが、しばらくは「ズシン、ズシン」という大きな音が地下から?響いていたそうです。
雷が落ちたのだろうとじじいたちは考えたそうですが、それが起きる前も後も、雷鳴もなく雷雲も見えなかったのは不思議でした。
また「あの雷」が落ちるかもしれないということで、しばらく動かずにいて、その後谷をくだりました。
あれは本当に雷だったのか?と友人と話し合ったそうです。
しかし、雷以外に、あの現象を説明できない。
山麓の村の人々もその音を聞いていて、雷だろうと思っていたそうです。
じじいたちは、後日、同じ山にのぼって化石を採集しました。
いま考えると微小隕石の落下かもしれません。 石じじいの話を探してみたがけっこうあるな
ずいぶん昔から書かれてる、ようつべにもある 石じじいの話です。
「呪われた土地」があったそうです。
そこは、田畑ではなく、草地でした。
子供がそこで遊んでいて怪我をすると、傷口が膿んで重症化したそうです。
破傷風菌が根付いていたのかもしれません。
そこは、川の近くで、田んぼにすると水を引くにも便利でしたが、空き地のままでした。
そのような事実が昔から知られていたからかもしれません。
その土地のまわりは田んぼでしたが、その田んぼの収穫量は、他よりも多かったそうです。
その地域では、農地の改良をするために、その「呪われた土地」を含めて、まわりの土地と一緒に田んぼとして再編成することになりました。
その噂を知っている人たちからは、不安視されましたが反対はできません。
まあ、呪いなど本気で信じている者はいなかったのでしょう。
改良作業のため、その土地が掘り返されたとき、その地下からは変わったものは何も出ませんでした。
ただ、その土地に隣接する場所から昔の水路のような石組みが出土したそうです。
その流路と思われる部分には、周辺の田んぼの粘土とは異なる粗い砂礫が堆積していたので、その構造物は水路だろうと考えられたのです。
その水路は、その「呪われた土地」から伸びていたと考えられました。
あたりの傾斜や砂礫の分布から、その土地から水は流れ出て、水路を通っていた、と推定されたのです。
いちおう教育委員会が調査したそうですが、それは古いものではあるが用途や構築年代は不明だ、ということでした。
その「呪われた土地」は、非常に収穫量が多い田んぼになったそうです。
その田んぼは今でもあります。 エレベーターは怖いな
こんなこともあった。
深夜に仕事から帰ってきてエレベーターに乗った。
2階を通り過ぎて3階を通る。
ドアのガラス窓からおばあさんがドアの前に立っているのが見えた。
「高齢の人には、階段を降りるのはあぶないな。」
4階を通る。
中年の女性が立っていた。
「こんな深夜でもエレベータ使う人多いんだな。」
5階を通る。
若い女性が立っていた。
「また人だ。おおっ!これは『呪怨』状態だ!次は誰だ!?」
6階を通る。
小学生低学年の女子が立っていた。
「おお!なぜ、この深夜に子供が一人で?次はオレの階だ。7階にはだれがいるんだ?!」
7階に着いた。
ドアが開く。
妊婦さんがいた。
まあ、納得できるオチだったが、どうして皆、この深夜に?どこへ? 石じじいの話です。
聞き書きを始めた初期の話なので内容に不明な点が多いのですが、おそらく、このような話だったのでしょう。
漁村の話です。
漁師が船のろを漕いでいたら、いきなり男が水中から船のへりにかきついてきたそうです。
人が泳いで近づいてくる気配もなかったで漁師は驚きましたが、気を取りなおしてその男を助けあげようとしました。
すると、その男は、「オレに触ると、お前は海に引き込まれるぞ。」と言い、さらに「このまま少しやすませてくれ」と。
漁師は、こんな陸から遠くにどこから泳いできたのか?と尋ねました。
「下から来た」と男性は答えました。
男の言うことがよくわからない。
これからどこに行くのか?とたずねると、
「西へ」と、男。
西は豊後水道だ、陸地はない。
もっとも、ここからは、もっとも近い陸地にも泳ぎ着けないだろう。
漁師は、「水を飲むか?」とたずねました。
「おお、少しくれ」と男は言って少しだけ飲んだそうです。
「海の上では水はだいじだ、ありがとう。」と男。
漁師は、こわごわと「どこにすんでおられる?」たずねました。
「海の底だ。」と男。
漁師は当惑しました。
男は、上半身は、はだかで、肩から背中にかけて「入れ墨」のようなものがあったそうです。
しばらくすると、「それではもういくぞ。水がうまかった。海の下は地獄だ、お前も気をつけろよ。」
と男は言い、両手を船べりからはなして、そのまま水面下に沈みました。
漁師は、慌てて覗き込みましたが、男は両腕を広げて海の闇に向かって沈んでいったそうです。
漁師は、港に帰りながら考えました。あれは何だったのだろう?人魚か?なぜ、彼に触ったら海に引き込まれるのだろう?
それを、なぜ自分に注意したのだろう?
港で、この話をしましたが誰もそのようなことを経験したことも、話を聞いたこともなかったそうです。
しかし、別の機会に、対岸の県の漁師から、背中に入れ墨をした男の死体が、たまに浜に打ち上がることがある、という話を聞いたそうです。
その死体が具体的にどのような特徴を持っていたかについては、聞き取りノートには書かれていませんでした。
今なら、ヤクザが殺されて海に流されたのか?とも思われますが。 趣味の活動をしていた時は不思議なものをいくつか見たなぁ 趣味といっても「覗き」で、30年ほど前からやっていた。今はもう足を洗った。防犯システムが整って、自分らにとっては安全じゃなくなったからね。
当時住んでいた某県の、地方都市にある大学の周りのアパートや、郊外の住宅を主なターゲットにしていた。
アパートもドアの郵便受けから部屋の中が覗けたり音が聞けたりしたし、田舎の家だと網戸のままで寝ている夫婦などもいた。
当時の大学生は、今と違ってお盛んだったから、ひと晩に何組かのカップルの秘密が見られたりしたし、新婚の夫婦が住む家には1年ほど通ったりもした。
なにしろ毎晩のように夜中に徘徊していたから、奇妙なものも見てしまう。 冬の深夜、アパートの1階の端の部屋で半同棲している大学生を見ていた時のこと。
玄関ドアの前にしゃがんで郵便受けを開け、中を覗くと、歯磨きをしている2人が見える。
いつものパターンなら、まもなく寝るはずなので、その場に潜んでいると、奥の雑木林に白いものが見えた。
ぼんやりした白いものが木々の隙間に見える。
「人か?」「見つかったか?」と思う。
アパートを通路には薄暗い蛍光灯があるだけだけど、雑木林よりは明るいので、こちらは見られているかもしれない。
追いかけられたり、通報されたらマズい。
目を凝らすと、ぼんやりした白いものは、右に行ったり左に行ったり、動いている。
視力は良いのにぼんやりしか見えないし、木が生い茂る中をスーッと移動するのも不自然だ…と思ったが、部屋の中も気になる。
なにしろ、もう2人が始めているかもしれないのだ。 「枯れ葉を踏む足音もしないし、あれは人ではない」と思った自分は、静かに郵便受けを開けて覗きを再開した。
中では大学生の2人が、電気をつけたままベッドに座ってキスをしているところだった。
それをチラチラ見ながら、雑木林に目を向けると、白いものはまだ右に左にゆっくりとしたスピードで不規則に移動していた
アパートからは20メートルは離れている
怖いのは、得体のしれない白いものより、通路の反対側の細い道を通る人や、アパートの住人だ。
この日は、カップルの二人がいろいろな形で抱き合い、電気を消して寝るまで、30分ほど堪能したが、その間じゅう、白いものは見えていた。
彼氏が白いものを飛ばすまで、雑木林には白いものが飛んでいた…というのを思いついたが、それはさておき。
あの頃は、そんな謎のものより覗きが大事だったし、怖いのは人、通行人や巡回するパトカーだったから、恐怖心は殆どなかった。
怖さよりエロだった。 その部屋のカップルは、二人が別れるまで1年ほどは覗いたし、その後、男に新しい彼女ができてからも覗いた。
新しい彼女は初めのうちは必ず電気を消させていたが、2ヶ月もすると明るくても平気になり、やがて積極的にもなる。
そんな変化を、結局3年ほど見続けたが、白いものを見たのは1度きりだった。
一瞬、人かと思ったくらいだから、人と同じくらいの高さで、細長かった。
くびれもないような、ぼんやり細長い、雲みたいな白いものだった。
他に、住人が寝たあとのベランダに立つ人型のものを見たり、留守の部屋から話し声が聞こえたりもしたが、一番怖かったのは、DVかと思うような乱暴なセックスをする男とその彼女を見たことかもしれない。
あとは、彼女が入浴中に部屋を物色する彼氏とか。
まぁ、でも、一番怖いのは、夜は覗き昼間は仕事という生活を、何年間も続けた自分かもしれない。 >>260
いい話だ
ノゾキをしていて怖い経験をする、という怪談話はめずらしいのでは?
ほかにないんじゃない?
「夜、双眼鏡で風景眺めていると・・・」というのは、いままでにもあるけど
雑木林を白いものが飛んで、カップルの彼氏が飛ばしていたときに、あなたも白いの飛ばしてたの?
あまり気張ると、エクトプラズムも出てしまうので気をつけて >>261
真面目に答えると、その場で出すことはありません。万一の場合、証拠になりますし。
一番怖かったのは、自分が徘徊している近所にパトカーが集まっていて、あとから下着泥棒が逮捕されたって聞いた時ですかね。
「多発していたから、警察がパトロール強化してたらしい」と聞いて。
ちょうど繁忙期で、しばらく徘徊していないタイミングで助かった、と。 覗きをしていて惜しいと思うのは、Hの直前に部屋の電気を消されることだ。
ドアの郵便受けから見ようとすると光が漏れるし、窓に近付けば影がうつったりする。
それでも諦められないから、少しだけ郵便受けを開けて音を聞いたりした
これが案外聞こえるのだ。
何度かICレコーダーを差し込んだこともある。ワンルームだと、大きな喘ぎ声でなくても記録できる
場合によっては2人の会話まで録れてしまうこともあった
「ダメダメダメ!出ちゃうから!ダメッ!」「大丈夫!これ敷いてるから大丈夫」
なんてのが録れたこともある。女子大学生だったが、たぶん潮吹きだ
不思議な音を聞いたのは、2階建ての小さな古いアパートだった そこは3部屋ずつの計6部屋があった。
今から15年以上前のことだが、当時でも古く、昭和50年代か、それより前の建物だと思う。
室内はリフォームされていたけど、玄関のドアには郵便受けがついていた
そのアパートの1階のある部屋には、大学3年の女の子が住んでいた
郵便受けには室内側にカバーが付いているタイプで、中の様子は伺えないが、声は聞けた
郵便物の名前からわかったのは、隣県出身の子で、ネットから顔写真を見つけることも出来た
別に美人ではないが、利発そうなキリッとした顔立ちの子だった 彼氏はいる。たぶん遠距離恋愛で、うまくタイミングが合って「音」を聞けたのは2回だけだった
キツめの顔をしているのに、彼女の声は可愛かった。
普段聞けるのは、彼女が一人で慰める声だった
するのは必ず寝る前で、電気を消してから
彼氏に甘えるところを想像してか、もしくは別のシチュエーションを想像してか、小声で何かを呟きながら
シーツの擦れる音に吐息が混じりだす
アダルト動画にあるような派手な声は出さない
吐息に、あっ、とか、んっ、とかの小さな声が時折混じり、最後に「あはぁ」とか「あぁん」とかで終わるだけだ
ある夜にその部屋に行くと、電気が消えていた
いつものように郵便受けに耳を当てると呟きが聞こえる
これは一人でする前触れだと思い、その日はICレコーダーを差し込むことにした 何を言っているのかは、よく聞き取れない
いつもだと「…だよ」「えー、…だって」みたいな、妄想で会話をしているみたいな声が聞こえることが多い
週に一度くらいは聞けていたから、行かない日のことを考えると、頻度は週に1度か2度くらいで、聞く機会は何度もあった
ただ、この日は呟きがいつまでも続き、なかなか終わらなかったので、翌日の仕事もあるから諦めて帰宅した
まぁ、一人でする声はもう何度も聞いていたから
あれ?っと思ったのは数日後
彼女が引っ越したことに気付いたから
ベランダからも荷物がなくなり、玄関脇のメーター類にも印が付けられていた
よく思い出したら、あの日すでに引っ越したあとだったのでは?との思いが強くなった それで、まだ消していなかったICレコーダーの音を聞いてみることにした
ところが、やはり何を言っているのかがいまいち分からない
よく聞くと、女の声ではあるものの、いつもの可愛い声でもない
15分ほど記録したうちの終わりの方、ようやく「なんで」「わかんない」「わかんないよ」「なに?」と繰り返し聞こえる部分があった
やっぱり彼女の声じゃないわ…えぇ?誰の声?
とりあえず、停止ボタンを押して、そのまま消去した
一応、彼女じゃない誰かが部屋を借りて一泊したのだと思うことにしている このアパートは、やがて外国人の留学生や労働者ばかりが住むようになり、巡回先からは外した
その数年後には取り壊された
部屋の住人だった彼女は、大学卒業後に地元に帰り、中学の先生になったようだった
もし、彼女の教え子の、思春期の男の子たちに話すとしたら、先生がいつも自分で慰めていた話と、先生の部屋から謎の声が聞こえてきた話と、どちらに興味を持ってくれるだろう?
それにしても、声の主は、何がわからなかったのだろうか? なお、遠距離恋愛の彼氏とのHは、電気が消えて、キスをする音が聞こえてから、ベッドの軋む音が止むまで、8分。2回とも。
ちょっと短い気がする
翌朝とか昼間もしていたのかもしれないけど。
部屋に霊がいたら、やっぱり営みを眺めていたりするものなのだろうか? >>267
ほうほう、怖いね
彼女のところに、別の女性が来ていたという可能性はない?
レズ関係だと興奮するよね
8分でフィニッシュということは、時間おいて2回戦をやる、という可能性は?
まあ、のぞくほうでは、終わったら立ち去るよね
長居は禁物、はやく帰ってぬかないと
同業者とはちあわせしたことない?
それも怖いが >>270
思い出す限り、部屋には誰もいなかったように思うんですよね。感覚的なものですが。気配と言うか。
彼氏が来ていたのは2回しかなくて、Hして眠るのを聞いただけで。
でも、だいたいのカップルは短時間でしたね
せいぜい15分から20分。いちゃつくのを合わせても30分くらい。
もちろん中には1時間以上というカップルもいましたが
不思議なもので、長く覗きをしていると、抜くためではなく、記録を取ったり観察をしているような感覚に陥るのです
控えめだった彼女が積極的になったな、とか
一緒に風呂に入るようになったな、とか
長電話でケンカをしている、とか
たまには、ゴムが外れるハプニングとか
観察のようになり、毎日観察しないと何か変化が起きるのでは?と義務的になる
怖さも麻痺しますしね
同業者のいる場所に行ってしまったことはあります
彼は暗闇の中で静かに後退りして、柵を越えて浅いドブ川を走って逃げていきました
その場所は、男子大学生の部屋の前で、彼女が来ていました
窓際のベッドで、まさに抱き合っているところ
カーテンが揺れると隙間ができ、眼の前で秘事が繰り広げられます
稀に見る良い光景だったので、少し申し訳なく思いました 声が聞こえたアパートの、その部屋の上の階でも不思議なものを見た
声を聞いたのと同じ頃だったか、前だったか後だったかも覚えていないが、住んでいたのは男子大学生だった
ドアとサッシは取り替えられていたが、幸いなことに室内が見えた
まず外の通路に面して玄関とキッチン。玄関の正面に風呂とトイレ
奥に部屋があり、半分は壁で見えないが、ありがたいことにベッドは眺められる位置に置いてあった
きれいとは言えない部屋でも、週に3日くらいは彼女が来ていた
脱衣所はないから、風呂のドアの前で脱いだり着たりする様子が見られる
場合によっては、二人でいちゃつきながら風呂へ向かう姿が見られることもあった 夜型の生活をしている大学生で、翌日に仕事がある身にはキツい時間帯に、営みを始めることが多かった
たしか、少し寒い時期の出来事だった
一時は回っていたと思う
二人がベッドに入り、布団をかぶったままモゾモゾしはじめた。電気はつけたまま
クスクス笑う声もする
やがてキスをして抱き合って、裸になり…
小一時間ばかり、観察をした
よほど恵まれないと「盗撮モノ」を謳う動画のような角度や距離では見られない
ただ、このカップルは頻繁に体位を変えるので、チャンスは多かった
幸い、誰にも見つかることなく、彼がゴムを外し、いつものように彼女が手と口で発射に導き、おそらく飲み干すまで、見ることができた。
丑三つ時だが、別に怖くはない 二人が口を濯いだり、トイレに行ったりして、寝る準備を始めたのを確認して、帰ることにした
一応、電気が消えるまで見届けたが、思いがけず、そのあと「感想戦」が始まったので、聞き耳を立てた。
たしか「量が多かった」とか、あの体位が良かったとか、あれはエロいとか、そんな二人の秘密の会話だ
ただ、それもすぐに終わり、2人分のいびきと寝息が聞こえてきたので、郵便受けの蓋を閉じた
音を立てずに1階に降り、ベランダ側に回って、車を止めてある場所に戻ろうとした ふと、二階のその部屋のベランダを見ると、そこに黒い影があった
瞬間「見られた!彼女は寝てなかったんだ」と思った
直感的に、その黒い影が女だと思ったのだ
何食わぬ様子でその場を離れ、角の植え込みから様子を伺った
黒い影はベランダでゆっくり右に左に肩を揺らしている
そんなに離れていないのに、向こう(室内)を向いているのか、こっちを見ているのか、わからなかった。
ここにきて怖さが頭をもたげてきた
「あれって、影じゃない、黒っぽい何かだ…」
そのまま、振り返らずに一目散に逃げた
あれは、何だったんだろうと今でも思う
あのカップルは、ベランダに得体のしれないものがいることを知らずにいたんだろうなぁ。 そのベランダの黒いモノは、その住民、男子学生の浮気相手の女、という可能性はないの?
このあと、そのパコパコした女性のあとをつけてXXx >>276
この趣味の活動をしていると、人の気配には敏感になりがちで、ちょっとした人影にも気付いたりはする
ただ、当時は視力も抜群に良かったし、かなり近い距離から眺めたので、まぁ、人ではなく影だったかな
まったく街灯がないような場所でもなく、ベランダの洗濯機などははっきり見えているのに、影は輪郭がぼんやりしていて
でも、直感的には、なぜか女だと思ったんだよなぁ 覗き怪談は、まぁ、そんなところ。
状況が状況だから、人には言えない話で…。
田舎だと、真夜中に早起きのお婆さんが散歩していたり、道端でパンツにランニング姿の爺さんが煙草吸っていたりと、違う意味でビクッとなることもある。
覗きでも、同じ女の子が彼氏の前と浮気相手の前ではキャラが全然違ったり、歴代彼氏とのHを見ていると、反応の仕方を変えていたり。
女子って怖い…なんて感心したり。
国立大の真面目で大人しそうな子が、彼氏が帰ったあと、部屋にサラリーマンの男を入れてたり。
アジア系の留学生が、いつも違う女の子を呼んで、必ず避妊せずにそのまま出しているのも、なんだか怖かった。 エレベーターは怖いな
こんなこともあった。
深夜帰ってきてエレベータにのり7階のボタンを押した。
仕事から帰ってくるのは、たいてい深夜だ。
7階のボタンをおして扉が閉まる。
すると、歌が流れてきた。
『あんなたーと、わたっしがっぁ、ゆんめのうくにぃ〜』
「てんとう虫のサンバ」だ。
しかも男声のアカペラだ。強いて言えばバリトンだ。
『もうりの、ちい↑さっな、きょう・かいでぇ〜』
しかもヘタだ。音程をはずしている。
非常通信用のスピーカーから流れているかと思い耳を近づけると、無音。
『けっこんしきぃお、あンげましたぁ〜』
どこから?
天井部分から聞こえてくるんじゃないか?
「てーんとうっむっしがぁ〜↓しゃっしゃぁ↑りぃでってぃ〜」
5階、6階。オンチな歌は続く。
『さーんっばぁにあわっせてぇ、おうどりだっずぅ〜』
エレベーターの箱の上に誰かいるのか?
『まあるいぃ、まあるっいぃ、おっつきぃさま〜』
7階について扉が開くと急いで降りた。
その時、天井から、
「毎日お疲れ様!」と歌と同じ声で聞こえてきた。
扉が閉まり、降りていくエレベーター。
なぜ、降りる?だれか下の階でよんだのか?
天井の上にだれかいて歌っていたのだろうか?
ターミネーター2を思い出した。
おい!『まあるい、まあるい、お月さま』って、2番の歌詞じゃないか? 「覗き怪談」とか「空き巣怪談」とか、軽犯罪怪談って面白いかもな 新しい分野だよね
軽犯罪怪談
でも「空き巣」は軽犯罪じゃないぞw
ノゾキ、露出、排泄、行列割り込み、こじき、にまつわる怪談なんかいいね
カモン!犯罪者ども! いいね!女の幽霊に見せつけるの
でも、その幽霊に呪われて、チンXが勃起したままになってしまう、という事態に
勃起呪いをおさめるために神社にお祓いにいったら、高校生くらいの巫女さんが出てきて、チXコを見せないといけなくなるという
結局、ラッキーだったという・・・ 大学時代、合宿で不在にしていたアパートの部屋に、合鍵を持っていた彼氏が滞在して、私物を見まくっていたという友達の話は、なかなかホラーだった。
部屋に違和感があり、問い詰めたらしい。
昔の日記や手紙を読み、下着を漁り(たぶん使われ)アルバムや写真を見ていた。
隅から隅まで漁った感じだったらしい。
「普段はクールで、私になんか興味無いような態度なのに、本当はすごく惚れられてることがわかった」って喜んでる彼女もホラー。 「数年前に父親が経験した地味に怖い話」俺の妹に学校の友達が居て
その友達は、誰でもわかる嘘だったり
勝手に車に乗って来たり、とか大変な友達だったらしくて
その後、数週間経った時
家に父親しかいない時に
インターホンが鳴って
「誰だろう」って見たら
妹の友達が居たらしくて、その子から
「(ネットのグループ歌い手)のグッズはどこに売ってますか」
って聞かれたらしいんだけど、怖いのが
普通、親とかにお願いしないのかな…?って思って
あと、なんで家知ってるの…?って思って、一時期震えてたって言う
地味に怖い、人間関係の話でした。 高校時代の合宿で、悪友と一緒に、女子が泊まる宿舎の押し入れに神社の御札を貼りまくり、パニックにしたことがある
初日の夜に食堂で明るく怪談話をして「御札とかチェックするよねぇ」なんて話をして、宿舎に戻ったら、30分後くらいに悲鳴が聞こえてきた 留守にした部屋で起こった怪現象といえば・・・。
オレの友人は、大学生の時、夏休みに家事を手伝うために長めの帰省をした。
休みも終わりに近づき、夜行バスで早朝、自分の部屋に帰ってくると、部屋に異変が。
部屋がケモノ臭い。
床に砂粒が散らばっている。
トンボやチョウの死体があちこちに落ちている。
リビングの座机の上に、一枚の紙が広げられていた。
その紙には奇妙な文字の羅列が。
こっくりさんの紙だ。
なにか飲み物をと冷蔵庫をあけたら、入れていた缶ビールが無くなっていて、かわりにヤクルトが入っていた。飲みかけのジュースもある。
それに、ウェディングドレスを着たxカちゃんが横たわっていた。よく冷えている。
冷凍庫を開けると、なかにカエルの凍結死体があった。
部屋をしらべると、本棚に見覚えのない本がいくつかあった。
「ホラーM」「ほんとうは怖い夏休み」「地獄少女」
トイレに入ると、吐瀉物が便器にこびりついている。
寝室の壁には、魔法陣のような大きな幾何学模様がクレヨンで描かれていた。
壁に画鋲がたくさんうたれていて、そこから綿のはらわたが飛び出たクマのぬいぐるみが首吊りをしていた。古い日本人形の首もぶら下がっていた。長い髪をたらしていて、おそらく古い雛人形のものだろう。
彼は、これらをゴミ袋に叩き込み掃除をした。
片付けがひと段落したときには、もう午後になっていた。
夜行バスでよく眠れなかった彼は、部屋でウトウトし始めた。 >>287
眠ってしまっていた彼は、しばらくたって物音で目をさました。
押入れの中から、ふすまをかきむしるようなガリガリという音がする。
そうかと思うと、窓ガラスがゆっくりと開き、小さな影がカーテンの向こうでゆらめいた。
キャキャキャ、という甲高い、しかし押し殺したような笑い声がする。
金縛りかと思ったが体は動く。
彼は、勇気をふりしぼって「だれだーっ!」と叫んだ。
ギヤヤー、と部屋中に響きわたる叫び声。
カーテンがぐらぐらと揺れて、ばさりと落ちた。
グェェと叫びながら、うごめくカーテン。 >>288
留守の間、窓の鍵をかけ忘れた彼の部屋を、女子小学生数名が、「秘密基地」にしていたのだ。
トイレの吐瀉物は、冷蔵庫の中のビールを飲んで酔っ払って吐いたのだという。
親に言いつけることはせず、彼女たちに私物を持ち帰らせて、この怪奇事件は終わった。
忘れてはいけない。押入れの中からは、野良の子犬が出てきた。
その野良子犬は、のちに彼女たちの学校?で、あるいは町内会?で、里親が見つかったとのこと。
それからも、彼女たちは彼の部屋にたびたび遊びに来て、困ったそうだ。
そうそう。秘密基地で、彼女たちはクーラーをがんがんにきかせてテレビを見ていたそうだ。
デスクトップPCも起動させており、ネットで遊んでいたらしい。
検索履歴、サイト訪問履歴を見た彼は、その内容に恐怖したという。 排便に関連したオレの体験談だ。
オレは、山歩きが趣味だ。冬に東京西部の山を歩いていたんだ。
その時、森の中で急にするどい便意が襲ってきた。朝食の肉がまずかったらしい。
さいわい他の散策者はいない。山道を離れて、隠れることのできる斜面に急いだ。
樹の葉が落ちていて遠くまで丸見えなので斜面をおりるしかない。
あああっ!もうだめだ!急いでズボンをおろしてしゃがんだ。
その瞬間、ブリブリブリ〜、かなり柔らかい、ほとんど水ゲリだ。
たまっていた便を放出する気持ちよさに恍惚となっていたら、突然うしろから肩をぐっと掴まれた。
強い力で、しかもその手が冷たい。
おどろいたがブリブリは止まらない。あせって後ろを振り向いたとたん、ウンチングスタイルのままバランスを崩してしまった。
おれは、ブリブリしながら斜面を転げ落ちた。
転げているときに、しゃがんでいた場所を見たんだが、そこには黒髪の長い白い服をきた女が立っていた。怪談ばなしの定番の姿だ。
オレは、体を伸ばして両腕を伸ばして止まろうとした。両脚はズボンがスネまでおりていて開けない。両脚を閉じ両手を広げて「キリストのはりつけ」状態で斜面をころがりおちていった。
そして、樹木に背中からぶつかってとまった。
背中を強くうったので、すこしのあいだ呼吸ができなくなった。
状態が落ち着いたときには、ゲリ便まみれのオレが下半身まるだしで冬の森に横たわっていた。
チンXの先には枯れ葉がくっついていた。宗教画のアダムとイブみたいだった。
ゲリ便をタオルやティッシュで拭きとり、それは山に埋めた。
車で来ていたのが救いだった。電車で来ていたら、中央線に便臭ぷんぷんで乗るところだった。
あの女性は何だったのだろう?
あの場所なら、ああいう服装で来ることができるのだが、あまりにも不自然だった。
顔はよく覚えていないがオレの好みだったと思う。
後日、彼女を車にのせたとき、「なんか臭いわね!ゆ・う・れ・い、のせたんじゃない?w」と彼女はイヤリとして言った。
オレは肛門がキュっとした。 >>289
この「秘密基地事件」には後日談がある。
後日談というよりも、その詳細だろうな。
部屋の住人である友人が、基地隊員である女子小学生たちを問い詰めて記録した「尋問調書」があったので読ませてもらった。
彼の下宿は、町工場が多いダウンタウンにある、戦後すぐに焼け跡に建てられた木造の古い一軒家で、その家の二部屋を借りていた。大家は同居しておらず、実質的に彼だけが一人でその家に住んでいた。
女子小学生たちは、近くの広場や廃工場で遊んでいて偶然に彼の家を見つけた。
窓を開けてみると鍵がかかっていなかったので、話し合いの結果、侵入することにしたとのこと。家がボロボロだったので廃屋と思ったらしい。
なにしろ、建物全体が歪んでいて窓枠も木製だったから無理もない。彼女たちには初めて見る幽霊屋敷だった。
入ってみると、人が住んでいるようだったので、びびってすぐに逃げ出した。
次の日も、そこにいったが人はいないし部屋の様子は前日とまったく変わっていない。それを数日続けたが部屋の変化がないので廃墟だと思って、その部屋を基地にしたのだということだった。
ふつう、そういうことはしないだろうと思うが。
クーラーが動くので彼の部屋は快適な遊び場となった。自宅では自由に使えないPCを起動させて遊び倒した。昔は、起動時にパスワードを設定しないPCも多かった。
部屋にあったエッチなビデオも見られてしまっていた。
翌月の電気代の請求は、部屋主の彼を恐怖のどん底に突き落とした。 冷蔵庫には、ほとんど何もなかったがビールがあったので皆で飲んでみた。お父さんがうまそうに飲むビールをためしてみたかったのだそうだ。
飲むと、すぐに酔っ払って気持ちが悪くなってしまいトイレで吐いた。それで、自分たちが飲めるものを家から持ち込んで冷やした。
カエルの冬眠実験をしたらしいが、失敗した。マッドサイエンティストだ。
彼女たちは漫画本やおもちゃも持ち込んだ。図書館だ。
セミやトンボ、蝶などを捕まえてきて、それを部屋中にリリースして飛ばした。昆虫館だ。
花をつんできて、空き缶やペットボトルで生花をした。植物園だ。
彼女たちの芸術性は爆発し、壁画を描いた。美術館だ。
野良犬(子犬)を拾って部屋で飼った。毎日、餌をやったとのこと。動物園だ。
飼い猫も持ち込んだらしいが、子犬との仲が悪かったのと夜その部屋においておけないので、やめたとのこと。
感心したのは、フンの処理はしていた。まあ、自分たちの基地にフンが転がっていたらイヤだろうから。 部屋に侵入してすぐに、学校では禁止されていたこっくりさんをやったそうだ。そこで、この部屋の住人について尋ねた。こっくりさんが言うには:
「オ・ト・コ」「ワ・カ・イ」「オ・タ・ク」「ハ・ゲ」「デ・ブ」正解だ。
その人はすぐに帰ってきますか?と尋ねると:
「カ・エ・ラ・ナ・イ」
その人はどこにいますか?と尋ねたら、こっくりさんは:
「モ・ウ・シ・ン・デ・ル」と答えたそうだ。
それで、彼女たちは、安心して秘密基地の設置を決断したらしい。
この事件のあとも、彼女たちは彼の部屋に遊びにきた。
家からビールを持ってきてくれたそうだ。勝手に飲んだのを弁償してくれたわけだ。
学校が始まると彼女たちは来なくなったが、彼女たちのひとりが夏休みの思い出という絵の宿題で、その秘密基地の絵を描いてしまい先生に問い詰められたが、しらを切り通したらしい。
優秀な隊員だ。 石じじいの話です。
地獄を撮影した写真があったそうです。
それは、キャビネ判で白黒でした。
その所有者は、年配の独身女性でした。
その由来について、「代々伝わってきたものだ」とか「ある人から譲り受けた」とか、彼女の証言は一貫しませんでした。
その由来を隠しているようでした。
お願いすると、それを見せてくれました。
このての話のお決まりのパターンとして、「その写真を見ると不幸になる」というのがありますが、「必ずしも」そうではない。
しかし、写真を見て発狂してしまう人がいたそうです。
逆に、長年患っていた病気が快癒した人もいたと。
なにも起きない人もいた。
どのようなことをすれば、どのような結果をもたらすのかという因果関係が全く不明で、それを見ることはリスクの高い行為でした。
じじいは、それを見せてもらうことにしました。
「わしは、家族もないし、生きとってもろくな死に方はできんけん、見ても後悔せんで。」
じじい、刹那的です。
その写真は古いもので、かなり黄ばんでいたそうです。
しかも、複数枚ありました。
それは:ベタ曇りの空がひろがる草原の写真;石積みの城壁のような高さの低い構築物とその手前にはえた一本の大樹;砂利道に横たわる犬の姿;たくさんの黒い人影が歩く雪原の遠景;などだったそうです。
他にも数枚あったそうです。
じじいはそれを見た夜、死んだ母親が食事を食べさせてくれる夢をみました。
それ以外には、なにも起きなかったそうです。
「よう言われとるような地獄の光景の写真は一枚もなかったわい。」と、じじい
「みんな、死んだら地獄に行くんやから、今から地獄の写真みんでもええやろう」と、私
「はは(笑)、うまいことゆうのう、ぼく。まあ、見てから行くか、行ってから見るか、ちゅうことやね。」
この会話はよく覚えています。 石じじいの話です。
みなさんは、念写というものをご存知ですね。
念写は、光をあてることなく思念?でフィルムを感光させる行為で、サイコキネシス(PK)の一種だそうです。
念写ができる人がいたそうです。
その人の性別や年齢は不明です。聞き取りメモにありませんでした。
その人は、フィルムに「幾何学模様」や「文字」を念写できたそうです。
念写される文字は、すべてキリル文字だったそうです。じじいはロシア語がほんの少しできたので、それがキリル文字だとわかったのです。
Д、Ж、Щ、Юなどの文字だったとか。
他人から言われたものや文字を念写するということはできなかったようです。あるいは、できたのかもしれませんが、メモにはありません。
その念写の方法は:
その人は正座して、フィルムを両手に包み込むようにして持ち、額に近づけて「念を込める」のだそうです。呪文のようなものを唱えることなく終始無言でした。
両手に包み込まないといけないので、フィルムの大きさは限られていたそうです。
念写する場所はどこでもよく、時刻もいつでも良い。
人が同席してもかまわない。
同席している人のなかに、「その人の念写に疑念を持つ人」がいてもかまわない:と言っていたそうです。
よく、「わたしの能力に疑問を持つ人が近くにいると、『超能力行為』が成功しない」という言い訳がよくありますね。
念写に要した時間はメモにはありません。
小さいフィルムには、モノの全体が小さく念写されました。つまり、そのフィルム、イコール念写先のサイズにおさまるようにモノの全体像が念写されたのです。
じじいが同席して、ある実験を行ったそうです。
それは、パトローネ式の35mmフィルムを金属缶に入れたまま、そのフィルムに念写するというものでした。
その人は、その念写を成功させたそうです。
キリル文字のいくつかが、フィルムの10コマ目に念写されていました。
これはすごい!ということでした。
フィルムは光を当てると、あたった部分が全部感光してしまうので、何重にも巻いてあるフィルムの一コマのみを感光させるのは困難だからです。
光やX線を利用したトリックではないということでしょう。
その人は、フィルムだけではなく紙にも念写できたそうです。像を結ぶ「キャンバス」として感光剤を必要としない。
さまざまな種類の紙を、巻いたり折りたたんだりして、フィルムの場合と同じようにして念じると、その紙の一部に、焦げたような色の文字や模様が浮き出たのです。
その後、その人がどうなったかは、ノートに書かれていません。
別の聞き取りノートに、「念力能力を持つ人が行方不明になった」というメモがありますから、それがこの人だったのかもしれません。 幽霊同士のSEXを覗いてしまった、というのがあると怖いね。 白い影を見たのとは別のアパートでの話。
覗きをしていて厄介なのは、部屋飲みをしている人たち。特に学生が多いアパートだと、夜中まで騒いだり、出入りしたりで、見つかるリスクが高くなる。
煙草を吸いに出てきた人に見られそうになったことは何度もある。
小さなアパートや学生の多いアパートだと、住人同士が顔見知りで、夜中に他人がいるのはいかにも不審だったりもする。
ただ、いざ目の前の部屋で恋人たちがいちゃいちゃしはじめ、それが二階で、飲み会をしている部屋が一階だったら…。
その時の僕は覗く方を選択した。
このアパートは二階建て。住人の大半は大学生。二階にはFカップ以上はあると思われる色白巨乳の子や、パイパンにしている水泳部の子が住んでいた。 季節は今頃。夜は少しだけ涼しくなった秋口。夏休み明けの男子学生たちが、一階の部屋で飲み会を開いていて、時々声が聞こえてきていた。
覗いていたのは、20代前半のカップル。左手の薬指に指輪をしていたけど、結婚しているような空気感ではなかった。
サッカーのユニフォームが干してある彼氏の部屋で同棲しているような感じだった。
二人ともパンツだけで、フローリングに敷いたマットレスの上でゴロゴロしていた
彼女がかなり美形で、胸の形もきれいで、何度か見ていたが、魅力的な部屋だった。
このアパートは2階に上がる階段が1か所だけ。道路に面した、建物の端にあった。
立地は人通りの少ない大学近くの住宅街で、学生アパートも多かった。
夜はわりと暗くて静か。
二階の住民が帰ってきた場合、逃げ場がないので困るのだが、この頃は魅力的な女性の住人が多くて、我慢できずに通っていた。 夜中1時過ぎ、長いこと待たされたけど、部屋の中で、抱き合ったりキスしたりというシーンが始まった
促されて、彼女がパンツの上からさすったり、二人とも口から舌を出して、舌先を舐め合うようなところが見られた。
あぁ、見ている場所は二階の通路。玄関の郵便受けからだ。
バタン、と階下から音がする
やがてタバコの臭いが漂ってきた
タバコの臭いは意外に広がるから、覗きをしている現場では吸えない
窓を開けていたらバレるし、吸い終わった後でも、すぐに郵便受けを開けると、臭いが部屋に吸い込まれてバレる
一度、彼氏の部屋に来た彼女の風呂上がりを狙っていたら、風呂から出た彼女が
「タバコの臭いがする!止めたって言ったのに、まだ吸ってるの?」とケンカになったことがあった 一階の人が二階に上がってくることはないものの、警戒は必要で、部屋に戻ったのを確認してから観察を再開すると、もうお互い舐め合っているところだった
ただ、すぐにまた階下でドアをバタンと閉める音
パタパタと足音のあと、道路の方、階段に近い方から「オェッ、オェッ」っと吐いている音がした
どうやら飲んでいて気分が悪くなり、外のドブに吐いたみたいだった
そっと階段の角、通路の端から下を見ると、一人の男子学生が、ドブの前にしゃがんで、残りを吐いているところだった
大丈夫だろうと判断して、カップルのHを最後まで見た
ゴムを使わず、最後は彼氏が自分でしごいて、最後の最後に彼女がパクッとくわえた
ティッシュに吐き出して、二人がシャワーに入るのを見届けて、階段の下を見た
すると男子学生が通路の塀にもたれて寝ていた
いびきがかすかに聞こえた
そして、男子学生の前にもう一人、友達がしゃがんでいた
上からはよくわからないが、心配して見に来たような雰囲気だった 時間は二時を回っていて、早く帰りたいが、今降りると、必ず彼らの前を通らねばならず、見られることになる。
できれば、二人が部屋に戻ってから帰りたい
仕方がないので、風呂上がりの様子や、他の部屋(あまり収穫はないが)を見て持つものの、すぐにすべての部屋の電気が消えてしまった
上から見ると、男子学生は通路に横になって寝ていて、その友達は変わらずしゃがんでいた。
帰るタイミングを図ろうと、チラチラ下を見るものの、男子学生が起きる気配はなく、友達が起こす気配もない
寒い時期でもないから、気持ち良くいびきをかいている
こちらは翌日の仕事もあるから、早く帰りたい
帰ろう!と決めて最後に下を確認すると、さっきと同じ状態
寝ている男子学生と、かたわらにしゃがんで男子学生を見ているような友達
覚悟をしてタンタンタンと階段を降りて、チラッと見ると、寝ている男子学生…だけしかいない あれ?あと一人は?
あ、どこかで見られているかもしれない!
自然に振る舞って車へ戻らないと…と考えながら、車に戻った
後から考えると、あの友達だと思っていた人は、どこか不自然だった
1時間以上、同じ場所、同じ姿勢で、しゃがんでいた
ずっと男子学生を眺めているようだった
果たして人だったのか?
何をしていたのか?
僕が階段を降りる3秒ほどの間に隠れてしまったのか?
そして、頭や髪の印象はあるのに、着ていた服の色は思い出せない
もう一度アパートに戻って、再び2階から見てみたら…という考えがチラッと頭をかすめたが、怖いので止めた アパートの前を通った時に、寝ている男子学生しかいなくて、2階から見たときに、もしもう一人も見えた場合…
ひとつしか無い階段を降りて、その前を通って帰らないといけないわけで、それはちょっとイヤだった
不思議だけれど、怖くはない話
まぁ、覗き怪談は、この程度。
他はヒトコワに近いようなのと、猥談ばかり
ちなみに、あくまでフィクションということで。 >>306
怖いな
その学生が、急性アルコール中毒で死んだり吐瀉物で窒息するのをじっと待っているモノだったんじゃないか?
寒冷地の冬だったら、凍死するのを待っているとか
何もしないで、ただ、じっと待っている
人が死ぬのを >>307
活動しているときは、そこまで考えないんですよねぇ…
基本、誰かに見つからないこと、逃げ道や危機回避、あとは、エロいことしか考えてないから
この時も「人」だとしか思っていない。
「いつまで見てるんだよ。早く起こして部屋に戻してくれよ」としか思っていない。
一瞬で姿が見えなくなっても、勘づかれて、どこかから監視してる?と
あとから「なんか、人にしては奇妙だったかも」と思う
この程度の経験は、小さなものはいくつがある 半同棲中の彼氏が、彼女がいない間に何をしているのか?という観察は何組かした
逆のパターンも何組か観察した
一番強烈だったのは、彼女の服を着て、彼女の下着を手にしながら、一人でしている彼氏
ちょっとぽっちゃりの彼女で、彼氏は痩せ型だったから、着ることができたんだなぁ…と冷静に考えながら、ちょっと遠い目で見ていた
最後は、暴発気味に床に発射してしまい、慌てていたのを覚えている
そんなに可愛い彼女でもないのに、彼氏のスキスキオーラが凄かった
あれも、一種の怖い話 怖い話?なのかな不思議な話かな、自分の家で勝手にものが動いたりすることがあるんよね。これは親から聞いたんやけど朝の4時ぐらいかなソファでごろごろしてスマホ見てたらハンガーが勝手に揺れたらしい特に扇風機とかかけてないし勝手に揺れるのおかしいよな。
あと夜の12時の時キッチンにたっていたらなんか黒い人影が通り過ぎて行くのが何回か家で現れたんよね。そしてたまに幼稚園児ぐらいのサイズの黒い影がめっちゃ近くに来た気配がして振り向いたらいないってゆうのが多々あったんよね。実際自分もドアの隙間から黒い影が通り過ぎていくの見たことあるし、やっぱり何かいるのか、、、 >>309
彼女の服を着た彼氏が化粧して外出したら怖いよね
尾行するべきかどうか?
のぞき見つかったことある?
見つかると違った意味で怖いよね >>310
その黒い影は「ヒトガタ」なのかな
つまり、手足があって頭があるという
四本脚だとイヤだね
そんなモノには、きまった形はないのかもしれないけど >>312
見た感じは人型自分が小さいせいかかなり大きく見えた猫背な感じ >>312
あっでも自分の部屋とかにもたまに現れたりするんだけどそんな感じのいたこともある。そいつがいた時はちょっと金縛り的なのになったやつだと思う >>311
見つかって逃げたことはある。
というか、それ以降は怖くて足を洗った。
今は過去を反芻している感じ。
「覗き怪談」を書きながら、いろいろ思い出した。
女装ではないけど、カップルだと思って見ていたら、女の子の方が、色白で華奢な男の子だったことはある。
あれは驚いた。多様性が言われる時代より少しだけ前の話。
男同士には興味はないけど、珍しいから見てしまった。大学生同士だと思うけど、内緒の関係だったのかなぁ?
女の子同士は一組だけ見たけど、布団をかぶっていてよくわからなかった。少しぽっちゃりした女の子同士だったな。
怖い話を抜きにしても、こんなことは他人には話せないことばかり。 昔は、大学生のカップルだと、泊まるなら必ずHをしていた。泊まらなくても、彼氏か彼女が部屋に来たら、たいていセックスしていたものだ。
終わって帰る途中、コンビニに寄った女の子を間近で見て「30分前まで彼氏と…」と思いながら眺めたこともある。
それが、何年か前には、カップル自体の数が減り、泊まっても何もせずに寝てしまうパターンが増えた。
部屋からテレビが無くなり、スマホを眺める若者が増えた。
これは、足を洗う直前のあたり。
若者の草食化やテレビ離れを実感した。
テレビ離れといってもYouTubeでテレビの違法アップロード動画を見ている人は多かった。
でも、彼氏や彼女がいないっぽい人は明らかに増えた。
こんなデータにはならない体感も、他人には話せない。 怖い、といえば、一人暮らしだと、案外無警戒な人がいるのも、怖いことだ。
特に男性、若い男性はカーテンを開けっ放しにしていたり、レースのカーテンだけにしていたり、網戸だったり、室内が見られる状態の人が多かった。
ここへ彼女が来ると、観察可能になる。
カーテンレールに服を干していて、カーテンに隙間ができていたり、窓とカーテンの下に隙間があったり。
1センチの隙間から部屋中が見えたりするもの。お化けが覗き込むより、人に覗かれている方が現実的に怖い。
どんな秘め事を見てきたかは、ここでは本題ではないから書かないが、誰にも見られていないはずの、2人だけの秘密を、見知らぬ誰かに見られているかもしれないのは、一種の恐怖だと思う。 約30年前のこと。
友人カップルの姿も覗いた。みんなで一緒にいる時とは違う、恋人たちの空気感を見ることができた。
普段は何食わぬ顔で2人に接していることを考えると、ヒトコワだ。
若い頃、友人の彼女の部屋に、他の男が来ているのも見たことがある。友人には言えない秘密を知ったわけだ。
友人との時とは、声の出し方も反応も違うことを知ったが、そんなことは誰にも言えない。
勝ち気な女の子が彼氏にはべったり甘えるところ、クールな雰囲気の男が彼女の前ではデレデレというのも見た。
一人の女の子を、大学入学から卒業まで見たこともある。間違いなくヒトコワだ。
これまで誰にも言わなかった話。
全部ひっくるめて「覗き怪談」
たぶん、今もあちこちの町に、夜に徘徊している人はいるし、人でないものも、いる。 大学生の時に自分のアパートのエアコンが壊れたから、帰省してる彼女の部屋に内緒で数日間泊まってた
ある日の夜にチャイムがなって、気配を消しながらドアスコープで見たら、玄関の前に知らない男の人が立ってた
5分くらいチャイムを鳴らしていたけど、物音を立てないようにしていたら、諦めて帰って行った
浮気相手にしては中年過ぎるし、小太りでパットしないし、謎の男だった
エアコンが直って自分は部屋に戻り、彼女も実家から帰ってきた。なんとなく、内緒でへやに泊まったことや男の話はしなかった。
僕が泊まった痕跡は無くはなかっただろうに、彼女も特に聞いてこなかった。
その後も1年くらい付き合ったけど、なんか引っかかった出来事だった。 >>318
>>今もあちこちの町に、夜に徘徊している人はいるし、人でないものも、いる。
これは怖いね。
「知らなきゃよかった」というのもあるからね >>320
その男が訪ねてきたときに、部屋のあかりは消してたんでしょう?
それでもチャイム鳴らしてくるというのは怖いね
ちょっとイカレた犯罪者か(あきらかに不審者だと部屋の人には気づかれるからね)、それとも親しい男か?
新聞勧誘員やNXK集金人でもないだろうに
どんな服装してたのか気になるね >>317
怪談じゃなくて普通に怖いよ
カーテンに隙間とか気にしたことなかったよ
部屋に彼女が来ても隣の部屋に音が聞こえないかとかは気にしたけど
そんな他人の姿見てどうするんだよ? 石じじいの話です。
山奥で大声がひびいたそうです。
それは耳をつんざくような大音量でした。
声は甲高く、子供のもののようでもあり女性のもののようでもありました。
それは、人の心情の吐露だったそうです。
「私は、祖父を裏切ったのであります。もう、十分に懺悔をしましたが、まだ許されません。ここから何年、続くのでしょうか?明日の光は今日の闇から生まれるのでしょうか?首までつかった黒い池から、夜のまわりで歌う・・・。」
という意味不明な話がえんえんと続きました。
もっと長く独白はつづいたそうですが、私の聞き書きには記録されていません。
その大音量の独白をずっと聞かされるじじいは気分が悪くなりました。耳をふさいでも頭のなかに響くほどの音量だったのです。
走って逃げようとしましたが、気がつくと脚がもつれてうまく歩けない。
「XX(差別語)でも、決心すれば、あしたの苦しみに耐えるという・・・。」
聞き取りノートの別ページに内容が書き残されていました。
大音量で話された内容はもっとあるのですが、不適切ものも多いので、ここでは書きません。
じじいが苦しんでいると、急にその独白はやみ強烈な静寂がやってきました。
その静寂によって、じじいは激しいめまいに襲われたそうです。
どこかに、地域の有線放送(役場からの通達用)のためのスピーカーがあったのかとも思ったそうですが、こんな山奥で鳴らしても麓には聞こえない。
下山したところにある村でたずねても、そのような施設はない:とのことでした。 石じじいの話です。
話の聞き取り末期のメモです。詳しく書き残していました。
「霊界レンズ」があったそうです。
それは、霊界の様子を見せるものでした。
そのレンズは、もともとドイツのUボートの潜望鏡のレンズの一部だったとか。
戦争中の技術移転のために輸入されたが敗戦のために廃棄されたということでした。
そのときにレンズの一部のみが、たまたま残ったのだと。
カールツァイス製で二枚のレンズが組み合わされていて、レンズの表面は青緑色だったそうです。
このレンズを使って点光源の像を白い紙の上に結ばせると、その結像部の周辺にぼんやりと霊界が写ったのです。
結像した光源の周辺に、ぼんやりと山の風景や人々が動く様子が映し出されたのです。動画ですね。
太陽を光源として使う場合には、結像部で紙が燃えてしまいます。
そのため、ガラス板にろうそくでススをつけて、それを減光フィルターがわりにして光を弱めて使ったそうです。
光源は、満月の光でもよかったとか。
白い紙に結像した太陽や月のまわりに、ぼんやりと写る人々が動き回る様子は、たしかに霊界のような映像だったそうです
このレンズを使って写真を撮影したら霊界が写るのでは?と人々は考えました。
焦点距離が長かったので、これでは不便だということで他のレンズを組み合わせて暗箱のようなカメラを自作しました。
それで月や太陽などを撮影してみると・・・。
写った点光源のまわりに、なにかぼんやりしたものが写っているようないないような。
印画紙に焼き付けると画像がつぶれて、よくわからなくなるので、直接虫眼鏡でフィルムを見て確認しました。
そこには、人の顔に見えるようなものもたくさん写っていたそうです。
普通の風景を撮影しても、ぼやけた風景が写るだけで霊界は写らなかったということです。 怪談じゃないけど、職場の上司が女性の部下へのストーカー行為で逮捕されたのは怖かった
上司は懲戒免職、女性もすぐ後に退職
何が怖かったかというと、事件直後には「怖いね」「まさかあの人が」「一方的に思われてたんだろうね」「大丈夫?話聞くよ」みたいに言っていた人たち
女性が退職したら、大っぴらに「自業自得じゃん」「やりそうだよね」「不倫してたのバレバレだったもんね」「慰謝料とか凄いらしいよ」みたいに言ってて
他にも噂話が飛び交って、怖いなって思った 10年くらい前まで近所に住んでて、家族ぐるみで付き合っていた旧友が戻ってきた。
自宅を新築してすぐに転勤が決まり、売却するか迷った挙げ句、賃貸物件にしていた自宅に戻ってきて、付き合いが復活した。
久しぶりに家を訪ねると、案外ときれいで、前の住人が丁寧に住んでいたことが伺えた。
「関西在住の人で、月に何日かこっちで仕事があるから、その滞在用に借りてもらってて、だから長期間貸したのにきれいなわけ」と旧友。
「デザイン関係の事務所をしてる人で、たぶん金回りはいいんだろうね。仕事部屋かな?改装をお願いされてOKしたら、高級素材で改装してサッシも良いのになってた」と笑う。
「でもやっぱり、どこか他人の家って感じが抜けないんだよね」などと言いながらも、我が家を満喫しているようだった。 「キッチンも全然使ってなかったみたいで、本当にきれいで。あとトイレも最新式の便座になってたし、シャワーヘッドも良いやつを残してくれてて」と奥さん。
うちと旧友には、同い年の娘がいて、中学生になっていた。さすがにこの自宅の記憶はなく、二人が会うのも久しぶりだったが、すぐに打ち解けて、話をしに子供部屋に行っていた。
怖い話は、前の住民がこの家で何かをしていたとかではない。
床下に何かを埋めたとか、天井裏に何かを隠したとかではない。 旧友と奥さんが「昔、娘ちゃんが来ると、いつも奥の部屋の壁に向かって話をしていたけど、覚えてる?」と言い出した。
僕には心当たりはなかった。
聞けば、娘が遊びに来るたび、旧友の娘以外の誰かと会話していたのだそうな。
「普通は、ちょっと変だなとか思うかもしれないけど、俺らは気にしないから、面白がって見ていて」
「今日も、壁の相手に話するかなぁ?なんて言ってたの」
僕は全然知らなかった。が、嫁は微妙な表情をしていた。
その日の夜に、嫁に言われた。
「うちのひいおばあさんが岩手で拝み屋?霊媒師?みたいなのをしてて、言ってなかったけど、母親は見える人なのよね。あ、わたしは全然。なんもない」
だから、娘もなにか見えていたのではないか?と。もしかしたら、今も見えているんじゃないか?と。
「あの子、母さんと仲良いでしょ。よく電話してるでしょ。ちょっと気になってきた」と。
ただ、幼い頃の娘のことを思い出しても、不審なことはなかったそうで、嫁は「あの家に、よっぽど強烈な何かがいた、とか?」と言っていた。
自分の娘ながら、なかなか面白いことになってきた。 石じじいの話です。
石じじいは朝鮮に住んでいた時にロシア人と知り合いました。以前のお話でも、その人物のことが出てきたと思います。
当時、そのロシア人は朝鮮と満州で広く商売をしていました。
彼は、ロシア帝政時代のオデッサで生まれて、コーカサス、中央アジア、シベリアと流れ歩き、モンゴル・満州をへて朝鮮に流れ着いたと話していたそうです。
商売に成功していて富裕であり非常に理知的でした。
大学で教育を受けたわけではなかったようですが、軍隊にいたことがあったということでした。
彼は、朝鮮語をよく話したので、いろいろな話を聞けました。また、何人かのロシア人を丁稚として使っていたので、彼らからも興味深い話が聞けたそうです。
彼は、フランス語に堪能で英語もできたようです。
これは、じじいにはわからなかったのですが、知り合いの日本人の医科学生がそう教えてくれたそうです。その医科学生は、そのロシア人からドイツ語やフランス語を学んでいたということです。
そのロシア人は、ゆくゆくは米国へ移住するつもりだ、と話していたそうです。
彼や他のロシア人から聞いた話を、じじいは私に話してくれました。
それらのうち、いくつかを紹介しましょう。 石じじいの話です。
朝鮮にいた時に知り合ったロシア人から聞いた話だそうです。
1. 叫び声をあげるトンネルがあったそうです。場所は不明です。
石灰岩の山をくり抜いたトンネルがありました。鉄道も通っている大きなものでした。
そこを通ると、女性の叫び声が聞こえたそうです。
大きな叫び声がトンネル内に響き渡るのです。
列車にのって通過しても歩いて通っても聞こえるのです。
歩いて通る現地の人たちは非常に恐れていました。
そのトンネルは近くの町への近道だったので、利用する人は多かったのです。
現地の人が言うには:
トンネルの近くの家で火事になり、火だるまになった少女がここまで逃げてきてトンネル内で絶命した。
その時から、叫び声が聞こえるようになったのだそうです。
少女の家族は火事で全員死んで、村の墓地に埋葬されていました。
2. コーカサス地方のカルスト地域にできた洞窟の内部に死体が詰まっていたことがあったそうです。
数キロにもわたる深く長い洞窟でしたが、その中に死体がぎっしりとつまっていました。
その洞窟の入り口から数十メートルのところに死体がたくさん積み上がっていたのを現地の人たちが見つけて、この現象が知られるようになりました。
死体は、老若男女のものであり、さまざまな時代の服を着ていました。その衣装や顔貌から民族も多様だと考えられました。
地元の人々と軍隊が死体を運び出したのですが、どんどん出てくる。
洞窟の深い部分になるほど古い状態の死体があったそうです。
洞窟内は冷たく、暗く、アルカリ性の状態だったので死体の保存状態も悪くはありませんでした。白骨化しているものもありましたが、脂漏化しているものも多かった。
現地や周辺の地域では、それほど多くの行方不明事件もなく、その死体の人々を知っている人もいませんでした。
所持品は、あるにはありましたが、銀の十字架や拳銃などで、身元を明らかにするものではありませんでした。
あまり捜査もされないで死体は近くの森に埋葬され、洞窟の入り口はベトンで埋められたそうです。
注:以前、朝鮮の海岸の干潟で人の骨がたくさん散らばっていた、という話がありました。似た現象です。 石じじいの話です。
ロジア人から聞いた話のつづき。
起こった場所は不明です。
3.死後、死体が急速に変化することがあったそうです。
見ている間に死体が変化するのです。
死後硬直のような現象ではなく、かなり目立つ変化でした。
まず、皮膚が変色する。灰色がかってくる。
芳香を発し始める。心地よい香りであり腐敗臭ではない。
身長が伸びることがある。
男女の性別がわからないような顔つき、体つきになる。
筋肉が発達しはじめる。
痩せるということはない。
このままでは死体が動き出すのではないかと不安になって埋葬を急ぎ、変化の最後まで見届ける人はいなかったそうです。
火葬する場合もありました。
死後、半日〜一日たっても死後硬直が起きませんでした。
その村のある地域でのみ発生する現象だったそうです。
4. アラル海に幽霊船が出没したそうです。
ロシア革命以前は、アラル海にも海水は豊富にあり漁業が行われていました。
漁船が、大きな木造帆船に出会うことがあったそうです。
古い船でしたが作りはしっかりしていて、帆もボロボロというわけではありませんでした。
漁民が乗りうつってみても乗員はいない。
航海日誌はありませんでしたが、食器や各種道具、器具などは残されていました。
まるでメアリー・セレスト号のようです。
頻繁に目撃されるわけではありませんでしたが、遭遇したときには、漁民たちは船にのりうつって食器などを持ち帰っていたようです。
近くの町や漁村には、そのような船が造船された記録も進水した記録もありませんでした。
漁船は動力船ではなかったので、その船を自分たちの漁村に曳航することはできませんでした。
まあ、漁村の港の水深は非常に浅いので入港させることはできなかったのですが。
ある時、いつものように船に乗り移って、自分たちの小舟で持ち帰ることのできるような金めの品物を物色していると、船体がブルブルと震えだしたそうです。
漁民たちはびっくりして甲板に飛び出ましたが、船は沈みはじめていたそうです。
船から逃げ出して遠くから見ていると、その船は静かに水面下に没しました。
その帆船は、マストの先まで沈んでしまったのですが、その海域は水深が浅く、そのようなことは起こり得ない場所だったそうです。 「覗き怪談」って、ギリギリYouTubeなら語れそうだけど、エロい部分は間違いなくNGだし
それがなかったら特徴も消えてしまうし、結局、こんなところでしか読めないものだろうね
真実か作り話かはさておき、いろいろ面白かった
もっとあれば読んでみたい(エロも含めて)
あと、誰かまとめたりは… 「覗き怪談」おもしろいよね
新しいジャンルだよ、怪談の
不思議な話があれば紹介してほしいね
べつに、普通の覗きの話でもいいんだけど
他人のXXXを覗いていると異界も覗いてしまうという
あくまで犯人が語る軽犯罪怪談を読みたい! 石じじいの話です。
以前、亥の子の風習について話したことがります。
それは、ハロウィンが一般化する前の、子どもたちの楽しい夜のお祭りでした。
私が子供のときにも、この風習は残っていました。
田の神が山の神になるために帰っていく時に感謝を捧げる祭りであったとも言われます。
また、この日に、その年に農作業を手伝ってくれた他の家に餅を配る風習もあったそうです。お世話になった人へのおかえしです。
そのため、ある地方では亥の子には必ず餅をつかなければならなかったということです。
十月の亥の日の夜には、子どもたち、男の子のみなのですが、が家いえの前を藁鉄砲や石で打ちながら一軒いっけんまわりました。
私の集落では石で地面をついてましたが、近くの町では藁鉄砲のところもあったようです。
コンクリートの地面を石でつくことはできませんからね。
それに石はあぶない。
ある地方では、その時に唱える歌は「亥の子の餅つかん者は、鬼を生め、蛇生め、角のはえた子生め」だったそうです。
「それはうちらの村の亥の子のやりかたとはちがうね。うちらでは、そがいなこと言わんと、亥の子唄うたわいね」と私がコメントを加えると。
じじいが言うには:
「ある年にな、その『蛇』を生んだ家があったんで。」 石じじいの話です。
じじいが石探しのために北海道を旅したときの話です。
北海道北部の日本海側の漁村で聞いた話だとか。
北海道の漁村では、冬になる前に海からの寒風を防ぐために垣をたてます。
丸太ん棒を縦横に組んだものにアシ、わらなどを屏のようにくくりつけて作るのだそうです。
雪囲いの意味もあり、雪が来る前にたてます。
ある漁村では、その風よけに鋭く尖らせた木の棒(ヤリ)を海に向かってたくさんとりつけるこのもあったそうです。
これは、海からやってくる魔物を防ぐためだということでした。
その魔物は、観念的、宗教的なものではなく実在するものであり、吹雪の夜に雨戸や窓を破って家に侵入し人をさらうのだということでした。
さらわれた人は喰れたのです。
食い荒らされた死体が海岸に放置されていたり波間に漂っていたりしたそうです。
日頃、海で漁をすることに対して、怒った海の生物、神ではないとか、が仕返しにくるのだ、ということらしいのです。
この魔物に対抗するために、座敷に短いやりや短刀を立てかけておく家も多かったそうです。
実際に、やりの練習をする人もいたらしいのです。