>>165
続き、
それを思い出して、もしかしてそのころから精神に変調があったのでは?とか思いながら取引先の人たちとたまにAの話題になっていくつか分かった
Aは元々取引先の会社(B社とする)の出入り業者だったらしい
B社が店舗増やしながら外からは順調で景気いいと見えたんだろう
野心的なAはB社に入りたいと直談判してた
熱心にB社の展望とかを社長に言っていたらしい
AはB社に入ってこの会社をもっと盛り上げるための部署に入りたかった
結局AはB社に入れたんだが、そこからがどうも彼の理想とは違う流れだった
入ってしばらくは色んな所に配属されて会社内部からその会社を知るみたいな仕事をしてて、彼もそれをしっかりこなしてた
どうも社長の直属みたいな扱いに今後なるみたいな認識があったみたい
しかしその後会社の景気やAの仕事ぶりがそんな評価されないみたいなことで、ドサまわりみたいな仕事を辞めるまで続けてたようだ
俺はそのころのAから知ってる、だから彼を便利屋と思ってた
理想をもって転職してやる気もあったのに年下から顎で使われる外回り専門になって彼のプライドも精神もズタボロだったらしい
最後は社長の呼び出し(社長が暇なときに呼び出されて説教されたり飯に付き合う)も無視するようになり社長の逆鱗に触れて首になったらしい