ロックバンド「X JAPAN」のギタリストPATAさんとベーシストのHEATHさんが今年の12月31日でX JAPANを脱退することを発表した。
またLUNA SEAから参加していたギタリストでバイオリニストとSUGIZOさんも同日をもってX JAPANへの参加を取りやめることをホームページでアナウンスを行った。
残留するメンバーはリーダーでドラム兼ピアノのYOSHIKIさんとボーカルのToshIさんの2人だが、ToshIさんは活動再休止以降活動には参加しておらず、事実上X JAPANは正式に解散という形となる。

PATAさんとHEATHさんは23日都内で共同で記者会見を行い、その中でPATAさんは「何十年と彼(YOSHIKIさん)と付き合ってきたが、自分の中で限界を感じた。YOSHIKIとバンドをやっていても自分の殻を破れないと懷った。ToshIが(X JAPANから)離れたがっていたのもよく分かるし、僕の中ではX JAPANはもう終わったと確信した」とコメント。
一方のHEATHさんも「X JAPANはYOSHIKIさんという独裁者の恐怖政治で成り立っていたもの。個人的にもうついていけないし、前任のTAIJIさん(2011年に死去)も音楽性の違いや契約の問題じゃなく、YOSHIKIさんに批判的な態度で首を切られたことを弁護士さんを通じて初めて知った。自分がやりたい音楽はYOSHIKIさんの場所にはないと思い脱退を決意しました」とコメントした。
二人とも今後は未定だが、独自にバンドを結成したり、サポートメンバーとしての活動も予定しているという。