>シグネチャー銀行の破綻、米国議員は仮想通貨の不安定性が原因だと主張
https://jp.coi あ ntelegraph.com/news/us-lawmaker-suggests-signature-s-collapse-was-tied-to-instability-of-crypto
の記事の
>ベネット氏によると、仮想通貨は「マリファナ産業ほど安定的でもない」とし、シグネチャー銀行の破綻の一因になった可能性を示唆した。しかし、シグネチャーの取締役のバーニー・フランク氏は、ニューヨーク金融サービス局が12日に同銀行を管理した時点では、シグネチャーの支払能力に関する問題はなかったと主張している。

シグネチャー銀行は「支払能力に関する問題はなかった」と言ってるよな。
で、議員は「破綻の一因になった可能性」と言ってるだけで、推測の話に過ぎないよな。
仮想通貨建ての預金は、そのまま保有してる分には何の問題もないのでは?
米ドルも米ドルのまま保有していれば問題無いよな。
資産運用で低金利の米国債を買ってて、10年国債で満期まで9年半残ってれば、新しく売り出した高金利の10年国債と比較して、半年違いの満期時の価値からの逆算で今の価値を求めるから債券が暴落したと評価するよな。
銀行ってBIS規制で自己資本比率の制限を受けてて、でもアメリカの銀行に取って米国債はリスク0と判斷するはず。
預金された金で米国債を買う分は、自己資本比率の分母には加えない。
金利上昇での債券の価値が減るのは考慮されていなかったはず。だから、銀行はとりあえず国債を買うんだよな。
この話には仮想通貨は関係無いよな。

銀行が資産運用で仮想通貨の値が上がると思って仮想通貨を買ってたら議員の言ってる不安定さの話は解らなくもないが、仮想通貨が暴落しても「支払能力に関する問題はなかった」って事は大して保有していない気がする。
米ドルの入出金と決済手段のサービス提供がメインでは?
ユーザーと米ドルで銀行振込したいからだよな。そのサービスでは?
仮想通貨関連企業の固有の問題では無いよな。

合法マリファナ産業との比較の話で、じゃ何で銀行は冷遇してるのかは、推測に過ぎないけど面倒でミスると多額の罰金食らうからだと思う。
銀行振込でアメリカの規制が支配してるのかと言えば、中継するコルレス銀行で、米ドルの決済は多くがアメリカで行われてるからで、金融当局は罰金食らったらお前が払えよとコルレス契約に盛り込んでおくのを奨めてるから、結局適用されてしまう。
この理屈をマリファナ売買の決済に当て嵌めると、2つの銀行を中継したら、送金元と送金先を含めて4つの銀行全てで合法である必要があるはず。
何処から物を送ったのかとか、何処で受け取ったとか、1ヶ所でも違法だとアウトだよな。
だから対応も管理も無理だし、リスク取りたくないんだよ。
日本では、マウントゴックスが昔みずほ銀行から蹴られたが三井住友銀行が使わわせてくれた事が有ったはず。
日本では資金決済法や犯罪収益移転防止法に仮想通貨が盛り込まれ、その後に暗号資産と名が変わったが、アメリカは法改正していないから法解釈が微妙のまま。
アメリカの当局はPoSのイーサリアムは債券と言ってるし。
だから銀行はビビるよな。証券会社のライセンス持っていないのに証券の売買をしてる業者にも見えるから。
で、この法解釈の問題と、決済での支払い能力の問題と、資産運用の話は別の話だよな。