[ナポレオン覇道進撃]長谷川哲也 56 [セキガハラ・笑う殺し屋]
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ナポレオン~獅子の時代~に続く皇帝への道
ナポレオン 覇道進撃
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規制回避 >>413-414
大デュマの親父のトマ・アレクサンドル・デュマの銅像でも建てればいいさ
革命で一時廃止になってた奴隷制復活の引き金がジョゼフィーヌだからしゃあない >>416
Twitterで見た
>>417
ナポレオンケーキの名称だと、日本の消費者のウケが悪いんやろうか?
>>407
大陸軍時報見るに、ジュールダンは復古王政では厚遇されなかったくちで
裏切り具合が酷くなかったとかかな? >>404
最近ではEU離脱後の英国から、スコットランドが独立するか?なんて話題があるね
もともとは同君連合でしかなくスコットランド議会が廃止になったのは名誉革命より後だから
アイルランドが実際に独立しているのでジョークとは言い切れない
まあオランダと違ってスコットランドの人口は少ないけど
大英帝国に人材を提供することでスコットランド人の活躍の場を得ていた時代が終わった今
独立してEUに加盟しなおすもありっちゃある >>415
ジョゼフィーヌは奴隷制復活そこまで関与してないってのがここ最近の通説らしいぞ
むしろ奴隷制復活のさいに自分とこの黒人には白人との結婚を例外的に許すようにナポレオンに働きかけてる >>419
七月革命で革命側の闘士として名を馳せたところをみると、ジュールダンは復古王政と距離を置いていたのかもな
なお、セントヘレナのナポレオンはジュールダンの近況を知って嬉しそうにこう語っている
「私はジュールダンを冷遇してしまった。それにも関わらず、彼は恨むことなく節度ある態度をもって振る舞っていると聞いた。大変喜ばしいことだ」
「ジュールダンは精神の向上が人を際立たせ、その性格を称えさせるという実例を提供している。ジュールダンこそ真の愛国者といえよう」
これを契機にジュールダンのあだ名が「真の愛国者」になったのは言うまでもない >>419
昔はでもナポレオンパイって言われてた気がする
お菓子界って定期的に名前変えてイメチェン計ったりするからその一環じゃないかな
俺もナポレオンパイよりミルフィーユの方が美味しそうに感じるし セントヘレナでのナポレオン一行の1日あたりの食費(もちろんイギリスが払う)が色々ひどい
「肉50キロ、鶏6羽、卵30個、野菜10キロ、バター2・5キロ、ハム1キロ、ラード1キロ、砂糖5キロ、果物5キロ」
「食事のお供として大量のワイン、麦芽酒、ラム酒、コニャック」
「500グラムで1万円以上する最高級品種のコーヒー」
たまりかねたイギリス側は会計係のモントロンに食費を削減してほしいと泣きつくのだが…
浪費家のモントロンに新しい食材リストを渡されて頭を抱えるはめになったという そんなの何人分かもわからないとなにがひどいのか全くわからん 何人分か分からんけど要求したものの中身からして贅沢なのは察せられる
しかし約束した年金を払わなかったのがナポレオン脱出の原因になった事もあって無下には出来なかったのだろうな コーヒーはセントヘレナ自体の名産品だしそれ以外は一般的な品だとしか思えないけど リストはあくまでもロングウッド本館に住むおよそ20人分だから
離れに住むベルトラン一家は別に支給されていたと推測されている
セントヘレナは離島だからこれだけの食材を毎日運び入れるのは相当大変だぞ
当時は冷凍技術や空輸なんてないし、自宅に冷凍庫にまとめて保管も出来ないんだから
しかも、仮にも皇帝に提供される食材だから安物じゃ済まされなかった
ワインやコニャックもナポレオンが好みそうな一級品を大量に買っていたそう
イギリス側の記録では食費かかると嘆く記述が何ヵ所かある いや元から海上貿易拠点なんだから船便は定期的かつ大規模に来るだろ
金がかかるかはともかく別に大変じゃないと思う https://www.afpbb.com/articles/-/3061087?act=all
多分この辺りがネタ元だろうけど
食事全体における肉とパンと野菜の比率で豪華さが推し量れないのは流石に
まだハーバーボッシュ法が発見される前で肉自体が贅沢な時代 >>430
肉と野菜の比率じゃあ全くピンとこないけど? まあセントヘレナ島はイギリスの提案でもあったから、「物流の困難な地域を選んだお前らの責任だろ」ってあてつけもあったんだろうね 大体、会計係に堅実なベルトランや計算に強いグールゴーじゃなくて浪費家でギャンブル好きのモントロンを選ぶ時点でおかしいって >>433
嫌がらせだったりして
ナポレオンがモントロンに
「イギリスの国庫に打撃を与える任務を申し付ける」とか言ったんじゃないかと勝手に妄想して楽しくなってるわw >>434
さすがにこれぐらいで打撃を受けるイギリス国庫ではなかったろうけど
ナポレオンご一行は、ルイ14世時代の謎の虜囚、鉄仮面以上の厚遇を受けたんだ
ロウ総督のご一行からの一部追放やら、ナポレオンを将軍呼ばわりやら
一日二回の兵士のナポレオン所在の確認やら、不快な湿気の気候やら
大した冷遇ともいえんな
ウェリントンは、記者に対して、負傷兵などを見せては
「もっと十分な装備があれば」と涙ぐんで見せたというが
イギリス議会から戦費せしめるには、それくらいのパフォーマンスは必要だったのかも
「愛人とその子を困窮させないでくれ」という救国の英雄ネルソン提督の遺言を握り潰した
連中だからな
当時の貧民の食糧の中にチョークなど「本来人の食い物じゃないやろ」なものも混入していた時代 >>422
反面、ダヴ―には結構冷たい発言してるところみると
二回目の退位のときにナポレオンが根に持つことをしていたんだろうな
その後のパリ防衛戦やら指揮権移譲やら敗戦国フランスの立場を守ろうと悪戦苦闘した
と思うんだがな
晩年ルイ18世に許されたといっても地元市長を短期間務めた程度で厚遇なんかされてないというのに >>433
山師呼ばわりされたモントロンだが、ちゃんとナポレオンご一行の役に立っていたということだな
最晩年のナポレオンはいまだ人を見る目があったということか ワーテルローのあとに議会はカルノーやシェイエスを除いて反ナポレオン的になっていたのでクーデターで独裁権力を取り戻そうとしたが戦争大臣のダヴーが反対して成功しなかった
新政府のナポレオン追放宣言はダヴー自身がナポレオンに事務的に伝えて二人は握手もせず最後の別れをした やっぱナポレオンはワーテルローで華々しく戦死してた方が後世から伝説、英雄としてのウケが良かった気がする。 >>439
毀誉褒貶あってのナポレオンだと思う
名誉の戦死をした英雄などほかにいくらでもいるが、表面的な賞賛で終わりがち
コルシカ人のガキが士官学校でいじめられつつも卒業して
革命、戦争の果てに頂点に昇り詰めて欧州を支配したと思いきや
会った言う間に没落、アフリカに近い絶海の孤島で死んでいく
という栄枯盛衰の一代記あっての、歴史上の人物ということ >>438
獅子の時代での2人の出会いの描写から
2人の対面する最後の場面でダヴ―がナポレオンに
「女々しい!!」と叱咤するシーンが来ないかと予想している
ワーテルロー帰還後の皇帝としての最後の閣議での発言が
ダヴ―やカルノーにも見放されるようなものだったっぽい
まだ勝てそうと思えば、彼らがナポレオンを見放すとは思えないので 1年近いエルバ島でのそれなりに安楽な生活と
ろくな戦いもなく皇帝に復位出来てしまった事で変に気の緩みがあったのかな
どちらにしろ未来はなかったにせよ
気を張ってれば当時のナポレオンでもワーテルローくらいは勝てても良かったのでは >>442
気力と体力がある程度回復してればリニーでプロシア軍壊滅できてたかもしれん。百日天下が数年伸びるか、運良ければ完全復活かな。そしたらアレキサンダー大王を超えた男になってただろうね。 >>439
そっちの方が華々しくはあるが
島流しにあってから色々語ってくれているので歴史資料的には死んでなくてよかった 文豪シャトーブリアンの「ナポレオンは、生きている間に世界を征服することはできなかったが、その死によって世界を手中に収めた」評が全てだわ
ナポレオンは離島セントヘレナで死んだからこそ伝説になった 動員はもっとできた
内務大臣のカルノーが継戦可能だと判断してるんだから意思さえあればそれなりに続いたと思う ナポレオンは親衛猟騎兵連隊の軍服(緑色のやつ)を好んだらしいけど、肖像画では紺色の軍服もよく着てるよね。あれはなんなんだろ。 >>447
大陸軍時報によれば、ダヴ―とカルノーは革命的民衆(の義勇軍)に武器を渡すのに賛成
ナポレオンとフーシェは反対だったという
戦争継続には、革命的民衆と手を結ぶ方向転換が必要だったということ
勝敗は、フランス革命当初と同じやり方で、連合国軍に対抗できたか否かによる >>443
プロイセン軍の部隊は、リニーの戦い不参加組が相当数いたようだね
グナイゼナウの意図は、推測するに、軍全体の壊滅防止と、イギリス軍にも戦ってもらう
ということだったのだろうか?
その後、ブリッヒャーに一喝される前は、イギリス軍見捨てて東方のオーストリア軍に
合流しよとしていたという
リニーの戦いとその後のウェリントンからの伝令で、イギリス不信が強まっていたからとしか思えない 既に一度は負けたナポレオンが根本的に建て直すとか無理だろ
小手先で動員数増やしたり、連繋がうまくなかったとしても
倒せることを皆が知ってしまっているんだから
ナポレオンは大したことないと皆はわかっているんだから
夢見すぎ >>442-446
もって数年だったろうね
フランスに欧州全部を敵に回しつづける余力はない
大革命とナポレオン戦争で消耗しつくした
アレクサンドロス大王の真似事なら、既にエジプトとロシアで形を変えてやったが
両方とも失敗に終わっている
エジプトの方は制海権がないのとイギリスとトルコの妨害で
ロシアの方は地の利がなかったのと60万の兵をナポレオンが捌ききれなかったので 王道派、民主派
フランスさえ、ナポレオンでまとまらないし、諸外国は今さらナポレオンと組む奴なんかいない
頭に金を打たれているのに、勝てる、勝っていると言ってるようなもんだろ
寝言だ >>452
新兵器の発明でもあって軍事版産業革命が起きないと無理だろうね
大革命以降のやり方に連合国側が追い付いてしまったからこそのナポレオン一回目の退位 >>454
函館戦争での地元住民よろしくフランス南部の住民が、連合国軍に協力していたのかもね
そういう水面下の地道なスパイ活動が戦争には重要
ウェリントンがスペイン軍の大半にフランス進軍許さなかったのだって
せっかくの王党派寄りの住民たちを、スペイン軍の暴虐で敵側に回したくなかったからだし >>456
百日天下中に南仏で王党派による大規模な反乱が起きているけど、別動隊を率いたラマルクが完膚なきまでに撃破しているよ
ラマルクの大活躍はナポレオンにとって嬉しい誤算だったようで「将軍は私が想定してた以上の大功を立てた」と最大限の賛辞を送っている 白色テロでガチの指名手配犯になったのはデルロン伯ぐらい
デルロン伯に関しては発見次第銃殺せよとの通知と手配書が出回っていたとか
おかげでデルロン伯は正体を偽って外国を転々とするはめになってしまった
そして資金繰りに困ったデルロン伯が始めたのがなんと喫茶店だった
そしてデルロン伯が恩赦で帰国を許されたのはワーテルローから10年後のことだった エルバ島で大人しくしてれば、フランス国民は老害ルイ18世を追い出してナポレオン復位になってたと思う
後はタレーランが確定した国境の尊重宣言をすれば生き残れたかもしれん。
まあ漫画じゃ暗殺や、さらなる島流しを警戒してて、動くしか無かったという描写だけど ナポレオンが負けることを一度満天下に知らしめた後で何をしようがどう工夫しようが、長くつづくわけはなかった
ナポレオン復位は壮大な無駄
ワーテルローは茶番 百日天下は戦略的に負けてるわな
元帥達の士気や忠誠心がイマイチだったのも、それを理解してたためだろうし
でも戦争はそんなもんよ
戊辰戦争だって、勝敗が決した会津や函館で激戦が繰り広げられてるし、負けを認めるには時間もコストもかかる 今のプーチンと同じだな
ロシアを正義側として描くべきではない >>465
デルロン伯はブルボン王家に忠誠を誓ったもののオルレアン派のスパイ疑惑という訳分からない容疑をかけられて速攻で逮捕された
その後、デルロン伯は脱獄してエルバ島のナポレオンに馳せ参じて忠誠を誓った経緯がある
だからブルボン王家からしたらデルロン伯は脱獄犯でしかない >>466
完全にブルボンが悪い。やっぱギロチンかけなきゃダメだわ。 >>467
ド・グルーシーなんて「王家を支えるべき侯爵家の当主のくせにナポレオンに味方した裏切り者」という理由でクビにされたんだぞ
逆にラベトワイエールは妻のコネで復古王政に仕えたものの「私は皇帝陛下を裏切って汚れてしまった。このうえない恥辱だ」と嘆き暮らしていた
そして、エルバ島を脱出したナポレオン一行に部隊を率いて真っ先に馳せ参じた
この経緯からラベトワイエールは「ラベトワイエールだけは最優先で銃殺せよ」とデルロン伯以上に憎まれた
そして「国家に反逆した犯罪者」の汚名を着せられて銃殺されることになる >>466
この時期にオレルアン派で逮捕というのも意味不明だな
パレロワイヤルに堂々と拠点構えているブルボンの有力分家に近い人間というだけで
投獄か?
それでわざわざナポレオンに再度接近するように追い込んでいるんだから
ブルボン家周辺の思考回路はわけわからん
連合国がナポレオンをセントヘレナで飼い殺しにしたのも
ブルボン家に対するけん制の意味もあったかも
七月革命後タレーランの交渉でイギリスがオレルアン王朝になびくわけだわ
大デュマはオレルアン家の秘書団に入って作家としての基礎トレーニングをして
後、七月革命参加。作家として大ヒット
二月革命後、イギリスでのルイ・フィリップの葬儀に参列
(ルイ・フィリップに子爵にしてもらったユゴーは参列せず。なんなんだ、こいつ) その頃のユゴーは共和派なんだから別に参列する気がなくなっててもいいだろ
子爵になった程度で恩義なんて感じる必要はない 単に子爵にしただけじゃなくて
スキャンダル揉み消しや仕事も口利きしてた
私生活でも親しくしてたからそりゃ後々共和派になったにせよ不義理だと感じるやつは感じるだろうな ベルギーは現在15時56分。そろそろラ・ベル=アリアンスにプロシア軍が到着する頃か。 >>471
デュマの方は、政治的立場云々とは別にそういう恩義や友情を大事するところがあったから
余計際立つ 政治的立場を無視して人の葬儀に参列するほうがずっと無責任で人柄が信用できない >>472
自分的には、ワーテルローの戦闘終了後
連合国軍、フランス軍双方の負傷兵の搬送と看護を主張したシドニー・スミスの再登場を
期待している
奴隷制廃止論をウィーン会議で説いた人でもある >>462-463
それがあればこそドイツが第二次世界大戦を始めたんだものな
そして欧州においてナポレオン戦争のパロディーのような結果となった そしてそれを今またやろうとしているプーチン
ロシアを正義側として描くべきではないな >>471
人妻とダブル不倫した現場をおさえられ姦通罪で逮捕起訴されそうなのを
上院議員の議員特権で逃げ回っている間に、国王にもみ消してもらった
偉人と呼ばれる人でこういう逸話といえばガンジーもそうだな 漫画のベルティエは気が弱そうだけど、実際は気性が激しくて権益に異常に固執する性格だったのな
各軍団に「情報屋」と呼ばれるスパイを放って軍団長や師団長の動向を監視していたそうで
そして、参謀本部のスタッフは自分の息のかかった将校だけで固めていた
当然、他の元帥達との仲は最悪で、ダヴーとは互いに憎しみ合う仲だったとか ベルティエも大概ではあるが、ダヴーの場合仲良くできるやつの方がレアな気もするw 大陸軍には「臆病者」はいない。ベルティエはロディで突撃かけたらしいし、個人としては凄い勇ましい人だったんだろう。 >>482
イタリアで重傷を負って以来、先頭に立つのを極度に嫌うようになったスルトさんが略奪と虐殺をしながら何が言いたそうにしています… >>480
ジョミニがベルティエに弾かれたくちらしいね
そして
>>69 のモンシオンは、やはりベルティエのお気に入りだったというわけだ
ダヴ―が王党派を疑ったというが
それ言ったら、ベルティエこそ後のルイ18世となるプロヴァンス侯爵を国外脱出させる
手助けをした軍人の一人とする記事がある >>479
この時代年上の未亡人と結婚して、保有している事業やライセンスを引き継ぐなんて
普通にやってることよ
デパートの創始者一族でもあったし、国は違うがオーストリアのヒトラーの父親も初婚はそう バルザックとダブランテス公爵夫人の結婚もありだったかも
公爵の爵位はどうせジュノーの長男が継承済みで
バルザックがロールの2番目の夫になるだけともいえる >>480
ダリュ伯爵は百日天下でダヴ―戦争大臣を補佐していたということは
主計総監を務めていた頃もベルティエと衝突を避けつつも
ベルティエ人脈ではなかったということかな? >>487
ダリュ伯爵はデュロックやベルトランと並んでナポレオンお気に入りの側近なので、いくらベルティエとはいえ無下には出来なかった
ちなみに親戚筋のスタンダールによると、ダリュ伯爵は仕事の鬼で気むずかしい性格だったということ ダリュは時の政権に他の将校同様迎合的なタイプだろう
ただ貴族出身らしくジャコバンには一度牢獄に打ち込まれたせいで嫌悪感はあったそうだが >>489
ジャコバンは、王党派よりになったデュムーリエを追い払ったダヴ―でさえ嫌っていたね >>490
ジャゴバン派政府は、ダヴーを嫌っていたというよりは、誰にも妥協しない厳格さをもて余していたといっていい
そんなダヴーもヴァンダムの不服従ぶりをもて余すはめになったのは皮肉か ダヴ―が、グルーシーの杓子定規の性格が裁量のあるポストに適さないと評したという
陸軍大時報の指摘はちょっと面白かった
まあグルーシーは軍略のわからない人だったのがダヴ―と違うところだろう
ジェラールとヴァンダムは、グルーシー別動隊にいて、グルーシーのことを批判的に
見ていたはずだが、ナポレオンの命令に違反したとは絶対思わなかったろうな
特にヴァンダムは皇帝に例の言われようだった ナポレオンはアレキサンダー大王やハンニバルと比べて何が優れてたんだろう?組織的に軍を動かす能力と戦術的直感? >>493
兵站なども考えてはいたようで理数系的頭脳は当時のフランス将校として優れた方だったようだ
各個撃破という手品的な戦術もできた
とはいえ、奇策の点でハンニバルよりも大きく優れていたかは不明だし
大人数の兵力を率いる能力では、明らかにアレクサンドロス大王に負けている 当時の将校として…ではなく当時のフランス将校として…なのは当時のフランス将校が他国に比べて劣っていたからその中ではということ? >>389
六つのナポレオンなんてホームズものの短編あるの見ても
時の経過でナポレオンはある意味大英帝国の勝利の引き立て役の強敵キャラになったんだろう
それでイギリス人のナポレオンマニアは意外に多い >>495
劣っていたかは知らないが、特段優れた資質だったかといえばわからない
ただし、大革命当初に指揮官を兵士の選挙で選んだりしたこともあり
指揮官の人望ではフランス陸軍は他国を圧倒していたかもしれない
だからこそイギリス陸軍は、漫画のビクトルよろしく
指揮官狙いのスナイパー育成に力を注いで、彼らを優遇したという >>497
いや人望とか資質とかではなく劣ってるか優れてるかは別として
理数系的頭脳が他国と差があると思ったからあえて「フランスの将校として」と分けたんじゃないの? 陽動で隙を見せて、相手の陣形の隙ができる、戦機ができる機会を演出し、実際何度も何度も切り裂いた
あるいは、長期駆動して、敵の想定越えた戦力を一点に集めて粉砕する
それを何度も何度もやってのけた
途中の被害がでかくても、勝つまでその勝利の方程式を知ってて実践した
他の指揮官はただ漫然と率いて偶然だったがナポレオンには必然だった
それはアレクもハンニバルも同じだし、相手の指揮官のレベルが上がれば徐々にうまくいかくなるが、多少の戦力差ならナポレオン本人が率いれば勝てた
最後まで やっぱハンニバルやアレキサンダー大王やナポレオンは一般の人とは脳の作りとかが違うのかな。何百年に一度ぐらいに生まれる突然変異みたいな。 >>493
その2人と比較するなら内政だろうね
ナポレオンは軍人としては秀逸だけど、統領になって政治もできるとは誰も思わなかった。アレキサンダーやハンニバルが同時期のフランス統領になっても、政治はできなかったろう。
可能性があるのは、政治手腕も抜群だったカエサルくらいか まあナポレオンは結局イギリスを倒せなかったからなあ
イギリス人「ナポレオンは強敵だったなあ(さすがに俺らには敵わなかったけどw)」てなもんだろう 問題はロシアも勝利者側ということ
ロシアが勝利者になる話というのはよくない >>503
まさかセントヘレナでナポレオンに散々振り回された挙げ句に「イギリスはナポレオンを冷遇した」という悪評に苦しめられるとは
そしてウェリントンが老害と化したせいで軍の改革がろくに進まずにクリミア戦争で多数の死傷者を出すとは
この時思ってもみなかったのです… 逆に軍事分野でナポレオンが苦手だったことなんかあるのか?乗馬ぐらいじゃない? ナポって政治も軍事も出来るけど外交だけダメダメな印象有る
マルタ島ひとつで妥協出来ないしロシアには妥協して結局戦争になるし
結局メンツが潰れる事を極度に嫌がってるから損して得取れとか出来ないのかもな
コルシカのヤンキーだから 軍功ありきで成り立ったんだから
そこで妥協したらメンツが潰れて終わる
実際一度ロシアで負けたらあっという間に崩壊したろ >>503>>505
ネルソン>ウェリントン
なんかね? >>499
ああ、ウェリントンがそれっぽいこと言ってたな
敵の弱点を突く天才みたいな >>506 >>509
ナポレオンに海軍、海戦のことはまったくわからなかったのは
獅子の時代、覇道進撃初期に散々強調されている
身長の問題からいえば、ナポレオン、ネルソン共に軍人としては低身長だし
ハイリスクかに見える冒険的戦術好んだ点も似てるので
マンガでのライバル風演出はあながち的外れではない
ウェリントンは守備防御面に強い別タイプだし、身長もそこまで低くない >>507
大陸封鎖令のゴタゴタ見るに、産業、貿易や経済の分野での理解が不足していた
もっとも、フルトンの蒸気船に協力しなかったのセントヘレナで後悔しているから
海戦面ほどには音痴ではない 別にナポレオンが特別頭が違うわけじゃない
ナポレオンにしろアレクにしろ、相手は所詮イノベーションのジレンマで隙ができる、漫然と率いてるだけ
ある程度大きな兵力だと手に余る、連繋立てて動かせない
そこを金床で、砲兵騎兵歩兵の連繋で切り裂けば勝てると見切っていた
暗黙知でわかっていた
スティーブ・ジョブズがすり合わせを否定し大鉈をふるって勝ち抜いたのと同じ
技術だけならジョブスのやったことは日本企業もアメリカの他の奴もできた
揃ってた
ジョブスだけがためらいなく他の奴のこだわりだメンツだ無視して鉈をふるえた
そこを手当てしない相手は何度やっても負けるし、負けた
手当てできるウェリントンやプロイセンが出てきたら負けた 相手の指揮官の頭は硬直している
それまでの歩兵の使い方、砲兵の運用の仕方、誘いの隙を見せればこう投入してくるから
必ず中央に穴が空くから、スルト投入すればアウステルリッツの一丁上がり
これを繰り返しただけだ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています