>>590
ボアピッチを変える利点は、エンジンサイズを相似形で排気量を増やしたり減らす際に役立つ。
ボアストローク比(bore/stroke ratio)など形状が一緒なら、燃料特性も揃うので、
排気量を増やしても減らしても、ほぼ同じプログラムで制御できる。

ストロークの変更で排気量を変えると、制御するプログラム作りと、
較正(キャリブレーション)は一からやり直すことになって大変な手間だ。

設計の共通化で、開発工数は減り、開発コストが激減し、開発期間が劇的に短縮できる。
コスト競争力は製造部門のカイゼンだけでなく、もっと川上の開発まで遡らないと。

トヨタにそういう知恵がないから、パワートレイン開発は苦労しているんだろう?