元マツダのエンジニアで
現モーターファン誌のエンジン博士をつとめる畑村氏
「XはガソリンHCCIの限界を示した。性能も燃費もコストも改善見込みなし」
(そもそもHCCIではないが)
https://motor-fan.jp/article/10013020?page=2

SKYACTIV-Xもディーゼルエンジンより高い価格設定になってしまったのが残念だ。

世界初のHCCIの実用化は素晴らしいことであるが、
実際の燃費値(CO2排出量)をみると、車が重くなってしまったこともあって、
マイルドハイブリッドを組み合わせているにもかかわらず、
飛び抜けて燃費が優れているわけではなさそうだ。
これでは、ストロングハイブリッドに燃費で対抗するのは難しい。
コスト面では、大量生産が可能になった時点でも
ディーゼルエンジンに対しての優位性は大きくないだろう。
走りの面では、一部のマニアを除いて、
低速トルクが十分あるディーゼルエンジンの方が好まれるはずだ。

結局SKYACTIV-Xは
ガソリンHCCIエンジンの限界を示した
ように筆者は感じている。