火力発電をなくすには自然エネルギーだけではどうしても足りない。原発が不可欠。
新型の高温ガス炉なら津波で全電源喪失になっても東日本大震災みたいなメルトダウンは原理的に起きない。
現状の軽水炉よりはるかに安全性が高く、地震津波大国の日本にもあってる。高温ガス炉の
高温排熱は水素製造にも使える。高温ガス炉より更に安全性の高い核融合炉も開発が進んでいる。

自然エネルギーは日本では太陽光発電が最も有力だが大規模発電所でないと安価な発電は出来ない。
家庭の屋根に設置する太陽光発電は自家消費のみで経済合理性を持つ。だから自家消費型発電へ
誘導が必要。その為、家庭用蓄電池の普及も同時に進める必要がある。

大規模太陽光の適地は未利用の山林、南向き斜面のすべてを太陽光発電所にするぐらいの
大規模開発が必要。日本は平地が少なく、希少な平地は太陽光発電より農地にまわすべきだから。
これを自然破壊などと言って妨害すれば温暖化によってはるかに甚大な
自然破壊を人類は経験する事になる。もちろん蓄電池や水素製造施設で電力供給の調整も必要で
相応のコストがかかる。だからいくら自然エネルギーがあっても原発の力を借りざるを得ない。