ひとはそれを身の程知らずと言う…

 マツダの商品戦略でのネックは、「マツダのクルマ作りは今後、ドイツの
ベンツやBMWのハイクオリティで走りのポテンシャル高さを志向し、価格戦略は
フォルクスワーゲン並みの設定を売りに展開する」(マツダ営業関係者)という
理念をマツダ店に周知徹底を図るべく要請している。

 この戦略の現れのひとつがこうした車名変更につながっているともいえる。
世代交代や本命である「スカイアクティブX」のフルラインアップもうまく
機能しなかったらマツダにとっては大きな痛手になるに違いない。