>>909
サーモスタットの作動温度を下げさせたんだよ。
4輪でも大体同じだが、公道仕様の場合、
まず冷間時サーモスタット弁でラジエターへ冷却液が回らないようにし暖機速度を上げてる。
一定温度(サーモスタットの開弁温度)が来るとラジエターへ冷却液を回し冷却し始める。
(純正サーモスタットは、大体全開になるのが90〜100℃)

その後、速度低くて走行風でのラジエター冷却が間に合わない場合、
サーモセンサーでも冷却液温度拾ってるから(大概ディスプレイに表示されてる)
設定温度(105度前後とか)に達すると冷却ファンが回り始める。

最近の公道仕様は、燃費・排ガス性能の関係で暖気速度を上げる為に、
サーモスタットの温度設定が高く(エンジンの保温温度が高い)常時ヒートに近い温度で
ファンの作動が頻繁になりファンの冷却まで間に合わない状況に至りやすいから、
ヒートし難くするには、まずサーモスタットの開弁温度を下げてやることが、まず第一手。

サーモスタット設定温度を下げると普通に走行風でラジエターが冷却される=ファン作動まで時間が稼げる
からヒートし難くなる。

単車とかでもサーキット専用とかレーサーにするならサーモスタット弁は、端から取り外す。
負荷が高いと常にクーラントをラジエターに循環させ走行風だけで常に冷やす。
レーサーは、信号待ちや渋滞を気にする必要が無いし走行抵抗になる電動ファンも無いから。
サーモスタット開弁温度を下げるってことは、その中間的な状態を作る意味合いがある。

4輪用でもサーキット走行用に作動温度の低いサーモスタット(全開温度が70〜80℃)を売ってる。
ファンの作動温度だけ下げても大概手遅れ状態だからw
ファンが作動する以前からせっせと冷却できる状態にしてないと。