ベンツ、BMWが日本で意外に苦戦し始めた事情
1/22(火) 16:10 Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190122-00260881-toyo-bus_all

■レクサスが好調

 メルセデス・ベンツは前年比1.0%減(6万7531台)、BMWは2.9%減(5万0982台)、
アウディは6.6%減(2万6473台)と、意外にも苦戦を強いられている。6.0%増だったVWも、
ディーゼル車スキャンダルによる深刻な販売不振の反動によるもので、ピーク時(2014年:6万7438台)
の8割弱(5万1958台)までに回復したにすぎない。

■なぜドイツ車は苦戦しているのか

 順調に景気が拡大して高級品が売れているはずの日本で、なぜドイツ車は苦戦を
強いられているのか。

 原因はいくつか考えられる。1つはレクサスの好調だ。レクサスは2018年、
前年11月発売の現行型「LS」が初のフル・イヤーを迎えたほか、年末には「UX」や
「ES」を発売し、前年比20.8%増の5万5096台と、BMWをしのぐ水準まで販売を伸ばしてきた。
年に1万台も増えたということは、同価格帯のドイツ車メーカーから相当な需要を奪ったのは間違いないだろう。