首相、消費増税を表明へ 予定通り来年10月に10%

 安倍晋三首相が15日の臨時閣議で、消費税率を予定通り2019年10月に8%から10%へ引き上げる方針を表明することが14日、分かった。国内経済の回復基調が続き、一定の家計負担は乗り切れると判断。
景気悪化を防ぐ対策の立案を関係閣僚に指示し、11月中にも大枠をまとめる。増税時に飲食料品などの税率を8%に据え置く軽減税率が導入されるため、準備加速を求める見通しだ。