商品にはそのものが持つ価値と売値があり、価値と売値を比べて安いか高いかが決まる
・定価が高い=価値が高い
・定価が高い物が大幅割引=安い
という売り手の決めた定価だけが判断基準で自分で検討しない

価値のないものを大幅値引きしたところで何の意味があるのか
単なるぼったくり品のたたき売り

「楽天市場」での日本シリーズ優勝セールで、一部店舗が通常価格を引き上げて表示し、大幅な割引を装った問題で、
楽天は7日、二十数店舗、約1000点の商品で不適切な表示をしていた疑いがあると明らかにした。
消費者庁によると、景品表示法に違反する「有利誤認」に当たる可能性があるという。
「77%割引」が目玉企画
通常@115円の値札を付けて販売しているリンゴの定価を日本シリーズ優勝セールの期間中は@500円に設定し、値引き結果@115円にする
そもそも、「77%割引」が可能なのか? という疑問がこの事件の肝だと思う。私は、基本的には不可能だと思っている。
「シュークリーム1個当たりの通常価格を「1200円」とし、これを260円で売ることで、「77%割引」を演出していた可能性がある」との説明だ。
@1200円といえば、何人かで切り分けて食べるケーキやカステラの価格というのが一般常識ではないのか?
一個「1200円」のシュークリームに楽天市場の利用者が違和感を覚え通報した様だが、普通の感覚の持ち主なら変だなと思うはずである。