日本学術会議の新会員任命拒否については
科学誌「ネイチャー」も社説で取りあげた
学問の自律性を尊重することの重要性を訴える立場から
その社説の中では
学問の自律性と自由を守るという何世紀にもわたって存在してきた原則を
政治家が後退させようとしている動きがあるとしている
その一例として日本学術会議の問題を取りあげた
日本の首相が政府の科学政策に批判的だった6人の科学者の任命を拒否した
社説は続ける
国家が学問の独立性を尊重することは現代の研究を支える基盤の一つで
政治家がこの約束を破るなら人々の健康や環境、また社会を危険にさらす
科学と政治家の関係が危機にさらされている
黙って見ていることはできない
そう締めくくった