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2023/06/12(月) 22:43:09.17ID:R97dE6979札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5地裁に起こされた訴訟で、合憲と判断したのは大阪地裁のみ。札幌と名古屋が「違憲」、東京と福岡は「違憲状態」と判断した。寺原真希子弁護士は「歴史的なこと。裁判所が国会に『人権侵害の状態を直ちに解消せよ』と強く要請している」と話した。
会見に同席した憲法学者の木村草太・都立大教授は「裁判所が何を違憲としたかに注目すると、婚姻の効果や家族になる手段を与えていないことでほぼ一致している。(違憲状態とした判決も)国会の立法義務を認めた点で、違憲判決である」と指摘した。
原告側は、地裁判決への対応を協議している福岡を除き、札幌など既に4カ所で12日までに控訴。東京では今月23日に控訴審が始まる。東京地裁では2021年提訴の2次訴訟も審理が続いている。 (奥野斐)
東京新聞
2023年6月12日 20時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/256221