世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が22日、記者会見を開き、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜)などが生中継した。会見には「協会改革推進本部本部長」の勅使河原秀行氏と福本修也弁護士が出席した。

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 勅使河原氏といえば、当時の新体操選手・山崎浩子さんと合同結婚式で“祝福”を受ける予定だった相手。久々の登場にネットはざわついたが、SNSでは、隣に座った福本弁護士の言動を指摘する声が相次いだ。勅使河原氏に比べて、記者の質問に度々声を荒げ、怒りに任せて回答する様子が印象的だったからだ。

《宗教のことは良く分からないけど、統一教会の弁護士の横柄な態度が、「これが統一教会なんだな~」って感じだった》

《福本修也弁護士のほうがガチ信者っぽいな?? この会見の意味や空気を理解していないようだ。》

《弁護士のくせにこんなに激高してよいの? 見苦し福本修也弁護士》

《福本修也弁護士の態度は完全に相手を威圧し話せなくさせることを意図したものだな。怒りやイライラ感を隠さない。質問してる記者の声も震えてるし…。旧統一教会は反省はしてない。解散命令逃れの上辺の謝罪で、話せば話すほど傲慢さが露わになる。》

 福本弁護士とはどんな人物なのか。1988年東大法学部卒業後、同年司法試験合格。2000年に検事を退官し、弁護士を開業している。08年に福本総合法律事務所を開設している。

 福本弁護士について、ジャーナリスト有田芳生氏のブログ「有田芳生の『酔醒漫録』」(08年10月28日付)ではこう綴られている。

「さて福本修也〈統一教会信者〉弁護士である。検事時代に信者であることが発覚、法務省内部で大問題になったことがある。保岡興治前法務大臣との関係など詳細の公表は先送りする。なぜなら週刊誌が記事にする動きがあるからだ。ここでは一点だけ書いておく。稲見友之(保岡氏の同級生)弁護士が所長を務める平河総合法律事務所から福本弁護士が独立したのは、折り合いが悪くなったからだという。稲見氏が教団の顧問弁護士になったのは保岡氏に頼まれたからであって、非信者の稲見氏にとっては統一教会員の福本弁護士は好ましくない存在だったようだ。」

 福本弁護士は教団の正当性を訴えたかったのだろうが、視聴者には裏目に出たようだ。

日刊ゲンダイ
9/22(木) 17:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/23ae5a4148ecdd204b5c07edc032337f1a254a74