元経済企画庁長官の田中秀征氏は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。

 自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について、「このまま成り行きに任せれば、自民党、そして岸田内閣への不信感がさらなる支持率の急降下を招き、政権の統治力が著しく減衰する」と語った。

 田中氏は、「自民党は、党内に調査会を設置して事実関係を解明する必要がある」と指摘。「調査結果に基づいて国民が納得する厳正な対応をする必要がある」と言う。

 そのうえで、「さらに党として改めての決別宣言も欠かすことはできない。岸田首相は、各政治家の個人としての説明を強調するが、国民の不信はむしろ党に対してのものだ」とし、現在の政権と旧統一教会の関係について、「まるで旧統一教会との連立政権のよう」と指摘した。

毎日新聞
8/24(水) 7:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb3a7dc279ab9588b2f3d4930fd40c696425be5c