世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家との関係が問題になっている中で、山口壯(つよし)環境相の“開き直り発言”が6日までにSNS上で取りざたされた。

 日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」では、過去に旧統一教会のイベントに祝電を送ったことを報道陣に問われた山口壯(つよし)環境相に関して報道。「こういうのって、どこでもそうだと思うけど、いろんなとこから頼まれたら全部出しますね。だから、そんな中で機械的に出したようですけれども全く意識はありません」などと、笑みを浮かべながら発言をしたことを放送した。

 開き直りともとれるこの発言にSNSでは「#山口環境大臣に祝電を頼もう」のハッシュタグがトレンド入り。2万を超えるツイートに広がり「誰にでも祝電を出すそうです」「今日まさにうちの子の誕生日。頼もうかしら」「蚊を2匹たたき落としたので祝電お願いします」「できればハローキティ電報で頼む」「このタグ、センスいいわあ」などの皮肉が飛びかった。

 ミヤネ屋の報道によると、山口環境相は「祝電を出したときは旧統一教会との関係は分からなかったのか?」と改めて質問されると「分からないですね。もう1回言いますよ。どこからでも来たものは全部出してます。よっぽどおかしい団体でなければ。この時にこの団体は分からないわけですよね」と発言し、今後については「もうこれからは出しません。それだけです」と語った。

 ツイッター上では「こちらに祝電が届きましたら、さっそくメルカリに売ろうと思います」「にやにやしてしゃべる内容か?」など憤りの声が止まらなかった。

中日スポーツ
8/6(土) 10:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c979c63be4b954fcbcdd4453c51c1f33205cbae