立民 泉代表“立て直しに向けて協力を” 選挙後初の執行役員会 | NHK | 参院選
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2022年7月12日 19時51分

参議院選挙で改選前の議席を減らした立憲民主党の泉代表は、党の会合で「歯を食いしばって難局を乗り越える」と述べ、党の立て直しに向けて協力を呼びかけました。

今回の参議院選挙で、改選前の23議席を下回る17議席の獲得にとどまった立憲民主党は12日午後、選挙後初めての執行役員会を開きました。

この中で泉代表は「去年の衆議院選挙までは、曲がりなりにも野党がひとまとまりになって戦う環境があったが、それ以降の野党の環境の中で、極めて厳しいかじ取りを強いられた。選挙の総括についてはお盆前ぐらいに行いたい」と述べました。

そのうえで「立憲民主党は、格差が広がる社会にあって絶対に必要な政党であり、われわれは歯を食いしばって、この難局を乗り越え、もっと国民のために働く必要がある。今回の結果について私自身が責任を重く受け止めながら、皆さんの衆知を結集して、党の立て直しを図っていきたい」と呼びかけました。

小川政調会長「党役員を改選し人心を一新すべき」
立憲民主党の小川政務調査会長は、自身のツイッターで、12日の党の執行役員会で「参議院選挙の総括を現在の執行部の最後の仕事とし、その後、党の役員を改選し人心を一新すべきだ」と提起したことを明らかにしました。

そのうえで「代表の進退は一大政局に直結するので、党の危機管理上デメリットも大きい。今後は、第2次泉体制として、思い切った人事を断行するとともに、今回の責任の所在を明らかにすることで、内外に示しをつけていただきたい」としています。