辺野古工事の設計変更めぐる県の申し出 第三者機関が却下
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220712/k10013713701000.html

2022年7月12日 17時30分

アメリカ軍普天間基地の移設工事で、設計変更をめぐる国の対応は違法だとした沖縄県の申し出について、国と地方の争いを調停する総務省の第三者機関は、審査の対象にならないとして却下することを決めました。

アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐっては、予定地にある軟弱地盤の改良工事を行うために、防衛省が申請した設計変更を沖縄県が不承認としましたが、その後、国土交通省は不承認を取り消す決定を行いました。

この決定に対し沖縄県が、ことし5月「違法な国の関与だ」などとして、国と地方の争いを調停する総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」に、審査を申し出たことから、委員会は、双方から書面で提出された意見も踏まえ検討してきました。

そして、12日の会合で「国土交通省の決定は法律に基づく有効なものであり、国地方係争処理委員会の対象となる『国の関与』に該当せず、審査の対象にならない」として、沖縄県の申し出を却下することを全会一致で決めました。

一方、沖縄県は、設計変更を承認するよう国土交通省から是正の指示を受けたことについても審査を申し出ていて、委員会は今月21日に双方から直接意見を聴くことになりました。

官房長官「第三者機関の判断でコメントは控えたい」

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。