参院選の投票日まで1週間を切り選挙戦が白熱するなか、東京選挙区で自民党から出馬している、元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)が再び炎上した。

 NHKの候補者アンケートにほとんど無回答だった件で、生稲氏は6月28日、ツイッターで《私の回答に不備があり申し訳ございませんでした》と謝罪。ミスは事務局責任者によるものだったという。

「コロナ対策」「物価高騰」「社会保障」「金融政策」「防衛費」「夫婦別姓」「同性婚」、「参院選の争点」といった、26あるうち無回答だった問いに改めて回答。

 生稲氏は「誰もが働きやすく、自分らしく生きられる国へ」と主張しているが、無回答だった《Q.同性婚の賛否 同性婚を法律で認めることに賛成ですか。反対ですか》という問いに、《A.反対》と回答。

 こうした主張と相反する回答について、ネット上では疑問視する声が上がっている。

<矛盾してる><自分でボケて自分で突っ込んでる><早くも公約違反><どうぜ自分で考えずに回答したんだろな>

 LGBT当事者らが4日、自民党の国会議員などからなる「神道政治連盟国会議員懇談会」の6月の会合で配布された小冊子に性的少数者への差別的な記述があると、自民党本部前で抗議活動を行ったばかり。

 生稲氏が主張する「誰もが働きやすく、自分らしく生きられる国へ」とは一体、どういった国を思い描いているのか。

日刊ゲンダイ
7/5(火) 16:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d3be6750c4ad8ecbb8acf3e94e1dc937aff445