日本維新の会の森夏枝衆院議員(比例近畿)が、党所属の府議を中傷する文書の作成などに関わったとして、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで京都地検に告発されていたことがわかった。

 告発したのは京都市民らでつくる団体。告発状などによると、森議員は統一地方選を控えた2019年3月、立候補した府議について「祇園の特定のクラブによく飲みに行っている」などとする文書を作り、他の議員らに郵送したとされる。

 府議は否定しており、森議員はその後、郵送を認めて謝罪したという。森議員は、党員の党費を肩代わりしたとして、今年1月に党本部から3か月間の党員資格停止処分を受けた。

読売新聞
2021/05/16 20:17
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210514-OYT1T50090/