政府の新型コロナ分科会の尾身会長は14日朝の国会で、感染者が急増している大阪府について「まん延防止等重点措置」の感染抑止効果が薄ければ、「緊急事態宣言への切り替えも検討すべきだ」と話しました。

 「一番大事なことは今の状況をどう好転するか。特に医療の供給体制、こういうことの中で、いわゆる重点措置で不十分であるという判断があれば、すぐに緊急事態宣言に変えるべき」(コロナ対策分科会 尾身茂会長)

 コロナ対策分科会の尾身会長は14日朝の国会でこのように述べ、感染者が急増する大阪府について、今月5日から適用されている「まん延防止等重点措置」の感染抑止効果が薄ければ、緊急事態宣言への切り替えも検討すべきとの考えを示しました。

 また、病床がひっ迫する大阪に対して、「国がリーダーシップをとり、他の地域から医療従事者を派遣するなどの支援を必要」だと求めました。

TBS NEWS
14日 12時56分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4245757.html