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2021/03/25(木) 08:17:58.13ID:CAP_USER9◆「署名してくれた人に顔向けできない」
「どこにウソがあったのか、すべて暴いて」。旧事務所への家宅捜索を知り、県内在住の主婦が声を震わせた。この女性は家族分も含めて計18万円を活動団体に寄付。「リコールを成功させたい、力になりたい一心だった」と振り返る。
大村知事が実行委員会会長を務めた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、昭和天皇の肖像を含む版画が燃える映像作品が展示され「人が人の画像を燃やすのはおかしい」とリコールに協力。
県外から応援に駆けつけた人への飲食費やマイクなどの備品購入、交通費なども自費で負担し、寄付と合わせ計150万円を運動のために使った。署名集めに駆け回り、体重は5、6キロ減ったという。しかし、疑惑が発覚した今は「本当にばかばかしいことをしてしまった」と後悔する。「お金は勉強代とあきらめられるが、私の呼び掛けで応援に駆けつけてくれたり、署名してくれたりした人たちに顔向けできない」とうつむいた。
◆協力「ないがしろにされた」
昨年8月、インターネット上で寄付金を募るクラウドファンディング(CF)を通して一万円を支援した大阪府の30代男性も「誰がどういう目的で不正をしたのか。事務局は収支報告をすべて正直に出して」と願う。
トリエンナーレの展示に「日本兵を揶揄やゆしている。祖父を侮辱しているように感じた」といい「県外からでも応援しよう」と決めた。返礼品として活動団体会長を務めた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長のサイン入り書籍と、院長の写真が左胸にあしらわれたピンク色のポロシャツが届いた。
名古屋市内の街頭での署名集めにも参加しており「不正疑惑ばかり話題になって、大村知事に異議を唱えたいという人たちの思いがないがしろにされた。本当に悲しい」と嘆く。
活動団体は昨年8月から約3カ月間、CFを実施。約4000万円が集まったと公表している。政治団体として登録しており、今月末までに県選管に収支報告書を提出しなければならない。運動を支援した河村たかし名古屋市長は、CFで集めた資金の使途などを公開するよう、活動団体の田中孝博事務局長に公開質問状を送っている。
東京新聞
2021年03月25日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/93559