元法務大臣の河井克行被告(58)が被告人質問で「お金を差し上げることで私に優しくしてほしかった」などと述べました。

 克行被告は妻の案里元議員(47)の参議院選挙を巡り地元議員などを買収した罪に問われ、これまでの無罪主張をひるがえして起訴内容の大半を認めました。

 24日の被告人質問で克行被告は「地元政界で孤独感や疎外感を深く味わっていた」と話しました。

 そのうえで現金を提供した理由の一つとして「お金を差し上げることで少しでも私を理解して優しくして頂きたいという思いもあった」「妻は選挙活動に純粋で一生懸命だったのに、妻をダシにしてしまった」などと述べました。

 また、2016年に自民党広島県連の会長になれなかったことがきっかけとなり、信頼関係をつくるために地元議員らへの寄付を始めたなどと説明しました。

テレ朝news
2021/03/24 23:31
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