菅首相は24日、10の都府県に出している緊急事態宣言の解除の是非を判断するため、関係閣僚と協議する予定。

さらに政府は、GoToトラベルの段階的再開に向けた調整に入った。

鹿嶋豪心記者が国会記者会館から中継でお伝えする。

政府は、首都圏などで感染者の減少スピードが鈍っていることを警戒しつつも、現時点で3月7日の全面解除には影響しないとみていて、GoToトラベルの段階的な再開にも踏み出す方針。

政府は24日夕方、関係閣僚で協議を行ったうえで、26日の対策本部で、大阪など6府県の宣言を、月末をめどに解除することを決定する方針。

残る首都圏の1都3県の宣言についても、特段の事情がない限り、3月7日に解除することを決定する方向で調整している。

西村経済再生相「3月4月は行事が多い機会なので、感染が再拡大するおそれがあるので、そういうことも頭に置きながら判断したい」

また、政府は、宣言解除後の対応についても、本格的に検討を進めている。

宣言が全面的に解除されれば、GoToトラベルを段階的に再開させる見通しで、当面、少人数での「県内旅行」を対象にする案が検討されている。

GoToの再開時期の検討も含め、政府はあらためて、感染拡大防止と経済の両立という難しい課題に取り組むことになる。

FNN
2/24(水) 11:48配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfe81bd7cc20b0e68ad959bc486ecf1dcd4cb15a