菅首相は23日、就任後初めて開かれた東京五輪・パラリンピック競技大会推進本部(本部長=菅首相)で、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして開催し、東日本大震災の被災地が復興を成し遂げた姿を世界に向けて発信する場にしたい」と述べた。来夏の大会に向けた準備の加速化を関係閣僚に指示した。

 新型コロナ対策については、「大会関係者や観客の感染症対策、自治体の対応、検査のあり方、保健医療体制の確保などについて検討し、実効的な対策を実施をしていく」と強調した。

 推進本部では、海外選手らの入国制限緩和策などが報告された。

読売新聞
2020/10/24 07:07
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20201023-OYT1T50307/