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 カレーがねえ! 自民党の石破茂元幹事長(63)が17日に東京・ホテルニューオータニで開催した政治資金パーティーで、ピリ辛な“5000円カレー事件”が起きていた。

 パーティーは菅義偉首相、岸田文雄前政調会長との総裁選(14日)で3位に敗れた3日後だった。総裁選で“石破潰し”に暗躍したとされる自民党のドン、二階俊博幹事長が講演した。会費は2万円。

「政治資金パーティーは通常、立食形式ですが、新型コロナウイルス禍のソーシャルディスタンスに配慮して、横長のテーブルで行われ、出席者一人ひとりにカレーが提供されました」(出席者の一人)

 石破氏はカレー好きで、自ら作って振る舞うこともあるほど。同氏の公式サイトには好きな食べ物の欄に記載されており「大学時代は4年間カレーを食べつづけた」と付記されている。

 パーティーのテーブルには白米と、いかにも高級そうなカレーのルーが入ったソースポットが置かれた。
 ここでちょっとしたトラブルが発生。当初の想定を上回る支持者や関係者が来場し、出席者全員にカレーが行き渡らなかったのだ。

 さすがに石破氏側に詰め寄る出席者はいなかったが、あちこちから「カレーがねえ!」「食べたかった…」との声が。
 会場からあふれた出席者は急きょ、増設されたモニタールームに移動。カレーの代わりに同ホテル内のレストランで使える5000円の食事券を受け取った。

「石破氏は党内に敵が少なくないのは事実ですが、熱烈な支持者は多い。だから多くの人が来場しました。でも、カレーの代わりに5000円の食事券って。時価5000円のカレーだったということですかね。高い会費を払って出席する政治資金パーティーの楽しみは、食事なんですけど…」と前出の出席者は苦笑い。

 今月いっぱい有効の5000円分食事券をうらめしそうに見つめていた。

東京スポーツ
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