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李洛淵(イ・ナギョン)前務首相は16日、新型コロナウイルスによる肺炎への対応と関連し、「通貨市場安定に向け主要20カ国(G20)との通貨スワップを積極的に締結すべきという提案も政府に上げることにした」と明らかにした。

与党「共に民主党」のコロナ19国難克服委員長を務める李前首相は国会で開かれた国難克服委員会会議後の会見で、「世界経済が前例のない複合危機に陥っていると診断し、非常な対処が必要だということに意見を集約した」としてこのように話した。

李前首相は「いまわれわれの前に置かれた苦難は通貨危機よりもさらに長く広くなる可能性がある。輸出依存度が高い韓国としては通貨危機よりいまがはるかに辛くなるかもしれない」と懸念した。

続けて「大統領が提案したG20テレビ首脳会議が開かれ、世界の金融市場と外国為替市場を安定させる国際共助が本格化することを望む」と述べた。

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