好調なインバウンド(訪日外国人)の陰で激しい競争にさらされている大阪・ミナミのゲストハウスが、韓国人旅行客の激減で更に厳しい経営を強いられている。長期滞在も可能な価格が人気を集めていたが、韓国人の利用客が多かったことに加え、競合施設の乱立で宿泊料金の相場が下がっているためだ。特定の国に頼らない経営への転換を模索するが、不安を口にする経営者は多い。

 昨年、大阪を訪れた訪日外国人は5年前の4倍を超える約1140万人に達し、ホテルよりも安いゲストハウ…

毎日新聞
2019年10月5日 14時00分
https://mainichi.jp/articles/20191005/k00/00m/040/113000c