千葉県などで大きな被害をもたらした台風１５号をめぐって、国会では４日の召集を前に衆議院の特別委員会が開かれ、野党側は政府の初動対応を追及しました。

　「内閣改造をこの時期に断行したというか決行したことを、これについて正しかったんでしょうか」（立憲民主党 岡島一正衆院議員）

　「各関係省庁、また防災担当大臣を含めて、対応策をしっかりとやっておりますので、そこと内閣改造を絡めた話ではない」（西村明宏 官房副長官）

　災害対策特別委員会で、野党側は台風１５号が千葉県などを直撃した直後に政府が内閣改造を行うなどしたため、初動対応が遅れたのではないかと質しましたが、政府側は関係省庁と連携して対応にあたり、問題はなかったとこれまでの主張を繰り返しました。

　また、武田防災担当大臣は、台風１５号などに加えて、先月下旬に九州地方を襲った台風１７号による被害に関しても激甚災害に指定する見通しを示しました。

テレ朝news
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3792177.htm